アルトゥール離脱のユベントス、穴埋めとしてPSGの武闘派MFに関心か

2021.07.19 14:57 Mon
Getty Images
ユベントスがパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス (27)獲得に興味を抱いているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

パレデスは2019年1月にゼニトからPSGに加入。高い技術を持ちながら激しいプレーも厭わないスタイルで、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティや元スペイン代表MFアンデル・エレーラ、元ドイツ代表ユリアン・ドラクスラーらビッグネームが揃うチームで主力の1人に定着した。昨シーズンは新型コロナウイルス(COVID-19)感染や負傷がありながらも、公式戦36試合に出場している。
そんなパレデスの獲得に関心を示しているのがユベントスだ。ユベントスは、ブラジル代表MFアルトゥールが16日に手術を行った影響で3カ月の離脱となっており、中盤の補強に動いている。

現在補強の筆頭候補とされているのが、サッスオーロのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリ(23)。イタリア代表の優勝で終えたユーロ2020でも印象的なパフォーマンスを発揮した同選手は理想的なターゲットとされているが、移籍金4000万ユーロ(約51億円)を求めるサッスオーロと合意できるかが焦点となっている。

しかし、イタリア『La Repubblica』によると、仮にロカテッリと合意したとしてもユベントスはパレデス獲得を狙うようだ。パレデスはかつてローマやエンポリでプレーした経歴を持ち、セリエAでの経験が豊富な点も評価材料となっている。ただし、PSGに出すオファーはシーズン終了後の買い取りオプション付きのレンタル契約とされており、合意できるかどうかは微妙な状況だ。
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