クルザワ、リヨン入りで個人合意か…あとはPSGとの交渉次第

2021.08.16 17:25 Mon
Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表DFレイヴァン・クルザワ(28)がリヨン入りするようだ。

2015年夏にモナコから加わってから公式戦通算153試合の出場で14得点23アシストの数字を残すクルザワ。昨夏にPSGと新たに2024年6月末まで契約を延長した左サイドバックだが、パリでのキャリアが今夏で終わろうとしているという。

フランス『RMC Sport』によると、クルザワはガラタサライからの関心もあったが、それを蹴り、ピーター・ボス監督の要請で左サイドバックの獲得に動くリヨンと個人合意。あとはクラブ間の交渉次第というところまできている模様だ。
一方、今夏にFWリオネル・メッシ、DFセルヒオ・ラモス、GKジャンルイジ・ドンナルンマ、MFジョルジニオ・ワイナルドゥム、DFアクラフ・ハキミを獲得したPSGは一部選手の現金化と人件費削減を視野。クルザワは放出対象だったようだ。

レイヴァン・クルザワの関連記事

プリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)で最下位に沈むボアヴィスタが一気に8名の補強を発表した。 2000-01シーズンにはプリメイラ・リーガ初優勝を飾ったボアヴィスタだが、昨季は15位とギリギリで残留。迎えた今シーズンは21試合終了時点で2勝6分け13敗と大きく負け越し、最下位に沈んでいる。 そんななか、逆転 2025.02.13 13:00 Thu
昨季限りでパリ・サンジェルマン(PSG)を退団した元フランス代表DFレイヴァン・クルザワ(32)の新天地がポルトガルのボアヴィスタとなるようだ。 2015年にモナコからPSGに移籍したクルザワは、左サイドバックとして公式戦通算154試合に出場し14ゴール23アシストを記録し、5度のリーグ・アン制覇など18のタイト 2025.02.06 13:45 Thu
パリ・サンジェルマン(PSG)の元フランス代表DFレイヴァン・クルザワ(31)が、今季限りで退団することを発表した。 2015年夏にPSGに加入し、左サイドバックとして公式戦通算154試合に出場し14ゴール23アシストを記録し、5度のリーグ・アン制覇など18のタイトルを獲得したクルザワ。 昨季は出場機会を求 2024.05.15 07:30 Wed
パリ・サンジェルマン(PSG)の選手たちから日本語でひな祭りを祝うメッセージが届いている。 今シーズンのリーグ・アンで首位を独走するPSG。2022年と2023年には2年連続でオフシーズン中に来日しており、日本での人気もあるチームだ。 そのPSGは3日、ひな祭りに合わせて日本語版の公式X(旧ツイッター)を更 2024.03.04 12:35 Mon
パリ・サンジェルマン(PSG)の選手たちがパリ・ファッションウィークに登場している。 通称パリコレと呼ばれるパリ・ファッションウィーク。2024年秋冬のメンズコレクションが16日~21日にかけて行われる。 初日のコレクションには、早速サッカー選手たちも登場。各々がハイブランドの洋服を着飾っている。 そ 2024.01.17 12:40 Wed

リヨンの関連記事

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの 2025.05.15 23:00 Thu
リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 2025.05.12 13:55 Mon
モナコの日本代表MF南野拓実が今季のリーグ戦6点目を決めた。 10日、リーグ・アン第33節でモナコはホームにリヨンを迎えた。 来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争うモナコと、ヨーロッパのコンペティション出場を目指すリヨンの戦いに。南野はこの試合に先発出場した。 南野は積極的に攻撃に参加し 2025.05.11 16:15 Sun
10日、リーグ・アン第33節がフランス各地で一斉開催された。 南野拓実の所属する3位モナコ(勝ち点58)は、来季の欧州カップ戦出場を争う7位リヨン(勝ち点54)とホームで対戦し2-0で勝利した。南野は86分までプレーし、62分にゴールを記録している。 南野が[4-4-2]の左MFで先発出場したモナコは、26 2025.05.11 06:55 Sun
南野拓実の所属するモナコは26日、リーグ・アン第31節でル・アーヴルと対戦し1-1の引き分けに終わった。南野は後半開始からプレーしている。 前節のストラスブール戦をゴールレスドローで終えた3位モナコ(勝ち点54)が、2連敗中の16位ル・アーヴル(勝ち点27)のホームに乗り込んだ一戦。 南野がベンチスタートと 2025.04.27 08:45 Sun

記事をさがす

レイヴァン・クルザワの人気記事ランキング

1

ディ・マリア&パストーレが招集外! PSGがセルティック戦の招集メンバー20名を発表!!《CL》

▽パリ・サンジェルマン(PSG)は11日、翌日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)グループB第1節のセルティック戦に向けた招集メンバー20名を発表した。 ▽PSGを率いるウナイ・エメリ監督は、今回の一戦に向けて新加入のFWネイマールやFWキリアン・ムバッペに加え、FWエディンソン・カバーニやMFマルコ・ヴェッラッティ、DFチアゴ・シウバなど主力を順当に選出。 ▽その一方で、インターナショナルウィークに負傷したFWアンヘル・ディ・マリアとMFパストーレが欠場となる。今回発表されたメンバーは以下の通り。 ◆パリ・サンジェルマン招集メンバー <span style="font-weight:700;">GK</span> <span style="font-weight:700;">ケビン・トラップ</span> <span style="font-weight:700;">アルフォンス・アレオラ</span> <span style="font-weight:700;">レミ・デシャン</span> <span style="font-weight:700;">DF</span> <span style="font-weight:700;">ユーリ・ベルチチェ</span> <span style="font-weight:700;">ダニエウ・アウベス</span> <span style="font-weight:700;">プレスネル・キンペンベ</span> <span style="font-weight:700;">レイヴァン・クルザワ</span> <span style="font-weight:700;">トマス・ムニエ</span> <span style="font-weight:700;">マルキーニョス</span> <span style="font-weight:700;">チアゴ・シウバ</span> <span style="font-weight:700;">MF</span> <span style="font-weight:700;">ユリアン・ドラクスラー</span> <span style="font-weight:700;">ジオバニ・ロ・セルソ</span> <span style="font-weight:700;">クリストファー・エンクンク</span> <span style="font-weight:700;">アドリアン・ラビオ</span> <span style="font-weight:700;">チアゴ・モッタ</span> <span style="font-weight:700;">マルコ・ヴェッラッティ</span> <span style="font-weight:700;">FW</span> <span style="font-weight:700;">エディンソン・カバーニ</span> <span style="font-weight:700;">ルーカス・モウラ</span> <span style="font-weight:700;">キリアン・ムバッペ</span> <span style="font-weight:700;">ネイマール</span> 2017.09.12 02:25 Tue
2

ネイマール、酒井宏樹への「クソ中国人」発言の瞬間の動画が公開…30日に重い処分が決定か

試合終了間際の乱闘事件から、人種差別発言の問題に発展しているパリ・サンジェルマン(PSG)とマルセイユの“ル・クラスィク”。その中でも最も注目を集めていたブラジル代表FWネイマールの発言だが、そのシーンの動画が公開された。 動画を公開したのは、スペイン『カデナ・セル』。ラジオ番組『El Larguero』がネイマールがマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対して侮辱的な発言をしているシーンのビデオを独占公開した。 その動画では、「chino de mierda(クソ中国人)」と「puta Liga(くそリーグ)」という言葉が発せられている。 この発言に対して、酒井は笑顔で応対しているが、決定的な動画が出てしまったことでネイマールには重い処分が下されることになるようだ。 ネイマールはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による退場処分を受け、最大で3試合の出場停止処分が下されている。しかし、フランス・プロリーグ機構(LFP)はネイマールの人種差別発言の処分については調査の関係上先延ばしにしており、30日にも発表される見通しだ。 ネイマール自身もマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに人種差別発言を受けたと訴えており、こちらの件の処分も30日に決まる予定。何れにしても、“ル・クラスィク”で起こった事件の決着はやっと着きそうだ。 この試合では、すでにPSGのDFレイヴァン・クルザワが6試合、FWネイマールとMFレアンドロ・パレデスに2試合の出場停止と追加で1試合、マルセイユのDFジョルダン・アマヴィに3試合、MFダリオ・ベネデットが1試合の出場停止が課され、追加で唾吐き行為が発覚したPSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが4試合の出場停止処分となっていた。 <span class="paragraph-title">◆酒井宏樹に対するネイマールが侮辱発言の瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> EXCLUSIVA <a href="https://twitter.com/ellarguero?ref_src=twsrc%5Etfw">@ElLarguero</a> <br><br> <a href="https://twitter.com/La_SER?ref_src=twsrc%5Etfw">@La_SER</a> accede al vídeo que demuestra que Neymar insultó a Hiroki Sakai en el PSG - Olympique de Marsella del pasado 13 de septiembre<br><br> Neymar llamó &quot;chino de mierda&quot; a Sakai y dijo también &quot;puta liga&quot;<a href="https://t.co/gkkkUhvp3X">https://t.co/gkkkUhvp3X</a> <a href="https://t.co/p2uCSnmOBg">pic.twitter.com/p2uCSnmOBg</a></p>&mdash; El Larguero (@ellarguero) <a href="https://twitter.com/ellarguero/status/1311056762418667524?ref_src=twsrc%5Etfw">September 29, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2020.09.30 17:25 Wed
3

証拠不十分でネイマールとアルバロ・ゴンサレスの人種差別疑いには処分なし、懲戒委員会は酒井宏樹の件には触れず

フランス・プロリーグ機構(LFP)は9月30日に懲戒委員会を実施。人種差別問題が浮上していたパリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールとマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスに関して処分なしと発表した。 問題となっていたのは、9月13日に行われたPSGvsマルセイユの“ル・クラスィク”での出来事。この試合では試合序盤からイエローカードが連発すると、終了間際に乱闘事件に発展。両チーム合わせて5名が退場していた。 その中で特に問題視されたのが人種差別発言があったというもの。ネイマールが試合後にアルバロ・ゴンサレスから人種差別的な言葉をかけられたとアピールしたことから大きな問題に発展していた。 さらに、そのネイマールが日本代表DF酒井宏樹に対して「クソ中国人」と人種差別発言をしていたとメディアが主張。その瞬間の動画が公開されるなどし、重い処分が下るものと予想されていた。 しかし、LFPの懲戒委員会は、両選手に浮上した人種差別問題について、「事件調査し、選手、クラブの代表者の意見を聞いた結果、アルバロ・ゴンサレスによる人種差別発言を立証するのに十分説得力のある証拠がない」とし、ネイマールが主張したアルバロ・ゴンサレスによる人種差別発言がないとした。 また、ネイマールからアルバロ・ゴンサレスに向かっての人種差別発言も十分な証拠がなかったと発表。ネイマールにも処分が下らなかった。この問題は酒井に対しての発言が問題視されているが、そのことには触れられていない。 この試合では、すでにPSGのDFレイヴァン・クルザワが6試合、FWネイマールとMFレアンドロ・パレデスに2試合の出場停止と追加で1試合、マルセイユのDFジョルダン・アマヴィに3試合、MFダリオ・ベネデットが1試合の出場停止が課され、追加で唾吐き行為が発覚したPSGのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアが4試合の出場停止処分となっていた。 2020.10.01 07:40 Thu

リヨンの人気記事ランキング

1

ベストイレブンに9名、PSGがリーグ・アン席巻! デンベレがMVPを初受賞、最優秀監督&最優秀新人賞も受賞

リーグ・アンで無敗優勝を果たし、チャンピオンズリーグ(CL)ではファイナリストになったパリ・サンジェルマン(PSG)がフランスプロサッカー選手組合(UNFP)の授賞式で賞を総なめにした。 UNFPアワードが11日に行われ、リーグ・アンの最優秀選手にフランス代表FWウスマーヌ・デンベレが選出されることとなった。 デンベレは今シーズンのリーグ・アンで28試合21ゴール6アシストを記録し優勝に大きく貢献。最終説を残して得点ランキングでもトップに立っており、キャリア初のMVP受賞となることに。これまで5年連続受賞していたフランス代表FWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリー)を継ぐ形となった。 また、最優秀監督賞はルイス・エンリケ監督が受賞。チームを成功に導く手腕を見せ、2018年のウナイ・エメリ監督(アストン・ビラ)以来となるPSGからの受賞となった。 その他、最優秀新人賞はフランス代表MFデジレ・ドゥエが受賞。今季加入した19歳は、リーグ・アンで30試合に出場し6ゴール8アシストを記録。3月にはフランス代表デビューを果たすなど、将来が期待されるウインガーだ。 さらに驚きはベストイレブン。11名中9名がPSGの選手となり、アクラフ・ハキミ、マルキーニョス、ヌーノ・メンデス、ウィリアン・パチョ、ジョアン・ネヴェス、ヴィティーニャ、ブラッドリー・バルコラ、そしてデンベレとドゥエとなった。 これはPSGにとって史上最多記録であり、2016年の8人を超えることに。また、UNFPトロフィー史上最多の記録となった。 <h3>◆リーグ・アン ベストイレブン</h3> GK リュカ・シュヴァリエ(リール) DF アクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン) マルキーニョス(パリ・サンジェルマン) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン) ウィリアン・パチョ(パリ・サンジェルマン) MF デジレ・ドゥエ(パリ・サンジェルマン) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン) FW ブラッドリー・バルコラ(パリ・サンジェルマン) ウスマーヌ・デンベレ(パリ・サンジェルマン) ラヤン・シェルキ(リヨン) 2025.05.12 13:55 Mon
2

【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.32“リヨン黄金期”ル・グエンのリヨン、完成形/リヨン[2004-05]

1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.32</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">2004-2005シーズン/リヨン 〜リヨン黄金期〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/2004-05lyon.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:ポール・ル・グエン(40) タイトル実績:リーグ・アン優勝 攻撃力7:★★★★★★★☆☆☆ 守備力8:★★★★★★★★☆☆ タレント7:★★★★★★★☆☆☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層6:★★★★★★☆☆☆☆ </p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ル・グエンのリヨン、完成形</div> リヨンは2000年代に黄金期を迎えた。2001-02シーズンにリーグ・アン初優勝を飾ると、そこから7連覇という偉業を達成。一気にフランスの強豪へと伸し上がった。とりわけ、7連覇を達成したチームの中で重要な存在となったのが、2002年にクラブの指揮官に就任したル・グエン監督だ。 ル・グエン監督は、2005年にクラブを退団するまでの3シーズンすべてでクラブをフランス王者に導いた。特に、2004-05シーズンは、ル・グエン監督が作り上げてきたチームの集大成と言っていいだろう。 開幕から安定した戦いを続けたリヨンは、第22節でリールに敗れるまで21試合無敗を継続する。第10節で首位に立って以降、ポジションを譲らず。最終的に、2位のリールに勝ち点12もの差をつけてリーグ4連覇を達成した。また、チャンピオンズリーグでも準々決勝に進むなど、欧州にその強さを印象づけることに成功した。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">圧倒的な中盤の構成力</div> 2004-05シーズンのリヨンは、チームの主力選手のほとんどが全盛期と言える状態だった。センターバックのカサーパとクリスは、個々の能力で見ると決してワールドクラスとは言えなかったものの、同じブラジル人同士だけに連携は抜群。徹底したチャレンジ&カバーで、中央ラインを守った。共に25歳のレベイエールとアビダルは豊富な運動量でサイドをアップダウンし、攻守に安定したパフォーマンスを続けた。 当時のリヨンにおける最大のストロングポイントは中盤だった。アンカーのマハマドゥ・ディアッラとセントラルMFのエッシェン、オフェンシブMFのジュニーニョの補完性は完璧。ディアッラは守備に集中し、エッシェンはボックス・トゥ・ボックスで働く。そして、ジュニーニョはショートパスとロングパスでリズムを形成。また、強烈な無回転FKは、相手GKを恐怖に陥れた。 攻撃の中心は、ヴィルトール、マルダ、ゴヴというスピード豊かなアタッカー3選手。センターフォワードでは、20歳のブラジル人FWニウマールも途中出場からしっかりと攻撃を活性化する力を備えていた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">MFマイケル・エッシェン(22)</span> 10代の頃はサイドバックやセンターバックとしてプレーする機会が多かったが、2003-04シーズンにリヨンへ加入した後、セントラルMFにコンバートされて才能が開花。すぐさまチームの主力となり、2004-05シーズンはリーグ・アンの最優秀選手に選出された。エッシェンのパフォーマンスはすぐに欧州にスカウト陣の目を引き、2005年には3800万ポンドという高額移籍金でチェルシーに移籍。プレミアリーグでも素晴らしい活躍を続け、ワールドクラスのMFとしての地位を確固たるものにした。 2019.04.19 12:00 Fri
3

ラカゼットが2度目のリヨン退団…ホーム最終戦でクラブ通算200点目決めて美しいフィナーレとなるか

元フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼット(33)の2度目のリヨン退団が決定した。 生まれ故郷の名門リヨンの下部組織出身でプロキャリアもスタートしたラカゼットは、2017年7月にアーセナルへと完全移籍。その後、2022年7月に古巣帰還を果たし、以降は頼れるエースとキャプテンとしてパリ・サンジェルマンらライバルの後塵を拝するクラブを支えてきた。 クラブ通算390試合199ゴールの数字を刻み、今シーズンもここまで公式戦41試合17ゴールと健在ぶりを発揮していたが、クラブが深刻な財政問題を抱えるなかで高額なサラリーの影響もあって、今季限りの契約に関する延長交渉は行われずにいた。 サウジアラビアのネオムとの接触も報じられ、多くのリヨンファンは17日に本拠地グルパマ・スタジアムで行われるアンジェとのリーグ・アン最終節がエースのラストマッチとなることを察していた。 そんななか、15日に公式会見に出席したパウロ・フォンセカ監督はこの試合がラカゼットのリヨンでのラストマッチとなることを認めた。 「今日アレックス(ラカゼット)と話した。確かに、これが彼にとってここでの最後の試合になる。チームにとって更なるモチベーションになるはずだ」 「彼はこのクラブのために素晴らしいことをしてくれた。素晴らしいプロフェッショナルで、一緒に仕事をするのが大好きだった。彼のために素晴らしい試合をしなければならない。彼は素晴らしい形で旅立つのに値する」 また、会見に同席したFWラヤン・シェルキもチームメイトであり、兄と慕うレジェンドを最高の形で送り出したいと意気込む。 「彼はいつも僕を守ってくれた。兄よ、クラブのために、そして僕のためにしてくれたことに感謝しているよ。僕にとって彼はOLの最高のレジェンドだ」 「ラカゼットに11回目のアシストができたら、それは素晴らしいことだね。彼がまたゴールを決めてくれるよう、全力を尽くすよ」 逆転でのカンファレンスリーグ出場権獲得に望みを残すリヨンにとってホーム最終戦の重要度は間違いないが、レジェンドとの別れを白星で飾ることはもちろんのこと、それをラカゼットのクラブ通算200点目で達成できれば、これ以上ない最高の一戦となるはずだ。 2025.05.15 23:00 Thu
4

“FKマスター”ジュニーニョのベストゴール!オリバー・カーンに無回転FKをお見舞い【ビューティフル・フリーキック】

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。 この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。 今回は、元ブラジル代表MFジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏がリヨン時代に決めたフリーキックだ。 <div id="cws_ad">◆“FKマスター”ジュニーニョのベストゴール!カーンに無回転FKをお見舞い<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJUblZCalBRNCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 2003年11月5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグのバイエルン戦では、当時最高のGKだった元ドイツ代表のオリバー・カーン氏からも無回転FKでゴールを奪っている。 前半6分、リヨンは敵陣中央やや左でFKを獲得する。ゴールまでやや距離があったものの、キッカーのジュニーニョが思い切りよく右足を振り抜くと、わずかにカーブを描いたシュートがゴール右上のポストに当たり、そのままゴールへと吸い込まれていった。 このFKについては、ジュニーニョ氏自身も名手カーンから奪えた最高のゴールの一つとして挙げており、自他共に認めるスーパーゴールだった。 2020.08.31 20:30 Mon
5

「美しいプレーは終わった」ネイマールがヒールリフトでイエローカードの同胞に反応、過去には自身も同じ目に

パリ・サンジェルマン(PSG)のブラジル代表FWネイマールが、リヨンのブラジル代表MFルーカス・パケタのヒールリフトに反応した。 パケタは22日に行われたリーグ・アン第7節のトロワ戦に先発出場。89分には自身もゴールを決め、3-1とリードで迎えた後半アディショナルタイム95分、左サイドでボールを受けると、ヒールリフトで突破を試みる。 これは相手DFジウリアン・ビアンコーネに当たってスローインとなるが、ビアンコーネは明らかに不服な表情。その後、主審が説明しようとパケタを呼び寄せるが、パケタはハンドを主張。主審の話を聞く気を見せなかったパケタに対してイエローカードが提示された。 パケタへのイエローカードには疑問の声が飛び交う一方で、女性主審に対して聞く耳を持つそぶりを全く見せなかったパケタの態度が悪かったと、どちらの見解も生まれている。 そんな中、ブラジル代表で同僚のネイマールは自身のインスタグラムのストーリーズで意見。過去に自分が受けた不可解なイエローカードと同じだとした。 「ドリブルしてイエローカードを受けたこのエピソードはとても、とても悲しい」 「技術はそれがピッチ上のどこであっても、どんな時間帯であっても、解決策だ」 「昨シーズンは僕にも同じことが起こった。今年はパケタだ。正直に言ってしまえば、理由は分からない。有名な『ジョガ・ボニート(ポルトガル語で美しいプレー)』は終わった。今のうちに楽しんでくれ」 ネイマールは、2020年2月のモンペリエ戦で同様にヒールリフトを行って警告を出されたほか、バルセロナ時代にも物議を醸していた。 <span class="paragraph-title">【動画】イエローカードを受けたパケタとネイマールのヒールリフト</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/eHlLpCEV7ng" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe> 2021.09.25 14:20 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly