セリエAでオールスターゲーム開催へ? リーグ会長が議論スタートを明言「注目に値するアイデア」
2022.09.15 20:42 Thu
チェルシーのトッド・ベーリー会長が提唱するオールスターゲーム開催案に反発する声が上がっているが、好意的な捉え方も浮上しているようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
そんななか、イタリアからは好意的な反応も。セリエAの会長を務めるロレンツォ・カッシーニ氏がイギリス『ANSA』のインタビューに応じ、イタリア国内でのオールスターゲーム開催を本格的に議論していく方針だと口にした。
「セリエAオールスターゲームのアイデアは注目に値する。我々は今後数週間でこのプロジェクトを研究し、関係各所とともに開催のメリット、デメリット、そして開催の時期について評価する」
「1982年8月7日に開催されたヨーロッパ選抜vs世界選抜では、我々(イタリア人)が誇るディノ・ゾフやパオロ・ロッシなどが、ミシェル・プラティニやジーコよりも優れたプレーで観客を魅了した。今でも感動的なまでに覚えているよ」
サッカーの母国、イギリスでは否定的な見方が強いとされるベーリー氏のオールスターゲーム案だが、プレミアリーグより先にセリエAでの開催が実現することになるのだろうか。今後も議論は続きそうだ。
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チェルシーのアメリカ人会長ベーリー氏は先日、ニューヨークで開かれた経済フォーラムで、プレミアリーグのクラブを南北に分けたオールスターゲームの開催を提案。これに対してリバプールのユルゲン・クロップ監督や、マンチェスター・ユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏などが反発。否定的な立場を明確にしている。「セリエAオールスターゲームのアイデアは注目に値する。我々は今後数週間でこのプロジェクトを研究し、関係各所とともに開催のメリット、デメリット、そして開催の時期について評価する」
「1982年8月7日に開催されたヨーロッパ選抜vs世界選抜では、我々(イタリア人)が誇るディノ・ゾフやパオロ・ロッシなどが、ミシェル・プラティニやジーコよりも優れたプレーで観客を魅了した。今でも感動的なまでに覚えているよ」
その一方で「カレンダーや開催方式など、多くの側面を考慮する必要がある。セリエAは将来の世代に向けたモデルでなければならない」と、あくまで慎重に事を進める姿勢も示している。
サッカーの母国、イギリスでは否定的な見方が強いとされるベーリー氏のオールスターゲーム案だが、プレミアリーグより先にセリエAでの開催が実現することになるのだろうか。今後も議論は続きそうだ。
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