辞任示唆のコンテが自身の考えを改めて説明 「ここでの時間を楽しんでいる。クラブに何か大切なものを残したい」
2022.02.26 08:00 Sat
前節のバーンリー戦後に辞任を示唆する発言で物議を醸したトッテナムのアントニオ・コンテ監督が、改めて自身の考えを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が報じている。
トッテナムは前々節に首位のマンチェスター・シティを敵地で破る大きな勝利を手にしたが、ミッドウィークに開催された第13節延期分では降格圏に沈むバーンリー相手に0-1の敗戦を喫した。
これで直近のリーグ戦5試合で4敗目を喫することになったイタリア人指揮官は、同試合後に「5試合で4試合も負ければ、やはりクラブが評価を下さなければいけない」、「私は状況を良くするために呼ばれたが、いまはそうではないかもしれない」と、クラブに対する進退伺いとも取れるコメントを残していた。
一連の発言によって就任からわずか4カ月での退任の可能性も取りざたされたが、平静を取り戻したコンテ監督は26日に行われる第27節リーズ戦を前にした公式会見の場で自身の考えを改めて説明。引き続きチームの立て直しのため、全力を注ぐことを約束した。
「(辞任に近づいているのか?)ノーだ。だが、私の言葉は非常に明確だったと思う。直近の5試合で、4試合負けるのは普通ではないと言った。このような状況になったとき、確かにリフレッシュしなければならないはずだ」
「今この瞬間、我々にとって最善の解決策は、一生懸命に働き続けることだと思うし、ファンやクラブに満足を与えるためには、働くしかないと思っている。繰り返しになるが、現在に集中することが大切だ。何度も何度も同じことを繰り返すが、我々には時間が必要であり、忍耐が必要だ」
「クラブは、我々の本当の状況を知る最初の人であり、クラブは私に、どちらが現実なのかを知っていると確認した。クラブは、私の仕事、私のスタッフと一緒にやっていることにとても満足している。この4カ月で、このクラブ、この練習場、この環境に変化をもたらした」
「しかし、問題は、私自身が完璧主義者であり、自分の仕事が将来的にどのような改善をもたらすかをよく知っていることだ」
「同時に、私は早く結果を出したい性分で、負けるとあまりハッピーな気分でいられなくなる。そういうところが、選手としても監督としても、これまでのキャリアを成功に導いてきたのかもしれない」
「確かに、試合に負けたとき、私は一緒に食事をする上で良い相手ではない。試合に負けると気分が悪くなって、一人でいたくなる。少なくとも、回復には1日必要だ。それが私という人間だ。とにかく、負けるのが嫌なんだ。人生で何が嫌いかと聞かれれば、それは試合に負けることだ」
「私のメンタリティは、自分自身を準備し、選手やチームを準備し、自分が苦しむからこそ、このような事態を避けることなのだ。苦しむことのないコーチはたくさんいる。というのも、私は少しソフトな人間になりたかったが、同時にこのようになることで、私は選手として、そしてコーチとして、キャリアの中で勝ち続けてきた人間になった」
「負けたときに喜んだり、記者会見で笑ったりすることを期待されても、私はそんな人間ではない。悔しさを表に出すのは申し訳ないが、感情を表に出さず、心の中にしまっておくのがいいのかもしれない。ただ、私は正直な人間で、嘘をついたり、真実を隠したりすることが難しい」
「ここでは過去よりも確かに困難な経験をしている。ただ、私はキャリアをスタートさせたとき、アレッツォやアタランタでも難しい状況に陥った」
「私はこの仕事が好きで、トッテナムでの時間を楽しんでいるし、特に負けた後の悔しさは、このクラブに対するコミットメントを感じたということだから、トッテナムでの時間を楽しんでいる姿を見せたいと思う」
「他の人は、勝った。負けたで一喜一憂するだけかもしれないが、私はこのクラブに何か大切なものを残したい。時々、私は自分の感情や、感情を表に出すとき、とてもはっきりしている」
「(選手はバーンリー戦後の発言に動揺していないか?)選手たちはこの状況に対して怒る必要がある。ポジティブでもネガティブでもなく、リアクションをとってはいけない。私が怒っているのと同じように、彼らも怒らなければならない」
バーンリー戦後のコメントを感情的になり過ぎたとやや反省したコンテ監督だが、その一方でダニエル・レヴィ会長と話し合いの場を持ったことを認めている。
「ダニエルと話をした。繰り返しになるが、時々、私とクラブの間に問題を起こそうとする人がいるのを見るのは好きではない。それは真実ではないからだ」
「ダニエル・レヴィ会長は、私がどんな時でもクラブを助けるためにここにいて、最後までクラブを助けるつもりだということをよく分かっている。それが真実であり、彼はそれを知っていて、我々が一生懸命働いていることも知っていて、私の仕事、スタッフの仕事について非常に配慮してくれている」
「私は、あらゆる面でクラブを助けたいし、私のビジョン、私のアイデア、フットボールに関するアイデア、改善のためのアイデアをもっている。繰り返し言うが、我々の間に問題はない」
さらに、一貫性を欠くチームパフォーマンスの改善に向けても前向きな姿勢を見せている。
「私は現実的な人間であり、今が最も大事だ。あまり前を向かず、今と向き合うようにしなければならない。そして、できるだけ最高の形でシーズンを終えなければならない」
「我々は一生懸命に働いているし、より多くのものを得てもいいはずだ。クラブの選手たち、特にファンにはそれ以上の価値がある。彼らを幸せにするために、我々はベストを尽くそうとしている。今は、とにかく集中することが大切だ。我々はある意味でうまくいっているし、結果の良し悪しにかかわらず、正しい方向に進み始めている」
「過去に私は、トッテナムにとって最大の問題は、このような状況にあることかもしれない、と言った。つまりアップダウン、アップダウン、アップダウン。もし、更なる競争力を持ちたいのならば、何か重要なもののために戦いたいのならば、他のチームから強いチームだと思われたければ、安定性を示さなければならない」
「つまり、首位のチームと対戦するときも、最下位のチームと対戦するときも、同じように、同じメンタリティで、同じように意地悪に、同じように集中して、同じように意図してプレーしなければならない。このようなレベルに達したとき、初めて戦う準備ができていると言えるだろう」
最後に、トッテナム同様に直近の数試合では思うような結果を残せていないリーズ戦に向けても言及。最新のチームニュースではバーンリー戦で足首を痛めたMFロドリゴ・ベンタンクールがMFオリヴァー・スキップ、DFジャフェット・タンガンガと共に欠場することを明かした。
「相手にとっても我々にとっても良い時期ではないので、タフなゲームになると思う。彼らは残留を争っているし、我々はこの連敗を止めたいと思っている。リーズとの初戦のことはよく覚えている」
「0-1で負けていたが、前半は彼らが勝っていて当然だった。後半は良い試合をして、2-1で勝った。雰囲気はとてもハードだろう。タフなゲームだが、同時に前回のバーンリー戦の経験を生かし、なぜ負けたのかを理解しなければならない」
「残念ながら、ベンタンクールは足首に問題があり、明日の試合には出場できない。深刻な問題ではないと思うし、すぐにでもチームに合流してほしいが、明日は間違いなく欠場だ」
トッテナムは前々節に首位のマンチェスター・シティを敵地で破る大きな勝利を手にしたが、ミッドウィークに開催された第13節延期分では降格圏に沈むバーンリー相手に0-1の敗戦を喫した。
これで直近のリーグ戦5試合で4敗目を喫することになったイタリア人指揮官は、同試合後に「5試合で4試合も負ければ、やはりクラブが評価を下さなければいけない」、「私は状況を良くするために呼ばれたが、いまはそうではないかもしれない」と、クラブに対する進退伺いとも取れるコメントを残していた。
「(辞任に近づいているのか?)ノーだ。だが、私の言葉は非常に明確だったと思う。直近の5試合で、4試合負けるのは普通ではないと言った。このような状況になったとき、確かにリフレッシュしなければならないはずだ」
「なぜそうなったのか、そしてその解決策を見つけるために、答えを見つけるために、考え、評価し始める。選手時代も監督時代も、このような形で負けることはあまりなかったし、これは普通のことだと思う。このような状況は、私自身はもちろん、選手やクラブにとっても大きな痛手だ」
「今この瞬間、我々にとって最善の解決策は、一生懸命に働き続けることだと思うし、ファンやクラブに満足を与えるためには、働くしかないと思っている。繰り返しになるが、現在に集中することが大切だ。何度も何度も同じことを繰り返すが、我々には時間が必要であり、忍耐が必要だ」
「クラブは、我々の本当の状況を知る最初の人であり、クラブは私に、どちらが現実なのかを知っていると確認した。クラブは、私の仕事、私のスタッフと一緒にやっていることにとても満足している。この4カ月で、このクラブ、この練習場、この環境に変化をもたらした」
「しかし、問題は、私自身が完璧主義者であり、自分の仕事が将来的にどのような改善をもたらすかをよく知っていることだ」
「同時に、私は早く結果を出したい性分で、負けるとあまりハッピーな気分でいられなくなる。そういうところが、選手としても監督としても、これまでのキャリアを成功に導いてきたのかもしれない」
「確かに、試合に負けたとき、私は一緒に食事をする上で良い相手ではない。試合に負けると気分が悪くなって、一人でいたくなる。少なくとも、回復には1日必要だ。それが私という人間だ。とにかく、負けるのが嫌なんだ。人生で何が嫌いかと聞かれれば、それは試合に負けることだ」
「私のメンタリティは、自分自身を準備し、選手やチームを準備し、自分が苦しむからこそ、このような事態を避けることなのだ。苦しむことのないコーチはたくさんいる。というのも、私は少しソフトな人間になりたかったが、同時にこのようになることで、私は選手として、そしてコーチとして、キャリアの中で勝ち続けてきた人間になった」
「負けたときに喜んだり、記者会見で笑ったりすることを期待されても、私はそんな人間ではない。悔しさを表に出すのは申し訳ないが、感情を表に出さず、心の中にしまっておくのがいいのかもしれない。ただ、私は正直な人間で、嘘をついたり、真実を隠したりすることが難しい」
「ここでは過去よりも確かに困難な経験をしている。ただ、私はキャリアをスタートさせたとき、アレッツォやアタランタでも難しい状況に陥った」
「私はこの仕事が好きで、トッテナムでの時間を楽しんでいるし、特に負けた後の悔しさは、このクラブに対するコミットメントを感じたということだから、トッテナムでの時間を楽しんでいる姿を見せたいと思う」
「他の人は、勝った。負けたで一喜一憂するだけかもしれないが、私はこのクラブに何か大切なものを残したい。時々、私は自分の感情や、感情を表に出すとき、とてもはっきりしている」
「(選手はバーンリー戦後の発言に動揺していないか?)選手たちはこの状況に対して怒る必要がある。ポジティブでもネガティブでもなく、リアクションをとってはいけない。私が怒っているのと同じように、彼らも怒らなければならない」
バーンリー戦後のコメントを感情的になり過ぎたとやや反省したコンテ監督だが、その一方でダニエル・レヴィ会長と話し合いの場を持ったことを認めている。
「ダニエルと話をした。繰り返しになるが、時々、私とクラブの間に問題を起こそうとする人がいるのを見るのは好きではない。それは真実ではないからだ」
「ダニエル・レヴィ会長は、私がどんな時でもクラブを助けるためにここにいて、最後までクラブを助けるつもりだということをよく分かっている。それが真実であり、彼はそれを知っていて、我々が一生懸命働いていることも知っていて、私の仕事、スタッフの仕事について非常に配慮してくれている」
「私は、あらゆる面でクラブを助けたいし、私のビジョン、私のアイデア、フットボールに関するアイデア、改善のためのアイデアをもっている。繰り返し言うが、我々の間に問題はない」
さらに、一貫性を欠くチームパフォーマンスの改善に向けても前向きな姿勢を見せている。
「私は現実的な人間であり、今が最も大事だ。あまり前を向かず、今と向き合うようにしなければならない。そして、できるだけ最高の形でシーズンを終えなければならない」
「我々は一生懸命に働いているし、より多くのものを得てもいいはずだ。クラブの選手たち、特にファンにはそれ以上の価値がある。彼らを幸せにするために、我々はベストを尽くそうとしている。今は、とにかく集中することが大切だ。我々はある意味でうまくいっているし、結果の良し悪しにかかわらず、正しい方向に進み始めている」
「過去に私は、トッテナムにとって最大の問題は、このような状況にあることかもしれない、と言った。つまりアップダウン、アップダウン、アップダウン。もし、更なる競争力を持ちたいのならば、何か重要なもののために戦いたいのならば、他のチームから強いチームだと思われたければ、安定性を示さなければならない」
「つまり、首位のチームと対戦するときも、最下位のチームと対戦するときも、同じように、同じメンタリティで、同じように意地悪に、同じように集中して、同じように意図してプレーしなければならない。このようなレベルに達したとき、初めて戦う準備ができていると言えるだろう」
最後に、トッテナム同様に直近の数試合では思うような結果を残せていないリーズ戦に向けても言及。最新のチームニュースではバーンリー戦で足首を痛めたMFロドリゴ・ベンタンクールがMFオリヴァー・スキップ、DFジャフェット・タンガンガと共に欠場することを明かした。
「相手にとっても我々にとっても良い時期ではないので、タフなゲームになると思う。彼らは残留を争っているし、我々はこの連敗を止めたいと思っている。リーズとの初戦のことはよく覚えている」
「0-1で負けていたが、前半は彼らが勝っていて当然だった。後半は良い試合をして、2-1で勝った。雰囲気はとてもハードだろう。タフなゲームだが、同時に前回のバーンリー戦の経験を生かし、なぜ負けたのかを理解しなければならない」
「残念ながら、ベンタンクールは足首に問題があり、明日の試合には出場できない。深刻な問題ではないと思うし、すぐにでもチームに合流してほしいが、明日は間違いなく欠場だ」
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今シーズンのセルティックで多大なる活躍を見せている日本代表FW前田大然(27)にプレミアリーグのビッグクラブが関心を持っているという。イギリス『TBR』が伝えた。 2022年1月に横浜F・マリノスからセルティックに加入した前田。今シーズンは公式戦47試合で33ゴールを記録。スコティッシュ・プレミアシップでは16ゴールを記録し、得点ランキングトップに立つとともに、シーズンMVPの最終候補に残っている。 左ウイングを主戦場としていた前田は、1月に日本代表FW古橋亨梧がスタッド・レンヌへと完全移籍したことを受けて中央でのプレーが増えることに。すると一気にゴールを量産し、1つステップを登った形となっている。 前田とセルティックの契約は2027年夏までとなっており、ブレンダン・ロジャーズ監督も今夏の移籍の可能性を示唆していたが、プレミアリーグからの関心が高まっているという。 前田の獲得に関心を持っているのは、アーセナル、リバプール、チェルシー、トッテナム・ホットスパーとのこと。さらに、アストン・ビラやブレントフォード、フルアム、クリスタル・パレス、ウェストハム、リーズ・ユナイテッドなども興味を持っているという。 前田の移籍金は約2500万ポンド(約48億3000万円)と見られており、プレミアリーグのクラブであれば手が出せる金額。前田自身は「ここにいる間は、常にセルティックのために戦い、プレーしたいと思っています。チームのために集中してプレーし続けたいです」と、セルティックのためにプレーすることを口にしていたが、セルティックが最後のクラブになるかという質問には「うーん、よく分かりません。難しい質問ですね」と、残留を明言せず、高みを目指していくことは間違いないと見られている。 2025.05.02 16:45 Fri3
スパーズのEL決勝進出高まる状況でプレミア第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程が変更に
プレミアリーグ第37節のアストン・ビラvsトッテナムの試合日程の変更が発表された。 現在、熾烈なトップ5争いを繰り広げる7位のアストン・ビラと、16位のトッテナムの一戦は、当初5月18日(日)に開催予定だった。 しかし、ヨーロッパリーグ(EL)決勝進出の可能性があるトッテナムが、5月21日(水)に行われるサン・マメス(ビルバオ)に十分な準備期間を得るため、アストン・ビラとプレミアリーグに5月16日(金)への日程変更を訴えていた。 EL準決勝1stレグではトッテナムがホームでボデ/グリムトに3-1で勝利。これに対して同じプレミアリーグ勢のマンチェスター・ユナイテッドが、アウェイでアスレティック・ビルバオに3-0で先勝。イングランド勢同士のファイナルの可能性が高まっている。 そのユナイテッドは元々プレミアリーグ第37節で16日にチェルシーとのアウェイゲームを戦う予定で、トッテナムが18日に試合を行う場合、公平性という部分で問題が生じるため、最終的にノースロンドンのチームの要請が認められる形となった。 なお、新たな日程ではアストン・ビラvsトッテナムが現地時間5月16日(金)の19:30(日本時間27:30)、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが20:15(日本時間28:15)にリスケジュールとなった。 2025.05.07 14:35 Wed4
無冠煽り、相手選手の模倣…プレミアリーグでは批判的・嘲笑的なゴールセレブレーションへの処罰が厳格に?
プレミアリーグでは今後、ゴールセレブレーションをする際に注意が必要となるかもしれない。 今シーズン、いくつかのゴールセレブレーションが物議を醸しているプレミアリーグ。得点を記録した選手がチームメイトやファンと祝うのはサッカーの醍醐味の一つであり、試合の盛り上げに大きく貢献しているが、一方で相手を嘲笑するようなセレブレーション対しては批判も少なくない。 例えば、1月26日に行われたプレミアリーグ第23節トッテナムvsレスター・シティでは、レスターのFWジェイミー・ヴァーディが同点弾を決めた際のゴールセレブレーションが話題に。ヴァーディはユニ右袖の「プレミアリーグのエンブレム」を指差した上で、トッテナムファンに向けて指で「0」の形を作り、無冠の続くクラブを煽った。 また、2日に行われたプレミアリーグ第24節アーセナルvsマンチェスター・シティ戦では、アーセナルの若手DFマイルズ・ルイス=スケリーがゴールを決めた際に、シティのFWアーリング・ハーランドがよく見せるあぐらをかいて目をつぶるセレブレーションを披露。これについても物議を醸すこととなった。 この2つのセレブレーションについては、いずれもお咎めなし。しかし、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、今後は警告の対象になる可能性があるようだ。 プレミアリーグの最高責任者であるプレミアリーグの最高責任者トニー・スコールズ氏は、「バランスの問題だ。我々は皆、セレブレーションを見るのが好きだとは思う。中にはとても面白いものもあるが、限度はある。それが嘲笑や批判に及ぶのなら、我々は対処する必要があるだろう」と語っている。 実際、今シーズンもエバートンのFWイリマン・エンディアイエがブライトン&ホーヴ・アルビオン戦でゴールを決め、ブライトンのエンブレムにも描かれるカモメのポーズをとったところ、イエローカードを提示される事態に。今後はより厳しい目が向けられる可能性があり、選手たちはセレブレーション時に慎重となる必要があるだろう。 2025.02.06 15:10 Thu5