“プロ意識”問題視で若手DFをトッテナムへ返却…1部復帰目指すリーズのファルケ監督にサポが不満

2024.01.07 16:20 Sun
リースを率いるファルケ監督
Getty Images
リースを率いるファルケ監督
リーズ・ユナイテッドを率いるダニエル・ファルケ監督に対し、多くのサポーターがSNS上で不満を募らせているという。

今季からチャンピオンシップ(イングランド2部)に逆戻りしたリーズ。共に降格したレスター・シティが盤石の強さで首位をがっちりキープしている一方、リーズは昇格プレーオフ圏内の4位…決して悪い順位ではないが、首位レスターとは勝ち点「17」差となっている。

また、12月中旬からの直近6試合で2勝1分け3敗とやや停滞気味。そんななか年が明けた1月4日、トッテナムから1年レンタルで加入していたU-21イングランド代表ジェド・スペンス(23)について、レンタル打ち切りとトッテナム復帰が発表された。
スペンスはリーズ加入後のシーズン序盤戦をケガで棒に振ったなか、中盤戦突入以降はそれなりにプレータイムを得ており、リーグ戦7試合に出場。そんなスペンスのレンタル契約を破棄したのは一体何故か。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、昨季ボルシアMGを率いていたドイツ人指揮官・ファルケ監督が、スペンスの「プロ意識」と「規律面」を問題視。スペンスはミドルズブラ時代にもニール・ウォーノック監督(当時)から「献身性に問題あり」と指摘されたことがあったという。
チームスポーツにおけるスペンスの意識に改善が必須なのは間違いなさそうだが、リーズサポーターは今ひとつうだつの上がらない成績もあってか、スペンスを“切る”決断を下したファルケ監督に不満…これから起爆剤になれたかもしれない20代前半の若き右サイドバックに関し、「もう少し我慢できなかったのか?」と嘆いているとのことだ。

「なぜですか?スペンスより優れたサイドバックのオプションはないのに…」「狂気的な決断だ...」

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【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.19“ヤング・リーズ”リーズの集大成/リーズ・ユナイテッド[2000-2001]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.19</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2000-2001シーズン/リーズ・ユナイテッド 〜ヤング・リーズ〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2000-01leeds.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:デイビッド・オレアリー(43) タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ヤング・リーズの集大成</div> 1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">若さ溢れる勢い</div> 主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFハリー・キューウェル(22)</span> リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2019.04.12 22:00 Fri
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リーズの最多得点者であるレジェンドFWロリマー氏が74歳で他界、先月までマッチデープログラムに寄稿

リーズ・ユナイテッドのレジェンドである元スコットランド代表FWピーター・ロリマー氏が他界した。74歳だった。 リーズの発表によると、ロリマー氏は長年闘病生活を送っていたとのこと。20日の朝に亡くなったとのことだ。 リーズの下部組織出身のロリマー氏は、カナダのトロント・ブリザードやバンクーバー・ホワイトキャップスでもプレー。そのほか、ヨーク・シティやウィトビー・タウンでもプレーした。 リーズでは2度にわたって在籍し、707試合に出場し238ゴールを記録。クラブの最多得点記録保持者だった。 リーズ在籍時には、1968-69シーズン、1973-74シーズンの2度のリーグ優勝に貢献。さらに、1967-68シーズンはリーグカップ、1971-72シーズンにはFAカップ優勝にも貢献し、国内の全てのタイトルを獲得していた。 引退後はクラブのアンバサダーに就任。2月27日のアストン・ビラ戦までは、クラブのマッチデープログラムに記事を寄稿しているなど、クラブのために活動し続けていた。 <span class="paragraph-title">【動画】リーズのレジェンド、ロリマー氏のゴール集!</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIyVld1SVlNSiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.03.20 21:45 Sat
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【レジェンドチーム回顧】プレミアを席巻したオレアリー率いる“ヤング・リーズ”〜2000-2001〜

▽4日、ガンバ大阪の日本代表MF井手口陽介(21)がチャンピオンシップ(イングランド2部)のリーズ・ユナイテッドへと完全移籍した。 ▽リーズといえば、1990年代に黄金期を迎え、1990年代後半から2000年代前半までは「ヤング・リーズ」として一躍その名を知らしめた。2003-04シーズンにプレミアリーグから降格すると、その後は昇格することなく、チームは財政難で勝ち点剥奪、リーグ1(3部リーグ)への降格と暗黒期に入った。 ▽しかし、その後はイタリアのカリアリを保有するマッシモ・チェリーノが買収しチームは復活。現在はプレミアリーグ昇格を目指し、チャンピオンシップを戦っている。本稿では、井手口陽介が移籍加入するリーズについて、黄金期のチームをピックアップして紹介。2000-2001シーズンの“ヤング・リーズ”を紹介する。 <span style="font-weight:700;">【2000-2001シーズン】〜ヤング・リーズ〜</span> <div style="text-align:center;"><span style="font-weight:700;">◆基本布陣◆ [4-4-2]</span></div><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div>GK:ナイジェル・マーティン DF:ダニー・ミルズ、リオ・ファーディナンド、ドミニク・マッテオ、イアン・ハート MF:リー・ボウヤー、オリビエ・ダクール、デイビッド・バッティ、ハリー・キューウェル FW:アラン・スミス、マーク・ヴィドゥカ 監督:デイビッド・オレアリー(43)<hr>・タイトル実績:プレミア4位、CLベスト4 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力7:★★★★★★★☆☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆<hr><span style="font-weight:700;">【シーズン実績】</span> <span style="font-weight:700;">◆ヤング・リーズの集大成</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽1998年にデイビッド・オレアリー監督が就任したリーズは、若い選手たちが躍動する魅力的なサッカーでプレミアリーグに旋風を巻き起こした。プレミア制覇こそならなかったものの、幾度も優勝争いに絡み、1999-2000シーズンは3位という好成績を残す。 ▽そのリーズの集大成が2000-01シーズン。CLに初参戦したチームは、この大舞台で躍進する。ミランやバルセロナと同居したグループステージ1次リーグを2位で通過。2次リーグでは前年のCL覇者であるレアル・マドリーやイタリア王者のラツィオと同組に入ったが、再び2位で決勝トーナメント進出を決めた。 ▽決勝トーナメント準々決勝では、リーガ王者の“スーペル・デポル”ことデポルティボ・ラ・コルーニャと対戦し、2戦合計スコア3-2で準決勝に勝ち進む。準決勝ではバレンシアの前に屈して決勝進出を果たせなかったが、大会を大きく盛り上げる活躍を見せ、多くのフットボールファンを虜にした。 ▽しかし、このシーズン以降は財政難に陥り、DFリオ・ファーディナンドなどの主力選手を手放さざるを得なくなる。そして、2003-04シーズンにはチャンピオンシップに降格し、現在までプレミアリーグの舞台に舞い戻れていない状況だ。 <span style="font-weight:700;">【チーム紹介】</span> <span style="font-weight:700;">◆若さ溢れる勢い</span> ▽主に20代前半から半ばまでの選手で構成されたチームは、攻守においてダイナミックなパフォーマンスを披露した。その若さを存分に生かしたスタイルは、躍進を遂げる大きな原動力だった。 ▽最後尾に構えたベテランのGKナイジェル・マーティンは安定したゴールキーピングに加えてコーチング能力が高く、若いチームの中で重要な存在だった。最終ラインは、若かりしころのファーディナンドが中心。時折ミスはあったものの、スピードとビルドアップ能力に長けたセンターバックとして将来が嘱望されていた。さらに、精度の高い左足のキックを装備する左サイドバックのDFイアン・ハートは、オーバーラップから好クロスを供給し、直接FKでゴールを陥れた。 ▽中盤はMFオリビエ・ダクールらが地味な働きながらも献身的なプレーでチームを助けた。右サイドのMFリー・ボウヤーは精力的な動きで攻守に大きく貢献。左サイドのMFハリー・キューウェルは切れ味鋭いドリブル突破からチャンスに絡んだ。 ▽前線は、弱冠20歳のFWアラン・スミスが豊富な運動量を見せてチャンスメイクに奔走。大型FWマーク・ビドゥカとともに抜群の補完性を見せ、2人でゴールを量産した。その他、スミスと同じく20歳のFWロビー・キーンも少ない時間の中でしっかりと結果を残した。 <span style="font-weight:700;">【ピックアップ・プレイヤー】</span> <span style="font-weight:700;">◆ハリー・キューウェル</span>(22)<div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20180104leeds_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;">Getty Images<hr></div>▽リーズ・ユース出身のキューウェルは、躍進する若いチームの象徴としてヨーロッパで暴れまわった。全盛期のギグスを彷彿とさせるドリブル突破や正確な左足でチャンスを演出するなど攻撃の中心を担い、プレミアリーグを代表するウインガーとして地位を確立した。また、同じオーストラリア出身のビドゥカとの連係も見事だった。 2018.01.04 20:30 Thu
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2部で昨季17発、今季18発! スウェーデン代表FWギョケレシュをプレミア中堅勢力が注視

コベントリー・シティのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(24)にプレミアリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。 ギョケレシュは最新のスウェーデン代表メンバーにも名を連ねる身長187cmのストライカー。国際Aマッチ通算12試合2得点を記録している。 クラブキャリアでは19歳でブライトン&ホーヴ・アルビオンに加入するも、レンタル移籍を繰り返し、結局8試合に出場したのみ。プレミアリーグのピッチには一度も立てなかった。 それでも、2021年夏にチャンピオンシップ(イングランド2部)のコベントリーへと完全移籍し、昨季はリーグ戦45試合で17得点を記録。今季は38試合で得点ランキング2位の18得点と昨季を上回るペースでゴールを積み重ねている。 イギリス『90min』によると、ブレントフォードやレスター・シティ、エバートン、リーズ・ユナイテッド、クリスタル・パレスが今夏の獲得を検討。対するコベントリーは少なくとも2000万ポンド(約31億9000万円)を要求する方針とのことだ。 プレミアリーグの中堅勢力が熱い眼差しを向けるギョケレシュだが、実は今冬の移籍もあり得たといい、この時は前述のクラブに加え、ウォルバーハンプトンもコベントリーに照会を依頼していたとされる。 2023.03.26 21:11 Sun
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ユナイテッドが若手躍動でリーズ相手のプレシーズン初戦を制す! 新加入マウントもデビュー

マンチェスター・ユナイテッドが12日、ノルウェーのオスロでリーズ・ユナイテッドのプレシーズンマッチに臨み、2-0で勝利した。 リーズとのプレシーズン初戦では若手が多数を占めるメンバー構成のなか、ケガから復活を期すマルティネスやヴァラン、サンチョ、ワン=ビサカといった主力級も先発。そして、チェルシーから加入のマウントもさっそくスタートから出場した。 そんなユナイテッドは修行先のサンダーランドでインパクトを残したアマド・ディアロのお膳立てから、ハンニバルがゴールに迫れば、注目のマウントも高い位置でのボール奪取からチャンス。結局、ゴールこそなかったが、前半のペースを握った。 後半に迎えるにあたり、先発の顔ぶれを若手にガラリと変更したユナイテッドだが、67分に18歳のアロエンが敵陣中央でボールをカットして素早く縦パス。ボックス右のスペースに抜け出した20歳のエメランが左足でネットを揺らして、先制する。 続く81分にもバイタルエリア右のエメランがゴール中央にパスを出すと、ショレティレを通過したボールに19歳のヒュギルが右足で合わせ、ユナイテッドが追加点。その後もエメランのクロスから19歳のベネットが右ポストを叩くヘッドで迫ったりと完勝した。 デ・ヘアの退団で注目が集まる新守護神としてインテルからオナナの獲得に迫るなか、プレシーズン初戦を見事に白星のユナイテッド。次は19日にスコットランドのエディンバラでリヨンを相手にプレシーズン第2戦に臨む。 2023.07.13 09:40 Thu

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