ユナイテッド課題の1トップ、テン・ハグはラッシュフォードに大きな期待か

2022.09.12 16:59 Mon
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今季のここまで数字的に上々の滑り出しを切ったと言って良いマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードだが、エリク・テン・ハグ監督がかなり期待しているようだ。

テン・ハグ新監督の下でシーズンインしたユナイテッド。プレミアリーグで開幕2連敗と厳しい船出を強いられたが、トライ&エラーを繰り返しながら、イングランド代表DFハリー・マグワイアを先発から外したりと使う選手も微調整し、目下4連勝と巻き返しに成功している。

そのなかで、課題として解決に至っていないのがストライカーのポジション。プレシーズンの大半を移籍騒動に費やしたFWクリスティアーノ・ロナウドのコンディションや、FWアントニー・マルシャルのケガによる出遅れも相まって、現在はラッシュフォードで落ち着いている。
プレミアリーグ開幕から全6試合で3得点2アシストと結果を出しているといえど、守備ブロックを固める相手に対して手こずる印象も強いラッシュフォードだが、イギリス『サン』によると、ある関係者はテン・ハグ監督が抱く期待感をこう証言しているという。

「監督はマーカスにユナイテッドのNo1ストライカーとして前線を引っ張っていってほしいと思っている。世界最高の選手になれる力があると信じているし、試合で自らを表現してほしがっているんだ」
「彼はいつもチャンスがあれば持ち前のスピードとスキルを生かせと言っている。シーズン20発はイージーだともね。2人の関係は素晴らしく、マーカスも本当に幸せを感じている」

昨季にプロキャリアワーストの公式戦5ゴールに終わったラッシュフォード自身にとっても、今季は再起を期すシーズン。2019-20シーズンから2年連続で20発以上を記録した過去もあるだけに、テン・ハグ監督からの支持を糧に復活のシーズンとしたいところだ。

一方で、ここまで無得点が続くC・ロナウドを巡っては信頼が低下している様子。関係者は「ロナウドがベンチスタートである限り、選手たちは自信をもって自己を表現できる」とチーム内での厳しい現状も紹介したとのことだ。

「彼がピッチにいると、チームはプレッシャーを感じる。ロナウドが戻ってきたとき、選手たちは誰もが喜んだが、プレシーズンの欠席を不満に思っている。ロナウドはスピードに乗り切れず、直感に頼ったプレーが続いているが、それだとテン・ハグのシステムではハマらない」

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“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon
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グリーンウッドがもうすぐパパに! 昨年の逮捕で選手生活ストップ中…今夏が人生の分岐点

選手キャリアがストップしている元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)。もうすぐパパになるようだ。 昨年1月、当時の恋人への暴行容疑などで逮捕され、現在に至るまで所属するマンチェスター・ユナイテッドに復帰できていないグリーンウッド。すでに起訴は取り下げられているが、復帰を巡っては現在もクラブ内に意見の相違があるとされている。 イギリス『サン』によると、ユナイテッドが今夏中にグリーンウッドを売却する可能性は低く、エリク・テン・ハグ監督も「再起のためにレンタル移籍させるべき」と主張。また、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が救いの手を差し伸べているともいわれている。 そんななか、グリーンウッドには妊娠中のガールフレンドがおり、この夏に第一子が誕生する予定とのこと。お相手は大学生で、以前には2人揃ってロンドンの5つ星ホテルに宿泊している様子が目撃されている。 このガールフレンドはつい先日、出産を控える妊婦を祝う安産祈願行事“ベビーシャワー”での写真をSNSに投稿。出産が近づいていることがよくわかる。 また、どうやら2人は結婚を考えているとのこと。グリーンウッドは愛する伴侶、生まれてくる我が子のためにも選手キャリアを立て直していかなくてはならない。今夏が人生の分岐点となるだろう。 2023.07.03 14:31 Mon
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ベンフィカがアルバロ・カレーラスの買取OP行使! ユナイテッドは買戻条項盛り込む

ベンフィカは26日、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)の買い取りオプション行使を発表した。同選手はベンフィカと2029年6月30日までの5年契約にサインした。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカはユナイテッドに600万ユーロ(約10億2000万円)を支払うことになるという。また、両者の契約には買い戻し条項やリセール時の移籍金一部の支払いなどの細かい条項が盛り込まれている。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月からベンフィカにローン先を変更していた。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、現在レバークーゼンで活躍する同胞DFアレハンドロ・グリマルドのような成長曲線を描くことが期待されるところだ。 2024.05.27 07:30 Mon

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