理想のパスが出てこず苛立ったムバッペがプレーを放棄…監督は「コンディション面で問題があった」と擁護

2022.08.16 12:02 Tue
Getty Images
パリサンジェルマン(PSG)のクリストフ・ガルティエ監督がフランス代表FWキリアン・ムバッペを擁護している。
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PSGは13日、リーグ・アン第2節でモンペリエと対戦し5-2で勝利。ムバッペも先発すると、PK失敗もあったものの1ゴールをマークし、86分までプレーしていた。
しかし、前半アディショナルタイムには物議を醸す場面があった。カウンターからPSGの攻撃に転じ、一気にチャンスになろうかというシーンで。ムバッペは前線に疾走。ボールを持っていたMFヴィティーニャにパスを要求した。

だが、相手のプレッシャーを受けていなかったヴィティーニャは自らボールを持って持ち上がることを選択。すると、ムバッペは明らかに不服そうに手を挙げ、そのまま走ることを止めてしまったのだ。

その後、ヴィティーニャはリオネル・メッシアクラフ・ハキミとのコンビネーションでシュートまで持ち込んだものの、歩いていたムバッペがゴール前まで行くことはなかった。
批判されてもおかしくない行為だが、この件についてガルティエ監督は、ムバッペはケガ明けの試合で疲れていたと擁護している。

「キリアンは3週間前に最後の試合を行ったので、彼にとってフィジカル面でタフになることは分かっていた」

「彼は負けず嫌いだ。本人は早く元気になりたいと思っているが、トッププレイヤーにとってそれは簡単ではない。100パーセントを取り戻すには少し時間がかかるものだ」

「100パーセントの力を取り戻したとき、彼はさらに大きな力を発揮するだろう。得点が好きな選手、得点を取りたい選手がいる。チームメイトと比較して、彼が失望したのは普通のことだ」

モンペリエ戦では、2本目のPKキッカーを巡ってネイマールとの関係に亀裂が生じたとも報じられているムバッペ。レアル・マドリー移籍を蹴っての残留となった今シーズンだが、早くも問題が生じている。



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