ニコが買取OPなしの1年ローンでバレンシアへ! バルサと26年まで契約延長の上で
2022.08.13 18:57 Sat
バレンシアは13日、バルセロナからU-21スペイン代表MFニコ・ゴンサレス(20)の獲得を発表した。契約は2023年6月30日までのレンタルとなる。
また、バルセロナはニコを貸し出すにあたり、2024年6月30日までの契約を新たに2026年6月30日まで延長。契約解除金も10億ユーロ(約1369億2000万円)に設定し直され、買取オプションなしのレンタルだという。
ニコは11歳の頃にバルセロナの門を叩いて以降、アカデミーで順調な成長曲線を描き、昨季のラ・リーガ開幕戦でトップチームデビュー。プロ1年目からリーグ戦27試合に出場と上々のデビューシーズンを過ごした。
ところが、今季に向けてはコートジボワール代表MFフランク・ケシエが加わり、中盤のポジション争いが激化。選手本人は出場機会を優先しての移籍を望むとされ、バレンシア行きの報道が加熱している状況だった。
バレンシアは今季からジェンナーロ・ガットゥーゾ体制に。その新監督の願いが叶ってのバレンシア入りとされるニコはFWサム・カスティジェホ、FWウーゴ・ドゥロ、FWサムエウ・リーノに続く今夏の新戦力となる。
また、バルセロナはニコを貸し出すにあたり、2024年6月30日までの契約を新たに2026年6月30日まで延長。契約解除金も10億ユーロ(約1369億2000万円)に設定し直され、買取オプションなしのレンタルだという。
ニコは11歳の頃にバルセロナの門を叩いて以降、アカデミーで順調な成長曲線を描き、昨季のラ・リーガ開幕戦でトップチームデビュー。プロ1年目からリーグ戦27試合に出場と上々のデビューシーズンを過ごした。
バレンシアは今季からジェンナーロ・ガットゥーゾ体制に。その新監督の願いが叶ってのバレンシア入りとされるニコはFWサム・カスティジェホ、FWウーゴ・ドゥロ、FWサムエウ・リーノに続く今夏の新戦力となる。
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バルサが来日した3選手に戦力外通告へ…財政面を改善しなければ補強に動けず
バルセロナが3選手に対して戦力外通告を行うことになるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガを見事に制覇。先日は来日し、ヴィッセル神戸と対戦するなど、日本のファンも沸かせた。 一方で、復帰を熱望していたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシに関しては、獲得ならず。2年前に起きた悲しい別れを払拭できず、再び残念な知らせをファンに伝えることとなってしまった。 その要因の1つは、慢性的な財政難。メッシがパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍することに繋がった要因でもあるクラブの財政問題は、今なお残っており、今シーズンも選手登録の問題が起こるほどだった。 ただ、一向に解決されず、その結果再びメッシを手にすることができない事態に。一刻も早くこの状況を解決するため、選手に対して戦力外を伝えることにすることとなったようだ。 担当するのはスポーツ・ディレクター(SD)のマテウ・アレマニー氏。対象の選手は、コートジボワール代表MFフランク・ケシエ(26)、スペイン代表FWアンス・ファティ(20)、スペイン代表FWフェラン・トーレス(23)の3名だという。 ケシエに関しては、満足いくオファーが来た場合はチームを去ることも受け入れる気があるとされており、リバプールやインテルが候補としてあがっている。 一方で、アンス・ファティとフェラン・トーレスはクラブを去る気はないと明示。チャビ・エルナンデス監督も、控えの立ち位置に置くことを決めているとされ、退団することがキャリアにとっても最善の選択であるということを代理人のジョルジュ・メンデス氏からも伝えてもらっているようだ。 また、フェラン・トーレスに関しては移籍金の回収ができていない状況。約4500万ユーロ(約67億5000万円)ほどの赤字になると見られており、全てを回収することは不可能と考えられているようだ。 いずれにしても、バルセロナはこのままでは再び動くことができず、次のステップに踏み出せない状況。できるだけ早くチームから退団させ、選手補強に動きたいところ。ケシエとアンス・ファティをとにかく放出すれば、1人目に手を出せるという。 なお、バルセロナはアスレティック・ビルバオのスペイン代表DFイニゴ・マルティネス(32)、マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(32)の獲得を目指しており、フリーで加入となるため、問題はサラリー。ラ・リーガが定めるサラリーキャップの問題もあり、とにかく財政面での余裕を持たない限りは何も実現しないこととなる。 2023.06.10 21:28 Sat5
元リバプールFWフィルミノがまさかの扱いに…アル・アハリが外国人枠問題でキャプテンを外す決断、今季リーグ戦5ゴール
アル・アハリ・サウジの元ブラジル代表FWロベルト・フィルミノがまさかの扱いを受けることとなってしまった。スペイン『アス』が伝えた。 かつてリバプールでプレーしたフィルミノ。2023年7月にサウジ・プロ・リーグのアル・アハリに完全移籍した。 多くの選手がサウジアラビアに渡った中、フィルミノはチームでキャプテンを務める存在に。今シーズンはサウジ・プロ・リーグで17試合に出場し5ゴール3アシストを記録。AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)でも6試合で3ゴール2アシストと結果を残している。 しかし、そのフィルミノに対し、アル・アハリは選手登録を外す決断を下すこととなった。 キャプテンを務め、結果も残しているフィルミノだが、チームを指揮するマティアス・ヤイスレ監督が登録外にすることを決断。その理由は、外国人枠の問題だという。 サウジ・プロ・リーグでは、1チーム当たりの外国人選手を10名に制限。さらに、2名は21歳以下である必要がある。 アル・アハリには、GKエドゥアール・メンディ(セネガル)、DFロジェール・イバニェス(ブラジル)、DFメリフ・デミラル(トルコ)、DFマッテオ・ダムス(ベルギー)、DFエズジャン・アリオスキ(北マケドニア)、MFアレクサンデル(ブラジル)、MFフランク・ケシエ(コートジボワール)、MFガブリ・ベイガ(スペイン)、MFガレーノ(ブラジル)、FWリヤド・マフレズ(アルジェリア)、FWイヴァン・トニー(イングランド)、そしてフィルミノと12名の外国人選手がいる。 クラブはメンディ、イバニェス、ケシエ、デミラル、ガブリ・ベイガ、トニー、マフレズ、アレクサンデル、ダムスに加え、冬にポルトから獲得したブラジル代表MFガレーノを選択。この結果、フィルミノはリーグ戦に出られなくなってしまった。 なお、ACLEには登録制限はなく、出場資格は残るために出番を得る可能性はあるが、アル・ヒラルに所属していたブラジル代表FWネイマールと同じ状況に。ネイマールはケガの問題もあったが、その後古巣のサントスに復帰していただけに、フィルミノのサウジアラビアでのキャリアが終わりを迎える可能性もある。 2025.02.09 22:45 Sunバレンシアの人気記事ランキング
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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.27“ベニテスの堅守速攻”2冠達成/バレンシア[2003-04]
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