イブラの復帰はまだ先か…ミラン指揮官「彼は檻の中のライオン。回復に全力を尽くしている」

2022.02.09 18:15 Wed
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ミランステファノ・ピオリ監督がスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの引き続き欠場を明言した。イタリア『スカイ』が伝えている。
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ミランは9日、コッパ・イタリア準々決勝でラツィオと対戦する。先のセリエAでミラノ・ダービーを制して迎えるホームチームだが、対戦を前に注目を集めるのは、その負傷者の多さ。アキレス腱を痛めているイブラヒモビッチに加え、足首のケガを抱えるクロアチア代表FWアンテ・レビッチ、そして先月半ばに左ヒザ内側半月板の損傷で手術を受けたイングランド代表DFフィカヨ・トモリも出場が憂慮されている。そうした中、前日会見に出席したピオリ監督は「ズラタンは檻の中のライオンだ。彼は回復のために全力を尽くしている。当然、試合には出られないが、次の試合については様子を見ている」と、今季ここまで8得点を記録しているチームトップスコアラーの欠場を明言した。
一方で、レビッチに関しては「月曜日にトレーニングを行ったが、彼が使えるかどうかはこれからだ」と出場の可能性を排除せず。トモリについては「良い。起用できると思う。最初から使えるのか、交代出場になるかはこれから次第だ」と戦列復帰を示唆した。

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