室屋が絶妙アシストも大迫との日本人対決はドロー決着…《ブンデスリーガ2部》
2021.07.25 05:35 Sun
ブンデスリーガ2部第1節のブレーメンvsハノーファーが24日に行われ、1-1の引き分けに終わった。ブレーメンの大迫勇也は82分までプレー、ハノーファーのDF室屋成はフル出場した。
41年ぶりに2部降格となったブレーメンと、昨季のブンデス2部で13位に終わったハノーファーによる開幕節。ブレーメンの大迫はインサイドハーフ
で、ハノーファーの室屋は右サイドバックで共に先発出場した。
日本人対決は立ち上がりから一進一退が続いたが、ハノーファーが先に決定機を迎える。25分、左サイドから中央にドリブルで切り込んだムスリジャが狙いすましたミドルシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃した。
対するブレーメンは28分、敵陣でのこぼれ球に反応した大迫がボックス外からゴールを狙ったが、これは相手GKのセーブに阻まれた。さらに34分にも大迫がミドルシュートでゴールを狙ったが、これは枠の上に外れた。
ゴールレスで迎えた後半は早い時間にスコアが動く。ブレーメンは49分、ニコラス・シュミットの左CKをニアサイドのトプラクが頭で流し込み、先制に成功した。
その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、ハノーファーは80分にチャンス。ボックス左でボールを受けたオクスがコントロールショットを放つと、相手GKの弾いたボールを拾ったマイナが決定機を迎えたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。
さらにハノーファーは、85分にもオクスの左クロスからヴァイダントがボレーシュートを合わせたが、これは惜しくも右サイドネット。結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。日本人対決となった開幕節は、痛み分けのドローに終わった。
ブレーメン 1-1 ハノーファー
【ブレーメン】
トプラク(後4)
【ハノーファー】
ドゥクシュ(後11)
41年ぶりに2部降格となったブレーメンと、昨季のブンデス2部で13位に終わったハノーファーによる開幕節。ブレーメンの大迫はインサイドハーフ
で、ハノーファーの室屋は右サイドバックで共に先発出場した。
日本人対決は立ち上がりから一進一退が続いたが、ハノーファーが先に決定機を迎える。25分、左サイドから中央にドリブルで切り込んだムスリジャが狙いすましたミドルシュートを放ったが、これはクロスバーを直撃した。
ゴールレスで迎えた後半は早い時間にスコアが動く。ブレーメンは49分、ニコラス・シュミットの左CKをニアサイドのトプラクが頭で流し込み、先制に成功した。
先制されたハノーファーだったが56分に反撃。GKツィーラーからのロングスローを受けた室屋がセンターライン手前から狙いすましたスルーパスを送ると、相手DFの裏に抜け出したドゥクシュが飛び出したGKを越すチップキックでゴールネットを揺らした。
その後は互いに選手を入れ替えながら勝ち越しゴールを目指したが、拮抗した展開が続く。そんな中、ハノーファーは80分にチャンス。ボックス左でボールを受けたオクスがコントロールショットを放つと、相手GKの弾いたボールを拾ったマイナが決定機を迎えたが、シュートは相手DFのブロックに阻まれた。
さらにハノーファーは、85分にもオクスの左クロスからヴァイダントがボレーシュートを合わせたが、これは惜しくも右サイドネット。結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。日本人対決となった開幕節は、痛み分けのドローに終わった。
ブレーメン 1-1 ハノーファー
【ブレーメン】
トプラク(後4)
【ハノーファー】
ドゥクシュ(後11)
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▽2018年ロシアワールドカップまでの半年。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督率いる日本代表に残されたテストマッチは、3月の欧州遠征2連戦と5月30日の壮行試合(横浜)、そして事前キャンプ地での2試合の合計5試合程度しかない。 ▽指揮官も「年明けからは選手の本格的な絞り込みに入る。これから30~35人くらいのラージリストを作りたい。3月のテストマッチ後から絞り、最終的に(W杯本大会登録メンバーの)23人のリストが生まれていく流れだ」と語っている。つまり、3月の欧州2連戦メンバーに入らなければ、ロシア行きはほぼなくなるということなのだ。 ▽その枠に何とか滑り込もうと、凄まじい意欲を燃やしているのが、12月の東アジアカップ(E-1選手権)で3試合連続ジョーカー起用された川又堅碁。184㎝・75㎏という恵まれた体躯を誇る大型ストライカーだ。彼の最大の武器は日本人離れした屈強なフィジカル。父・勇人さんは専修大学時代、陸上の三段跳びの選手で全国6位に入った実績を持つ。そのDNAを受け継いだうえ、幼少期から水泳、野球、陸上、剣道、空手と数多くのスポーツに取り組み、楽々とこなしていたという。そんな選手だから、かつて福西崇史(現解説者)を指導した愛媛・小松高校時代の恩師・真鍋秀樹監督も「中学生の川又を始めて見た時、福西をはるかに超えた並外れたスケール感があった」と言うほどだ。その能力をコロンビア、セネガル、ポーランドという強敵と対峙するロシアの大舞台で使わないのはもったいない。 <span class="split"></span> ▽川又が滑り込みを目論む1トップの枠は、大迫勇也(ケルン)が当確で、それ以外の1~2枠を代表通算50ゴールの岡崎慎司(レスター)、ドイツ組の武藤嘉紀(マインツ)、今季得点王の小林悠(川崎)、同22ゴールの杉本健勇(C大阪)らが競っている状態だ。パチューカ移籍後は中央でプレーすることの多い本田圭佑もこの枠の候補者の1人と考えてもいいだろう。川又はこれだけ実績のある面々に勝たなければならない。本人は「ロシアに生き残るために? そんなことを発言したら俊さん(中村俊輔=磐田)に怒られる。『もっと練習しろ』って」と冗談交じりに苦笑していたが、かつて代表10番を背負った先輩からの後押しを受けているのは事実だ。 ▽実際、今季磐田に移籍してからの彼の成長ぶりは目覚ましいものがあった。アルベルト・ザッケローニ監督に初めて日本代表合宿に呼ばれた2014年はアルビレックス新潟、2015年E-1選手権(中国・武漢)の時は名古屋グランパスに所属していたが、その頃の川又はボールがうまく収まらず、前線の起点になり切れないことが多かった。「足元の技術がやや不足している」という評価も根強く、ハリルホジッチ監督もそのあたりを問題視したから、長い間代表招集を見送ってきたのだろう。 ▽しかしながら、今季磐田で名パサーの徹底指導を受けたことで、今回のE-1選手権では相手のプレッシャーを受けながらもしっかりとタメを作り、味方の決定機を演出できるようになっていた。それは特筆すべき点だ。加えて、ゴールこそ奪えなかったものの、豪快なヘディングを何本もお見舞いしていて、その迫力は小林や金崎夢生(鹿島)を上回るものがあった。 「出てくると雰囲気がガラリと変わる? それは自分でも分かってる。そのうえで必要なのはゴール、チームをいい方向に向かせるようなプレー。それができればそれでいい。ただ、今回の東アジアでは3試合ともに決めきれなかった。これがワールドカップだったとしたら、自分がチャンスを決めるか決めないかで、チームが上に上がれるかどうかが決まる。そういう意味でもいい課題ができたかな」と本人も前向きにコメントしていた。 ▽ロシアを戦ううえで、やはりジョーカーとして流れを変えられる人材はやはり重要だ。名前を挙げたFW陣の中でその役割に最適なのは、この川又ではないだろうか。彼はそこに照準を当てて「短時間で目に見える仕事のできる選手」ということを強烈にアピールするべきだ。それを来季開幕からの1か月間で確実に遂行し、ハリルホジッチ監督の信頼を勝ち取れば、ひょっとすればひょっとするかもしれない。 ▽2014年ブラジルワールドカップを逃した時、「次こそは」と自分自身に誓いを立てたという川又。それを現実にしなければ、数々の苦しみを乗り越え、自分自身に磨きをかけてきた意味がない。持てる力の全てをまだ発揮していない怪物が大化けする姿を2018年にはぜひとも見てみたい。 2017.12.27 12:00 Wed5
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Images<hr></div>プレミアリーグ出場試合数:24(先発:23)ゴール数:2 FAカップ出場試合数:3(先発:2)ゴール数:0 EFLカップ出場試合数:1(先発:1)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆ディフェンスリーダー移籍で初の残留争い ▽サウサンプトンでの6シーズン目はチーム共々苦しいシーズンとなった。ディフェンスリーダーのファン・ダイクを欠いたチームは低空飛行を続け、吉田加入後では初となる残留争いに巻き込まれた。3月には監督交代もあった中、シーズン終盤にレギュラーの座を取り戻した吉田だが、残り3試合となったエバートン戦で退場するなどチームの力になりきることはできなかった。 ★乾貴士[エイバル]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_52_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:34(先発:31)ゴール数:5 コパ・デル・レイ出場試合数:1(先発:0)ゴール数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★★★</span>☆☆ ◆絶対的レギュラーの座を確立 ▽エイバルでの3シーズン目を迎えた乾は、絶対的レギュラーの座を確立した。不動の左サイドとして君臨した乾は、守備のタスクをこなしつつ、ゴールに絡むプレーを続けた。乾の活躍もあってエイバルはシーズン序盤の躓きをものともせず、楽々と残留。目標を果たした乾は来季、ヨーロッパリーグに出場するベティスへの移籍が濃厚となっている。 ★柴崎岳[ヘタフェ]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_53_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>リーガエスパニョーラ出場試合数:22(先発:12)ゴール数:1 コパ・デル・レイ出場試合数:0 評価: <span style="color:#ff3300">★</span>☆☆☆☆ ◆バルサ戦でゴラッソも悔しい長期離脱 ▽昇格プレーオフを戦った相手のヘタフェに加入してプリメーラ初挑戦となった柴崎は、トップ下の位置で開幕スタメンの座をつかむと、第4節バルセロナ戦で強烈な左足ボレーによるゴラッソを叩き込んだ。華々しいスタートを切った柴崎だったが、そのバルセロナ戦で左足中足骨を骨折し、約2カ月半戦列を離れることになってしまった。この負傷が響き、シーズンを通してコンスタントに出場機会を得ることができなかった。チームはヨーロッパリーグ出場権争いに絡む良いシーズンを過ごしたが、柴崎にとっては悔しいシーズンとなった。 ★香川真司[ドルトムント]<div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20180523_54_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>ブンデスリーガ出場試合数:19(先発:12)ゴール数:5 チャンピオンズリーグ出場試合数:5(先発:5)ゴール数:0 DFBポカール出場試合数:3(先発:2)ゴール数:1 評価: <span style="color:#ff3300">★★</span>☆☆☆ ◆負傷でシーズン終盤を棒に ▽12月に就任したシュティーガー監督によってゴールにつながるプレーが増え、復調した感のあった香川。だが、2月に左足首を負傷すると、そこから復帰までにかなりの時間を要してしまった。結局、復帰できたのが最終節と、チャンピオンズリーグ出場権争いをしていたチームを助ける働きはできなかった。ワールドカップに向けて大きな不安の残るシーズンとなっている。 ★大迫勇也[ケルン]<div 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大迫勇也がJリーグ復帰? ブレーメンが選手売却で資金捻出を目論むと報道
ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也(30)に急遽Jリーグ復帰の可能性が浮上した。 ブレーメンに特化したメディア『DeichStube』によると、クラブは新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による影響で財政的な危機を迎えているとのこと。選手を売却して、資金を捻出しようとしている。 特に無観客試合による入場料収入が得られないことが大きなインパクトを残しており、1月と夏の移籍市場で選手を売却する必要があるということだ。 その中で名前が挙がっているのが、FWミロト・ラシツァ(24)と大迫とのことだ。 『DeichStube』によると大迫は冬にも日本へ帰る可能性があるとのこと。日本ではスタートして扱われる大迫には関心が寄せられていること、また2021年に行われる東京オリンピックも影響しているとしている。 大迫はオーバーエイジでオリンピックに出場す可能性が考えられており、準備を進めるには日本に戻ることが理にかなっているとしている。それは、このコロナ禍も大きく影響しているようだ。 大迫は、今シーズンの開幕戦で低調なパフォーマンスに終わりファンの信頼を失うことに。その後試合に出ない時期もあったが、ここまで10試合でプレー。しかし、まだゴールは記録していない。 ブレーメンとしては大迫が抜けることはマイナスであり、リスクがあるともしている。 また、今の所、大迫が不満を漏らしている兆候はなく、何を望んでいるかが重要だと指摘。具体的なオファーは日本からも今はなく、オファー次第で動きを見せるかもしれないということだ。 何れにしてもブレーメンは選手を売ることで資金の足しにしたいと考えていることは事実。補強をしないことも明言されており、誰がチームを離れるのか注目だ。 2020.12.30 20:15 Wed2
大迫勇也の神戸移籍で財政難ブレーメンが救われる…2億6000万円も節約に
ブレーメンを退団し、ヴィッセル神戸へと完全移籍で加入した日本代表FW大迫勇也(31)だが、ブレーメンは財政面で助けられたようだ。ドイツ『ビルト』が報じた。 神戸とブレーメンは8日、大迫の完全移籍を発表。大迫は8年ぶりにJリーグへと復帰することとなった。 2018年7月に加入したブレーメンでは、公式戦87試合に出場し15ゴール8アシストを記録。しかし、大迫はストライカーのポジションではなく、トップ下やサイドなどでプレーする機会が多く、起用法に不満を口にしていたこともあった。 ブレーメンのスポーツ・ディレクター(SD)wを務めるフランク・バウマン氏は「ユウヤはクラブを去り、母国に帰りたいという希望をもって、我々に相談してきた」と大迫が移籍を希望していたことを明かしていた。 また「神戸に移籍したことで、双方にとって良い解決策を見つけることができた」とも語っていたが、ブレーメンにとっては高給取りの大迫がチームを去ったことは財政面で大きかったようだ。 ブレーメンは2020-21シーズンのブンデスリーガで残留争いを繰り広げ、昇格・降格プレーオフに臨むかと思われたが、最終節で逆転され2部に自動降格となっていた。 『ビルト』によると、大迫はクラブ内での高給取りの1人であり、2部に降格したことで120万ユーロ(約1億5500万円)をもらう予定だったとのこと。移籍金を含めれば、200万ユーロ(約2億6000万円)を節約することができたとのことだ。 戦力である一方で財政面を圧迫していた大迫。バウマンSDが語る通り、互いにWin-Winの結果となったようだ。 2021.08.09 13:13 Mon3
ブレーメン、国外クラブ関心の快速FWエンジンマーとの契約延長を発表
ブレーメンは13日、ドイツ人FWユスティン・エンジンマー(23)との契約延長を発表した。なお、契約期間は明かされていない。 新契約にサインしたエンジンマーは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「チームや街の居心地がとてもいいね。特にホームゲームの雰囲気は最高だよ。昨年はチームとして素晴らしいパフォーマンスを見せることができた。僕個人としても、ヴェルダーでの生活はとても充実しているし、ここでのキャリアでさらに重要なステップを踏めると確信している。だから、早めに契約を延長することにしたんだ」 2022年1月にプロ契約を結んだ下部組織出身のエンジンマー。契約後はすぐにドルトムントⅡへ1年半のレンタル移籍で武者修行に出されたが、復帰した今季は快速ウィングとしてレギュラーに定着。ブンデスリーガ24試合に出場し6ゴール2アシストを記録していた。 ブンデスリーガで初めてのフルシーズンを戦い抜き、インパクトを残した同選手には、ビジャレアルやウォルバーハンプトン、エバートンらが関心を示していた。 2024.06.14 07:00 Fri4
