ハイダラが移籍先候補ユナイテッドに言及 「子供の頃から好きなチーム」

2021.12.17 00:08 Fri
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドからの関心が伝えられるRBライプツィヒのマリ代表MFアマドゥ・ハイダラ(23)が、その移籍先候補について言及した。

オーレ・グンナー・スールシャール前監督の後任として、ユナイテッドの新指揮官に就任したラルフ・ラングニック監督。指揮官としての契約は今シーズン終了までとなっているが、以降の2年間はコンサルタント契約を結んでおり、今後はクラブのリクルート部門にも大きな影響を及ぼしていくことが予想されている。
そういった中、過去にレッドブル傘下のザルツブルクやライプツィヒでスポーツ・ディレクターや監督として手腕を発揮したドイツ人指揮官は、今冬の移籍市場において手薄な中盤の補強候補として古巣で活躍するマリ代表MFをリストアップしていると見られている。

2019年1月にザルツブルクからライプツィヒにステップアップを果たしたハイダラは、ダイナミズムと身体能力を武器とするセントラルMF。機動力を生かした守備範囲の広さに加えて、一発でボールを奪い切る球際の強さ、強烈なミドルシュートも兼備する、欧州のビッグクラブも注目を集める逸材だ。また、ライプツィヒとの契約には3300万ユーロ(約42億5000万円)の契約解除条項が付随しており、ユナイテッドの資金力をもってすれば、問題なく獲得可能だ。

そのハイダラはドイツ『シュポルト・ビルト』で、自身の成長に大きな影響を与えてくれた恩師ラングニックについて言及している。
「ラルフは僕のキャリアにおいて非常に大きな役割を果たしているよ。 ライプツィヒが僕を獲得したいと考えたとき、僕は不運なことにヒザの前十字じん帯を断裂してしまったんだ。だけど、ラルフは『とにかくここに来るべきだ』と言ってくれたんだ」

「彼が本当に自分のことを望んでくれていて、ライプツィヒの監督として大きな自信を与えてくれたから、彼にとても感謝しているんだ。彼は後にライプツィヒにとどまり、ユリアン・ナーゲルスマンの下でより成長できると信じさせてくれた」

また、今冬の移籍の可能性に関して問われると、ライプツィヒでの充実を強調しながらも、ユナイテッドが幼少期からの憧れのクラブであることを明かしている。

「子供の頃、誰もが好きなチームを持っていたと思う。僕はマンチェスター・ユナイテッドだったよ。クリスティアーノロナウドの大ファンで、ポール・スコールズ、パトリス・エヴラ、エドウィン・ファン・デル・サールアンデルソンも好きだったよ」

「だけど、もし噂についての話を聞きたいのであれば、僕はライプツィヒにいる。そして、ここで良い気分でいるということさ」

ラングニック監督との関係性、クラブへの愛情を考えれば、ハイダラとユナイテッドは相思相愛と言えるが、今冬にマンチェスター行きを選択する可能性はあるのか…。
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