ナントが見せた効果的なビルドアップからエミリアーノ・サラが頭で押し込む!/2016-17【チーム・ゴールズ】
2021.03.21 16:00 Sun
サッカーにおいて個の力は非常に大事な要素の一つである。しかし、チームとして選手たちがひとつになった時にこそ、素晴らしいプレーが生まれる。『Team Goals』では、流れるような連携から生まれた美しいゴールを紹介。今回はアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラがナントで決めたゴールだ。
母国でのデビューを経て若くして名門ボルドーに渡ったサラは、レンタル移籍でフランスを渡り歩いた後の2015年夏にナントに加入。ブレイクを果たしたものの、2019年1月にカーディフと契約した直後、飛行機墜落事故により命を落としていた。
ナントでは公式戦133試合48ゴールとエース級の活躍を見せていたサラだが、2017年4月29日に行われたリーグ・アン第35節のロリアン戦では、見事な連携からゴールを決めている。
拮抗した展開が続いた試合は、スコアレスのまま推移。このまま引き分けに終わるかと思われた89分、ナントが最終ラインでボールを持つと、ビルドアップを開始。効果的な縦パスで相手のプレスをかいくぐり、右サイドから攻撃を展開すると、ボックス右まで侵入したDFレオ・デュボワがクロスを入れる。ゴール前でサラがこのボールに高いジャンプからヘディングを合わせると、ゴール右にシュートが決まり、土壇場でリードを奪った。
◆鮮やかなビルドアップからサラが決める
母国でのデビューを経て若くして名門ボルドーに渡ったサラは、レンタル移籍でフランスを渡り歩いた後の2015年夏にナントに加入。ブレイクを果たしたものの、2019年1月にカーディフと契約した直後、飛行機墜落事故により命を落としていた。
拮抗した展開が続いた試合は、スコアレスのまま推移。このまま引き分けに終わるかと思われた89分、ナントが最終ラインでボールを持つと、ビルドアップを開始。効果的な縦パスで相手のプレスをかいくぐり、右サイドから攻撃を展開すると、ボックス右まで侵入したDFレオ・デュボワがクロスを入れる。ゴール前でサラがこのボールに高いジャンプからヘディングを合わせると、ゴール右にシュートが決まり、土壇場でリードを奪った。
試合はそのまま1-0でナントが勝利している。
エミリアーノ・サラの関連記事
ナントの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
エミリアーノ・サラの人気記事ランキング
1
エミリアーノ・サラの死から3カ月、父オラシオさんが心臓発作で逝く…
今年1月に帰らぬ人となったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの父のオラシオさんが、26日未明に心臓発作で亡くなっていたことが分かった。58歳だった。イギリス『デイリー・メール』など各メディアがアルゼンチンメディアの情報をもとに伝えている。 息子のエミリアーノは今年1月21日、フランスから移籍先のカーディフに渡るために乗っていた小型飛行機が墜落し消息不明に。翌月7日に、海に沈んでいた遺体がエミリアーノのものだと判明し死亡が確定した。 そしてそれからわずか3カ月。父のオラシオさんが突然の他界。原因は心臓発作だという。 サラの故郷、プログレソの市長を務めるジュリオ・ミュラー氏は、オラシオさんの妻のメルセデスさんから電話を受けたことを地元のラジオで語った。 「2019年はこの町の人々の心を和らげてくれるつもりはないようだ」 「朝5時、彼の妻からの電話が鳴った。彼女はとても動揺していた。医者はすでにその場にいたが、私が到着した頃には彼はすでに亡くなっていた」 「彼はエミリアーノの死を克服することはできなかった」 「遺体が発見されたとき、この事件は終わるかに思えた。しかし、パイロットのことが明るみになって、状況はさらに困難になった」 イギリスの航空事故調査当局によると、エミリアーノを乗せた小型飛行機を運転していたデイビッド・アイボットソン氏が商用飛行の免許を持っていなかったことが判明。 息子の死に大きな絶望に押しつぶされそうになっていたオラシオさんを襲った衝撃の事実。果てしない悲しみとの戦いの末に、オラシオさんはエミリアーノの後を追うように息を引き取った。 2019.04.26 20:30 Friナントの人気記事ランキング
1
「ワンタッチが上手い」「最高」伊東純也が今季2点目でチームを勝利に導く! ファンは代表での形を想像「三笘から伊東へのパスが見えた」
スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也がチームの勝利に貢献した。 5日、リーグ・アン第11節でスタッド・ランスはアウェイでナントと対戦した。 伊東はこの試合でも先発出場を果たし、中村敬斗はケガの影響で欠場となった。 リーグ戦で上位を争う両チームの対戦。連勝を目指したいスタッド・ランスだったが、ゴールを奪えずに苦しい展開となる。 それでも0-0で迎えた75分、伊東がチームを救うゴールを記録した。 左サイドでボールを持ったモハメド・ダラミーがドリブルでカットイン。パスはDFにクリアされるが、これを拾ったダラミーは再びドリブルスタート。ボックス内まで侵入すると、マイナスのパスを出し、伊東がダイレクトで蹴り込んだ。 ファンは「華々しい」、「進歩の足を止めない」、「ワンタッチが上手い」、「ナイスゴール」、「最高」、「愛されてるな」とコメント。また「代表でもこの形あるな」、「三笘から伊東へのパスが見えた」、「これで三笘も生きる」と、日本代表で左サイドでプレーするMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)とダラミーをシンクロさせてイメージする声が多く寄せられた。 伊東にとっては今シーズンの2点目。毎試合活躍は見せているだけに、数字を伸ばしていってもらいたいものだ。なお、試合は0-1でスタッド・ランスが勝利している。 <span class="paragraph-title">【動画】日本代表でも見られそう!? 左から崩して伊東純也が今季2点目</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="dAHntqz9lPo";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.06 08:30 Mon2
コクランが13年半ぶりの母国フランス帰還! ナントに短期契約で加入
ナントは1月31日、フランス人MFフランシス・コクラン(33)の加入を発表した。背番号は「13」に決定。契約期間は今シーズン終了までとなる。 コクランはアーセナルの下部組織出身で、ロリアンへのレンタル移籍を経て2011年7月にファーストチームへ昇格した。 昇格後もフライブルクやチャールトンへのレンタル移籍を経験。チャールトンから復帰後はレギュラーに定着し、公式戦160試合に出場し3アシストを記録。その後、スペインへ渡ると、バレンシア、ビジャレアルの2クラブでプレー。 昨シーズンはビジャレアルで公式戦22試合に出場したが、度重なるケガによる稼働率の問題などもあって退団。約半年間のフリーを経て母国に13年半ぶりの帰還を果たした。 2025.02.01 08:10 Sat3
エミリアーノ・サラの死から3カ月、父オラシオさんが心臓発作で逝く…
今年1月に帰らぬ人となったアルゼンチン人FWエミリアーノ・サラの父のオラシオさんが、26日未明に心臓発作で亡くなっていたことが分かった。58歳だった。イギリス『デイリー・メール』など各メディアがアルゼンチンメディアの情報をもとに伝えている。 息子のエミリアーノは今年1月21日、フランスから移籍先のカーディフに渡るために乗っていた小型飛行機が墜落し消息不明に。翌月7日に、海に沈んでいた遺体がエミリアーノのものだと判明し死亡が確定した。 そしてそれからわずか3カ月。父のオラシオさんが突然の他界。原因は心臓発作だという。 サラの故郷、プログレソの市長を務めるジュリオ・ミュラー氏は、オラシオさんの妻のメルセデスさんから電話を受けたことを地元のラジオで語った。 「2019年はこの町の人々の心を和らげてくれるつもりはないようだ」 「朝5時、彼の妻からの電話が鳴った。彼女はとても動揺していた。医者はすでにその場にいたが、私が到着した頃には彼はすでに亡くなっていた」 「彼はエミリアーノの死を克服することはできなかった」 「遺体が発見されたとき、この事件は終わるかに思えた。しかし、パイロットのことが明るみになって、状況はさらに困難になった」 イギリスの航空事故調査当局によると、エミリアーノを乗せた小型飛行機を運転していたデイビッド・アイボットソン氏が商用飛行の免許を持っていなかったことが判明。 息子の死に大きな絶望に押しつぶされそうになっていたオラシオさんを襲った衝撃の事実。果てしない悲しみとの戦いの末に、オラシオさんはエミリアーノの後を追うように息を引き取った。 2019.04.26 20:30 Fri4
ナントが“ジョーカー契約”でメスDFセントンゼを獲得
ナントは22日、リーグ・ドゥ(フランス2部)のメスからフランス人DFファビアン・セントンゼ(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「28」に決定。契約期間は2027年6月30日までの5年となる。 なお、今夏のフランスの移籍市場はすでに閉幕しているが、セントンゼは“ジョーカー”選手として移籍が承認されている。 リーグ・アンとリーグ・ドゥを管轄するLFPでは、「各クラブは最初の本登録期間(夏の移籍市場)の最終日の翌日から追加登録期間(冬の移籍市場)の初日の前日まで、いわゆる“ジョーカー”プレーヤーを加入させることができる」という規則があり、特定の条件を満たした場合、各クラブにフリートランスファーを除く、選手1名の補強が認められている。 その大まかな条件は、獲得対象の選手がフランス国内でプレーしているというものだ。 セントンゼはエビアンでプロキャリアをスタートし、クレルモン、RCランスを経て2019年にメスへ加入。メスでは右サイドバックの主力として公式戦91試合6ゴール4アシストを記録していた。 2022.09.22 23:51 Thu5