“監督”トーレスのライセンス問題が論争…アトレティコが下部組織のアシスタントコーチ就任を正式発表
2021.09.04 09:50 Sat
アトレティコ・マドリーは3日、今シーズンからチームに復帰した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(37)について声明を発表した。
アトレティコは7月24日、今シーズンの下部組織の体制を発表。その際に、フベニールA(U-19に相当)で監督を務めることを発表していた。
クラブの下部組織で育ち、スター選手となったトーレスの復帰はアトレティコファンも喜んだなか、問題が発生していた。
トーレスは、欧州サッカー連盟(UEFA)の指導者ライセンスの「UEFA A」のライセンスを持っていたが、このライセンスではユースチームの監督を務めることはできないこととなっている。
そのことが発端となり、論争が起こったことを受け、アトレティコは声明を発表。トーレスがフベニルAのアシスタントコーチに就任することを発表した。
また「監督としてのフェルナンド・トーレスのライセンスが要求、または処理されたことはありません。9月1日にアシスタントコーチとしての記録を要求するための管理手続きが行われました」とし、「この請求はマドリッドサッカー連盟に送られ、その後RFEFによって処理されます」とし、監督を務めるという手続きはしていないと説明した。
なお、「トレーニングや試合で指示を出すことは禁じられておらず、メディアに出ることを禁じる規則はありません」としており、トーレスが表立って活動することは何も問題がないことを強調。実質的に指揮を執る可能性を否定はしていない。
アトレティコは7月24日、今シーズンの下部組織の体制を発表。その際に、フベニールA(U-19に相当)で監督を務めることを発表していた。
クラブの下部組織で育ち、スター選手となったトーレスの復帰はアトレティコファンも喜んだなか、問題が発生していた。
そのことが発端となり、論争が起こったことを受け、アトレティコは声明を発表。トーレスがフベニルAのアシスタントコーチに就任することを発表した。
アトレティコは「アシスタントコーチとしてのトーレスのライセンスは、スペインサッカー連盟(RFEF)によって確立された管理手順に従い、元選手とクラブのレジェンドが現在保持している、連盟のライセンスに従い、現行の規則に準拠しています」と説明している。
また「監督としてのフェルナンド・トーレスのライセンスが要求、または処理されたことはありません。9月1日にアシスタントコーチとしての記録を要求するための管理手続きが行われました」とし、「この請求はマドリッドサッカー連盟に送られ、その後RFEFによって処理されます」とし、監督を務めるという手続きはしていないと説明した。
なお、「トレーニングや試合で指示を出すことは禁じられておらず、メディアに出ることを禁じる規則はありません」としており、トーレスが表立って活動することは何も問題がないことを強調。実質的に指揮を執る可能性を否定はしていない。
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アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表FWジュリアーノ・シメオネ(22)に対する評価が高まってきた。「若き日の父親ディエゴを彷彿とさせる」などとマドリード紙が称える。 父ディエゴ・シメオネが指揮するアトレティコに16歳で入団したジュリアーノ。 トップチームで父親から初めて起用されたのは19歳。しかし、そこからしばらくセカンドチームを主戦場とし、23-24シーズンはアラベスへ武者修行…現役時代からアトレティコ魂を持つ父ディエゴに肩を並べるのは難しいだろうと誰もが思うなか、昨夏アラベスより復帰した。 それでも迎えた今季、ジュリアーノはラ・リーガ第10節あたりからスターターに定着し、ワイドアタッカーとして奮闘。4日のコパ・デル・レイ準々決勝ヘタフェ戦では2得点を記録した。 『マルカ』などに寄稿するマドリードのジャーナリスト、アドリアン・ブランコ氏は、自身のXでジュリアーノを称賛。 「ジュリアーノ・シメオネは今季アトレティコのビッグネームである。彼がアトレティコの復活、成長、競争力を象徴する存在となっているのだ。そのプレーにはエネルギー、犠牲、決意、熱意が溢れ、とにかく情熱的。彼の血にも“チョリズモ”が流れている」 『Relevo』も社説でジュリアーノを称賛した。 「ジュリアーノは“魂”そのものか。ピッチ脇でチョロ(父ディエゴ)が望むこと全てをフィールド全域に伝えるのが、このシメオネ家の三男だ。彼がアトレティコに来たのは父親のおかげだと誰もが言ったが、今ここに残っているのは父親が持っていたもの全てを彼も持つからだ」 「ジュリアーノが自らのゴールを祝っている様子を見ると、いつだったか…ビセンテ・カルデロンでエンブレムを指差して歌っていた若き日のディエゴを思い出す。今や、ジュリアーノがアトレティコのスターターであることに異論を唱える者はいない。間違いなく、息子3人の中でジュリアーノが最も父親に似ている」 2025.02.05 20:41 Wed2
現役時代のシメオネ監督はどんな人物だった? かつての同僚が明かす
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督について、現役時代のチームメイトたちが振り返った。スペイン『マルカ』が伝えている。 現役時代セビージャやアトレティコ、そしてインテルなどで活躍したシメオネ氏。特に現在監督を務めるアトレティコには1994年から1997年までの3年間と2003年から2005年1月までの1年半の2度在籍し、公式戦155試合出場29ゴールを記録した。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJKcDZqR25nZCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> 監督としてピッチサイドで感情を全面に出したスタイルでチームを鼓舞するシメオネ氏だが、現役時代からこの情熱的なスタイルは一貫したもので、共にプレーした多くの選手たちに大きな印象を与えていたようだ。 アトレティコでのチームメイトだった元スペイン代表DFトニ・ムニョス氏は、選手時代のシメオネ氏の情熱を振り返っている。 「彼は全てにおいて情熱的で、ピッチ上でも自分が感じたことを表現していた。苦しむことを楽しんでいたし、全員に対して高い要求を持っていて、強いパーソナリティのある選手だった」 またムニョス氏は、シメオネ氏の優れた戦術眼が得点に繋がっていたと話す。 「戦術的にもとても優れていた。常に1シーズンで8から14ゴールくらいを決めていたが、それは彼がフリーキックや攻撃参加が上手かっただけでなく、試合を読む力に非常に長けていたからだ」 「彼のフットボールに対する思いはとても大きかった。私にシエスタすらさせてくれなかったよ。常にフットボールについて話していて、寝ていても起こされたものだ」 「彼のウォーミングアップは試合前のホテルから始まっていた。チームメイトに指示をして人を集めて、ランチやディナーの時、気付いたら相手がどういう風にプレーするのかという話をしていた」 またセビージャ時代のチームメイトである元スペイン代表DFマノーロ・ヒメネス氏も、シメオネ氏がピッチ上で見せる姿に感嘆していたと明かし、選手時代から名監督としての片鱗を見せていたと語った。 「彼は熱量に溢れていた。失敗した時には怒り、野心と高い要求を求める選手だった。彼はチームのみんなのリスペクトを勝ち取った。なぜなら、失敗しても自分の足でもう一度立ち上がることのできる、勇気ある選手だったからだ」 「彼はハードワーカーで、自分の持つ全てをピッチで出し尽くし、全てのボールを200%の力で追う、今で言うBox to Box タイプのMFだった」 「アグレッシブさとクオリティを兼ね備え、前線への攻撃参加もできた、完全な選手だった。彼が監督になる姿は容易に想像できた」 「選手の時も監督の時も、エル・チョロ(シメオネ愛称)は誇張して大袈裟に行動したりしない。あれが彼のそのままの生き方なんだ」 「彼はベンチで静かに座っているようなタイプではない。自分のメンタルの強さやウイニング・スピリットを常に示してきた人物で、それは彼のDNAの中にあるものなんだ」 また、同じくセビージャ時代の同僚でチームのCBであったホセ・ミゲル・プリエト氏も、シメオネ氏は選手時代からリーダシップを発揮していたと明かした。 「彼はよく試合の前、失敗はピッチに持ち込まずロッカールームに置いていけと私たちに言ったよ」 「常にフットボールのことを考えていて、その執着にも似た思いは今でも増していると思う」 「試合中は全てのプレーに関わっていたし、サッカーというものを理解していた。優れたMFがいれば、CBの力を引き出すことができる。私たちが活躍できたのは彼のおかげだ」 しかし、そんな情熱的なシメオネ氏だが、抜けている部分もあったとプリエト氏は語る。 「私たちはトレーニングに彼の車に乗って行ったことがあったが、車のタイヤがパンクしていたのにずっと変えていなかったんだ。だから私がタイヤの買い方を教えてやったんだ」 2020.06.10 12:45 Wed3
【2020-21 ラ・リーガベストイレブン】優勝アトレティコから最多4人を選出
2020-21シーズンのラ・リーガが全日程を消化しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆ラ・リーガベストイレブン GK:オブラク DF:クンデ、サビッチ、パウ・トーレス MF:マルコス・ジョレンテ、デ・ヨング、モドリッチ、カラスコ FW:メッシ、ベンゼマ、ジェラール・モレノ GK ヤン・オブラク(28歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:25 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2シーズンぶり5度目のサモラ賞獲得と共に自身初のプリメーラ制覇。今季はよりチームが攻撃的な振る舞いを見せた中、38試合中18試合でクリーンシートを達成。試合を通して高い集中力を維持し、ピンチとなれば的確なポジショニングと驚異的な反応で圧巻のシュートストップを連発。また、第28節のアラベス戦では土壇場でチームが与えたPKをストップする殊勲の仕事で優勝に繋がる勝ち点3奪取に貢献するなど、近年苦手としていたPKでは敗れたセビージャ戦でも見事なセーブを見せた。 DF ジュール・クンデ(22歳/セビージャ) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> メガクラブ注目の逸材DF。守備的MFとして特大の輝きを放った同僚フェルナンドを3バックの中央に置く形も考えたが、伸びしろとプレーのインパクトを評価してフランス代表DFを選出。敏腕SDモンチの眼鏡にかなった元ボルドーDFは加入2年目となった今季も見事な成長曲線を描いた。若かりし頃のセルヒオ・ラモスを彷彿とさせる攻撃的なセンターバックはパワー勝負、スピード勝負のいずれにおいても一線級のアタッカー相手に全く見劣らず、守備者としてはポジショニングや判断面を除いてワールドクラスの域に足を踏み入れている。さらに、攻撃面においても的確な繋ぎ、局面を変える持ち出しと著しい成長を見せた。先日のインタビューでは今夏のステップアップを示唆しており、その動向にも注目が集まるところだ。 DF ステファン・サビッチ(30歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:33(先発:33)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 優勝チームの最終ラインを統率。昨季のゴディン退団に伴い、ディフェンスリーダーとしての自覚をさらに強め、ヒメネスが離脱を繰り返した中で3バックと4バックを併用したロヒブランコスの最終ラインを締めた。出足鋭い守備で相手アタッカーに自由を与えず、ビッグマッチにおいても冷静な対応でチームに落ち着きをもたらした。今季のチームがよりビルドアップを重視していた中、安定した球出しで中盤、前線へクリーンなボールを届ける攻撃面での仕事も秀逸だった。 DF パウ・トーレス(24歳/ビジャレアル) 出場試合数:33(先発:33)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のラ・リーガ最高のスぺイン人DF。昨シーズンにブレイクを果たした24歳の左利きのセンターバックは、智将エメリの下で更なるスケールアップを遂げた。守備では191cmの恵まれた体躯とリーグ屈指の快足を武器に対人対応で無類の強さをみせ、カバーリングやスペースケアもそつなくこなした。さらに、優れた戦術眼、左足のキックを武器に長短織り交ぜた正確なパスでビルドアップの場面でも存在感を放っており、そのポテンシャルの高さを考えれば、今夏のメガクラブ行きは濃厚か…。 MF マルコス・ジョレンテ(26歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのMVP。いずれもキャリアハイとなる12ゴール11アシストという目に見える数字の貢献度に加え、セカンドトップや右サイドハーフ、インテリオール、サイドバックと状況に応じて複数のポジションをこなしながら、攻守両面で高い強度のプレーをシーズン通して継続した。 MF フレンキー・デ・ヨング(24歳/バルセロナ) 出場試合数:37(先発:35)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブラウグラナの未来。驚異的なデビューシーズンを飾った同僚ペドリはシーズン総括の“期待以上”の枠に回ってもらい、加入2年目の超万能型MFを選出。代表の恩師であるクーマン監督からの厚い信頼に応え、ピボーテ、インテリオール、センターバックと様々なタスクを完璧にこなし、シーズンを通して攻守両面で決定的な仕事を果たした。戦術眼、テクニック、アスリート能力と3拍子揃ったコンプリートMFとして、前目で使われれば果敢なゴール前への飛び出し、後ろ目で使われれば、安定した繋ぎ、局面を変える持ち出し、強度の高い守備とその貢献度は驚異的だった。 MF ルカ・モドリッチ(35歳/レアル・マドリー) 出場試合数:35(先発:32)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 老いては益々壮んなるべし。中盤の名パートナーであるカゼミロとクロースの活躍も光ったが、そのトリボーテを代表してエルブランコの背番号10を選出。昨季終盤の鬼気迫るパフォーマンスを今季も継続した35歳は、最終ラインと前線に多くの離脱者に見舞われた今季のチームをベンゼマらと共に牽引。円熟味を増す抜群のゲームメイクに加え、中盤での泥臭い仕事、クラシコ初戦、最終節のビジャレアル戦で見せた貴重なゴールと試合の際を見極めたプレーを幾度も見せた。36歳で臨む新シーズンも大暴れを期待したい。 MF ヤニック・カラスコ(27歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:30(先発:25)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 後半戦の攻撃の中心選手。サイドアタッカーではルーカス・バスケス(レアル・マドリー)やエメルソン(ベティス)、アクーニャ(セビージャ)らの活躍も見事だったが、優勝チームに敬意を評してベルギー代表MFを選出。今季は左右のサイドハーフに加え、左のウイングバック、2シャドーの一角と様々なポジションをこなし、M・ジョレンテと共にチームに多くのオプションをもたらした上、6ゴール10アシストと数字の面でも申し分ない結果を残した。とりわけ、シーズン終盤戦においてはアタッカー陣に離脱者が目立った中、9試合中8試合でゴールかアシストを記録。その突破力とラストプレーの精度は見事だった。 FW リオネル・メッシ(33歳/バルセロナ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2年ぶりの30ゴールの大台到達で5年連続8度目のピチーチ獲得。シーズン開幕直後は退団問題、試行錯誤を繰り返したチームの影響もあってスロースタートも、昨年11月以降に本来のコンディションを取り戻すと、チームの布陣が定まった中盤戦から後半戦にかけては出場8試合連続ゴールを記録。ブスケッツ、ジョルディ・アルバとのホットラインに加え、ペドリやデ・ヨング、グリーズマンとの連携も深まり、終盤戦では様々なパターンからゴールを陥れた。 FW カリム・ベンゼマ(33歳/レアル・マドリー) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの絶対的エースとして抜群の存在感を放った。アトレティコに優勝をもたらしたルイス・スアレスと天秤にかける形となったが、23ゴール9アシストという数字面の優位性に加え、メッシ同様にその替えの利かなさを鑑みて選出した。ヴィニシウス、アセンシオに少なからず成長が見られたものの、アザールの体たらくによってチャンスメイク、フィニッシュと膨大な仕事量をシーズン通してこなした。決定力、勝負強さだけでなく、今季はセルヒオ・ラモスらが度々不在の中でリーダーとしての仕事ぶりも光った。 FW ジェラール・モレノ(29歳/ビジャレアル) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ最高のスペイン人ストライカー。昨季、18ゴールを挙げてスペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞したビジャレアルの絶対的エースは、昨季の数字を大幅に更新して2年連続のサラ賞を獲得した。エメリ新監督の下、右ウイング、センターフォワード、セカンドトップを主戦場に多士済々な相棒をうまく生かしつつ、その卓越した左足の精度、決定力を武器にゴールを量産。チャンスメイクの部分でも7アシストとリーグ屈指の万能型アタッカーの本領を発揮。なお、ジュゼッペ・ロッシに並ぶクラブ最多得点者(82点)となった29歳は、今夏のステップアップも噂される中で去就が注目されるところだ。 2021.06.02 19:01 Wed4
アトレティコの新FWはマテウス・クーニャに! 東京五輪で金メダリスト獲得に向け原則合意か?
アトレティコ・マドリーがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(22)の獲得に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 アトレティコは今夏の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップを担う新ストライカー獲得を優先事項としていた。ここまではセビージャ移籍が決定したU-24スペイン代表FWラファ・ミルを初め、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチらの獲得に動いていた。 しかし、ラウタロとヴラホビッチに関しては所属クラブの徹底抗戦に遭っており交渉が難航していた。 そういった中、同じく以前から獲得候補に挙がっていた東京オリンピックの金メダリストの獲得に本腰を入れ始め、アトレティコとヘルタは3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったようだ。 なお、クーニャに対してはエバートンも獲得に動いていた模様だが、選手自身がアトレティコ行きを望んでいるという。 『スカイ』によれば、クーニャは今週ミッドウィークにマドリードに渡り、メディカルチェックを受診した後に、アトレティコとの契約にサインする見込みだ。 母国コリチーバの下部組織出身のクーニャは2017年にスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2018年にRBライプツィヒに完全移籍したが、在籍1年半でブンデスリーガ35試合2ゴールと思うような結果を残せず。2020年1月にヘルタに活躍の場を移していた。 そのヘルタでは昨シーズンの公式戦28試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。また、先の東京五輪では5試合に出場し3ゴールを挙げる活躍を見せ、ブラジルの大会連覇に大きく貢献していた。 184cmという恵まれた体躯の割に相手を背負うポストプレーに課題を残すものの、ウイングでもプレー可能なスピードと突破力、オフ・ザ・ボールの動き出しにも優れる万能型のストライカー。また、依然として決定力には伸びしろを残すが、強烈なミドルシュートなど多彩なフィニッシュにも定評がある。 現在、2トップや1トップ2シャドーをメインとするアトレティコにとっては理想的なプレースタイルの持ち主と言えそうだ。 2021.08.23 23:12 Mon5
