移籍市場最終日にアルトゥール獲得のリバプール、本命はザカリアだった?

2022.09.05 11:47 Mon
Getty Images
リバプールは今夏の移籍市場にユベントスのスイス代表MFデニス・ザカリア(25)の獲得を望んでいたようだ。

MFチアゴ・アルカンタラやMFジョーダン・ヘンダーソン、MFナビ・ケイタら中盤に多くの負傷者が発生したことで、移籍市場終盤に中盤の選手獲得を模索したリバプール。ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイゼス・カイセド(20)やウォルバーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネヴェス(25)などの名前が取り沙汰される中で、最終的にユベントスからブラジル代表MFアルトゥール・メロ(26)を買い取りオプションが付随した1年間のレンタル移籍で獲得した。

バルセロナ時代、チャビ・エルナンデスの後継者としても期待されたアルトゥールにはチアゴ不在時のゲームメイクの役割も期待されるが、実際にはリバプールの本命は別にいた模様。イタリア『カルチョメルカート』によると、クラブはアルトゥールと同じくユベントスに所属するザカリアをトップターゲットに定めていたとのことだ。しかし、金銭面で合意できず、次善策としてアルトゥール獲得の交渉を開始したという。
なお、ザカリアはその後、オファーがあったチェルシーに1年間のレンタル移籍が決定。アルトゥールと同じく、今シーズンはプレミアリーグでのプレーが決定している。

デニス・ザカリアの関連記事

モナコの日本代表MF南野拓実が今季のリーグ戦5ゴール目を記録した。 12日、リーグ・アン第29節でモナコはホームにマルセイユを迎えた。 2位と3位の上位対決となった試合。南野は左サイドで先発出場を果たすと、早速ゴールでチームに貢献する。 34分、ブリール・エンボロからのパスに反応したミカ・ビエレスがボ 2025.04.13 12:00 Sun
リーグ・アン第29節、モナコvsマルセイユが12日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、ホームのモナコが3-0で勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は70分までプレーした。 前節、パリ・サンジェルマンの優勝が決定したなか、残留争いとともに注目が集まるチャンピオンズリーグ(CL)出場権争い。 勝ち点50で3位につけ 2025.04.13 01:59 Sun
南野拓実の所属するモナコは5日、リーグ・アン第28節でブレストと対戦し1-2で敗戦した。南野は前半のみのプレ-となった。 前節ニースとの上位対決を制した2位モナコ(勝ち点50)が、リーグ戦3試合負けなしの8位ブレスト(勝ち点40)のホームに乗り込んだ一戦。南野は[4-4-2]の左MFで先発出場している。 試 2025.04.06 07:10 Sun
2025年のリーグ・アン(フランス1部)のサラリーランキングが、フランス『レキップ』によって発表された。 2024年はパリ・サンジェルマン(PSG)のFWキリアン・ムバッペが月給600万ユーロ(約9億7000万円)と破格の金額でランキングトップに君臨していたが、その最高給取りがレアル・マドリーに移籍したことで、今 2025.03.26 17:00 Wed
リーグ・アン第21節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsモナコが7日にパルク・デ・プランスで行われ、4-1でPSGが勝利した。モナコの南野拓実は63分までプレーしている。 公式戦11試合負けなしで首位を独走するPSG(勝ち点50)は、ミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・フランスのル・マン戦からスタメンを7人変更 2025.02.08 08:45 Sat

リバプールの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri
父親のマンチェスターへの訪問が話題となっているレバークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(22)だが、実際はリバプールのためだったようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。 レバークーゼンで10番を背負い、ドイツ代表を含めて将来への大きな期待が持たれているヴィルツ。今夏の移籍市場では、大きな注目を集めて 2025.05.15 13:50 Thu
2024年夏には多くのヨーロッパのクラブが来日した中、2025年夏も世界最高峰のプレーを目にすることができそうだ。 この記事では、ジャパンツアーの試合日程や対戦カード、放送予定、チケット販売情報などをまとめた。 ◆来日クラブ(5/12 時点) 【イングランド】 リバプール(遠藤航) 【スペイン 2025.05.15 12:00 Thu

記事をさがす

デニス・ザカリアの人気記事ランキング

1

元リバプールのヘンダーソンがモナコ移籍で“ほぼ合意”か 実現すれば南野拓実と再会

アヤックスのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソン(34)がモナコ移籍に向かうようだ。 かつてリバプールで主将も務め、公式戦492試合の出場数をマークしたヘンダーソン。2023年夏のアル・イテファク移籍で流行りのサウジアラビア行きを決断したが、昨年1月に契約を解消し、アヤックスで欧州復帰を果たした。 そのアヤックスでもキャプテンを任され、ここまで公式戦32試合の出場数を積み上げるが、フランス『レキップ』が「モナコにヘンダーソンを巡って大きな動き」とレポート。交渉中とも綴る。 モナコは稼働率の悪さが目立つデニス・ザカリアの不安を解消すべく、今冬に新たな中盤探し。そこで経験が豊富で、すぐに活躍も見込め、統率も期待できるヘンダーソンに白羽の矢を立てたとされる。 急に湧いて出たモナコの関心報道だが、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ヘンダーソンはサインに近づき、2026年夏までの完全移籍でほぼ合意という。 また、ヘンダーソンとモナコは次のステップに向けても準備万端と綴られ、このまま移籍へと向かう様相。実現すれば、南野拓実にとってリバプール時代の同僚と再会となるが、いかに。 2025.01.31 12:10 Fri
2

スイス代表が本大会に臨む26名を発表!ドルトムント移籍のGKコベルが選外に《ユーロ2020》

スイスサッカー協会(SFV)は5月31日、ユーロ2020に向けたスイス代表メンバー26名を発表した。 ウラジミール・ペトコビッチ監督は、19日に発表していた29名の候補メンバーから同日にドルトムとへの移籍が発表されたGKグレゴール・コベルやFWアンディ・ゼキリ(ブライトン)、FWダン・エンドイエ(ニース)の3名を選外とした。 そして、登録メンバーにはGKヤン・ゾンマー(ボルシアMG)やMFグラニト・ジャカ(アーセナル)、MFジェルダン・シャキリ(リバプール)、DFマヌエル・アカンジ(ドルトムント)、FWハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ)など主力を順当に選出した。 スイスはユーロ2020でトルコ代表、イタリア代表、ウェールズ代表とグループAで同居。12日にウェールズ、16日にイタリア、20日にトルコと対戦する。 今回は発表されたメンバーは以下の通り。 ◆スイス代表候補メンバー26名 GK ヤン・ゾンマー(ボルシアMG/ドイツ) イボン・ムボゴ(PSV/オランダ) ヨナス・オムリン(モンペリエ/フランス) DF ベチル・オメラギッチ(チューリッヒ) エライ・キュメルト(バーゼル) シルヴァン・ヴィドマー(バーゼル) ジョルダン・ロトンバ(ニース/フランス) ロリス・ベニート(ボルドー/フランス) ケビン・ムバブ(ヴォルフスブルク/ドイツ) マヌエル・アカンジ(ドルトムント/ドイツ) ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド) MF エジミウソン・フェルナンデス(マインツ/ドイツ) ジブリル・ソウ(フランクフルト/ドイツ) シュテファン・ツバー(フランクフルト/ドイツ) デニス・ザカリア(ボルシアMG/ドイツ) レモ・フロイラー(アタランタ/イタリア) グラニト・ジャカ(アーセナル/イングランド) ジェルダン・シャキリ(リバプール/イングランド) FW ハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ/ポルトガル) ブリール・エンボロ(ボルシアMG/ドイツ) アドミール・メーメディ(ヴォルフスブルク/ドイツ) ルベン・バルガス(アウグスブルク/ドイツ) マリオ・ガブラノビッチ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) クリスティアン・ファスナハト(ヤング・ボーイズ) 2021.06.01 07:02 Tue
3

スパーズ、中盤のターゲットは3選手か? 屈強な守備的MFにプレースキックの名手

トッテナムは中盤の補強候補として3選手をリストアップしているようだ。 新シーズンに向けてスカッド刷新を図るトッテナム。現時点ではイングランド代表FWハリー・ケインの慰留、あるいは退団に備えた新たなストライカーの獲得を最優先事項とし、さらに手薄なセンターバックと右サイドバックのオペレーションを進めている。 一方で、中盤ではフランス代表MFムサ・シソコ(31)、同MFタンギ・エンドンベレ(24)に退団の可能性が浮上。とりわけ、前者に関してはヌーノ・エスピリト・サント監督の構想から外れていると見られており、今夏の売却が有力視されている。 そのため、クラブはシソコに代わる新たな守備的MFとしてスポルティング・リスボンのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(26)と、ボルシアMGのスイス代表MFデニス・ザカリア(24)の2選手をリストアップしているようだ。 ブラガでの2年間の武者修行を経て昨夏、スポルティングに復帰したパリーニャは、190cmの恵まれた体躯を生かしたボールハントに長けた守備的MFで中盤の底からも的確にパスを散らせるホールディングMFだ。 昨シーズンはスポルティングの主力MFとして久々のプリメイラ・リーガ制覇に貢献し、その活躍によって今年3月にポルトガル代表デビュー。ユーロ2020でも2試合に出場した。 ポルトガル『A BOLA』によると、ヌーノ監督はウォルバーハンプトン時代にもパリーニャに強い関心を示しており、クラブに対して獲得を強くリクエストしているようだ。 一方、ザカリアに関しては以前から関心が伝えられており、ドイツ『ビルト』によると、今夏のボルシアMG退団希望を明言しているスイス代表に対してトッテナムは、アーセナルやエバートンと共に有力な新天地候補のひとつとして挙がっているという。 また、トッテナムは今夏の優先補強ポジションとして、クリエイティブなMFの獲得を進めており、サウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズ(26)の獲得にも動いているようだ。 イギリス『テレグラフ』によると、今夏アストン・ビラが熱視線を注いでいるウォード=プラウズに対して、トッテナムも獲得に向けた動きを見せているという。 セントラルMFや右サイドハーフを主戦場とするウォード=プラウズは、厳密にはクリエイティブなMFとは言えないが、プレミアリーグ屈指の右足のキックを武器に昨シーズンのリーグ戦では38試合8ゴール7アシストという見事な数字を残している。 デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンの退団以降、右利きのプレースキッカー不在に悩むクラブにとっては、プレースキックの名手の獲得は効果的な補強と考えられる。 また、中盤の主軸を担うデンマーク代表MFピエール=エミ-ル・ホイビュルクとはサウサンプトンで共にプレーしており、チーム適応をスムーズにさせるはずだ。 2021.08.12 17:00 Thu
4

チェルシーMFギャラガーにウェストハムが関心? ライス放出で中盤補強が急務、移籍金は72.4億円程度か

ウェストハムがチェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)の獲得に関心を示しているという。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 チェルシーの下部組織出身のギャラガー。チャールトン、スウォンジー、WBA、クリスタル・パレスへの武者修行を経験。2022年7月に正式にファーストチームに昇格した。 そのギャラガーはチェルシーでのデビューシーズンとなると、プレミアリーグで35試合に出場し3ゴール1アシスト。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合に出場するなど、公式戦45試合に出場した。 イングランド代表としても7試合プレー。若くしてチームの軸となり、将来も大きく期待されている。 そのギャラガーはチェルシーと2025年夏まで契約を残しており、クラブも契約延長を検討しているとのこと。ただ、他クラブも黙ってはいない。 イングランド代表MFデクラン・ライス(24)がアーセナルへと完全移籍したウェストハムは、ギャラガーに関心。中盤の補強に動く中で、ターゲットの1人として検討しているという。 ウェストハムはフルアムのジョアン・パリーニャの獲得を目指すも、4500万ポンド(約81億4000万円)のオファーは拒否されていた。また、サウサンプトンのイングランド代表MFジェームズ・ウォード=プラウズやユベントスのスイス代表MFデニス・ザカリア、アヤックスのメキシコ代表MFエドソン・アルバレスにも関心を持っているとされている。 チェルシーはギャラガーとの契約延長を求めながらも、移籍金としては4000万ポンド(約72億4000万円)程度と考えているとのこと。ウェストハムはライスの資金もあるため、獲得するのは難しくない状況だが、果たしてどういった結末を迎えるだろうか。 2023.07.19 15:08 Wed
5

アムラバトにユベントスも関心、指揮官が若手MF3人を構想に含めず

フィオレンティーナのモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(26)にユベントスも関心を寄せているようだ。 カタール・ワールドカップ(W杯)での活躍をキッカケに移籍市場の注目株となったアムラバト。さっそく今年1月に移籍を希望したことでフィオレンティーナとの関係性が微妙なものとなり、今夏もここ最近はマンチェスター・ユナイテッドが獲得に乗り出していると報じられている。 他にもアトレティコ・マドリーやサウジアラビア行きが噂されるも、これといった続報はなく、行き先としてはユナイテッド一択とも考えられた状況。だが、イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスもスポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏が興味深い選択肢の1つとしてアムラバトを追っているという。 現在はスイス代表MFデニス・ザカリア(26)のモナコ行きが目前となっており、マッシミリアーノ・アッレグリ監督はU-21イタリア代表MFのファビオ・ミレッティ(20)とニコロ・ロベッラ(21)、イタリア人MFハンズ・ニコルッシ・カヴィーリャ(23)という若手セントラルハーフ3人を今シーズンの構想に含めていないとのことだ。 ザカリアはともかく若手3人までもを武者修行などの形で放出するとなると、手元に残る即戦力のセントラルハーフはイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリ、イタリア代表MFニコロ・ファジョーリ、フランス代表MFアドリアン・ラビオ、フランス代表MFポール・ポグバの4人だけに。ロカテッリ以外の3人はケガも抱えている状況だ。 ジュントリSDは若手よりも中堅・ベテランを重宝する傾向にあるアッレグリ監督の意向を受け、アムラバトを注視しているといったところだろう。 2023.08.12 14:28 Sat

リバプールの人気記事ランキング

1

リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去

▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu
2

リバプールFWジョタ、控えだった南野拓実やオリジを語る「彼らがどれだけ重要な存在であったか」

リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、モナコへと移籍した日本代表MF南野拓実について言及した。 2020年9月にウォルバーハンプトンから完全移籍で加入したジョタ。リバプールのアタッカー陣において、激しいポジション争いが待っていると思われたが、開幕戦でいきなりゴールを決めるなど、プレミアリーグで35試合に出場し15ゴール6アシストを記録していた。 チームにとって欠かせない選手に一気に上り詰めた一方で、冬にはFWルイス・ディアスが加入。ポジション争いのライバルが増える中で、最後まで出番を得続けていた。 しかし、今夏は控えに甘んじていた南野がモナコへ完全移籍。また、ベルギー代表FWディヴォク・オリジはミラン、セネガル代表FWサディオ・マネはバイエルンと3人がチームを去ることに。一方で、ベンフィカからウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが加入した。 今シーズンもメンバーは変わりながらもポジション争いが待っているジョタだったが、負傷の影響で今シーズンはまだプレーできず。ただ、復帰も近づいているという。 そのジョタはイギリス『スカイ・スポーツ』の独占インタビューで昨シーズンのことやプレーについてコメント。その中で、昨季のポジション争いにも言及し、南野やオリジの存在は大きかったと語った。 「ディボクとタキがプレーしていた時、どれだけ重要な存在であったかはわかっているよ。今シーズンも、それと同じようにしたいね」 「特に、去年と同じように、もう一度全てを賭けるつもりだ。全員が必要なことは分かっている。全員が重要な存在になる」 「その時のために、準備しなければいけない」 ポジション争いがある中で、それぞれがしっかりと準備をし続ける必要があるとしたジョタ。開幕3試合勝利がないチームを救う活躍を見せられるかに注目だ。 2022.08.25 05:50 Thu
3

今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」

現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon
4

浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!

▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu
5

リバプールFWに隠された秘密…ジオゴ・ジョタは実は本名じゃなかった、その理由とは?

リバプールで輝きを放つポルトガル代表FWジオゴ・ジョタ。チームに欠かせない存在となっているが、彼には公の秘密がある。リバプールファンの方ならご存知かもしれない。 ジオゴ・ジョタの背中を見たことがあれば、ご存知の方も多いはず。彼の背中の名前は、「DIOGO J.」となっている。 素直に読んで「ジオゴ・ジョタ」の略だと思うだろう。これはリバプールのみならず、ポルトガル代表でもその表記となっており、誰もが疑いなくその名前を見ている。 ジョタはポルトガルのポルトで生を受け、両親からは「ジオゴ・ジョゼ・テイシェイラ・ダ・シウバ」と名付けられた。ジョタはどこにも存在しないのだ。 ジオゴ・ジョタという名前は本名ではない。前述の「DIOGO J.」はサッカーを始めた時からつけている名前。「シウバ」はポルトガルで最も一般的な姓として知られており、差別化を図るために「DIOGO J.」にしていた。 この「J.」は「ジョゼ」を表しており、本来であれば「ジオゴ・ジョゼ」になるはずだ。しかし、通称は「ジオゴ・ジョタ」となっている。 アルファベットの「J」は「ジェイ」と呼ぶことは当然ご存知のはず。これをポルトガル語で読むと、「ジョタ」になる。スペイン語であれば「ホタ」となるが、この「J」がそのまま読まれたため、「ジオゴ・ジョタ」となったのだ。子供の頃から、周りに「DIOGO J.(ジオゴ・ジョタ)」と呼ばれた少年は、その名が親しまれることになったのだ。 リバプールに加入する前、ジオゴ・ジョタはウォルバーハンプトンに所属していた。そのウォルバーハンプトンでは、プレミアリーグに昇格する前のアトレティコ・マドリーからのレンタル期間はチャンピオンシップ(イングランド2部)で戦っていたが、その際の背中の表記は「Silva」だった。 これはEFLのルールで全選手が本名を背中につける必要があったため。そのため、本名の「Silva」を背負ってプレーしていたが、プレミアリーグ昇格後は「DIOGO J.」に変更していた。そして、それが現在も続いているということ。彼は「ジオゴ・ジョタ」という名前ではなかった。 <span class="paragraph-title">【写真】「シウバ」時代の「ジオゴ・ジョタ」</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/jota220410_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/jota220410_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;" id="cws_ad" class="desc">Getty Images<hr></div> 2022.04.10 21:25 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly