ローマがザカリア獲得へ本腰入れる! 来夏フリーも今冬の獲得がベターか

2021.10.11 01:02 Mon
Getty Images
ローマボルシアMGに所属するスイス代表MFデニス・ザカリア(24)の獲得に向け、好位置に付けているようだ。イタリア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』など複数メディアが報じている。
PR
今シーズン限りでボルシアMGと契約が満了するザカリア。しかし、今夏にも退団希望を公言した24歳は、クラブからの再三に渡る延長オファーを固辞しており、現時点では来夏のフリー退団が濃厚となっている。その逸材MFに関してはプレミアリーグを中心に多くのビッグクラブが関心を示しているが、以前から有力候補として挙がっているのがローマだ。
ローマは今夏、中盤の補強を目指してアーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカの獲得に動いていたものの、最終的に破談に終わった。また、ギニア代表MFアマドゥ・ディアワラやスペイン人MFゴンサロ・ビジャールといった余剰人員の整理が進まなかったこともあり、最終的に同ポジションの補強を見送る形となった。

そういった中、補強部門を取り仕切るチアゴ・ピント氏は、ザカリアをトップターゲットに定めて交渉を進めているようだ。
現時点でローマは来夏のフリートランスファーでの獲得に加え、今冬に移籍金を支払っての獲得という2つのプランを持っているという。前者に関しては移籍金を節約できるものの、仮にチャンピオンズリーグ出場権などを逃した場合、競合クラブに移籍されるリスクを孕む。

逆に、後者に関してはそれ相応の移籍金が必要となるものの、フリーでの流出を避けたいボルシアMGから金額面で譲歩を引き出せる可能性も高く、フル稼働が続くイタリア代表MFブライアン・クリスタンテとフランス代表MFジョルダン・ヴェレトゥの負担を軽減する意味でも、よりベターな選択肢と思われる。

母国ヤング・ボーイズでの活躍が認められ、2017年夏にボルシアMGへステップアップしたザカリアは、190cmの屈強なフィジカルを持つボランチ。

その体格通りのボール奪取力に加え、ポジショニングセンス、推進力にも長けた総合力の高い守備的MFは、ボルシアMGでの3シーズン半で130試合以上に出場するなど絶対的な主力に成長している。

PR

デニス・ザカリアの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)に、セリエAの2クラブが注目しているという。 ユナイテッドの最終ラインで序列が高いとは言えないリンデロフ。昨季まではケガ人等々のチーム事情でまとまった先発機会があったが、今季ここまでリーグ戦のスタメンはなく、何よりリンデロフ自身もケガ 2024.11.14 14:25 Thu
スイスサッカー協会(SFV)は7日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むスイス代表メンバー26名を発表した。 ムラト・ヤキン監督が率いるスイス。リーグA・グループ4に属しており、4試合を終えて1分け3敗の最下位に位置している。 今回のメンバーには、ハンブルガーSVのDFミロ・ムハイムが初 2024.11.07 20:30 Thu
モナコのアディ・ヒュッター監督が、2点差を追いついてドローに持ち込んだディナモ・ザグレブ戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えている。 モナコは2日にアウェイで行われたチャンピオンズリーグ(CL)でディナモ・ザグレブと対戦し、2-2のドローで終えた。 バルセロナとの開幕節の金星によって勢いづくチームは、 2024.10.03 11:30 Thu
チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のディナモ・ザグレブvsモナコが2日にスタディオン・マクシミールで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ディナモのDF荻原拓也はベンチ入りも出場機会なし。モナコのFW南野拓実はフル出場した。 バイエルンとの開幕節では荻原がCLデビュー戦ゴールを記録も、屈辱的な2 2024.10.03 06:16 Thu
リーグ・アン第4節、オセールvsモナコが14日にスタッド・ドゥ・ラベ・デシャンで行われ、アウェイのモナコが0-3で快勝した。なお、オセールのFWオナイウ阿道は71分から途中出場。モナコのFW南野拓実は64分から途中出場した。 2試合連続退場者の影響で連敗のオセールは連敗ストップを期する中で上位とのホームゲームに臨 2024.09.15 04:12 Sun

ローマの関連記事

ローマのスポーツ・ディレクター(SD)、フローラン・ギゾルフィ氏が巻き返しへ意欲。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 2024-25シーズンのローマは、ダン・フリードキン体制のもとで迷走。 開幕直後に誰ひとり納得しない形でダニエレ・デ・ロッシ監督を切り、これを主導したCEOが身の危険を感じて辞任し、イ 2024.11.21 16:26 Thu
サウジアラビア代表DFサウード・アブドゥルハミド(25)のローマ移籍について、代理人がいきさつ、そして信念を語った。国内の関係者からは反対されていたのだという。 アブドゥルハミドはサウジ代表の主力右SBで、22年W杯も全3試合に先発出場。昨季はスター選手乱獲によりサウジ代表選手のプレータイムが激減したアル・ヒラル 2024.11.19 22:16 Tue
アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(31)はいつまでローマ、ひいてはカルチョの舞台でプレーするか。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 振り返れば、パレルモ、ユベントスで長く輝き、カルチョの象徴たる存在となったディバラ。セリエB優勝1回、セリエA優勝5回、コッパ・イタリア優勝1回、セリエA最優秀選手賞1 2024.11.19 21:50 Tue
先日に現役を引退した元アルゼンチン代表FWディエゴ・ペロッティが、古巣ローマの現状について語った。 セビージャやジェノア、ローマ、フェネルバフチェといった名門でプレーしたペロッティは、2021-22シーズン終了後にサレルニターナを退団。以降はフリーの状況が続いていたなか、今年9月に36歳での現役引退を発表した。 2024.11.19 11:45 Tue
好調ラツィオを牽引する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが、年明けに控える古巣対戦へ早くも闘志を燃やしている。 イゴール・トゥドールからマルコ・バローニへの指揮官交代に、重心チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンらと袂を分かつ、大刷新を敢行して今シーズンに臨んだラツィオ。 開幕時 2024.11.18 08:15 Mon

記事をさがす

デニス・ザカリアの人気記事ランキング

1

ミラン関心のリンデロフにユベントスも参戦? ブレーメルに続いてカバルも長期離脱…来年1月のCB獲得が待ったなし

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)に、セリエAの2クラブが注目しているという。 ユナイテッドの最終ラインで序列が高いとは言えないリンデロフ。昨季まではケガ人等々のチーム事情でまとまった先発機会があったが、今季ここまでリーグ戦のスタメンはなく、何よりリンデロフ自身もケガが少なくない。 また、ルベン・アモリム新監督の就任により、今後ますます立場が厳しくなるとの見方も。その裏では、ここのところ伝えられる通り、やはりミランから関心を寄せられているそうで、フリーとなる来夏の移籍が現実味を増している。 一方、イタリア『トゥット・スポルト』いわく、リンデロフにはユベントスも関心か。 こちらはDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱となり、来年1月のセンターバック(CB)獲得が待ったなし。そんななか、DFフアン・カバルまで前十字じん帯断裂…もはや、たとえ採算度外視でもCBを獲らねば、チームが回らない。 なお、リンデロフは、ユベントスが昨夏モナコへ売却したMFデニス・ザカリアと代理店が同じで、ユベントスはこの代理店と比較的友好な関係とのこと。来年1月のリンデロフ獲得がいち選択肢であるのは間違いないという。 2024.11.14 14:25 Thu
2

ジャカやアカンジら主軸が順当選出、スイス代表は1名のみ初招集【UEFAネーションズリーグ】

スイスサッカー協会(SFV)は7日、UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25に臨むスイス代表メンバー26名を発表した。 ムラト・ヤキン監督が率いるスイス。リーグA・グループ4に属しており、4試合を終えて1分け3敗の最下位に位置している。 今回のメンバーには、ハンブルガーSVのDFミロ・ムハイムが初招集。その他、MFグラニト・ジャカ(レバークーゼン)、DFマヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ)、MFデニス・ザカリア(モナコ)、FWブリール・エンボロ(モナコ)など主軸が招集を受けている。 スイスは14日にホームでセルビア代表と、18日にアウェイでスペイン代表と対戦する。 今回発表されたスイス代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆スイス代表メンバー26名</h3> GK グレゴール・コベル(ドルトムント/ドイツ) イボン・ムボゴ(ロリアン/フランス) パスカル・ロレッツ(ルツェルン) DF アルビアン・ハイダリ(ルガーノ) ケビン・ムバブ(ミッティラン/デンマーク) エジミウソン・フェルナンデス(ブレスト/フランス) ミロ・ムハイム(ハンブルガーSV/ドイツ) オーレル・アメンダ(フランクフルト/ドイツ) エライ・キュメルト(レアル・バジャドリー/スペイン) リカルド・ロドリゲス(レアル・ベティス/スペイン) マヌエル・アカンジ(マンチェスター・シティ/イングランド) MF デレク・クテサ(セルヴェット) フィリプ・ウグリニッチ(ヤングボーイズ) アードン・ヤシャリ(クラブ・ブルージュ/ベルギー) ヴァンサン・シエロ(トゥールーズ/フランス) デニス・ザカリア(モナコ/フランス) レモ・フロイラー(ボローニャ/イタリア) シモン・ゾーム(パルマ/イタリア) ファビアン・リーダー(シュツットガルト/ドイツ) グラニト・ジャカ(レバークーゼン/ドイツ) FW ノア・オカフォー(ミラン/イタリア) ダン・エンドイエ(ボローニャ/イタリア) ブリール・エンボロ(モナコ/フランス) ゼキ・アムドゥニ(ベンフィカ/ポルトガル) アンディ・ゼキリ(スタンダール・リエージュ/ベルギー) ジョエル・モンテイロ(ヤングボーイズ) 2024.11.07 20:30 Thu
3

南野拓実がフル出場も荻原拓也不出場で日本人対決ならず…南野2度の決定機阻まれて痛み分けドローに【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第2節のディナモ・ザグレブvsモナコが2日にスタディオン・マクシミールで行われ、2-2のドローに終わった。なお、ディナモのDF荻原拓也はベンチ入りも出場機会なし。モナコのFW南野拓実はフル出場した。 バイエルンとの開幕節では荻原がCLデビュー戦ゴールを記録も、屈辱的な2-9の大敗によってヤキロビッチ前監督が解任となったディナモ。元指揮官のビエリカ氏を新指揮官に据えたチームはホームでのCL初戦でバウンスバックの勝利を狙った。新体制初陣となったNKロコモティヴァ戦でベンチの荻原はこの試合でもベンチスタートとなった。 一方、バルセロナとの初戦を2-1で勝利する金星スタートのモナコは連勝を狙ってクロアチア王者のホームに乗り込んだ。劇的な2-1の逆転勝利を収めた直近のモンペリエ戦で完全休養を与えられた南野はトップ下でスタメンに復帰した。 ディナモが勢いを持って入り、幾度か際どいシーンを作り出したが、モナコも10分過ぎにビッグチャンスを迎える。13分、ボックス手前でアクリウシュが放ったシュートがDFに当たってゴール前にこぼれると、南野がGKと一対一となるが、右足シュートはGKネビスティッチの左足を使った見事なセーブに阻まれて先制点とはならず。 以降は強い雨によって水を含んだピッチの影響もあって互いにリズムを掴み切れず、行ったり来たりの展開に。その中でモナコはセットプレーを軸にゴールへ迫るが、サインプレーでボックス右に抜け出した南野はファーストタッチがうまくいかず。決定機に持ち込めない。 すると、前半終了間際にはこの試合で幾度か良い形を作っていたディナモのロングカウンターが結実。左サイドのスペースに抜け出したバトゥリナから右でフリーのスチッチにラストパスが繋がると、ボックス内に持ち込んだスチッチが深い切り返しでDFとGKを翻弄して左足のループシュートを流し込み、前半の内にゴールをこじ開けた。 ラストプレーの失点によってビハインドで試合を折り返したモナコ。これを受けてヒュッター監督はハーフタイムに2枚替えを敢行。ゴロビンとエンボロを下げてバログン、イレニーエナを投入。[4-4-2]に並びを代えて南野は左サイドにポジションを移した。 後半も前半同様に拮抗した展開が続く中、モナコでは南野が中盤と前線のリンクマンを担いながら幾度か良い形でポケットに侵入する場面を作り出すが、全体的に攻撃に厚みが足りず。なかなか効果的にフィニッシュまで持ち込めない。 すると、65分には再びディナモの鋭いカウンターが発動すると、ボックス手前でキープしたバトゥリナがペナルティアーク付近から強烈な左足ミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、この試合2つ目のゴラッソで大きな追加点を挙げた。 これで厳しくなったモナコだが、再びの攻撃的な2枚替えを行った直後に1点を返す。74分、右CKの場面でキッカーのアクリウシュの左足インスウィングのクロスに対してGKが中途半端に飛び出すと、先にボールを触ったサリスのヘディングシュートが左隅に決まった。 このゴールで息を吹き返したモナコは後半終盤にかけて攻勢を強めると、87分には南野に再びの見せ場。ボックス左でワタラが放ったシュートが浮き球の形でファーに流れると、南野がヘディングで押し込みにかかるが、ここは相手DFの見事なゴールカバーに阻まれる。 だが、この直後にチームはボックス内で相手DFと交錯したバログンがPKを獲得。これをキッカーのザカリアが豪快に左隅へ突き刺し、土壇場で追いついた。 そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ホームチーム優勢もアウェイチームの粘りが光った一戦は痛み分けのドローに終わった。 ディナモ・ザグレブ 2-2 モナコ 【ディナモ・ザグレブ】 ペタル・スチッチ(前48) マルティン・バトゥリナ(後21) 【モナコ】 モハメド・サリス(後29) デニス・ザカリア(後45[PK]) 2024.10.03 06:16 Thu
4

スイス代表が本大会に臨む26名を発表!ドルトムント移籍のGKコベルが選外に《ユーロ2020》

スイスサッカー協会(SFV)は5月31日、ユーロ2020に向けたスイス代表メンバー26名を発表した。 ウラジミール・ペトコビッチ監督は、19日に発表していた29名の候補メンバーから同日にドルトムとへの移籍が発表されたGKグレゴール・コベルやFWアンディ・ゼキリ(ブライトン)、FWダン・エンドイエ(ニース)の3名を選外とした。 そして、登録メンバーにはGKヤン・ゾンマー(ボルシアMG)やMFグラニト・ジャカ(アーセナル)、MFジェルダン・シャキリ(リバプール)、DFマヌエル・アカンジ(ドルトムント)、FWハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ)など主力を順当に選出した。 スイスはユーロ2020でトルコ代表、イタリア代表、ウェールズ代表とグループAで同居。12日にウェールズ、16日にイタリア、20日にトルコと対戦する。 今回は発表されたメンバーは以下の通り。 ◆スイス代表候補メンバー26名 GK ヤン・ゾンマー(ボルシアMG/ドイツ) イボン・ムボゴ(PSV/オランダ) ヨナス・オムリン(モンペリエ/フランス) DF ベチル・オメラギッチ(チューリッヒ) エライ・キュメルト(バーゼル) シルヴァン・ヴィドマー(バーゼル) ジョルダン・ロトンバ(ニース/フランス) ロリス・ベニート(ボルドー/フランス) ケビン・ムバブ(ヴォルフスブルク/ドイツ) マヌエル・アカンジ(ドルトムント/ドイツ) ニコ・エルベディ(ボルシアMG/ドイツ) リカルド・ロドリゲス(トリノ/イタリア) ファビアン・シェア(ニューカッスル/イングランド) MF エジミウソン・フェルナンデス(マインツ/ドイツ) ジブリル・ソウ(フランクフルト/ドイツ) シュテファン・ツバー(フランクフルト/ドイツ) デニス・ザカリア(ボルシアMG/ドイツ) レモ・フロイラー(アタランタ/イタリア) グラニト・ジャカ(アーセナル/イングランド) ジェルダン・シャキリ(リバプール/イングランド) FW ハリス・セフェロビッチ(ベンフィカ/ポルトガル) ブリール・エンボロ(ボルシアMG/ドイツ) アドミール・メーメディ(ヴォルフスブルク/ドイツ) ルベン・バルガス(アウグスブルク/ドイツ) マリオ・ガブラノビッチ(ディナモ・ザグレブ/クロアチア) クリスティアン・ファスナハト(ヤング・ボーイズ) 2021.06.01 07:02 Tue
5

ザカリアが右ハムストリングのケガで残り3試合を欠場…ユーロ出場も不安視

モナコのスイス代表MFデニス・ザカリアが、今シーズンの残りの試合を欠場するようだ。チームを率いるアディ・ヒュッター監督が明かした。 昨夏にユベントスから加入したザカリアは、すぐに守備的MFで定位置を確保し今季はここまで公式戦28試合に出場し4ゴールを記録していた。 2日に行われた公式会見に臨んだヒュッター監督は、「ザカリアはトレーニング中にピッチで足を滑らせ、右太もものハムストリングを痛めた。今シーズン終了まで試合に出られないだろうし、スイス代表での微妙なところだ」と、ザカリアの負傷を報告した。 2024.05.03 07:30 Fri

ローマの人気記事ランキング

1

苦境のローマとともにくすぶり続けてきたフンメルスにようやくチャンス到来か…指揮官交代で前向きに

苦境のローマとともにくすぶり続けてきたドイツ代表DFマッツ・フンメルスだが、ようやくのチャンス到来へモチベーションを高めているようだ。 昨シーズン限りでドルトムントを退団したフンメルスは、9月初旬にローマへフリートランスファーで加入。開幕時点でチームを指揮していたダニエレ・デ・ロッシ監督の熱心なラブコールが加入決断の決定打となっていたが、その指揮官は自身がコンディション調整の時期に解任された。 その後、徐々にコンディションを上げてきたベテランDFだったが、先日に解任されたイバン・ユリッチ前監督の下では構想外に。マンツーマン守備を志向する新指揮官は3バックにスピードを求めており、“戦術的な判断”を理由にベンチを温める日々が続き、デビュー戦にして唯一の出場となったフィオレンティーナ戦では数的不利で投入された直後にオウンゴールで失点に関与する屈辱も味わった。 そのため、今冬の移籍市場での退団が決定的と見られていたが、ここにきてユリッチ監督の解任によって状況が好転している。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、ボローニャ戦の敗戦後に解任を伝えられたユリッチ監督から冷遇に対する謝罪を受けたとされるフンメルスは、直近に「この72時間の自分」とのキャプションとともにスマートフォンを微妙な表情で見つめる自身の写真を投稿。 この投稿に関してはユリッチ前監督の解任、クラウディオ・ラニエリ氏の新監督就任報道を巡る状況を注視し、新たな変化を歓迎する気持ちの移り変わりを示唆したものだとみられる。 ベテランの扱いにも長けたラニエリ氏の下で3バックを採用する場合は新たなディフェンスリーダーとなれる可能性は高く、4バック採用でも過密日程のなかで着実に出場機会が見込める状況であり、百戦錬磨のセンターバックがようやく新天地で本領発揮の予感だ。 2024.11.14 21:10 Thu
2

イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か

インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon
3

サウジアラビア代表DFのローマ移籍について代理人「国内でかなり反対された」「他の代表選手も欧州移籍へ意欲を」

サウジアラビア代表DFサウード・アブドゥルハミド(25)のローマ移籍について、代理人がいきさつ、そして信念を語った。国内の関係者からは反対されていたのだという。 アブドゥルハミドはサウジ代表の主力右SBで、22年W杯も全3試合に先発出場。昨季はスター選手乱獲によりサウジ代表選手のプレータイムが激減したアル・ヒラルでも定位置を守り、今季からローマへ4年契約で完全移籍した。 ただ、ケガしているわけではないが、ここまでセリエA出場ゼロ。12試合全てでベンチスタートとなり、全てをベンチのまま終えている。 そんななか、代理人を担うアーメド・アルムアリン氏がサウジ『アラブ・ニュース』に登場。 ローマ移籍のいきさつを明かしたうえで、国内リーグの待遇が良く、相対的に国外移籍に消極的とされるサウジ選手へ、欧州移籍への意欲を見せてほしいと語った。 「フローラン・ギゾルフィ(※)が5月に関心を寄せてくれてね。当時彼はニースだったが、ローマのSDに任命され、話を続けてくれたんだ。イタリア首都の彼から電話がきたんだよ」 (※)昨季までニースSD、今季からローマSD 「ローマとの契約直前には、スタッド・レンヌも頻繁に連絡をくれた。最後はサウード自身がローマを選んだが、レンヌにも感謝しなければならない」 「この移籍がサウジサッカーに寄与することを願っている。他のサウジ選手にも欧州でプレーしてほしい。現状で言えば、今回のディールは国内で多くの人から反対されたという現実がある。サウジ選手の新たな扉を開くために、私自身も自腹を切る形となったのだ」 最後に、ここまでEL2試合しか出場していないサウードの出場機会増加に期待。 「ベンチスタートはあらかじめギゾルフィから説明されていて、サウードも受け入れたことと思う。メンタル的な準備は問題ないだろう。ここから、他に類を見ない“イタリア”への適応が大事になる。その間に代表戦でプレーしているのは悪いことじゃない」 2024.11.19 22:16 Tue
4

好調ラツィオ牽引のペドロが年明けデルビーへ早くも臨戦態勢…「ラツィオに売却してくれたことに感謝している」

好調ラツィオを牽引する元スペイン代表FWペドロ・ロドリゲスが、年明けに控える古巣対戦へ早くも闘志を燃やしている。 イゴール・トゥドールからマルコ・バローニへの指揮官交代に、重心チーロ・インモービレ、ルイス・アルベルト、フェリペ・アンデルソンらと袂を分かつ、大刷新を敢行して今シーズンに臨んだラツィオ。 開幕時点での下馬評は低かったが、ここまでは首位のナポリと1ポイント差のセリエA5位に加え、ヨーロッパリーグでは唯一の4連勝と、クラウディオ・ロティート会長の賭けは見事に成功している。 その新生ビアンコチェレスティを牽引する37歳のベテランアタッカーは、ここまでの公式戦12試合6ゴール2アシストと衰え知らずのパフォーマンスを披露している。 その絶好調の元バルセロナFWは、イタリア『Il Messaggero』のインタビューで来年1月5日に控える古巣ローマとのデルビー・デッラ・カピターレへの熱い思いを語った。 2020年夏にチェルシーからローマへのフリートランスファーでセリエAでのキャリアをスタートしたペドロだが、翌年に当時の指揮官ジョゼ・モウリーニョから構想外を言い渡された末、宿敵のラツィオへフリートランスファーで電撃移籍。 その際にポルトガル人指揮官とジャッロロッシへの憤りを示し、初の古巣対戦ではチームをデルビー勝利に導く痛烈な恩返し弾も挙げていた。 移籍から3年が経過したこともあり、「ローマとモウリーニョについてすでに話した詳細を繰り返したくない」と当時に比べて怒りの感情は薄れつつあるものの、改めて古巣に関してコメントを求められると、痛烈な皮肉を交えて対抗意識を燃やしている。 「それらは過去のことであり、実際、彼らは当時最良の決断を下した。首都のトップチーム、つまりラツィオに自分を売却してくれたことに感謝しているよ」 「僕は競争の激しいセリエAでプレーを続けたかったし、その願いが叶ったよ」 さらに、好対照の序盤戦を過ごす両者が対峙する年明けの大一番に向けては「次のデルビーで得点を挙げたい。いつも複雑な試合だ。今はイベントの感情と情熱も味わっている。試合の意味をより深く理解していて、すでに得点していてもさらに難しくなる」と、その意気込みを語っている。 2024.11.18 08:15 Mon
5

W杯初出場へ視界良好のウズベキスタン…激動のローマで奮闘するエースがアジア王者撃破を誓う「敵地だが、必ずや勝つ」

ウズベキスタン代表のキャプテン、FWエルドル・ショムロドフがカタール代表戦へ意気込んだ。『Novosti Uzbekistana』が伝える。 2026年北中米W杯アジア最終予選A組で現在2位のウズベキスタン。3勝1分け0敗、首位イランと勝ち点で並び、史上初の本大会出場へ手堅いサッカーで好位置につけている。 15日は第5節でカタールとのアウェイゲームを戦い、19日には第6節で北朝鮮との第三国ゲーム。もしこの2試合で勝ち点「6」なら、イランとのリターンマッチを残して大きな前進だ。 チーム唯一の欧州5大リーグ組にして、激動のローマで奮闘するエースストライカー、ショムロドフ29歳は「カタール戦の戦果」が今予選で最も大事な要素のひとつになるだろうと語る。 「全選手がカタール戦へ準備できているよ。(主力MF)オストン・ウルノフがケガしてしまったことは残念だけど、彼以外の“全て”が揃っている。今回の目標は『カタールを遠ざけること』。敵地だが、必ずや勝つ」 「僕らが見据えるのは、初めてのW杯。良い機会に恵まれていると感謝すべきだし、神のご意志があれば、僕らがカタールに勝つ。そしてW杯への扉に手をかけることとなる。繰り返す…今回目指すのは『勝ち点3』だけだ」 ウズベキスタンは、前回10月を健康状態悪化で休養していたスレチコ・カタネッツ監督が復帰。選手からの信頼が厚いスロベニア人指揮官は、すでにチーム一行とドーハで合流し、もちろん来たるカタール戦でも指揮を執る。 なお、ウズベキスタンはアジア杯2023準々決勝でカタールと対戦し、1-1からPK戦の末に敗戦。それでも通算対戦成績は「9勝1分け4敗」と勝ち越し、近年の相性も決して悪くない。 ◆最終予選A組 1位 イラン | 勝ち点10 | +5 2位 ウズベキスタン | 勝ち点10 | +3 —本大会切符--- 3位 UAE | 勝ち点4 | ±0 4位 カタール | 勝ち点4 | -3 —アジアプレーオフ— 5位 キルギス | 勝ち点3 | -3 6位 北朝鮮 | 勝ち点2 | -2 2024.11.13 15:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly