攻撃陣強化を進めるアストン・ビラ、60億円かかるレバークーゼンの快足ウィンガーに関心か

2021.07.22 13:14 Thu
Getty Images
アストン・ビラレバークーゼンのジャマイカ代表FWレオン・ベイリー(23)の獲得に関心を抱いているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

アストン・ビラは今夏、アーセナルとの争奪戦を制してノリッジからアルゼンチン代表MFエミリアーノ・ブエンディア(24)をクラブレコードとなる3300万ポンド(約51億2000万円)の移籍金で獲得。攻撃陣の強化に成功していた。

しかし、チームの大黒柱であるイングランド代表MFジャック・グリーリッシュ(25)にマンチェスター・シティを始めとするビッグクラブが関心を示している事情もあり、アストン・ビラはさらなる攻撃陣強化に取り組んでいる。
ブエンディアに続くターゲットとなったのが、アーセナルのU-21イングランド代表MFエミール・スミス・ロウ(20)だ。昨シーズン、チームで印象的なパフォーマンスを見せていた若手に対して、移籍金2500万ポンド(約38億5000万円)のオファーを出している。しかし、アーセナルはこのオファーを拒否。3000万ポンド(約46億2000万円)に増額して2度目のオファーを出したが、これも拒否され、アーセナルからは非売品であると告げられている。

不調に終わった交渉を受け、アストン・ビラは次のターゲットとしてベイリーに注目しているようだ。ベイリーは2017年1月にヘンクからレバークーゼンに移籍して以降、公式戦156試合出場39ゴール26アシストを記録。快足ウィンガーに対してはビッグクラブから継続的に高い関心が寄せられているが、レバークーゼンが移籍金を4000万ポンド(約60億円)に設定していたこともあり、移籍は実現していない。
一方で、ベイリーとレバークーゼンの契約は2023年夏までとなっており、残り契約が2年となっていることから、移籍金が下がる可能性もある。アストン・ビラがスミス・ロウに提示した移籍金をそのままベイリーに注げば、移籍実現の可能性もあるかもしれない。

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