エバートンでも復活できずのデレ・アリ…ベシクタシュへの移籍に前向きか
2022.08.17 17:54 Wed
エバートンのイングランド代表MFデレ・アリ(26)に、ベジクタシュ移籍の可能性が浮上している。
イギリス『ガーディアン』ら複数メディアによると、そんな悩める天才に対してはトルコのベシクタシュがレンタルでの獲得に関心を示している模様だ。デレ・アリ本人も復活に向けて出場機会を強く希望しており、プレミアリーグからの都落ちとなっても移籍に前向きと報じられている。
なお、エバートンは低調なパフォーマンスに終始するデレ・アリに対してすでに見切りをつけており、加入からわずか半年ながら移籍を止めるつもりはないようだ。
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10代の頃は“神童”として高い評価を受け、2015年夏に加入したトッテナムでは卓越したセンスとテクニックを武器に主力として活躍したデレ・アリ。しかし、近年は度重なる負傷や素行不良でパフォーマンスは低下する一方で、昨年就任したアントニオ・コンテ監督から構想外の扱いを受けると、今年1月にエバートンへ移籍した。同胞であるフランク・ランパード監督の下でのキャリア再生が期待されたデレ・アリだが、ここでも信頼は掴めず。昨シーズンはプレミアリーグでの先発がわずか2試合にとどまると、今シーズンも開幕から2試合続けてベンチスタートになるなど、加入当初に期待されていた存在感は発揮できていない。なお、エバートンは低調なパフォーマンスに終始するデレ・アリに対してすでに見切りをつけており、加入からわずか半年ながら移籍を止めるつもりはないようだ。
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デレ・アリが壮絶な半生語る…幼少期の性的虐待被害、麻薬取引、薬物依存症…
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ダイアー、壮絶半生明かした“弟”デレ・アリを思い涙…「彼のためにもっと何かできなかったのか、それに腹を立てている」
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NBAのレジェンドであるジェイソン・キッド氏(52)が、プレミアリーグのエバートンのオーナーグループに加わることになった。 エバートンは24日、NBA屈指の名ポイントガードが『フリードキン・グループ』傘下の『ラウンドハウス・キャピタル・ホールディングス』に加わったことを発表した。 キッド氏は、現役時代にダラス・マーベリックス、フェニックス・サンズ、ニュージャージー・ネッツといったチームで活躍。NBAオールスターに10回選出され、アメリカ代表チームでは2000年と2008年にオリンピックで金メダルを獲得した。 現役引退後はブルックリン・ネッツ、ミルウォーキー・バックス、ロサンゼルス・レイカーズらでの指導を経て2021年から古巣マーベリックスでヘッドコーチを務めている。 今回の発表を受け、キッド氏は「この重要な時期にエバートンのオーナーシップに加わることができ、光栄です。新スタジアムの完成が目前に迫り、明るい未来が待ち受けている今、チームに加わることができて光栄です」とコメントしている。 一方、エバートンのエグゼクティブチェアマンを務めるマーク・ワッツ氏はスポーツ界において選手・コーチとして幅広い知見を持つキッド氏が、さまざまな分野でクラブに利益をもたらすことを期待している。 「フリードキン・グループとエバートン取締役会を代表し、ジェイソン氏をオーナーシップ・グループに迎えることを大変嬉しく思います」 「NBA屈指の選手であり、今や成功を収めたコーチである彼の知識と勝利へのメンタリティは、エバートンにとって計り知れない財産となるでしょう」 「彼は多くのスポーツファンに尊敬されるリーダーであり、誰もが知る人物です。この歴史あるクラブのより明るい未来を築くために、共に努力する中で、ハイパフォーマンスへの理解を深めてくれるでしょう」 2025.04.25 14:10 Fri4
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu5