カップ戦敗退のナポリ…スパレッティ監督は落胆 「我々はすべきことをしなかった」
2022.01.14 14:26 Fri
ナポリのルチアーノ・スパレッティ監督が、カップ戦敗退を嘆いた。『フットボール・イタリア』が伝えている。
ナポリは13日に行われたコッパ・イタリア5回戦でフィオレンティーナと対戦した。前半に先制点を許すも、直後にFWドリエス・メルテンスのゴールで追いつくと相手に退場者も出る有利な展開に。しかし、後半にも失点を喫すると終盤にはFWイルビング・ロサーノ、MFファビアン・ルイスが立て続けに退場。9人となりながらも試合終了間際にFWアンドレア・ペターニャのゴールで追いついたが、延長戦では数的不利の状況を打開できず失点を重ね、2-5で敗れた。
コッパ・イタリア敗退となった結果について、試合後のインタビューに応じたスパレッティ監督も落胆。審判の判定には疑問を呈しつつ、敗戦の言い訳にはならないと語った。
「我々はすべきことをせず、数的有利となった際にも試合をコントロールできなかった。その一方で、フィオレンティーナはこの状況にうまく対処したと思う。ラッキーな出来事によって、リードを奪っていた」
「レッドカードの場面は説明するのが難しいので、ここでは触れない。ファビアンのイエローカードとアルフレッド・ダンカンのファールが同じように扱われることについて、私は理解できないがね」
また、スパレッティ監督は過密日程と離脱者の多さに苦慮していると告白。選手の疲労が溜まっていることを嘆いた。
「今日は何も得るものがない。とてもお粗末な内容だった。我々は3日前と同じ選手たちがプレーをしている。10日ぶりに戻ってきた選手もいるが、3日後にまた同じメンバーで戦わなければならない。試合は山積みであり、今はフレッシュな脚がチームにないんだ」
ナポリは13日に行われたコッパ・イタリア5回戦でフィオレンティーナと対戦した。前半に先制点を許すも、直後にFWドリエス・メルテンスのゴールで追いつくと相手に退場者も出る有利な展開に。しかし、後半にも失点を喫すると終盤にはFWイルビング・ロサーノ、MFファビアン・ルイスが立て続けに退場。9人となりながらも試合終了間際にFWアンドレア・ペターニャのゴールで追いついたが、延長戦では数的不利の状況を打開できず失点を重ね、2-5で敗れた。
コッパ・イタリア敗退となった結果について、試合後のインタビューに応じたスパレッティ監督も落胆。審判の判定には疑問を呈しつつ、敗戦の言い訳にはならないと語った。
「レッドカードの場面は説明するのが難しいので、ここでは触れない。ファビアンのイエローカードとアルフレッド・ダンカンのファールが同じように扱われることについて、私は理解できないがね」
「とはいえ、試合の半分を数的有利な状況で戦えたのに、それをコントロールできなかったのだ。だから、第一に我々の責任となるだろう」
また、スパレッティ監督は過密日程と離脱者の多さに苦慮していると告白。選手の疲労が溜まっていることを嘆いた。
「今日は何も得るものがない。とてもお粗末な内容だった。我々は3日前と同じ選手たちがプレーをしている。10日ぶりに戻ってきた選手もいるが、3日後にまた同じメンバーで戦わなければならない。試合は山積みであり、今はフレッシュな脚がチームにないんだ」
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フットボール界のレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏(60)が25日に急逝した。 10月30日に60歳の誕生日を迎えたばかりのマラドーナ氏だったが、その後に硬膜下血腫が見つかり緊急手術。無事に手術は成功していたが、この度心不全で帰らぬ人となった。 そのマラドーナ氏が全盛期を過ごし、チームに黄金期をもたらせたのがナポリだった。 現在はイタリア屈指の強豪として認知されているナポリだが、初めて歓喜の渦に包まれたのは1980年代後半だった。1984-1985シーズンにバルセロナからやってきたディエゴ・マラドーナによって、チームは数々のタイトルを獲得した。 マラドーナが中心のチームは、1986-87シーズンにセリエAとコッパ・イタリアの2冠に輝き、その後も優勝を争いながら、1988-89シーズンにはUEFAカップ(現EL)を獲得。そして、迎えた1989-90シーズンにクラブ史上2度目となるスクデットを手に入れることとなる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/1989-90napoli.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><</div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:アルベルト・ビゴン(52) 獲得タイトル:セリエA 攻撃力9:★★★★★★★★★☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層7:★★★★★★★☆☆☆</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">◆マラドーナのチーム</div> 開幕から順調に勝ち点を積み重ねたナポリは、このシーズンにチャンピオンズリーグ2連覇を達成したミランやインテルと優勝争いを繰り広げた。後半戦ではそのミランとインテルとの直接対決に敗れたが、粘りを見せて最後の5試合で5連勝を達成。ミランを追い抜いて見事に優勝を決めた。 フットボールの世界では、絶大なる個の力を有する選手がそのチームの戦術となることがしばしばある。そして、この頃のナポリは、まさにマラドーナのチームだった。 そのマラドーナを支えるため、チロ・フェラーラを中心とした守備陣とフェルナンド・デ・ナポリなどの中盤の選手は守備に奔走した。ナポリは、当時のイタリア代表メンバーを中心にマラドーナを支える土台を固めていた。 攻撃は前線のトライアングルで形成した。自由を与えられたマラドーナは攻撃の全権を掌握。また、後に柏でプレーするブラジル代表FWカレカとイタリア代表FWアンドレア・カルネバーレの2トップがゴールを重ね、当時23歳のジャンフランコ・ゾラも存在感を示した。 “ナポリの王様”と評されたマラドーナは、イタリア随一の陽気な街に2度のスクデットをもたらした。数々の魅力的なプレーで観客を魅了し、自身が付けた10番が永久欠番になるほどサポーターから愛された。ただ、かねてからコカイン使用が疑われるなど、イタリアマフィアの巣窟であるナポリで麻薬に染まり、プロ選手としてのキャリアが終焉に向かっていった。 <div id="cws_ad">◆全盛期のマラドーナがナポリで見せたスーパーゴール集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJRQkZwNEVQayIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2020.11.26 17:30 Thu4
「思い出すのはサッリ」 ナポリの象徴ハムシク、母国で歩み始めた指導者人生を語る 「400人の子どもたちに…」
元スロバキア代表MFマレク・ハムシク氏が歩み出したばかりの指導者キャリアについて語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 6月に現役を退いたハムシク氏。今やセリエA王者となったナポリで通算520試合出場および121ゴール103アシストという数字を積み上げた36歳は現在、RSCハムシク・アカデミーという自身の名を冠した母国スロバキアの3部リーグクラブでオーナー兼育成コーチとして新たな人生を歩み出している。 そんなハムシク氏の選手キャリアにおけるピークはもちろんナポリ時代。11年半の在籍期間中に6人の指揮官と共闘した元キャプテンだが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューでは、やはりマウリツィオ・サッリ監督の印象が今も色濃く残っていると語った。 「私はサッリの副官のようだった。チャレンジングなフットボールを志向する彼は、私たち選手にどんなことでも時間を割いて説明してくれた。誰しも時折、『なぜこれが必要なんだ?』と考えることがあるだろう? 私はコーチとして選手にコンセプトを上手く伝えたい…思い出すのはサッリだ」 ハムシク氏は19歳以下の選手への指導が認められるUEFAライセンスを保有しているものの、指導者キャリアは始まったばかり。「私の元に400人の子どもたちがいるんだ。その全員に私の経験を提供したい。けど、与えるには受け取る柔軟性が必要だ。私自身が学びを続けているよ」 スロバキアの子どもたちへの指導について語った一方、同胞の後輩MFスタニスラブ・ロボツカがチームの要に君臨する古巣ナポリの話にも花を咲かせた。 「インテルがとても良いスタートを切ったね。さすがはチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストだ。安定感が光る彼らはナポリからスクデットを取り戻そうとしているだろう。ミランとユベントスのことも忘れてはならない」 「だが、ルディ・ガルシア(監督)とクヴィチャ・クワラツヘリアは10年先を行く資質の持ち主だ。他の選手たちも高い能力を兼ね備えている。ロボツカも、彼がフットボーラーとして、人として、どれほどの価値がある存在か私は知っていた。私の推薦は間違っていなかっただろう?(笑)」 2023.09.05 17:32 Tue5
