フルアムに新天地を求めたGKレノ、古巣アーセナルを「出て行かざるをえなかった」と主張
2022.09.09 18:13 Fri
フルアムのドイツ代表GKベルント・レノが古巣アーセナルについて口にした。イギリス『ミラー』が伝えている。
レノは2018年夏にアーセナルへ移籍し、3シーズンにわたって正GKとして活躍。だが、昨季は新加入のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに定位置を奪われ、2番手に降格した。
今夏にプレータイムを求めて移籍を志願し、アーセナルと同じくロンドンに本拠を構えるフルアム加入が実現。今季のプレミアリーグ第3節で新天地デビューを飾り、以降は4節連続でゴールマウスを守っている。
そんななか、レノはドイツ『Sport Bild』のインタビューで古巣アーセナルに言及。苦しい状況が続いていたことを明かした。
まず、今夏のプレシーズンマッチでは、個別トレーニングをさせられることもあったレノ。2022年1月に退団した元キャプテンのFWピエール=エメリク・オーバメヤン(現チェルシー)と結びつけて、居場所がなくなりつつあることを感じたという。
「でも、僕は愚かにただ座っていることはできなかった。トレーニングGKではない。それは明らかだった」
「それどころか、僕はフェアな戦いを得られなかった。だから今、真実を話すことに何の問題もない」
「ビジネスの一部であり、大丈夫だ。僕たち全員にとって良い解決策を見つけた。ただ、そこで何が起こったのかを言う権利もある」
いわゆる干されていくことを実感していたレノ。それはパフォーマンスありきではなく、チーム内の政治的な要素もあり、チームを去る必要があると決断したという。
「パフォーマンスやクオリティが問題ではないことに気付いたとき、出て行かなければならないと思った。また、アメリカ代表のGKであるマット・ターナーは、マーケティングに良い影響を与えるため、2番手まで上げるべきだ」
「準備をする中で、それはパフォーマンスではなく、政治だけだと分かった。僕には明白だった。ここから出なければならいとね」
2021-22シーズンにイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにポジションを奪われたレノ。その際は、チームのスタートも悪く、正当に評価された結果であり、仕方ないと受け入れられたという。ただ、ターナーに関しては、競争はなかったと不満を感じたようだ。
そして、フルアムでのデビュー2戦目となった第4節でアーセナルと対戦。エミレーツ・スタジアムの古巣ファンから温かく迎えられていたレノは「昔の同僚にまた会えてうれしかった。何年も一緒にトレーニングしてきた選手と対戦するのは奇妙だった」と振り返り、ファンに対しては「彼らは常に僕を人として、アスリートとして高く評価してくれた。本当に楽しかったよ」と、古巣ファンへの感謝の気持ちも語っている。
この数年で、元ドイツ代表MFメスト・エジル、そしてオーバメヤンとチームの中心選手が去っていたアーセナル。大きく方向転換していることは明白であり、レノもその中で難しい状況でチームを去った。
「それを政治とは言わないけど、新しいアーセナルの哲学だろう。すでに言ったように、それはビジネスの一部だ。僕は泣き言を言いたくはない。何よりも、他のプレイヤーに関する決定についてコメントしたくない」
「新しい監督(アルテタ監督)は、彼の考えに合う選手、キャラクターを獲得しようとしているだけだ。クラブは最終的に再編成された。それはもはや忠誠心ではない。選手として受け入れる必要がある。必要がなくなったとき、もうフィットしなくなったとき、それは簡単だ。若い選手として理解する必要がある」
「ビジネスは大変だ。そうでないと信じるのはナイーブだ。僕はそれを直接経験した。ある時点でそれはただの「さようなら」だった。撫でられたり、背中を叩かれたりする以外は何も期待していませんでした。誰もが自分のために戦うしかない」
頭では理解しながらも、苦しい時期を過ごしたレノ。家族も含めて大好きだというロンドンの地で再び輝きを見せつけたいところだ。
レノは2018年夏にアーセナルへ移籍し、3シーズンにわたって正GKとして活躍。だが、昨季は新加入のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに定位置を奪われ、2番手に降格した。
今夏にプレータイムを求めて移籍を志願し、アーセナルと同じくロンドンに本拠を構えるフルアム加入が実現。今季のプレミアリーグ第3節で新天地デビューを飾り、以降は4節連続でゴールマウスを守っている。
まず、今夏のプレシーズンマッチでは、個別トレーニングをさせられることもあったレノ。2022年1月に退団した元キャプテンのFWピエール=エメリク・オーバメヤン(現チェルシー)と結びつけて、居場所がなくなりつつあることを感じたという。
「苦いものだったけど、いじめではない。私はドレッシングルームでチームメイトと一緒に居ることが許された。でも、ピエール=エメリク・オーバメヤンは、誰もいないときだけドレッシングルームに入ることを許されていた」
「でも、僕は愚かにただ座っていることはできなかった。トレーニングGKではない。それは明らかだった」
「それどころか、僕はフェアな戦いを得られなかった。だから今、真実を話すことに何の問題もない」
「ビジネスの一部であり、大丈夫だ。僕たち全員にとって良い解決策を見つけた。ただ、そこで何が起こったのかを言う権利もある」
いわゆる干されていくことを実感していたレノ。それはパフォーマンスありきではなく、チーム内の政治的な要素もあり、チームを去る必要があると決断したという。
「パフォーマンスやクオリティが問題ではないことに気付いたとき、出て行かなければならないと思った。また、アメリカ代表のGKであるマット・ターナーは、マーケティングに良い影響を与えるため、2番手まで上げるべきだ」
「準備をする中で、それはパフォーマンスではなく、政治だけだと分かった。僕には明白だった。ここから出なければならいとね」
2021-22シーズンにイングランド代表GKアーロン・ラムズデールにポジションを奪われたレノ。その際は、チームのスタートも悪く、正当に評価された結果であり、仕方ないと受け入れられたという。ただ、ターナーに関しては、競争はなかったと不満を感じたようだ。
そして、フルアムでのデビュー2戦目となった第4節でアーセナルと対戦。エミレーツ・スタジアムの古巣ファンから温かく迎えられていたレノは「昔の同僚にまた会えてうれしかった。何年も一緒にトレーニングしてきた選手と対戦するのは奇妙だった」と振り返り、ファンに対しては「彼らは常に僕を人として、アスリートとして高く評価してくれた。本当に楽しかったよ」と、古巣ファンへの感謝の気持ちも語っている。
この数年で、元ドイツ代表MFメスト・エジル、そしてオーバメヤンとチームの中心選手が去っていたアーセナル。大きく方向転換していることは明白であり、レノもその中で難しい状況でチームを去った。
「それを政治とは言わないけど、新しいアーセナルの哲学だろう。すでに言ったように、それはビジネスの一部だ。僕は泣き言を言いたくはない。何よりも、他のプレイヤーに関する決定についてコメントしたくない」
「新しい監督(アルテタ監督)は、彼の考えに合う選手、キャラクターを獲得しようとしているだけだ。クラブは最終的に再編成された。それはもはや忠誠心ではない。選手として受け入れる必要がある。必要がなくなったとき、もうフィットしなくなったとき、それは簡単だ。若い選手として理解する必要がある」
「ビジネスは大変だ。そうでないと信じるのはナイーブだ。僕はそれを直接経験した。ある時点でそれはただの「さようなら」だった。撫でられたり、背中を叩かれたりする以外は何も期待していませんでした。誰もが自分のために戦うしかない」
頭では理解しながらも、苦しい時期を過ごしたレノ。家族も含めて大好きだというロンドンの地で再び輝きを見せつけたいところだ。
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フルアムは22日、バーンリーのノルウェー代表MFサンデル・ベルゲ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。 契約期間は2029年夏までの5年間で、1年間の延長オプション付き。背番号は「16」に決定した。 なお、移籍金は非公開とされているが、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば移籍金は2000万ポンド(約38億2000万円)にオプションの500万ポンド(約9億5000万円)で加入するとのことだ。 ベルグは母国のアスケーの下部組織出身で、2015年2月にヴォレレンガに完全移籍。2017年1月にヘンクへ完全移籍し、海外でのプレーをスタートさせた。 2020年1月にシェフィールド・ユナイテッドに完全移籍すると、2023年8月にはバーンリーに完全移籍していた。 ヘンクでは伊東純也(スタッド・ランス)ともチームメイトとしてプレー。公式戦113試合6ゴール4アシストを記録すると、シェフィールド・ユナイテッドでは公式戦109試合15ゴール12アシスト、バーンリーでは40試合2ゴール2アシストを記録。しかし、チームはチャンピオンシップ(イングランド2部)に降格していた。 プレミアリーグでは通算66試合に出場し3ゴール4アシスト。ボランチでプレーするベルゲは、ノルウェー代表としても46試合で1ゴールを記録している。 フルアムはバイエルンにポルトガル代表MFジョアン・パリーニャが移籍しており、その後任としての補強に。ベルグはクラブを通じてコメントしている。 「素晴らしい気分だ。ここ数瞬間は、少し動いたり休んだりしていたが、ようやくこの美しいスタジアムでユニフォームを着て座り、自分の未来がここにあるとわかってとても嬉しい」 「フルアムはいつも僕を興奮させるクラブだった。チャンピオンシップとプレミアリーグの両方で彼らと対戦したが、彼らの[4-3-3]、[4-2-3-1]のプレースタイルは素晴らしい」 「クラブのDNAは支配的で、アグレッシブで、前線でもプレーして素晴らしいサッカーをすることであり、それが僕に合っていると思う」 2024.08.22 18:57 Thu2
ギリシャ代表FWミトログルがプロキャリアから退く…今後はドイツアマチュアで
ギリシャ代表FWコンスタンティノス・ミトログル(34)が、現役引退を決断したようだ。ポルトガル『Record』や『A Bola』が報じている。 ミトログルは母国の名門オリンピアコスをはじめ、フルアムやベンフィカ、マルセイユで活躍。2007年夏から在籍し、2015年までの間6度のリーグ優勝を経験したオリンピアコスでは、公式戦通算186試合82ゴール20アシストを記録した。 ここ数年はPSVやガラタサライでもプレーしていた中で、2021年1月に母国のアリス・テッサロニキに加入。1年半契約を結んだが、昨シーズンはヨーロッパカンファレンスリーグ予選の1試合のみの出場となり、昨夏に退団していた。 以降半年はフリーの状態が続いていたが、この度、プロキャリアから身を引くことを決断。同時に13日からはドイツのアマチュアクラブ、ラアート・シャエフイセンに加入しており、ギリシャ代表で65試合17ゴールの成績を持つFWは、第一線からは退きながらも、フットボーラーとしてのキャリアを続けていくようだ。 なお、ラアート・シャエフイセンの指揮官は、ミトログルのユース時代のチームメイトのようで、「また一緒にサッカーをしたいと言ってくれている親友なんだ」とコメントしている。 2023.01.14 18:10 Sat3
プレミアがギャンブル系胸スポンサー禁止で合意、2025-26シーズンが期限…中堅以下の8クラブはどうする?
プレミアリーグは13日、ユニフォームの胸スポンサーに関して、ギャンブルが関連する企業を禁止することで同意が取れたことを発表した。これはイギリスのスポーツリーグとして初めてのこととなる。 なお、今回は胸スポンサーのみが禁止となり、ユニフォームの袖やスタジアムのLED広告などに表示することは可能となる。 プレミアリーグによれば、13日に各クラブがギャンブル系のスポンサーを外すことに集合的に同意したとのことだ。 この措置に関して、現在のギャンブル法に関する政府の継続的な見直しの一環とのこと。リーグやクラブ、文化、メディア、スポーツ省が関与する広範な協議に続くものとなる。 なお、掲載終了の期限は2025-26シーズンの終了まで。クラブは、ギャンブル系のスポンサーシップが継続している中でも、次のスポンサーを探すことが可能になるようにサポートを受けるという。 2022-23シーズンに関しては、ボーンマス「Dafabet(フィリピン)」、ブレントフォード「Hollywoodbets(南アフリカ)」、エバートン「Stake.com(キュラソー)」、フルアム「W88t(フィリピン)」、リーズ・ユナイテッド「SBOBET(フィリピン)」、ニューカッスル「FUN88(イギリス)」、サウサンプトン「Sportsbet.io(キュラソー)」、ウェストハム「Betway(マルタ)」と中堅以下のクラブの多くが支援を受けている。総額は6000万ポンド(約100億円)と推定されている。 イギリス国内ではギャンブル依存症が予てから問題視されており、政府は禁止する動きを見せていなかったものの、プレミアリーグが自発的に禁止の動きを見せることを願っていたようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】今季ギャンブル関連の胸スポンサーがついている8クラブのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <span class="paragraph-subtitle">◆ウェストハム</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆ボーンマス</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆ブレントフォード</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆エバートン</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆フルアム</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆リーズ・ユナイテッド</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆ニューカッスル</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span class="paragraph-subtitle">◆サウサンプトン</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/premier230413_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div> 写真:Getty Images 2023.04.13 22:25 Thu4
「マジか…」、サッカー界屈指の肉体美誇るアダマ・トラオレの筋肉触った少年が驚愕の反応
以前からフットボール界屈指の肉体美を誇るフルアムの元スペイン代表FWアダマ・トラオレが、プレシーズンマッチの対戦相手のボールボーイを驚愕させた。 マリ人の両親の下、バルセロナで生まれ育ったトラオレはラ・マシアでのプレーを経て2013年にバルセロナでファーストチームデビュー。その後、アストン・ビラ、ミドルズブラ、ウォルバーハンプトン、バルセロナと渡り歩き、現在はフルアムでプレーしている。 過去にスペイン代表でもプレー経験がある快速ドリブラーは1人のプレーヤーとしても話題になる存在だが、その一方でラグビーのバックス陣のような筋骨隆々の体躯がフットボーラーには思えないということで、より多くの注目を集めている。 そして、11日に行われたホッフェンハイムとのプレシーズンマッチでは、やはりその筋肉が話題を集める形に。 対戦相手ホッフェンハイムが公式X(旧ツイッター)に投稿した動画には、同クラブのボールボーイの少年とドレッシングルームに引き揚げるトラオレのやり取りが映されていた。 そして、トラオレの筋肉に興味津々の少年は恐る恐る同選手に近づいて握手を求めた後、「その筋肉を触らせてくれませんか?」と勇気をふり絞って声をかけた。これに対して、トラオレは笑顔で「もちろんいいよ。触りな」と自身の左腕を触らせてあげた。 すると、少年は丸太のような太さとガチガチの筋肉に驚愕し、思わず頭を抱えるナイスなリアクション。クラブも少年のリアクションに合わせて“oh my God!”の曲を流し、微笑ましいやり取りをコミカルな形で紹介した。 普段の画像や映像でもその筋肉美に圧倒されるだけに、おそらくあの筋肉を直接触れば、誰もが少年のようなリアクションを取ってしまうはずだ。 <span class="paragraph-title">【動画】まさに“oh my God!”な少年のリアクション!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Adama Traore has left a lasting impression on our ball boys <a href="https://t.co/kyHvQK1zX9">pic.twitter.com/kyHvQK1zX9</a></p>— TSG Hoffenheim EN (@tsghoffenheimEN) <a href="https://twitter.com/tsghoffenheimEN/status/1822930109579341984?ref_src=twsrc%5Etfw">August 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.14 19:45 Wed5
