「ホッとしている」移籍1年目でのタイトル獲得となったFW柿谷曜一朗、古巣との決勝は「仲間たちの素晴らしいところも見れた」
2021.10.30 18:38 Sat
30日、YBCルヴァンカップ決勝の名古屋グランパスvsセレッソ大阪が行われ、2-0で名古屋が勝利した。
3日前の天皇杯準々決勝でも対戦した両者。その試合ではC大阪が0-3で勝利を収めていたが、この試合は名古屋が立ち上がりから主導権を握る。
しかし、前田直輝が決定機を逸するなどチャンスを生かせないと、C大阪が反撃。それでも互いにゴールを奪えず、0-0で前半を終える。
すると後半立ち上がりの47分、相馬勇紀のCKから柿谷曜一朗がフリックすると、前田がヘディングでゴール。名古屋が先制すると、ここからC大阪の戦い方に合わせて選手とシステムを変えて対応。C大阪は苦しみながらも攻め込むと、77分には松田陸のシュートを大久保嘉人がコースを変えるが、これはポストに嫌われる。
C大阪が名古屋の堅守に手をこまねいていると79分、カウンターからシュヴィルツォクが持ち込みシュート。このこぼれ球を稲垣祥が蹴り込み、名古屋が追加点。その後はしっかりと守りを固めてタイムアップ。初のカップ戦制覇を達成した。
「決勝の相手がセレッソ大阪に決まってから、意識しないつもりで過ごしていましたが、頭のどこかにこの決勝のことを意識しながら生活していた部分もあったので、終わってホッとしています」
「決勝はどちらが勝ってもおかしくないゲームをしていたと思いますし、僕が認めているというか、凄い選手だなと思っている選手たちと仕事ができたので、思い出に残る試合ができました」
その舞台に先発出場し、後半早々にCKからアシストをしたが「いくつも準備してきた形の中で、どのボールが入ってくるかというのは蹴る人によって違います。ただ、相馬選手もマテウス選手も、鋭いボールというのはあるので、逆に鋭すぎて手前で引っ掛かるのを無くしたかったと思っていてあそこに走り込んだらちょうどきたので、上手くすらせて良かったと思います」とコメント。準備した中での1つがハマったと振り返った。
試合中は厳しいマークにも遭っていた柿谷。「どちらに転んでもおかしくないゲームで、攻め込まれる時間も多かった中で、自分もそうですが、前線の選手含め、ハードワークすることを絶対に怠らないということで、厳しい試合になりました」と厳しい試合だったとし、「その分、前への推進力という部分で、僕自身ミスが多かった気もします。まだまだ体力のところで、90分通して良いパフォーマンスを出せないなと思っていたところでした」と自身のプレーには反省する部分も見せた。
C大阪の選手との試合後の会話については「試合が終わった後、色々な選手と話をした中で、名古屋の強い時はこういうサッカーだとみんな言っていましたし、改めて自分たちがチームとして戦うという姿勢で、ファミリーの皆さんもそうですが、チーム一丸となってやれたんじゃないかと、聞いてそう思いました」と、名古屋らしさを出せたと、相手のコメントを聞いて感じたと明かした。
移籍時にもタイトルを口にしていた柿谷だが、1年目での願いが達成。さらに、古巣との決着をつけてという形となった。その点については「もちろんタイトル獲ることは移籍した時から思っていましたが、どこのチームも今は拮抗していて、強いチームが多いので、まさか移籍してきた1年目から決勝のチャンスが来るとは、意識はしていましたけど、まさか来るとは思っていなかったです」と、願いながらもいきなりチャンスが来るとは思っていなかったっという。
さらに古巣が相手ということについては「その相手がC大阪で、複雑な気持ちと、ぶっちゃけもうやりたくないな、決勝はC大阪はやめて欲しいなと思っていました」と、意外なことを告白。それでも「実際やると凄く楽しかったですし、終わった後に結果が逆だったら、セレッソの選手たちみたいにおめでとうと言えるかなと思って。その温かさというか、そう言ったものを感じて、素晴らしい選手たちとサッカーをして来れていたんだなと感じられました。移籍してきて、こうやってタイトルが獲れたことは素晴らしいことですけど、今まで一緒にやってきた仲間たちの素晴らしいところも見れたので幸せでした」と、古巣のよく知る選手たちの振る舞いを含めて、良い経験になったと振り返った、
また、交代後にはベンチメンバーと共に盛り上げていたが「残り20分、30分ぐらいが凄く長く感じるだろうなと思っていたので、長く感じたくなかったのでみんなで出ている選手を鼓舞して、優勝する雰囲気をベンチから作ろうと思って見ていました」と、ピッチを去っても雰囲気作りに没頭し、見事にタイトル獲得を果たした。
3日前の天皇杯準々決勝でも対戦した両者。その試合ではC大阪が0-3で勝利を収めていたが、この試合は名古屋が立ち上がりから主導権を握る。
すると後半立ち上がりの47分、相馬勇紀のCKから柿谷曜一朗がフリックすると、前田がヘディングでゴール。名古屋が先制すると、ここからC大阪の戦い方に合わせて選手とシステムを変えて対応。C大阪は苦しみながらも攻め込むと、77分には松田陸のシュートを大久保嘉人がコースを変えるが、これはポストに嫌われる。
C大阪が名古屋の堅守に手をこまねいていると79分、カウンターからシュヴィルツォクが持ち込みシュート。このこぼれ球を稲垣祥が蹴り込み、名古屋が追加点。その後はしっかりと守りを固めてタイムアップ。初のカップ戦制覇を達成した。
今シーズン名古屋に加入し、先制ゴールをアシストしたFW柿谷曜一朗が試合後のオンライン取材に応対。昨シーズンまで在籍したC大阪との決勝を終えての心境を語った。
「決勝の相手がセレッソ大阪に決まってから、意識しないつもりで過ごしていましたが、頭のどこかにこの決勝のことを意識しながら生活していた部分もあったので、終わってホッとしています」
「決勝はどちらが勝ってもおかしくないゲームをしていたと思いますし、僕が認めているというか、凄い選手だなと思っている選手たちと仕事ができたので、思い出に残る試合ができました」
その舞台に先発出場し、後半早々にCKからアシストをしたが「いくつも準備してきた形の中で、どのボールが入ってくるかというのは蹴る人によって違います。ただ、相馬選手もマテウス選手も、鋭いボールというのはあるので、逆に鋭すぎて手前で引っ掛かるのを無くしたかったと思っていてあそこに走り込んだらちょうどきたので、上手くすらせて良かったと思います」とコメント。準備した中での1つがハマったと振り返った。
試合中は厳しいマークにも遭っていた柿谷。「どちらに転んでもおかしくないゲームで、攻め込まれる時間も多かった中で、自分もそうですが、前線の選手含め、ハードワークすることを絶対に怠らないということで、厳しい試合になりました」と厳しい試合だったとし、「その分、前への推進力という部分で、僕自身ミスが多かった気もします。まだまだ体力のところで、90分通して良いパフォーマンスを出せないなと思っていたところでした」と自身のプレーには反省する部分も見せた。
C大阪の選手との試合後の会話については「試合が終わった後、色々な選手と話をした中で、名古屋の強い時はこういうサッカーだとみんな言っていましたし、改めて自分たちがチームとして戦うという姿勢で、ファミリーの皆さんもそうですが、チーム一丸となってやれたんじゃないかと、聞いてそう思いました」と、名古屋らしさを出せたと、相手のコメントを聞いて感じたと明かした。
移籍時にもタイトルを口にしていた柿谷だが、1年目での願いが達成。さらに、古巣との決着をつけてという形となった。その点については「もちろんタイトル獲ることは移籍した時から思っていましたが、どこのチームも今は拮抗していて、強いチームが多いので、まさか移籍してきた1年目から決勝のチャンスが来るとは、意識はしていましたけど、まさか来るとは思っていなかったです」と、願いながらもいきなりチャンスが来るとは思っていなかったっという。
さらに古巣が相手ということについては「その相手がC大阪で、複雑な気持ちと、ぶっちゃけもうやりたくないな、決勝はC大阪はやめて欲しいなと思っていました」と、意外なことを告白。それでも「実際やると凄く楽しかったですし、終わった後に結果が逆だったら、セレッソの選手たちみたいにおめでとうと言えるかなと思って。その温かさというか、そう言ったものを感じて、素晴らしい選手たちとサッカーをして来れていたんだなと感じられました。移籍してきて、こうやってタイトルが獲れたことは素晴らしいことですけど、今まで一緒にやってきた仲間たちの素晴らしいところも見れたので幸せでした」と、古巣のよく知る選手たちの振る舞いを含めて、良い経験になったと振り返った、
また、交代後にはベンチメンバーと共に盛り上げていたが「残り20分、30分ぐらいが凄く長く感じるだろうなと思っていたので、長く感じたくなかったのでみんなで出ている選手を鼓舞して、優勝する雰囲気をベンチから作ろうと思って見ていました」と、ピッチを去っても雰囲気作りに没頭し、見事にタイトル獲得を果たした。
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