ビダルがフラメンゴと交渉中? インテルは早期契約解除の補償金減額を望む

2022.06.05 23:30 Sun
Getty Images
今夏にフラメンゴ移籍を画策しているチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(34)だが、現所属のインテルとの交渉が難航しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じている。
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2年間を過ごしたバルセロナから、2020年夏にインテルへと加入したビダル。ユベントス時代にも指導を受けたアントニオ・コンテ監督のもと、昨季は負傷に見舞われながらも、主力としてセリエAで21試合に出場し、クラブの11年ぶりとなるスクデット獲得に貢献。しかし、昨夏にコンテ監督が退任となり、シモーネ・インザーギ監督が就任すると序列が低下。2年目の今季はリーグ戦28試合に出場するも、先発はわずか2試合となっていた。
そうした現状に不満を抱えているビダルは、昨年12月にアルゼンチン『TNT Sports』に出演した際に、いずれはフラメンゴでプレーしたいという願望を語っており、『ガゼッタ・デロ・スポルト』は2年契約で交渉が行われていると報じていた。

ビダルとインテルの現行契約は2023年までとなっているが、この契約には早期契約解除条項が含まれているとのこと。しかし、1年早く契約を終了させるには、インテルが補償金として400万ユーロ(約5億6000万円)を選手側支払う必要があり、クラブ側は全額の支払いを望んでいないため、ビダルの代理人と交渉し補償金の減額を目指しているようだ。

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