ケパは出場機会求める 「監督と話し合うけど、プレーしたい明確なメッセージを持っている」
2022.06.24 22:38 Fri
チェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(27)が自身の去就に関して言及した。スペイン『マルカ』が伝えている。
2018年8月にGK史上最高額となる7100万ポンドの移籍金でアスレティック・ビルバオから加入したケパ。加入1年目こそ守護神としてヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献したものの、翌シーズン以降は著しいパフォーマンス低下に批判が集中し、セネガル代表GKエドゥアール・メンディに定位置を明け渡した。
さらに、現在クラブはラツィオを退団したアルバニア代表GKトーマス・ストラコシャの獲得を検討しており、ケパにはラツィオやニューカッスル、ニースといったクラブへの移籍も取り沙汰されている。
そういった中、『マルカ』のロングインタビューに応じた27歳は、自身の現状を語ると共に、今秋に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)のスペイン代表メンバー選出に向け、定期的にプレー機会を得たいと移籍希望を示唆している。
「(来シーズンの抱負は)ワクワクするし、野心的を持っているよ。とにかく、スタメンで楽しみたいし、なによりももっとプレーしたいと思っている。より多くの試合でピッチに立ちたいんだ」
「(トーマス・トゥヘル監督との関係は?)彼との会話は簡単で、日頃から彼はプレーヤーと完全に親密な関係になっている。僕個人としては、彼が私に対して抱いている愛情や信頼に気づいているよ」
「もちろん、僕はもっとプレーしたいと思っている。彼が他のチームメイト(メンディ)を選んでいることは事実だし、それは僕が日々の生活の中で変えようとしていることでもある。僕はプレーしたいし、そのためにトレーニングや準備をしているんだ」
「(今夏のレンタル移籍の可能性は?)今はチェルシーのプレーヤーだけど、1、2年前から素晴らしいパフォーマンスをしてきたと思っているから、もっとプレーしたいというのは明らかだよ」
「僕はチェルシーに在籍し、ここで成功したいと思っている。ただ、自分の願いが叶わない場合、さまざまなことを検討するつもりだ。明確な目標はプレーすることだからね」
「もちろん、絶望しているわけではないよ。結局のところ、僕はとても大きなクラブにいる。監督と話し合って決めるけど、もっとプレーしたいという明確なメッセージは持っているよ」
「(W杯出場は大きな目標か?)それが今求めているものだよ。クラブのためにもっとプレーして、代表チームに戻りたい。個人的なレベルでのもう1つの目標はラ・ロハに戻ることだ」
「僕は17歳から26歳まで常に代表チームに属していて、試合を欠場することなく、代表ウィークでの休暇がどのようなものかを知らないことを忘れないでほしい。最近、僕はそういった休暇を取った。そして、僕はそれが好きではないんだ」
チェルシーでのポジション奪還に前向きな姿勢を見せるケパだが、メンディの壁は高く、現状ではやはり今夏の移籍が既定路線となりそうだ。
2018年8月にGK史上最高額となる7100万ポンドの移籍金でアスレティック・ビルバオから加入したケパ。加入1年目こそ守護神としてヨーロッパリーグ(EL)優勝に貢献したものの、翌シーズン以降は著しいパフォーマンス低下に批判が集中し、セネガル代表GKエドゥアール・メンディに定位置を明け渡した。
そういった中、『マルカ』のロングインタビューに応じた27歳は、自身の現状を語ると共に、今秋に開催されるカタール・ワールドカップ(W杯)のスペイン代表メンバー選出に向け、定期的にプレー機会を得たいと移籍希望を示唆している。
「(来シーズンの抱負は)ワクワクするし、野心的を持っているよ。とにかく、スタメンで楽しみたいし、なによりももっとプレーしたいと思っている。より多くの試合でピッチに立ちたいんだ」
「最終的に決めるのは監督だ。監督が自分を選ぶ理由をできるだけ多く与えなければならない。僕はトレーニングが好きで、すべてのセッションでベストを尽くし、自分自身をケアし、監督から求められたときに準備できるようにしているよ」
「(トーマス・トゥヘル監督との関係は?)彼との会話は簡単で、日頃から彼はプレーヤーと完全に親密な関係になっている。僕個人としては、彼が私に対して抱いている愛情や信頼に気づいているよ」
「もちろん、僕はもっとプレーしたいと思っている。彼が他のチームメイト(メンディ)を選んでいることは事実だし、それは僕が日々の生活の中で変えようとしていることでもある。僕はプレーしたいし、そのためにトレーニングや準備をしているんだ」
「(今夏のレンタル移籍の可能性は?)今はチェルシーのプレーヤーだけど、1、2年前から素晴らしいパフォーマンスをしてきたと思っているから、もっとプレーしたいというのは明らかだよ」
「僕はチェルシーに在籍し、ここで成功したいと思っている。ただ、自分の願いが叶わない場合、さまざまなことを検討するつもりだ。明確な目標はプレーすることだからね」
「もちろん、絶望しているわけではないよ。結局のところ、僕はとても大きなクラブにいる。監督と話し合って決めるけど、もっとプレーしたいという明確なメッセージは持っているよ」
「(W杯出場は大きな目標か?)それが今求めているものだよ。クラブのためにもっとプレーして、代表チームに戻りたい。個人的なレベルでのもう1つの目標はラ・ロハに戻ることだ」
「僕は17歳から26歳まで常に代表チームに属していて、試合を欠場することなく、代表ウィークでの休暇がどのようなものかを知らないことを忘れないでほしい。最近、僕はそういった休暇を取った。そして、僕はそれが好きではないんだ」
チェルシーでのポジション奪還に前向きな姿勢を見せるケパだが、メンディの壁は高く、現状ではやはり今夏の移籍が既定路線となりそうだ。
ケパ・アリサバラガの関連記事
|
ケパ・アリサバラガの人気記事ランキング
1
アル・イテハドがチェルシーGKケパ獲得に再アタック…守護神からの返答待ち
アル・イテハドがチェルシーのスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(29)の獲得に本気のようだ。イギリス『Caught Offside』が伝えた。 昨シーズンは、ベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱となったレアル・マドリーへレンタル移籍したケパ。しかし、ケガをきっかけにウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが優先されるようになり、公式戦20試合の出場にとどまった。 レンタル期間を終え、ひとまずチェルシーに戻ったケパだが、今夏も積極的に選手を入れ替えるクラブはケパとベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の売却も目指しているとのこと。正守護神の座は引き続き、スペイン代表GKロベルト・サンチェスとセルビア代表GKジョルジェ・ペトロビッチが争うと予想される。 そんななか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によれば、今月上旬にファーストオファーを送っていたサウジアラビアのアル・イテハドが、改めて年俸700万ユーロ(約12億円)の長期契約オファーをケパ陣営に提示。スペイン代表GKからの返答を待っている状況だという。 また、移籍の可能性についてチェルシーとも交渉中。現在ロンドンに戻ってプレシーズントレーニングに励むケパは、将来が決まるまではファーストチームとは別で練習を行うようだ。 ケパは再びのマドリー移籍を望んでいるものの、実現するかどうかは、延長オファーを保留しているルニンの去就次第。アル・イテハドからの熱心なラブコールをどう受け止めるのだろうか。 2024.07.17 20:46 Wed2
チェルシーがケパと引き換えのルニン獲得を検討…レアルも金銭込みなら前向きか
レアル・マドリーとチェルシーは守護神が入れ替わる可能性もあるようだ。スペイン『アス』が報じた。 2023-24シーズンはベルギー代表GKティボー・クルトワが長期離脱となったマドリー。序盤はチェルシーからレンタルしたスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(29)、その後はウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)が正守護神の抜けた穴を埋めた。 シーズンを終えてケパがひとまずレンタル終了となったなか、マドリーは契約満了が1年後に迫るルニンに新契約オファーを提示。しかし、未だ決着はついておらず、契約更新か移籍かの2択とみられている。 当のルニンが優先しているのはあくまでも自らの成長で、残留となればクルトワからのポジション奪取にも意欲。新シーズンに向け、休暇を1週間ほど短縮してトレーニングを開始している。 そんなルニンの獲得を数週間にわたって検討しているのがチェルシーとのこと。現状はGKが飽和気味のクラブだが、契約が残り1年のケパの譲渡を考えているという。 一方のマドリーもルニンの移籍に備え、後任を探している最中。チェルシーからの正式なオファーはまだないものの、ケパに加えて金銭も得られるのであれば、交渉の余地があるようだ。 また、ケパは減俸も承知の上でのマドリー残留を希望。バックアッパーの役割も引き受ける構えで、母国に戻り、ファミリーと認識しているグループへの貢献を望んでいるという。 現在アメリカツアーを行っているチェルシーだが、ケパは遠征メンバーに帯同せず。マドリーに渡る金銭が鍵となりそうなトレード案は、このまま実現へと向かうのだろうか。 2024.07.26 14:49 Fri3
自国スペインの選手が去りゆくレアル・マドリー…チームの中枢に残るはカルバハルら一握り
スペイン人選手がほぼいないレアル・マドリーなんて…スペイン『Relevo』が嘆いている。 23-24シーズンの欧州王者レアル・マドリー。 間違いなく欧州のサッカー史上最も成功を収めたクラブであり、半世紀以上前からその力強さとブランドを維持。一時的に欧州で勝てない時代があっても、今まさに“最強”だ。 ただ、現マドリーは自国スペインの選手がチームの中枢にほとんどいない。 長年の主軸ダニエル・カルバハル、マドリー愛故に走るルーカス・バスケス、主将ナチョ・フェルナンデス、24歳フラン・ガルシア、“最強のバックアッパー”ホセルなどが主な自国民。 ただ、ナチョはサウジアラビア行きが水面下で決まり、今夏の完全移籍移行が確実視されてきたホセルもカタール行きを望んでいることが明らかに。フランス代表FWキリアン・ムバッペの加入に伴う出番減を嫌うとされる。 トップチーム全体を見渡せば、今季登録されていたスペイン人選手は7人(※1)。ケパ・アリサバラガがチェルシーに返却され、ナチョにホセルも退団なら来季は4人となり、今夏マドリー復帰のラファ・マリンとヘスス・バジェホは即売却がほぼ確実とされている。 (※1)モロッコ代表入りのブラヒム・ディアス、また下部組織登録の若手選手を除く また、滅多に先発起用がない元スペイン代表MFダニ・セバージョスは移籍を希望も、望み薄で来季へ士気低下が懸念されている状況。 『Relevo』によると、マドリーのスペイン人選手は21世紀初頭から半減。現スペイン代表にマドリー組はほぼおらず、首都マドリードを除いた国内での人気低下に拍車がかかる可能性が高いとしている。 2024.06.25 15:00 Tue4
去就注目のルニン、ひとまずレアルのプレシーズン参加へ…アーセナルが動向注視か
ウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)は、レアル・マドリーのプレシーズントレーニングに参加するようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 2023-24シーズンはベルギー代表GKティボー・クルトワの長期離脱を受け、公式戦31試合でゴールマウスに立ったルニン。しかし、序列を覆すには至らず、クルトワが復帰したシーズン終盤は再びベンチに戻った。 マドリーはクルトワ離脱の穴を埋めた守護神に2029年6月までの契約延長オファーを提示しているが、ルニンは回答を保留。退団の可能性が捨てきれないことから、チェルシーからレンタルで加入していたスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(29)との再契約も取り沙汰されている。 そんななか、ユーロ2024を終えて現在休暇に入っているルニンは、15日から始まるプレシーズンに参加する意向をマドリーに伝えたとのこと。また、マドリーの練習施設にて、15日より前に個人トレーニングを開始することも望んでいるという。 一方で、代理人のジョルジュ・メンデス氏は先発を望むルニンに対し、移籍するよう説得中。クラブとの会談も予定されているという。 そのルニンに対しては、プレミアリーグ方面からの関心もあるようで、スペイン代表GKダビド・ラヤのライバルが欲しいアーセナルが注目しているという。 アーセナルは先発出場を望むイングランド代表GKアーロン・ラムズデール(26)へのオファーがあることから、売却へ動く模様。代わりに、エスパニョールのスペイン代表GKジョアン・ガルシア(23)とルニンが獲得候補に挙がっているようだ。 ルニンの去就に関しては、数週間以内に決着がつく見込み。マドリーでクルトワの牙城を崩す道と、新たなクラブでスタメンを勝ち取る道、どちらを選ぶことになるのだろうか。 2024.07.10 13:15 Wed5
全てはルニンの決断次第...マドリーがケパ・アリサバラガと再契約するシナリオ
レアル・マドリーがスペイン代表GKケパ・アリサバラガ(29)と再契約するシナリオやいかに。イギリス『90min』が伝えている。 昨夏ティボー・クルトワの長期離脱に伴い、チェルシーからマドリーへ緊急補強の形でレンタル移籍したケパ。必然的に序盤戦で1番手となるも、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニン(25)の台頭で出番を減らした。 それはユーロ2024落選に繋がり、キャリア2度目のCL優勝を経験したとはいえ、少なからず失意を抱えて居場所のないチェルシーへレンタルバック。 ただ、マドリーはクルトワが戦列復帰の一方、昨季を通じて自信を深めながらも、クルトワ復帰でCL決勝に出られなかったルニンが移籍を視野に入れている事実が漏れ聞こえている状況。ルニンの契約は残り1年だ。 そのため、ここ最近伝えられる通り、やはりマドリーはルニンの決断次第で再びケパ獲得に動く可能性が。ケパとチェルシーの契約も残り1年となっているため、今度は完全移籍が順当な流れと言える。 かつて前体制時代にGK史上最高額でケパを獲得したチェルシーも、さすがにこの期に及んで獲得コストを全て回収しようなどとは考えていない模様。ケパ自身もマドリー復帰を望んでいるというのが、イギリスメディア側の見解だ。 すべてはルニンの決断次第。 現状、ルニンは退団一択ではないが、契約延長にも同意していない。 2024.07.01 18:20 Monチェルシーの人気記事ランキング
1
ルカクがナポリ行きを最優先に…オシムヘンの移籍待ちか
ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)の希望はナポリ入りのようだ。 2021年夏のチェルシー復帰がうまくいかず、2022年夏からレンタル移籍が続くルカク。一昨季のインテル復帰に続いて、昨季もローマに舞台を移してイタリアでのプレーを続けたが、完全移籍とはならず。 この夏はひとまずチェルシーに復帰したが、依然として戦力外。ユーロ2024に参戦中から、ストライカーを探すミランの関心が取り沙汰されたが、先日にスペイン代表FWアルバロ・モラタの加入で埋まった。 そんなルカクだが、もう1つの行き先候補として紐づくのがナポリ。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、ルカクもナポリ行きを最優先とし、恩師のアントニオ・コンテ監督を含め、双方が相思相愛という。 ただ、ナポリはナイジェリア代表ビクトル・オシムヘン(25)の退団が決まった場合に限り、ルカクを巡ってチェルシーとの交渉に臨む模様。したがって、ルカクもオシムヘンの去就決定を待っている状況のようだ。 なお、ルカクの将来をも左右するとされるオシムヘンを巡ってはフランス代表FWキリアン・ムバッペの穴埋めが急務となるパリ・サンジェルマン(PSG)の関心が噂される。 2024.07.20 10:40 Sat2
エンソ・フェルナンデスが再び論争に巻き込まれる…古巣リーベルサポーターが凱旋イベントで問題のチャント歌う
アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、人種差別チャント問題でさらなる論争に巻き込まれることになった。イギリス『talkSPORT』が伝えている。 コパ・アメリカ2024で連覇を成し遂げたアルゼンチンは、コロンビア代表戦との決勝後のチームバスで問題のチャントを歌った。 エンソ・フェルナンデスが『インスタグラム』のライブで公開した動画では、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)決勝でフランス代表を破った際に一部のアルゼンチンファンが歌ったチャントがもととされる、人種差別的な内容のチャントを歌う選手たちの姿が映されていた。 この不適切な動画はすぐさまSNS上を中心に広まると、フランスサッカー連盟(FFF)は遺憾の意を表すとともに、法的措置もちらつかせた。また、チェルシーのフランス人のチームメイトも怒りを露わに。 その後、エンソはすぐさま謝罪を行ったが、チェルシーが内部での懲戒手続きを行う旨を声明で発表し、国際サッカー連盟(FIFA)も公式に調査に乗り出したことを報告した。 そんななか渦中のエンソは21日、古巣であるリーベル・プレートとラヌースのホームゲームに招待され、久々にエスタディオ・マス・モヌメンタルのピッチに立った。 古巣のホームユニフォームに袖を通して笑顔を浮かべながらホームサポーターの声援に応えていた同選手だったが、ここで思わぬ騒動に巻き込まれる形となった。 先日にMFアレクシス・マク・アリスターが「この国は人種差別について話すことに慣れていない」と、国民一人ひとりの問題意識の低さを指摘していた通り、今回のエンソ帰還を受けて一部のリーベルサポーターは、同選手へのサポートを訴えるため完全に間違った振る舞いをみせ、再び世界中から批判を招いたチャントを歌っていた。 そして、当然のことながらリーベルファンに対して世界中から非難が殺到しており、今回の一件に関しては非がないエンソに対しても再び非難が集中する結果となった。 なお、『talkSPORT』に出演した南米サッカーの専門家ティム・ヴィッカリー氏は、このチャントを強く非難。さらに、以前から人種差別問題を抱えるアルゼンチンフットボール界を改善すべく、アルゼンチン代表を中心とするスタープレーヤーに対して啓発活動を行うことを訴えている。 「これは汚点だ。アルゼンチンはコパ・アメリカで2連覇し、ワールドカップも優勝した。それにも関わらず、世界中で私たちは彼らに関して一体何の話をしているのか?」 「彼らはこのチャントで自らに恥をかかせた。アルゼンチンが特に人種差別的な国だとは思わないが、間違いなく問題があるのは確かだ」 「そして、これらの問題はとりわけフットボールで表面化する。私は毎週ブラジルのテレビに出演しているが、国際大会でブラジルのチームがアルゼンチンのチームと対戦するたびに、毎週同じようなことを話している」 「アルゼンチンのファンからは毎週、猿のような仕草や猿のような声が聞こえてくる」 「そうする人たちに話を聞くと、彼らは『いやいや、我々は人種差別主義者ではない、これはただのフットボールで、これはゲームの一部で、相手を挑発したり怒らせたりするためにできることは何でもいい』と言う」 「(アルゼンチンの)プレーヤーたちに本当に見せてほしいのは、彼らが立ち上がって、自分たちの国民に『これはもうダメだ。前に進まなければならない、やめなければならない』と訴えてくれることだ」 「アルゼンチンのフットボール文化には素晴らしい点がたくさんあるし、チャントも本当に素晴らしいものが多い。アルゼンチンの試合に行くと、試合よりもチャントの方がよく思い出されるが、このチャントは決して思い出したくないものだ」 「これは悪い歴史の一部で、捨ててしまえと強く思う。プレーヤーたちが立ち上がるべきなんだ」 2024.07.22 22:33 Mon3
チェルシーMFエンソ・フェルナンデスに有罪判決、昨年11月にポルシェで赤信号無視の愚行…免許剥奪かどうかは検討中
コパ・アメリカ2024優勝後の人種差別的なチャントで騒動を起こしたチェルシーのアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、別件で有罪判決を受けることとなった。 アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ2024に臨んでいたエンソ・フェルナンデスは、チームが見事に連覇を達成した後、バスの中で歓喜に沸いた中、フランス代表の黒人選手に向けた人種差別チャントを歌ったとして大きな問題に発展している。 チェルシーのチームメイトはSNSでエンソ・フェルナンデスのフォローを外すなどの行動に出ており、クラブも懲戒処分を与える可能性を示唆。国際サッカー連盟(FIFA)も調査に動いている。 そんな渦中のエンソ・フェルナンデスだが、別件で有罪判決を受けることに。イギリス『BBC』によると、赤信号無視をしていたという。 2023年11月28日、エンソ・フェルナンデスは赤信号を無視。ポルシェのカイエンを運転していた中、その運転手が特定されていなかった。また、無保険で車を運転していたことも発覚。しかし、エンソ・フェルナンデスは逃れようとして警察に情報を提供しなかったとして起訴されることに。12月27日に起訴されていた。 そして7月17日に本人不在のまま有罪判決を受けることとなった。なお、最終的な判決は9月11日に受けることになるという。 また、運転免許剥奪の可能性もある中で、情状酌量の余地があるかどうかを検討するとのことだ。 問題行動が続いているエンソ・フェルナンデス。チェルシーは1億600万ポンド(約215億9000万円)以上の移籍金でベンフィカから獲得。ピッチ上のプレー以外でどうも目立ちすぎている。 2024.07.20 17:50 Sat4
「悲しい決断ではあるが…」アメリカ遠征に名前がなかったチャロバー、チェルシー指揮官が理由を明かす
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が、アメリカツアーから外れたDFトレヴォ・チャロバーについて言及した。 2023-24シーズンはマウリシオ・ポチェッティーノ監督が指揮したチェルシー。トッド・ベーリー氏がオーナーになってから巨額の投資を行ってきたものの、結果がついてこないシーズンが続いている。 監督交代も繰り返す中、新シーズンからはマレスカ監督が指揮を執ることに。22日にはアメリカ遠征に向かうメンバー28名が発表され、ユーロ2024やコパ・アメリカ2024に臨んだ一部選手以外が名を連ねた。 しかし、その中に名前がなかったのがチャロバー。新シーズンに向けて意気込んでいた中で、まさかの事態は大きなニュースとなった。 チェルシーは、フルアムからDFトシン・アダラバイヨを獲得しており、負傷離脱していたDFヴェスレイ・フォファナも復帰。昨シーズンのレギュラーでもあるDFアクセル・ディザジもいる状況であり、センターバックの競争は激しくなっている。 マレスカ監督は、チャロバーがメンバー外になった理由について言及。センターバックの人員が足りていることで、今のチームではメンバーに入れない状況であるとした。 「まず第一に、私の観点からすると、プレシーズンから外れたり、チームから外れたり、最初の11人から外れたりする選手を決めることは常に残念なことだ。なぜなら、結局彼らは皆、同じチームの一員になるという同じ目標のために働いているからだ」 「私にとって、トレヴォの状況は非常に明確だ。アクセルがいるし、トシンもいる。ヴェス(ヴェスレイ・フォファナ)はこの2週間で非常に良いトレーニングをし、ようやく復帰した。ジョシュ・アチャンポンのような若手もいて、素晴らしい活躍を見せている」 「悲しい決断ではあるが、決断しなければならない」 チャロバーはチェルシーと4年の契約が残っているものの、3000万ポンド(約60億円)を超えるオファーであれば売却するつもりがあり、既にプレミアリーグの複数クラブから関心を寄せられている。 2024.07.24 13:05 Wed5