マルセイユが本職不在の右SBに2選手を補強か?

2021.07.26 14:45 Mon
Getty Images
マルセイユが右サイドバック2選手の補強に迫っているようだ。フランス『レキップ』が報じている。

今夏の移籍市場で日本代表のDF酒井宏樹、DF長友佑都が退団したマルセイユではサイドバックのポジションが手薄となっている。とりわけ、酒井が長らく主力を務めた右サイドバックに関しては本職の選手が不在となっている。

そういった中、同ポジションの補強を最優先事項として進めていたクラブはようやく2選手の獲得に近づいているという。
一人目は今年1月にフィオレンティーナから半年間のレンタル移籍で加入し、公式戦22試合2ゴール4アシストの数字を残していたスペイン人DFポル・リロラ(23)。

マルセイユとフィオレンティーナはレンタル契約の際、1500万ユーロ(約19億5000万円)の買い取りオプションを契約に組み込んでいたが、マルセイユがオプション行使を見送ったことで、リロラは一度フィレンツェに戻ることになっていた。
しかし、マルセイユは1000万ユーロ(約13億円)の買い取り義務付きの1年間のレンタルという条件で改めて交渉を行い、合意に近づいている模様だ。

また、2人目はバレンシアに所属するデンマーク代表DFダニエル・ヴァス(32)だ。

2018年にセルタからバレンシアに加入したヴァスはここまで右サイドバックを主戦場に公式戦131試合に出場し、8ゴール14アシストを記録。昨シーズンも主力として活躍したが、バレンシアとの契約は今シーズン限りとなっている。

マルセイユとヴァスはすでに個人間で合意に至っており、現在はクラブ間での交渉が進んでいるようだ。

エビアン時代に3年間リーグ・アンを経験しているヴァスは右サイドの全ポジションに加え、左サイドやセントラルMFでもプレー可能な万能型で、その優れたキック精度はプレースキックの局面でも違いを生むはずだ。

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インテルがルイス・エンヒキと5年契約で個人間合意か、残すはマルセイユとの交渉に

インテルがマルセイユのブラジル人FWルイス・エンヒキ(23)の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 母国ブラジルのトレッス・パッソスでキャリアをスタートしたルイス・エンヒキ。レンタル先のボタフォゴFRで台頭し、バイエルンやユベントスの関心も集めたなか、2020年にマルセイユへ完全移籍した。 その新天地では左右のウイング、右ウイングバックを主戦場に準主力を担った一方、ボタフォゴへのレンタル移籍も経験。ローンバックした2023-24シーズン後半戦で定位置を掴むと、ロベルト・デ・ゼルビ新監督を迎えた今季は開幕から完全な主力を担い、ここまで公式戦30試合9ゴール7アシストを記録している。 そんなルイス・エンヒキには、今夏にウイングバックの強化に動いているインテルが注目。『フット・メルカート』によると、すでに選手個人とは2030年までの5年契約で合意に至ったとのこと。 また、クラブ間では2400万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2800万ユーロ(約45億4000万円)のオファーを提示。しかし、3000万~3500万ユーロ(約48億6400万~56億7500万円)を要求するマルセイユ側との交渉はまだ続いているという。 なお、ルイス・エンヒキにはインテルのほかにも、バイエルンが関心を示していたが、選手がインテルへの移籍を希望したため破談に終わったと報じられていた。 2025.04.22 09:15 Tue
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マルセイユを直接叩いて6ポイント差に…PSG指揮官が胸を誇る 「彼らよりも上なのを示した。とても良い週末に」

パリ・サンジェルマン(PSG)は27日のリーグ・アン第9節でマルセイユのホームに乗り込み、3-0で勝利した。 開幕から8試合負けなしの首位でくるなか、勝ち点3差の3位につけるマルセイユとの直接対決となった今節。PSGが開始6分にジョアン・ネヴェスのゴールで先手を奪うと、20分にマルキーニョスと交錯のアミーヌ・アリにレッドカードが出され、マルセイユが数的不利に陥る。 リードする上で1人多い戦いとなったPSGは29分にアクラフ・ハキミのクロスがレオナルド・バレルディのオウンゴールを誘って追加点を手にすると、40分にもブラッドリー・バルコラがダメ押し弾。後半こそ動きなしだったが、PSGが3-0の快勝で首位キープに成功している。 ロベルト・デ・ゼルビ新監督率いるマルセイユとの今季初の“ル・クラスィク”を完勝したルイス・エンリケ監督は試合後のクラブ公式チャンネル『PSG TV』でサポーターも満足する戦いぶりだったのではと話す。 「とても満足だ。サポーターの期待に応えられたと思う。勇敢なチームが最初から高い位置でプレッシャーをかけ、リスクを冒してでも勝ちにいく姿をね」 また、「パルク・デ・プランスに集まったサポーターにも彼らが望むものを披露した。つまりは最後の数分までアウェイで強い意志をもって戦う姿をだ」とし、こう続ける。 「こういう試合はサポーターにとっても、我々にとっても非常に特別なもの。マルセイユは順位表のライバルだし、今夜はこの3ポイントで我々が彼らよりも上なのを示した。だから、とても良い週末になったね」 <span class="paragraph-title">【動画】PSGがデ・ゼルビ新体制のマルセイユに完勝</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="K7IZswyhJfw";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.28 15:30 Mon

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