このままではリュディガーがフリーでレアルへ? ロマーノ氏「マドリーは本気で関心」

2021.12.16 17:20 Thu
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レアル・マドリーチェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガー(28)の獲得を目指しているようだ。『The Sports Review』が伝えている。
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今夏の市場で、主力CBのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとフランス代表DFラファエル・ヴァランが去ったマドリー。手薄になったディフェンスラインを強化するべく、来夏に新たな補強を画策しているようだ。その候補として挙がっているのがリュディガーだ。互いに残留を望んでいるものの、条件面での折り合いがつかず、未だ合意に至っていないとのこと。現行契約が2022年6月までとなっているため、このまま満了を迎えた際はマドリーがフリーでの獲得に乗り出すとされている。
リュディガーの去就について、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が自身の『YouTube』チャンネルでさらなる詳細を語っている。

「今日はチェルシーのセンターバック、アントニオ・リュディガーの最新情報をお届けしよう。現在のリュディガーはどうなっているのだろうか。彼は2022年(6月)に契約が満了を迎える。チェルシーは長い間リュディガーと延長交渉をしているが、まだ合意には至っていない」
「チェルシーからの新しい提案はまだ無く、リュディガーは以前の提案を受け入れていない。だから、彼がサインするためには何かを変える必要がある。そうでなければ、クラブはこの選手をフリーエージェントとして失うリスクがあるだろう」

「では、舞台裏はどうなっているのか。トッテナムとの噂があったが、それは違う。ミランとの噂もあったが、それは昔の話であり、今は何も起きていない。リュディガーがフリーになるのであれば、獲得競争の先頭に立つのはレアル・マドリーだ」

「彼らはリュディガーを欲しがっていて、新しいタイプの『ダビド・アラバの機会』を探しており、リュディガーは完璧な選手と考えられている。だから、マドリーは本気でリュディガーに関心を寄せている」

「リュディガーはチェルシーへの残留を望んでいる。彼はチェルシーが大好きだし、ロンドンが大好きで、あの雰囲気とトーマス・トゥヘル監督とのフィーリングが好きなんだ。適切な契約、最高の提案を求めているが、クラブからの提案はまだ納得いくものではない。そのため、マドリーはリュディガーをフリーで獲得することを望んでいる」

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