フルアムとレノが個人間合意! アーセナルは1000万ポンド程度を要求か

2022.07.08 14:50 Fri
Getty Images
フルアムアーセナルのドイツ代表GKベルント・レノ(30)獲得に向け、個人間で合意に至った模様だ。ドイツ『スカイ』が報じている。

報道によると、レノとフルアムはクラブ間の交渉に先駆けて、個人間での交渉を進めており、3年+1年間の延長オプションを含めた条件で口頭合意に至ったという。

これを受け、フルアムはアーセナルが1000万~1100万ポンド(約16億3000~17億9000万円)を要求しているとされる、クラブ間での交渉を進めていくことになるようだ。
2018年から2021年にかけてアーセナルの守護神を務めてきたレノだが、今季は新加入のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにポジションを奪われ、セカンドGKに甘んじている。さらに、クラブは今夏にアメリカ代表GKマット・ターナーを獲得しており、2番手の座も安泰とは言えなくなっている。

これにより、カタール・ワールドカップ出場も危ぶまれ、今夏のタイミングで新天地を求める可能性が高いと見られている。
ここまではレバークーゼン時代の恩師が率いるベンフィカや母国ドイツの幾つかのクラブへの移籍の可能性が取り沙汰されているが、ここ最近では、今季のチャンピオンシップ(イングランド2部)を優勝して1年でのプレミアリーグ復帰を決めたフルアム行きが有力視されている。

マルコ・シウバ率いるチームは、シーズン100点超えの圧倒的な攻撃力を武器にチャンピオンシップ優勝を果たしたが、スロバキア代表GKマレク・ロダークが正GK、アルゼンチン代表GKパウロ・ガッサニーガがセカンドを務めるGKのポジションは新シーズンに向けた補強ポジションのひとつとなっている。

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「本当に深い絶望を経験した」リバプールなどで活躍した元イングランド代表MFマーフィーが引退後のコカイン中毒を告白「夢中になっていた」

現役時代はリバプールやトッテナム、フルアムなどでプレーした元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏が、コカイン中毒になったことを明かした。イギリス『BBC』が伝えた。 クルーでプロキャリアをスタートさせたマーフィー氏は、リバプール、チャールトン、トッテナム、フルアム、ブラックバーンでプレー。2013年7月に現役を引退した。 プレミアリーグでは417試合に出場し51ゴール54アシストを記録。リバプール時代にはUEFAカップ、FAカップ、EFLカップを2度制するなど、タイトル獲得も経験していた。 イングランド代表としても9試合に出場し1ゴールを記録。ユーロやワールドカップとは縁がなかったが、中盤での職人的な働きでチームに貢献していた。 引退後は解説者としての仕事をしていた中、YouTubeチャンネル『Ben Heath Podcast』で自身の問題について告白。引退後にコカイン中毒になったことを明かした。 「サッカーがなくなると、問題は大きくなっていく」 「サッカーをするとアドレナリンやドーパミンが分泌され、前向きな思考とエネルギーが保たれる」 「私はコカインと大麻の喫煙に夢中になっていた。酒は飲まなくても生きていけた。私はアルコール依存症ではなかったた。アルコールのある家に座っていても、それを飲まなくても大丈夫だった」 アルコールに溺れる選手も多い中、マーフィーは問題なかったとのこと。ただ、コカインに手を出してしまい、なければ何にもできないと感じるようになったという。 「一時期はそうだった。コカインなしでは何もできないと思うようになった。それはナンセンスで、もちろんそんなことはない」 「最初はなんとかなるが、週に1回、週に2回、3日も余分にやってしまう。最終的にはそれが蓄積して、自分の心を掴んでしまう」 それでも周囲のサポートもあり、今は問題ないとのこと。ただ、周りが手を差し伸べてくれたことは驚いたという。 「私は本当に深い絶望を経験した。今ではさらに多くの助けがある」 2024.04.10 20:20 Wed
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”22年W杯の最強アムラバトが帰ってきた” 最後の最後に真価発揮も現状では買取OP非行使…ユナイテッドは判断覆すか

モロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)の去就やいかに。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 25日、イングランドFAカップ決勝戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッドがマンチェスター・シティを撃破で8年ぶりに優勝。低調なシーズンの最後に、1年間の鬱憤を吹き飛ばす勝利、そしてEL出場権を手に入れた。 この一戦は「解任がほぼ確実なのでは?」と伝えられるエリク・テン・ハグ監督の守備面でのテコ入れが光り、佳境にきてようやく真価を発揮しだしたばかりのアムラバトが無双。 パスコースを潰し、鋭い寄せでボールを刈り取り、ピッチ全体に気を配って各所でビルドアップに参加…2022年のカタールW杯で全世界が観た、あの頃のアムラバトが帰ってきた。 OBで同じセントラルハーフのポール・スコールズ氏も、自身のSNSでアムラバトを「一番輝いていた頃のガットゥーゾを彷彿とさせた」などと称賛。 しかし、ユナイテッドは春頃の時点でアムラバトを保有元フィオレンティーナへ返却する方針、と伝えられており、『カルチョメルカート』も26日、「数週間以内に気が変わらないなら、このまま退団」と論じる。 買い取りオプションは諸説あるが、イタリアメディアいわく2000万ユーロ(約34.1億円)+ボーナス500万ユーロ(約8.5億円)。あなたがユナイテッドの幹部なら、アムラバトの処遇をどう判断するだろうか。 『カルチョメルカート』はこう締めくくっている。 「ほんの数週間前まで、アムラバトがユナイテッドに買い取って貰えるなど“ユートピア”だった。ところが、シーズンラスト1カ月のパフォーマンスが何かを覆す可能性を打ち出した」 「ユナイテッドは変革が迫っている。すでにその環境を知る選手を引き留めておくのも、良い選択肢かもしれない。最後の判断は、クラブと新しい監督が下す」 アムラバトにはミラン、クリスタル・パレス、フルアムからの関心が報じられている。 2024.05.26 19:10 Sun

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