ジェラード監督の解任に盟友キャラガー氏は「正しい決断だったと思う」辛辣チャントには苦言も
2022.10.25 16:16 Tue
リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガー氏が、アストン・ビラのスティーブン・ジェラード監督解任に理解を示した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。
昨年11月に、スコティッシュ・プレミアシップでレンジャーズを無敗優勝に導いた実績を引っ提げてビラの指揮官に就任したジェラード監督。昨季はプレミアリーグ残留に導いたものの、今季はプレミアリーグ開幕からの10試合で2勝3分け5敗と苦戦。
そして、20日に行われた第12節のフルアム戦で0-3の完敗を喫したことが決定打となり、クラブは試合直後に解任を言い渡した。
イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したキャラガー氏は、リバプール時代からの盟友の解任に無念の思いを示しながらも、クラブの判断は妥当だったと主張。クラブ同様に限界だと感じていたようだ。
「クラブの解任という決断は正しかったと思う。解任の引き金は、フルアム戦の後半にあっただろう。退場者が出るとすべてがうまくいかなくなり、0-1の敗戦どころか、2点、3点と失点を重ねる結果になった」
「スタジアムのファンの反応を見ていても、決断の正しさがわかる。あのチャントやビラサポーターの不満を見た後で、スティービーが日曜のブレントフォード戦でも指揮を執ることはあり得なかったね」
「ファンのフラストレーションは理解できる。私も試合を見ていて辛いものがあった。先週の月曜日、私はフルアム戦の前にスティービーと話したが、彼はブレントフォード戦でも指揮を執れると感じているようだった。だが、フルアム戦を経てそれが不可能になったことは明らかだったし、それは正しい決断だったと思う」
一方で、キャラガー氏はフルアム戦でジェラード監督に向けられた「我々のクラブから出ていけ」、「お前には二度と働き口はない」といったファンからのチャントを批判。ファンであっても、超えてはいけないラインがあると警告している。
「これは彼が友人だから言うのではないが、お金を払って週半ばに遠征するサポーターは、自分たちの懸念を表明することが100%許されると思っているようだ。それは良いことではない」
「彼らは今のチームが少し退屈で、興奮が足りていないと感じたようだ。それでも、スティービーが私の仲間だから思うのかもしれないが、最後の方のチャントは少し一線を越えていたような気もするね」
昨年11月に、スコティッシュ・プレミアシップでレンジャーズを無敗優勝に導いた実績を引っ提げてビラの指揮官に就任したジェラード監督。昨季はプレミアリーグ残留に導いたものの、今季はプレミアリーグ開幕からの10試合で2勝3分け5敗と苦戦。
そして、20日に行われた第12節のフルアム戦で0-3の完敗を喫したことが決定打となり、クラブは試合直後に解任を言い渡した。
解任直後の試合となった23日の第13節ブレントフォード戦では、暫定指揮官となったアーロン・ダンクス氏が采配を振るい4-0で勝利。翌日には、ビジャレアルで指揮を執っていたウナイ・エメリ監督の招へいが発表されている。
イギリス『スカイ・スポーツ』に出演したキャラガー氏は、リバプール時代からの盟友の解任に無念の思いを示しながらも、クラブの判断は妥当だったと主張。クラブ同様に限界だと感じていたようだ。
「クラブの解任という決断は正しかったと思う。解任の引き金は、フルアム戦の後半にあっただろう。退場者が出るとすべてがうまくいかなくなり、0-1の敗戦どころか、2点、3点と失点を重ねる結果になった」
「スタジアムのファンの反応を見ていても、決断の正しさがわかる。あのチャントやビラサポーターの不満を見た後で、スティービーが日曜のブレントフォード戦でも指揮を執ることはあり得なかったね」
「ファンのフラストレーションは理解できる。私も試合を見ていて辛いものがあった。先週の月曜日、私はフルアム戦の前にスティービーと話したが、彼はブレントフォード戦でも指揮を執れると感じているようだった。だが、フルアム戦を経てそれが不可能になったことは明らかだったし、それは正しい決断だったと思う」
一方で、キャラガー氏はフルアム戦でジェラード監督に向けられた「我々のクラブから出ていけ」、「お前には二度と働き口はない」といったファンからのチャントを批判。ファンであっても、超えてはいけないラインがあると警告している。
「これは彼が友人だから言うのではないが、お金を払って週半ばに遠征するサポーターは、自分たちの懸念を表明することが100%許されると思っているようだ。それは良いことではない」
「彼らは今のチームが少し退屈で、興奮が足りていないと感じたようだ。それでも、スティービーが私の仲間だから思うのかもしれないが、最後の方のチャントは少し一線を越えていたような気もするね」
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