8度の昇格を経験したウォーノック監督が引退を発表…41年間で1603試合を指揮「熱意がなくなったわけではない」
2022.04.09 22:49 Sat
イングランドで数々のクラブを指揮していきたニール・ウォーノック氏(73)が、41年にわたる監督業からの引退を発表した。
ウォーノック氏は、現役時代はイングランドの下部リーグでプレー。引退後は指導者の道に進む。
ゲインズバラ・トリニティで監督のキャリアをスタート。その後は、ノッツ・カウンティやハダースフィールド・タウン、シェフィールド・ユナイテッド、クリスタル・パレス、QPR、リーズ・ユナイテッドカーディフ・シティ、ミドルズブラで指揮を執った。
ウォーノック氏は、監督キャリアで8度の昇格を経験。2006年には古巣でもあるシェフィールド・ユナイテッドをプレミアリーグに昇格させていた。
監督キャリア通算1603試合を指揮。最も長く指揮したのはシェフィールド・ユナイテッドで、1999年から2007年の8年間。388試合で165勝をあげた。
「ちょうど良い時期だと思った。シーズンの終わりに近づいたことで、終わる前に仕事を得ることはあまりないだろう」
「私はよく走った。何年もやれていなかったことを楽しんでいるし、家族や犬と過ごす時間も多く、サイクリングも始めたんだ」
「熱意がなくなったと言っているわけではない。それを失ったわけではないが、健康面で苦労している友人を見ていると、家族にもう少し自分との時間を楽しんでもらいたいと思うようになった」
2011年にもQPRをプレミアリーグへ昇格させていたウォーノック氏。2018年にはカーディフも昇格させている。
しかし、長い監督キャリアでは悲しい出来事にも遭遇。カーディフを指揮していたときには、ナントから獲得したFWエミリアーノ・サラの到着を楽しみにしていたところ、移動中の小型飛行機が墜落し帰らぬ人に。「サッカー界で最悪の週だ」と当時はコメントしていた。
ウォーノック氏は、現役時代はイングランドの下部リーグでプレー。引退後は指導者の道に進む。
ゲインズバラ・トリニティで監督のキャリアをスタート。その後は、ノッツ・カウンティやハダースフィールド・タウン、シェフィールド・ユナイテッド、クリスタル・パレス、QPR、リーズ・ユナイテッドカーディフ・シティ、ミドルズブラで指揮を執った。
監督キャリア通算1603試合を指揮。最も長く指揮したのはシェフィールド・ユナイテッドで、1999年から2007年の8年間。388試合で165勝をあげた。
ウォーノック氏は、イギリス『スカイ・スポーツ』に対し、キャリアを休むことにしたと語っている。
「ちょうど良い時期だと思った。シーズンの終わりに近づいたことで、終わる前に仕事を得ることはあまりないだろう」
「私はよく走った。何年もやれていなかったことを楽しんでいるし、家族や犬と過ごす時間も多く、サイクリングも始めたんだ」
「熱意がなくなったと言っているわけではない。それを失ったわけではないが、健康面で苦労している友人を見ていると、家族にもう少し自分との時間を楽しんでもらいたいと思うようになった」
2011年にもQPRをプレミアリーグへ昇格させていたウォーノック氏。2018年にはカーディフも昇格させている。
しかし、長い監督キャリアでは悲しい出来事にも遭遇。カーディフを指揮していたときには、ナントから獲得したFWエミリアーノ・サラの到着を楽しみにしていたところ、移動中の小型飛行機が墜落し帰らぬ人に。「サッカー界で最悪の週だ」と当時はコメントしていた。
ニール・ウォーノックの関連記事
ミドルズブラの関連記事
プレミアリーグの関連記事
記事をさがす
|
ミドルズブラの人気記事ランキング
1
セビージャFWイヘアナチョが英2部ミドルズブラにレンタル移籍、アストン・ビラのFWイリング・ジュニアもレンタル
チャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラは3日、セビージャのナイジェリア代表FWケレチ・イヘアナチョ(28)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。 イヘアナチョは、マンチェスター・シティのアカデミーから2015年7月にファーストチームに昇格。2017年8月にレスター・シティへと完全移籍した。 レスターでは公式戦232試合に出場し61ゴール34アシストを記録。プレミアリーグ通算でも196試合で42ゴール25アシストを記録していた。 今シーズンからセビージャに完全移籍。ただ、ラ・リーガで9試合でノーゴール。コパ・デル・レイでは2試合で3ゴールを記録していた。 セルティックもスタッド・レンヌに完全移籍した日本代表FW古橋亨梧の後釜として獲得を目指していたが、マイケル・キャリック監督率いるミドルズブラでプレミアリーグ昇格を目指すこととなった。 今シーズンもミドルズブラは現在チャンピオンシップで7位。プレーオフ圏の6位ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)と勝ち点44で並び、自動昇格の2位シェフィールド・ユナイテッドとは勝ち点差「17」と厳しい状態に。プレーオフからのプレミア昇格を目指すこととなる。 また、アストン・ビラからはU-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニア(21)をレンタル移籍で獲得した。 イリング・ジュニアはチェルシーの下部組織からユベントスの下部組織に加入。2022年12月にファーストチームに昇格すると、2024年7月にアストン・ビラに完全移籍。しかし、そのままボローニャにレンタル移籍していた。 今シーズンはセリエAで7試合1ゴールを記録。チャンピオンズリーグ(CL)でも8試合1ゴールを記録していた。 2025.02.04 14:10 Tue2
15歳の少女と性的関係を持って投獄された元イングランド代表アダム・ジョンソンが釈放
15歳の少女と性的関係を持ち、2016年に6年の実刑判決を下された元イングランド代表MFアダム・ジョンソン(31)が、22日に釈放された。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ミドルズブラやマンチェスター・シティ、サンダーランドでプレーしていたアダム・ジョンソンは2015年3月に15歳の少女との性行為および性行為を目的に未成年者を誘った一件で逮捕され、2016年3月にブラッドフォード刑事法院で行われた裁判で懲役6年の実刑判決を下されていた。 元々の刑期の半分の3年で釈放となったアダム・ジョンソン。伝えられるところによると、しばらく自身の4歳の娘と2人で会うことを禁止されるという。また、有料ポルノサイトへアクセスを防ぐため、キャッシュカードを引き渡す必要があるほか、指示があればどんな場合でも携帯電話を放棄しなければならなくなる可能性があるようだ。 なお、今後のキャリアについてはイングランド5部クラブや中国など海外でのプレーが噂されているが、『デイリー・メール』によれば、リーグ1(イングランド3部相当)およびリーグ2(イングランド4部相当)のいかなるクラブも、アダム・ジョンソンを招き入れるつもりはないという。また、労働ビザの取得が困難であることから中国でプレーする可能性も低いと見られている。 さらに、アメリカやオーストラリア、サウジアラビアなどの中東諸国でプレーする場合は、中国と同じように徹底的な犯罪歴のチェックがあるため、これらの国々でもキャリアを続けることは難しいと指摘している。 2019.03.22 19:19 Fri3
スパーズが逸材SBスペンス獲得を発表! 今夏6人目の補強に
トッテナムは19日、ミドルズブラからU-21イングランド代表DFジェド・スペンス(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの5年となる。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は固定で1250万ポンド(約20億6700万円)となるが、アドオンを含めると最大2000万ポンド(約33億円)前後になる可能性があるようだ。 フルアムのアカデミー出身でチャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラでプロキャリアをスタートしたスペンスは、184cmの攻撃的な右サイドバック。昨シーズンはノッティンガム・フォレストにレンタルで加入し、公式戦50試合出場3ゴール5アシストを記録。昇格プレーオフを制し、24年ぶりのプレミアリーグ復帰を決めた古豪復活の原動力となった。 トップリーグでのパフォーマンスは未知数も、爆発的なスピードと90分を通しての上下動が可能なスタミナ、ドリブルテクニックを最大の特長とするU-21イングランド代表は、クロスや一対一の守備対応も一定以上の水準にあり、アントニオ・コンテ監督がインテル時代に重用したモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(現パリ・サンジェルマン)に近いプロフィールの持ち主だ。 なお、今夏の移籍市場でMFイバン・ペリシッチ、FWリシャルリソンらを獲得しているトッテナムにとって、スペンスは6人目の補強選手となった。 2022.07.19 17:36 Tue4
「もう戻らないと思う」、米代表GKステッフェンはシティ復帰の可能性を除外…
マンチェスター・シティからミドルズブラにレンタル中のアメリカ代表GKザック・ステッフェン(27)は、マンチェスターに戻る意思はないようだ。 ステッフェンは昨夏、ドイツ人GKシュテファン・オルテガのシティ加入に伴い、チャンピオンシップ(イングランド2部)のミドルズブラに1年間のレンタル移籍。ここまでは正GKとしてリーグ戦34試合に出場し、チャンピオンシップ3位チームの守備を支えている。 ボロとの契約に買い取りオプションは含まれておらず、通常であれば今夏のシティ復帰が既定路線となるが、アメリカ『Philadelphia Inquirer』のインタビューで復帰の可能性を除外した。 「もう戻らないと思う」 「いや、僕はプレーしていたいんだ。シティでは素晴らしい時間を過ごしたし、彼らのことは本当に大好きだ。クラブは明らかに素晴らしいところだけど、本当に戻る予定はないんだ」 また、アメリカ代表GKはシティでの出場時間の問題も影響し、土壇場でメンバー入りを逃したカタール・ワールドカップにも言及。 「正直なところ、タフだったよ。神が自分を試したんだ」 「あなた方が想像する通り、決して簡単なことではなかった。びっくりしたし、全くの予想外だった。でも、神は最終的に僕にもっと大きな計画や道を与えてくださるということを理解しているよ」 メジャーリーグサッカー(MLS)のコロンバス・クルー時代にリーグ最優秀GKに輝いたステッフェンは2019年夏にシティ入りが決まったが、そのままデュッセルドルフに1年ローン。そのドイツでブンデスリーガ17試合に出場すると、2020年夏にシティへ正式加入した。 シティではブラジル代表GKエデルソンのバックアップを担い、ここまで公式戦21試合に出場。2021年には2025年までの新契約にサインしていた。 2023.03.25 06:00 Sat5