グラスナー監督がUEFAスーパーカップ制覇へ意気込む! 不在コスティッチ退団も認める…
2022.08.10 14:12 Wed
フランクフルトを率いるオリバー・グラスナー監督が、UEFAスーパーカップに向けた意気込みを語った。
グラスナー監督は、マドリーの強さを認めながらも「またトロフィーを手にしてフランクフルトに戻りたい」と、タイトル奪取への意気込みを語っている。クラブ公式サイトがオーストリア人指揮官のコメントを伝えている。
「レアルはボールを持つととても心地よく見えるし、時にはとても高い位置から攻撃してくる。我々はコンパクトなディフェンスから、自信を持って、情熱的に、積極的に、そしてスピリットを持ってプレーしたい。もちろん、セットプレーから危険なプレーをしたい」
「しかし、彼らはベンゼマだけではない。彼に加えて、ロドリゴ、ヴィニシウス、バルベルデ…。我々はコンパクトに守らなければならない。我々にとって、非常に特別な相手との非常に大きな試合だ。ただ、我々には恐れではなく野望がある。試合には常にチャンスがあるし、我々は昨年それを示した」
「勝敗はディテールによって決まるはずだ。相手の長所をできる限り消す必要がある。レアルに問題を起こせるという自信はあるし、目的は明確で、またトロフィーを手にしてフランクフルトに戻りたい」
さらに、格上撃破に向けたキーマンの一人となるMFマリオ・ゲッツェに対しては、その豊富な経験への期待を口にしている。
「彼のようなプレーヤーが仲間になるのは嬉しいことだ。彼はチャンピオンズリーグで60試合以上出場した経験がある。彼が先発するかどうかはまだ決まっていないが、その存在我々の助けになるはずだ」
一方、今回の一戦では昨季のEL制覇の立役者となったMFフィリップ・コスティッチが不在に。ユベントス行きが決定的と見られる中、グラスナー監督はエースの退団を認めている。
「彼は質の高いプレーヤーであり、我々がが失ったプレーヤーでもある。我々は彼に別れを告げる。もちろん、彼の退団は我々を弱体化させることになる。彼は他のところへ行くことを求め、明日はプレーしない。私は彼にヒーローのように去るようにと話したよ。そういうわけだ」
「明日システムを変更するつもりはないが、時間が経てばいろんなことが分かるはずだ。監督の仕事は常に、使えるプレーヤーで可能な限り最高のシステムでプレーすることであり、これから数週間、それを実行するつもりだ」
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昨シーズンのヨーロッパリーグ(EL)を制したフランクフルトは10日、フィンランドのヘルシンキ・オリンピックスタジアムでチャンピオンズリーグ(CL)王者のレアル・マドリーと対戦する。先週末に行われたブンデスリーガ開幕戦ではバイエルン相手に1-6の大敗を喫し、今回のビッグマッチに向けては大きな不安を残すところだ。「レアルはボールを持つととても心地よく見えるし、時にはとても高い位置から攻撃してくる。我々はコンパクトなディフェンスから、自信を持って、情熱的に、積極的に、そしてスピリットを持ってプレーしたい。もちろん、セットプレーから危険なプレーをしたい」
「当然、レアルに対しては特に優れた守備が必要であり、チャンピオンズリーグの歴史の中で最高の得点者の一人であるベンゼマのようなアタッカーが前にいる場合はなおさらだ」
「しかし、彼らはベンゼマだけではない。彼に加えて、ロドリゴ、ヴィニシウス、バルベルデ…。我々はコンパクトに守らなければならない。我々にとって、非常に特別な相手との非常に大きな試合だ。ただ、我々には恐れではなく野望がある。試合には常にチャンスがあるし、我々は昨年それを示した」
「勝敗はディテールによって決まるはずだ。相手の長所をできる限り消す必要がある。レアルに問題を起こせるという自信はあるし、目的は明確で、またトロフィーを手にしてフランクフルトに戻りたい」
さらに、格上撃破に向けたキーマンの一人となるMFマリオ・ゲッツェに対しては、その豊富な経験への期待を口にしている。
「彼のようなプレーヤーが仲間になるのは嬉しいことだ。彼はチャンピオンズリーグで60試合以上出場した経験がある。彼が先発するかどうかはまだ決まっていないが、その存在我々の助けになるはずだ」
一方、今回の一戦では昨季のEL制覇の立役者となったMFフィリップ・コスティッチが不在に。ユベントス行きが決定的と見られる中、グラスナー監督はエースの退団を認めている。
「彼は質の高いプレーヤーであり、我々がが失ったプレーヤーでもある。我々は彼に別れを告げる。もちろん、彼の退団は我々を弱体化させることになる。彼は他のところへ行くことを求め、明日はプレーしない。私は彼にヒーローのように去るようにと話したよ。そういうわけだ」
「明日システムを変更するつもりはないが、時間が経てばいろんなことが分かるはずだ。監督の仕事は常に、使えるプレーヤーで可能な限り最高のシステムでプレーすることであり、これから数週間、それを実行するつもりだ」
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フランクフルト、グラスナー監督の今季限りでの退団発表…「最高のお別れをするために協力し合い、全力で最終戦に集中」
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ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグが10日に開催される。ベスト4進出を懸けた初戦の展望を紹介していく。 ◆準々決勝 1stレグ ▽4/10(木) 《25:45》 ボデ/グリムト vs ラツィオ 《28:00》 トッテナム vs フランクフルト レンジャーズ vs アスレティック・ビルバオ リヨン vs マンチェスター・ユナイテッド ◆舌戦きっかけにバチバチムード これまでの実績で頭一つ抜ける優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドは、リヨンと準決勝進出を懸けて激突する。 ユナイテッドはラウンド16でレアル・ソシエダと対戦し2戦合計5-2で勝利。リーグ戦では13位と低迷が続くなか、ELではまずまず順調な歩みを見せている。直近のリーグ戦ではマンチェスター・シティとのダービーで現状のベストメンバーを起用し0-0のドロー。守備面ではここにきて改善が見受けられる一方、攻撃はノッティンガム・フォレスト戦に続いて2試合連続無得点。前線のアタッカー陣含めて最後の精度・判断の改善は急務だ。DFデ・リフトやMFコリアーが引き続き不在も長期離脱者以外に多くの選手がプレー可能な状態にあり、アモリム監督としては最適解を見いだしたい。 対するリヨンは前ラウンドでルーマニアの強豪FCSBを2戦合計7-1で一蹴。リーグ・アンではパリ・サンジェルマン、マルセイユ、ストラスブールといった上位陣相手に力負けも、格下や中堅相手にきっちり勝ち点3を重ねて5位に浮上。直近の公式戦11試合ではすべて複数得点を記録するなど攻撃陣の充実ぶりが光る。FWフォファナ、FWヌアマの不在は痛手も、FWラカゼット、FWミカウタゼ、FWシェルキに加え、トップ下に入るMFトリソが好調を維持しており、ソールドアウトのホームで好勝負が期待できる。 なお、この試合に向けてはユナイテッド守護神オナナの「彼らよりもはるかに優れている」との発言を受け、古巣対戦のリヨンMFマティッチが「ユナイテッドの歴史の中で最悪なGK1人なら、自分の発言に注意する必要がある」とコメント。戦前から舌戦が繰り広げられており、バチバチの戦いが見込まれる。 ◆崖っぷちスパーズがブンデス上位と激突 ユナイテッドと同様に優勝候補のトッテナムは、2021-22シーズンのEL優勝クラブであるフランクフルトと対戦する。 AZとの対戦となったラウンド16は1stレグを0-1で落とすも、2ndレグを3-1で勝利し2戦合計3-2で8強入りを決めたスパーズ。プレミアリーグではユナイテッド以下の14位に低迷しているが、直近はサウサンプトン相手に3-1の勝利。リーグ4戦ぶりの白星を挙げた。MFクルゼフスキを除き主力はほぼ全選手が起用可能な状況にあり、セインツ戦勝利のいい流れを継続してホームで先勝といきたい。過去にブンデスリーガでプレーしており、ドルトムント戦などドイツ勢に相性の良さを見せるFWソン・フンミンの躍動に期待だ。 フランクフルトは難敵アヤックスと対峙したラウンド16を2戦合計6-2で勝利。さらに、ブンデスリーガではドルトムントやRBライプツィヒ、シュツットガルトといった昨季上位クラブの苦戦はありながらも、ここまで3位と躍進。直近のブレーメン戦では0-2で敗れたが、エースのFWマーモウシュの移籍後の一時不調は脱した印象だ。スパーズ戦では4バックと3バックのいずれを採用するかゲームプランに注目しつつ、MFラーションやFWエキティケ、FWバオヤといった注目株の活躍に期待したいところだ。 ◆ラツィオ優位もデルビー控える影響は リーグフェーズ首位で優勝候補の一角に挙がるラツィオは、ノルウェーの強豪ボデ/グリムトと対戦する。 前ラウンドではビクトリア・プルゼニと対戦。敵地での1stレグでは後半終盤に2人の数的不利を背負ったなか、ラストプレーで勝ち越して劇的な2-1の勝利。2ndレグではホームで苦しい戦いを強いられたものの、1-1のドローに持ち込んで2戦合計3-2で競り勝った。6位に位置するセリエAでは後半戦に入って勝ち切れない試合が続いたが、直近のアタランタ戦では1-0の勝利。4試合ぶりの白星を挙げた。地力の差を鑑みれば、今回の一戦で優位な立場にいることは間違いないが、今週末には2ポイント差で7位に位置する宿敵ローマとのデルビー・デッラ・カピターレを控えており、中2日の大一番へターンオーバー敢行や気持ちが先に向いてしまうと、アウェイで思わぬ結果を招く可能性もある。 一方、昨季カンファレンスリーグ王者のオリンピアコスを2戦合計4-2で撃破したダークホースのボデ/グリムト。地力やスカッドの質では間違いなく相手に分があるが、リーグ開幕が3月末ということもあり、休養十分で戦える点はプラスだ。試合勘に関してもELとリーグ戦を2試合こなしリーグ戦では連勝スタート。相手が慣れない人工芝というホームアドバンテージも活かしながら番狂わせを起こしたい。 ◆アスレティック優位もホームアドバンテージ活かせるか 今大会に相性がいいスペイン勢であり、決勝の開催地サン・マメスを本拠地とするアスレティック・ビルバオは、今ラウンドでスコットランドの強豪レンジャーズと対戦する。 ラウンド16では優勝候補ローマとの激闘を2戦合計4-3の逆転で制し、ノックアウトフェーズでの第一関門を見事に突破した。並行して戦うリーグ戦ではバルセロナ、マドリードの2強に次ぐ4位に位置。直近4試合は1勝3分けと勝ち切れないものの、持ち味の堅守を武器に3試合連続クリーンシート中だ。今回の一戦ではその堅守をベースに、ニコとイニャキのウィリアムズ兄弟、負傷明けから徐々に状態を上げるMFサンセトら攻撃陣の奮起に期待したい。 一方、ラウンド16ではトルコの強豪フェネルバフチェとのPK戦までもつれ込む激闘を、守護神バトランドの活躍などで制したレンジャーズ。国内リーグでは宿敵セルティックに大きく水をあけられているが、先月のオールドファームでは敵地で宿敵を撃破するなど地力は十分。ホーム開催の初戦ではボールを握る展開が想定されるなか、相手のコンパクトな守備と鋭いカウンターを警戒しつつ勝ち切りたい。個人ではFWイガマネやFWチェルニーといった個で違いを生み出せるアタッカー陣の活躍が必須だ。 2025.04.10 19:00 Thu4
「スリリングな戦いになる」トッテナム戦を控えるフランクフルト指揮官、個の能力が高い相手にも「対抗できるチームがある」
フランクフルトのディノ・トップメラー監督が、トッテナム戦へ意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えた。 10日にヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグでトッテナム・ホットスパーと対戦するフランクフルト。2021-22シーズンに続くEL優勝を目指して戦っている。 トップメラー監督は、スパーズとの一戦に向けて意気込みをコメント。チームにとっても大きな試合になると語った。 「この試合にとても興奮しており、我々全員にとってはまさにハイライトとなるだろう。両チームともに、準々決勝に進んできた実力を持っている」 「スリリングな戦いになるだろうし、もちろん勝利を掴みたいと思っている」 難敵との戦いを迎える中、スパーズの韓国代表FWソン・フンミンやイングランド代表FWドミニク・ソランケを警戒。ただ、チームとして対抗していきたいと語った。 「チームとして最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。ソン・フンミンや(ドミニク・)ソランケのような選手の個々の能力はよく理解している」 「他にも多くの選手がいるが、我々にはトッテナムに対抗できるチームがある」 2025.04.10 19:50 Thu5