ペリシッチは今季限りでインテル退団か…財政難のクラブは給与減額を要求

2021.10.14 13:01 Thu
Getty Images
インテルのクロアチア代表FWイバン・ペリシッチ(32)が、来夏に退団する可能性が高まっているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ペリシッチは2015年夏にヴォルフスブルクからインテルに加入。2019-20シーズンにはバイエルンに1年間レンタルで移籍していたものの、昨季復帰するとアントニオ・コンテ監督の信頼をつかみ公式戦42試合出場5ゴール5アシストの成績を記録。チームのスクデット獲得に大きく貢献した。

今季も新たに就任したシモーネ・インザーギ監督から信頼を寄せられ、公式戦8試合に出場しているペリシッチだが、インテルとの契約は来夏まで状況となっている。
これまでインテルで公式戦通算213試合出場46ゴール41アシストの成績を残すペリシッチは、依然としてチームで重要な役割を担っているものの、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によるとクラブ側は契約更新に消極的だという。

インテルはオーナである蘇寧グループが新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響を受け深刻な財政難に陥っており、今夏にはモロッコ代表DFアクラフ・ハキミやベルギー代表FWロメル・ルカクの売却を余儀なくされている。
こうした状況にあるクラブからすると、現在ペリシッチが受け取る年俸500万ユーロ(約6億5000万円)は無視できない金額となっており、更新をするのであれば300万ユーロ(約3億9000万円)までの減額を求めているようだ。

しかし、チームで主軸の立場を担うペリシッチがこの条件を受け入れる可能性は低いと考えられており、クラブと選手どちらかが譲歩しない限り夏の退団は避けられない形となるだろう。

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平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun

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