リバプールOBのシュクルテル氏が、将来的なジェラード監督の古巣就任を希望「完璧なステップになる」

2022.07.05 11:43 Tue
Getty Images
かつてリバプールで活躍した元スロバキア代表DFのマルティン・シュクルテル氏は、スティーブン・ジェラード監督の将来的な古巣復帰を希望している。

2008年1月にリバプールへ加入したシュクルテル氏は、強靭なフィジカルと激しいタックルを武器として主軸に定着し、在籍8年半で公式戦320試合に出場した。リバプール退団後はフェネルバフチェ、イスタンブール・バシャクシェヒルでもプレーし、2021年夏に母国リーグへ復帰するも、今年5月に現役引退を表明している。

イギリス『タイムズ』のインタビューで、現在はコーチングライセンスの取得を目指していると明かしたシュクルテル氏は、現在アストン・ビラを率いるかつての同僚、ジェラード監督を高く評価。将来的にはユルゲン・クロップ監督の後を継ぎ、リバプールを率いてほしいと願望を明かした。
「今のイングランドでは、多くのビッグクラブが外国人監督を擁しているね。私もリバプールにいたとき、スペインからラファ・ベニテス監督がやってきた」

「グアルディオラやクロップら、多くの外国人監督やコーチが自分の考えを持ち込んでイングランドのフットボールを変え、他国のフットボールを取り入れようとしている。アカデミーの選手たちのプレーも変わり、イングランド人はよりテクニカルになったと思う」
「今のリバプールにはクロップがいて、彼はこの仕事に最適な男だろう。スティービー(ジェラード監督)は今、経験を積んでいるところだ。彼はかつてレンジャーズにいて、今はビラだ。そしていつか、ユルゲンとリバプールの道が分かれ、新しい監督が必要になったとき、スティービーが候補になることを期待している。そうなれば、クラブにとっても彼にとっても完璧なステップになるだろうね」

「正直に言うと、私は(ジェイミー・)キャラガーが先にコーチ業に就くと思っていた。彼は朝起きてから寝るまで、フットボール漬けだったからね。マッサージを受けるときでも、他リーグやイタリアのリーグを見ていた。まさかテレビ番組でコメンテーターになり、インスタグラムのヘビーユーザーになるとは思いもしなかった。現役時代の彼はSNSのファンではなかったからね」

「スティービーは明らかにしっかりとしたキャラクターを備えている。ピッチ上でも、彼のクオリティは示せているだろう。彼はフットボールを愛しており、理解もしているんだ」

また、シュクルテル氏はいまだリバプールへの愛着は持ち続けていると強調。一方で、今夏にバイエルンへ移籍したFWサディオ・マネの決断についても理解を示している。

「チームの一員であることを誇りに思っていた。毎日が私にとって大きなプレゼントのようだったよ。チームとクラブは一つの大きな家族のようなものだ。そこにいるすべての人たちと仲が良かった。だから、クラブを離れても一員であると感じられているよ。退団後もリバプールの試合観戦や応援をやめようとは思わなかった」

「リバプールのようなクラブを去るのは難しいが、どの選手も変化は必要であり、新たなモチベーション、チャレンジが必要という感覚は持つものだ。私も8年半の在籍後に『何かを変えたい』と思った。それはおそらく、マネも同じだったのだろう。彼はリバプールで最大限の力を発揮してくれたのだから、あとは幸運を祈るしかない。ただ、今後バイエルンがリバプールと対戦したときは、彼がベストでないことを願うよ!」

マルティン・シュクルテルの関連記事

かつてリバプールに所属していた元イングランド代表DFのポール・コンチェスキ氏が、批判にあふれていたリバプール時代を振り返った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コンチェスキ氏は現役時代、チャールトン・アスレティックやウェストハムでプレーし、フルアムでは左サイドバックの主軸に定着。そこで指導を受けたロイ 2025.03.06 18:25 Thu
かつてリバプールなどで活躍した元スロバキア代表DFのマルティン・シュクルテル氏(39)が母国クラブのスポーツディレクター(SD)に就任した。 FC DAC 1904ドゥナイスカー・ストレダは19日にその旨を発表。約1カ月前にグレブ・プラトフ氏が退任してから空位だったポジションを託される元スロバキア代表主将は決意を 2024.09.20 17:56 Fri
元指揮官のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏が夢の実現を翌日に控える心境を明かした。 かつてイングランド代表史上初の外国籍指揮官としてチームの指揮を託され、クラブレベルでもベンフィカやローマ、サンプドリア、ラツィオなどでタイトルをもたらしたエリクソン氏。今年1月に母国スウェーデンのラジオで膵臓がんにより、余命約1年ほ 2024.03.23 16:35 Sat
先日に末期ガンであることを公表したスヴェン・ゴラン・エリクソン氏(75)が、自身の夢と語っていたリバプールを指揮することになった。 かつてイングランド代表を指揮したスウェーデン人指揮官は、先月にスウェーデンのラジオ『P1』のインタビューで、「私は深刻な病気を患っている。最も良い場合でも1年、最悪の場合ははるかに短 2024.02.13 23:11 Tue
かつてリバプールやゼニト、フェネルバフチェで活躍した元スロバキア代表DFマルティン・シュクルテル(37)が現役引退を発表した。 昨夏、イスタンブール・バシャクシェヒルを退団し、母国のスパルタク・トルナヴァに加入したシュクルテル。今シーズンは公式戦20試合に出場し1ゴールの数字を残していた。 しかし、長年腰痛 2022.05.17 23:47 Tue

リバプールの関連記事

プレミアリーグの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat

記事をさがす

マルティン・シュクルテルの人気記事ランキング

1

「私はファンに望まれていなかった」かつてリバプールで失格の烙印押されたDFコンチェスキ…当時を振り返り「ブーイングを浴びるのは辛かったけど…」

かつてリバプールに所属していた元イングランド代表DFのポール・コンチェスキ氏が、批判にあふれていたリバプール時代を振り返った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コンチェスキ氏は現役時代、チャールトン・アスレティックやウェストハムでプレーし、フルアムでは左サイドバックの主軸に定着。そこで指導を受けたロイ・ホジソン監督がリバプールに引き抜かれると、後を追うように2010年にリバプールへ完全移籍した。 しかし、リバプールでは力不足を露呈してしまい、ファンからは批判の的に。こうした批判に対して同氏の母親がSNSに「リバプールのクズども」と投稿し、火に油を注ぐ一幕などもあった。そしてホジソン監督が半年足らずで解任となると、コンチェスキ氏も居場所を失いノッティンガム・フォレストへ去ることとなった。 その後はレスターなどでプレーし、2018年に現役引退となったコンチェスキ氏。『リバプール・エコー』のインタビューでリバプール時代を振り返り、批判を受けた辛さはあったとしつつも、当時の決断に後悔はないと語っている。 「聞いてほしい、私は自分のキャリアで後悔していることはあまりないんだ。今振り返ったら、後悔するだろうか。でも私は当時29歳で、素晴らしい歴史を持つ最大のクラブの一つに行くことになったんだ。そのチャンスを断れはしないよ」 「今振り返ってみると、当時彼らはロイ・ホジソンを監督として本当に望んでいなかったように思う。そして私は、そんなロイが契約した選手の一人だった。だから、常に大変だったんだよ。分かってくれるだろう?」 「本当に良い成績を収めたいと願って加入したんだ。でも、すぐロイにとって少し不利な状況になった。そんな彼に望まれた私は、ファンが期待していたような契約ではなかったと思う。彼らはビッグネームが好きで、ここはビッグクラブだからね」 「ビッグクラブであれば、ビッグネームや大物選手の獲得が期待されるものさ。そして、おそらく私はその条件に当てはまらなかった。大変だったよ」 「でも、もし誰かが29歳で、リバプールのような長い歴史を持つクラブからオファーが来たら、誰だって喜んで受けるだろう。それは夢の実現だった。そしてそこから、多くを学んだよ。素晴らしい選手たちと一緒にプレーして、その過程で素晴らしい人々に出会えた」 「スティービー(スティーブン・ジェラード)は素晴らしい選手だとわかっていた。そして彼は、いわばマネージャーのような存在だったと思う。彼の基準に全員が従わなければならず、そうでなければ彼はすぐそれを告げてきて、クラブで嫌われることとなる」 「それでも、私はそこで素晴らしい選手たちと一緒にプレーした。ルーカス・レイバは素晴らしい選手だったがあまり注目されていなかったね。ラウール・メイレレス、マルティン・シュクルテル、ダニエル・アッガーとのプレーは大好きだった。当時の全員の名前を挙げられるよ。素晴らしいグループだった。だから、うまくいかなかったのは残念だ」 「もちろん、加入時に私を応援してくれたファンには今でも感謝している。おそらく大多数の人は私がそこにいることを望んでいなかったと思うが、中には望んでくれる人もいた。そして望んではいなくとも、私を支持してくれた人たちに心から感謝しているし、彼らの幸運を祈っている」 「(母親の投稿について)確かストークとのアウェイ戦だったと思う。起きたら誰かがメールを送ってきていて、母がこう言っていたと知った。その日、私は練習場に行き、広報担当者と座ってそれを確認しなければならなかったんだ」 「おそらく母も後悔しているし、それは過ちだった。でも彼女は、可愛い息子を擁護したかっただけかもしれない。今はみんなが言いたいことを言い、逃げ切ってしまうからね。私はそれに対処しないといけなかったが、うまくいかなかった」 「ファンからブーイングを浴びるのは辛かった。個人としてだけでなくグループとしてとても悪い時期を過ごしていれば、選手は簡単に標的にされる。私は標的にされやすい一人だった。ブーイングに対処しなければならないのは、良いことではない。でも、それもフットボールの一部だ」 「それでも、アンフィールドでリバプールのためプレーするのは信じられないことだった。アンフィールドがどんなところか、誰もが知っている。ピッチに出れば、KOPが歌っているんだ。リバプールの選手としてそれを聞くと首筋の毛が逆立ち、誰もが立ち上がれる。信じられないことだった」 「最初の6カ月間、本当に楽しかった。すべての試合に出場したが、ロイが去ってからはもちろん大変だったよ。でも、たくさんのことを学び、より強い人間、より強い選手になれたと思う」 2025.03.06 18:25 Thu
2

プレミアリーグ版“あの人は今”イレブンを英紙選出!Jリーガーも名を連ねる

先日、かつてアーセナルやバルセロナで活躍していた元カメルーン代表MFアレクサンドル・ソングが、ジブチのアルタ・ソラール7に加入することが決まった。 プレミアリーグファンにはやや懐かしい名前だったはずだが、ソングのようにかつてプレミアリーグで活躍しながら、今は遠く離れた場所でプレーを続ける選手たちは多くいるようだ。イギリス『サン』がそういった選手たちでベストイレブンを組んでいる。 <div id="cws_ad">◆フェルマーレンが決めたバルセロナ初ゴール<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ5SVZjQnFSViIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> GKはかつてリバプールにも所属した元オーストラリア代表GKブラッドリー・ジョーンズが選出。ジョーンズはサウジアラビアのアル・ナスルで今も守護神として活躍している。 最終ラインはセンターバックが3枚並んでいる。ニューカッスルで21年間プレーしたイングランド人DFスティーブン・テイラーに加え、元リバプールの元スロバキア代表DFマルティン・シュクルテルが入っている。シュクルテルはトルコのイスタンブール・バシャクシェヒルでセンターバックとして活躍し、今季はチャンピオンズリーグにも出場中だ。 そして、左のセンターバックに選ばれたのがヴィッセル神戸のベルギー代表DFトーマス・フェルマーレン。日本ではJリーグでの活躍を見ている分、この中に名前が挙がるのは違和感があるが、アーセナルでプレーしていたのは2014年までであり、日本で約1年半プレーするフェルマーレンがイギリスでこういった認識を受けるのも無理はないか。 中盤には実力者たちが名を連ねる。チェルシーでの活躍が印象的な元コートジボワール代表FWサロモン・カルーは、ブラジルのボタフォゴでMF本田圭佑とともにプレー。マンチェスターでしのぎを削った元オランダ代表MFナイジェル・デ・ヨングと元ポルトガル代表FWナニは、それぞれカタールとアメリカでプレーを続けている。 また、しばしばマンチェスター・ユナイテッド最悪の補強の一人として名前が挙がる元カメルーン代表MFエリック・ジェンバ=ジェンバは、2016年からスイス5部のベレイゲス=ヴァロルブでプレー。39歳となった今も現役を継続中だ。 その他、かつてリバプールで活躍し、現在は下部組織時代を過ごしたニューウェルズ・オールドボーイズでプレーする元アルゼンチン代表MFマキシ・ロドリゲスやイングランド9部で現役復帰した元ジャマイカ代表FWリカルド・フラーもこのイレブンに選ばれた。 まさに“あの人は今”シリーズに登場してきそうな面々が揃ったイレブン。彼らのキャリアはまだ続いていく。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/premierpc.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> ◆プレミアリーグ版“あの人は今”イレブン(括弧内はプレミアリーグでの所属クラブ) GK ブラッドリー・ジョーンズ(38)/アル・ナスル(ミドルズブラ、リバプール) DF スティーブン・テイラー(34)/ オリッサ(ニューカッスル) マルティン・シュクルテル(35)/ イスタンブール・バシャクシェヒル(リバプール) トーマス・フェルマーレン(34)/ヴィッセル神戸(アーセナル) MF サロモン・カルー(35)/ボタフォゴ(チェルシー) アレックス・ソング(33)/ アルタ・ソラール7(アーセナル、ウェストハム) ナイジェル・デ・ヨング(35)/ アル・シャハニア(マンチェスター・シティ) エリック・ジェンバ=ジェンバ(39)/ ベレイゲス=ヴァロルブ(マンチェスター・ユナイテッド) ナニ(33)/オーランド・シティ(マンチェスター・ユナイテッド) マキシ・ロドリゲス(39)/ ニューウェルズ・オールドボーイズ(リバプール) FW リカルド・フラー(41)/ ハンリータウン(ストーク・シティ、ポーツマス) 2020.11.19 12:05 Thu

リバプールの人気記事ランキング

1

「選手のほとんどはマドリーに行きたい」リバプールOBがアレクサンダー=アーノルドの移籍に言及、ファンのブーイングには「私には無理」

リバプールのOBでもあるジェイミー・キャラガー氏が、今シーズン限りで退団するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへのファンのブーイングに言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 11日、プレミアリーグ第36節でリバプールはホームにアーセナルを迎えた。 すでに優勝を決めた首位のリバプールが2位のアーセナルを迎えた戦いに。試合は20分にコーディ・ガクポ、21分にルイス・ディアスと連続ゴールを決めてアーセナルに力の差を見せつけた。 スタンドも2位相手の連続ゴールに大きく盛り上がりを見せたが、アーセナルは後半に反撃。47分にガブリエウ・マルティネッリのゴールが決まり1点差とされると、70分にはミケル・メリーノにゴールを奪われ同点に。その後数的有利となるも最後までゴールを奪えず、2-2のドローに終わった。 この試合は右サイドバックとしてコナー・ブラッドリーが先発出場。67分にアレクサンダー=アーノルドと交代となったが、ピッチに入った途端にスタンドからは拍手と大きなブーイングが入り混じった声援が飛んだ。 『スカイ・スポーツ』の「Super Sunday」に出演したキャラガー氏は、この事態について言及。チームのために戦っている選手へのブーイングはできないとした。 「これがこの試合のストーリーだ。試合後にはこれが話題になるだろうし、各新聞の裏面にも載るだろう」 「その多さに驚いた。私としては、赤いシャツを着てトロフィーを獲得する選手がブーイングを受けるべきではないと思う」 「自分のチームの選手がプレーしているときにブーイングをするのは、私には無理だ」 「(ブーイングは)行き過ぎだった。あれが彼の最後の出番になる可能性もあったが、リバプールにサーカスは必要ないので、それが正しいことだったのかもしれない」 また、リバプールについても手痛い指摘をした。 「どのサッカークラブのファンでも、今のリバプールのファンでも、おそらく聞きたくない話だろうが、リバプールのロッカールームにいる選手のほとんどは、レアル・マドリーでプレーしたいと思っている」 「私もロッカールームにいたことがあるが、選手たちは我々のもとを去ってバルセロナやレアル・マドリーに行ってしまった。ファンにとっては非常に辛いことだが、彼らはいつも『この選手は我々のことを愛している』と思っているため、どこか他のところに行ってしまうという罠に陥っているような気がする」 「選手たちはファンのようには考えていない。ロッカールームの選手たちは『レアル・マドリーでプレーしたい』と思っている。彼らはぜひともそうしたいと思っているのだ」 アレクサンダー=アーノルドもレアル・マドリーへの移籍が濃厚ともみられている。過去には、マイケル・オーウェンやシャビ・アロンソなどが移籍しており、歴史ある世界最高峰のクラブでもあるマドリーへの移籍は望まれているものだとの見解を示した。 2025.05.12 21:20 Mon
2

リバプール退団のアレクサンダー=アーノルドに一部ファンからブーイング、盟友ロバートンは「気分が悪い」と両断

リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドに対してリバプールファンからブーイングが起こったことを受けてスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンがコメントした。 5日に契約満了をもって20年を過ごしたリバプールを離れることが発表されたアレクサンダー=アーノルド。その発表を受けて行われた11日のプレミアリーグ第36節アーセナル戦ではベンチスタートとなった中、66分から出場したが、リバプールの一部ファンからはブーイングが浴びせられた。 このブーイングに対し、8年間苦楽を共にした盟友ロバートソンは「気分が悪い」と一部サポーターの反応を両断した。 「もちろん、他人にどう感じるべきかを指図することはできない。でもこれが僕の気持ちだ。最高の友人の一人が去るのはとても残念だ。素晴らしい選手で素晴らしい男だった。僕らは共に全てを成し遂げてきた。彼の存在が僕をより良い選手へと成長させてくれたんだ。今まで知らなかったレベルへと導いてくれたよ。彼の功績は永遠に語り継がれるだろう。このクラブのために本当に多くのことを成し遂げたのだからね。トレントにとって簡単な決断ではなかったと思うけど、彼が決めたことだ」 今季、リバプールに2度目のプレミアリーグ優勝をもたらしたアレクサンダー=アーノルドの新天地はレアル・マドリーになることが確実となっている。 2025.05.12 10:30 Mon
3

「退団は残念」スロット監督がリバプール退団発表のアレクサンダー=アーノルドに言及、ただ不安はなし「次の優秀な選手がステップアップする」

リバプールのアルネ・スロット監督がイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドの退団について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 リバプールのアカデミー出身のアレクサンダー=アーノルドは、今シーズン限りでの退団を発表。クラブと契約を延長せずに移籍する道を選んだ。 移籍先にはレアル・マドリーが濃厚とみられている中で、チームでは残り3試合を戦うこととなる。 2位につけるアーセナルとの対戦を控えている中、スロット監督はアレクサンダー=アーノルドについて言及。残念であるとしながらも、新たな選手がそのポジションを掴むだけだとした。 「リバプールを好きな人、リバプールのファンであるみんなと同様に、彼の退団は残念だ。なぜなら、素晴らしい人間である彼がクラブをさるだけでなく、非常に優秀なサイドバックもクラブを去ることになるからだ」 「私はAZやフェイエノールトといったクラブでも働いていたが、そこでは毎シーズン、非常に優秀な選手、あるいは複数の優秀な選手がクラブを去っていった。だから、私の経験から言えば、選手がクラブを去ることには少し慣れているのかもしれない」 「私の経験、そしてこのクラブでの経験から言えば、優秀な選手が退団すれば、次の優秀な選手がステップアップするということだ。そして、おそらく今も同じことが起こるだろう」 2025.05.09 19:50 Fri
4

欧州サッカークラブ来日情報2025 | 試合日程・対戦カード・放送予定・チケット販売日程

2024年夏には多くのヨーロッパのクラブが来日した中、2025年夏も世界最高峰のプレーを目にすることができそうだ。 この記事では、ジャパンツアーの試合日程や対戦カード、放送予定、チケット販売情報などをまとめた。 <h3>◆来日クラブ(5/12 時点)</h3> 【イングランド】 リバプール(遠藤航) 【スペイン】 レアル・ソシエダ(久保建英) バルセロナ 【フランス】 スタッド・ランス(伊東純也、中村敬斗、関根大輝) <h3>◆試合スケジュール&放送予定</h3> ▽7月21日(月・祝) 大会名称:レアル・ソシエダジャパンツアー2025 対戦カード:レアル・ソシエダ vs V・ファーレン長崎 キックオフ時間:19:00 会場:PEACE STADIUM Connected by SoftBank 放送:未定 ▽7月25日(金) 大会名称:レアル・ソシエダジャパンツアー2025 対戦カード:レアル・ソシエダ vs 横浜FC キックオフ時間:19:00 会場:ニッパツ三ツ沢球技場 放送:未定 ▽7月27日(日) 大会名称:スタッド・ランスジャパンツアー2025 対戦カード:スタッド・ランス vs モンテディオ山形 キックオフ時間:19:00 会場:NDソフトスタジアム山形 放送:未定 大会名称:ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ「FRIENDLY MATCH」 対戦カード:ヴィッセル神戸 vs バルセロナ キックオフ時間:19:00 会場:ノエビアスタジアム神戸 放送:未定 ▽7月30日(水) 大会名称:明治安田Jリーグワールドチャレンジ2025 presented by 日本財団 対戦カード:横浜F・マリノス vs リバプール キックオフ時間:19:30 会場:日産スタジアム 放送:未定 大会名称:スタッド・ランスジャパンツアー2025 対戦カード:スタッド・ランス vs 柏レイソル キックオフ時間:19:00 会場:日立柏サッカー場 放送:未定 ▽8月2日(土) 大会名称:スタッド・ランス vs ガンバ大阪 presented by パラカ 対戦カード:スタッド・ランス vs ガンバ大阪 キックオフ時間:19:00 会場:パナソニック スタジアム 吹田 放送:未定 <h3>◆チケット販売情報</h3> <span style="font-weight:800">・レアル・ソシエダ vs V・ファーレン長崎</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025sociedad_vvaren.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】 対象:V・ファーレン長崎2025シーズンシート(17試合シーズンシート含む)所有者および、ファンクラブ(V-LOVERS)先行販売 期間:4月30日(水)12:00 ~ 【2次先行】 対象:オフィシャルサイト先行販売 期間:5月19(金)18:00 ~ 【3次先行】 対象:ticket board先行販売 期間:5月26日(月)18:00 ~ 【一般販売】※先着販売 ※決定次第発表 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_nagasaki.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・レアル・ソシエダ vs 横浜FC</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025sociedad_yokohamafc.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】 対象:横浜FC会員様(2025クラブメンバー会員、2025スタータークラブ会員)先行販売(先着) 期間:5月3日(土・祝) 12:00~5月11日(日)23:59 【2次先行】 対象:レアル・ソシエダジャパンツアー2025オフィシャルサイト先行販売(先着) 期間:5月12日(月) 12:00~5月25日(日)23:59 【3次先行】 対象:ticket board先行販売(先着) 期間:5月26日(月)18:00~6月23日(月)23:59 【一般販売】※先着販売 ※決定次第発表 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_yokohamafc.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・スタッド・ランス vs モンテディオ山形</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025reims_montedio.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】 対象:モンテディオ山形シーズンシートオーナー先行販売(先着) 販売期間:5月17日(土)18:00~6月2日(月)23:59 【2次先行】 対象:モンテディオ山形ファンクラブ会員先行販売(先着) 販売期間:5月18日(日)18:00~6月2日(月)23:59 ※ファンクラブ先行販売の対象者は2025年5月28日(水)23:59までに2025ファンクラブへご入会(入金完了)の方が対象となります 【3次先行】 対象:オフィシャルサイト先行販売(先着) 販売期間:5月27日(火)18:00 ~ 6月17日(火)23:59 ※ticket boardで販売される 【一般販売】 ※決定次第発表 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_yamagata.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・ヴィッセル神戸 vs バルセロナ</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025vissel_barcelona.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】 対象:シーズンシートオーナー先行販売 期間:5月14日(水)10:00~5月16日(金)23:59 【2次先行】 対象:VISSEL SHIP先行販売※キッズクルー対象外 期間:5月17日(土) 10:00~5月20日(火)9:59 【3次先行】※抽選販売 対象:ラウンジ付シート・THE PITCH抽選販売 期間:5月20日(火)10:00~5月31日(土)23:59 結果発表:6月6日(金)夕方頃予定 【一般販売】 ・一次 期間:5月20日(火) 10:00~6月16日(月)9:59 ・ニ次 期間:6月16日(月)10:00~6月24日(火) 9:59 ・三次 期間:6月24日(火) 10:00~試合当日まで <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_kobe.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・横浜F・マリノス vs リバプール</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025fmarinos_liverpool.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】※抽選販売 対象:dカード PLATINUM会員、dカード GOLD会員、dカードGOLD U会員 期間:5月9日(金)12:00 ~ 5月12日(月)23:59 【2次先行】※抽選販売 対象:dポイントクラブ会員 期間:5月16日(金)12:00 ~ 5月19日(月)23:59 【3次先行】※抽選販売 対象:横浜F・マリノス クラブ会員 期間:5月23日(金)12:00 ~ 5月26日(月)23:59 【一般販売】※先着販売 期間:6月11日(水)18:00 ~ 販売場所:決定次第発表 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_yokohama.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・スタッド・ランス vs 柏レイソル</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025reims_reysol2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次先行】 対象:柏レイソルオフィシャルファンクラブ「アソシエイツ」先行販売 期間:4月18日(金) 12:00 ~ 4月27日(日) 23:59 【2次先行】 対象:オフィシャルサイト先行販売 期間:4月28日(月) 18:00 ~ 5月13日(火) 23:59 【3次先行】 対象:ticket board先行販売 期間:5月14日(水) 18:00 ~ 【一般販売】 ※決定次第発表 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_kashiwa.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> <hr> <span style="font-weight:800">・スタッド・ランス vs ガンバ大阪</span> <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025reims_gamba2.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 【1次販売】※抽選販売 対象:ガンバ大阪ファンクラブ先行販売 期間:4月11日(金)12:00 〜 4月20日(日)23:59 【2次販売】※抽選販売 対象:ガンバ大阪オフィシャルサイト先行販売 期間:4月14日(月)18:00 〜 5月6日(火・祝)23:59 ※ticket board先行販売(先着)、一般販売(先着)については、後日発表。 <div style="text-align:center;"><img class="lazyload" data-src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/2025ticket_gosaka.jpg" style="max-width:100%; min-height:200px;"></div> 2025.05.15 12:00 Thu
5

「できる限り長くここに」移籍の噂もあったルイス・ディアス、リバプールへの忠誠誓う「クラブ次第」

リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(28)がクラブへの残留希望を口にした。 2022年にポルトからリバプールに加入したルイス・ディアス。今シーズンはプレミアリーグで34試合に出場し13ゴール7アシストを記録し、リーグ優勝に大きく貢献していた。 アルネ・スロット監督はウインガーとして起用されていたルイス・ディアスをセンターフォワードとして起用したことで得点数も大きく向上した。 そのルイス・ディアスには今夏の移籍の噂が浮上。バルセロナなどが強く関心を示しているが、リバプールとは2027年夏までの契約が残っている。 ルイス・ディアスはアメリカ『Telemundo Deportes』のインタビューに応じ、リバプールとの契約について言及。望まれる限り留まりたいと明かした。 「本当に幸せだし、ここに来た最初の日からずっとこの気持ちだ」 「僕は常にとても落ち着いていて、この素晴らしいチームがプレーするサッカーを、その一員として本当に楽しんできた」 「(将来については)話し合うことになるだろう。僕としては、できる限り長くここに留まりたいと思っている」 「クラブ次第だし、細かいこと次第だ。細かいことは個別に解決していく。でも、僕はとても落ち着いていて、とても幸せだし、プレミアリーグを楽しんでいるよ」 2025.05.12 23:15 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly