指揮官と衝突のパレデスがユベントスに別れ…今夏PSG帰還へ「ここで育んだ友情はこの先も大事にする」

2023.06.05 20:21 Mon
Getty Images
アルゼンチン代表MFレアンドロ・パレデス(28)がユベントスに別れを告げた。

昨夏パリ・サンジェルマン(PSG)から1年間のレンタル移籍でユベントスへと加入したパレデス。昨年はアルゼンチン代表の一員としてカタール・ワールドカップ(W杯)を制し、代表チームでは充実したシーズンとなった。
しかし、ユベントスでは出場機会の少なさを巡ってマッシミリアーノ・アッレグリ監督と衝突しており、実際にセリエA25試合出場のうち、スタメンは8試合。パフォーマンスもコーチ陣や幹部、ファンらを十分に納得させられるものにはならなかった。

イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスには2260万ユーロ(約33億8000万円)の買い取り義務があったものの、チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ敗退が決まったころにはすでに消滅。同額で買い取ることもできるが、その可能性は皆無だとされている。

ユベントスは4日にセリエA最終節のウディネーゼ戦を戦い、1-0で勝利。パレデスも1点リードで迎えた78分から途中出場しゲームの締めくくりに貢献したが、この一戦がラストゲームに。試合後、SNSでユベンティーノへの感謝を綴った。
「今シーズンはとても困難な1年だった。ユーベの目標を達成できなかったのが悔しいけど、素晴らしい選手、グループと出会えたよ。常に僕をサポートしてくれたファンのみんなに感謝している。ここで育んだ友情はこの先も大事にするよ。 #finoallafine(最後の最後まで)」

関連ニュース

ラビオが1G1A、後半ATに同点弾被弾も直後のガッティ弾で曲者モンツァを退けたユベントスが暫定首位浮上【セリエA】

ユベントスは1日、セリエA第14節でモンツァとのアウェイ戦に臨み、2-1で競り勝った。 前節インテルとのイタリア・ダービーを引き分けた2位ユベントス(勝ち点30)は、肋骨が万全ではないロカテッリに代わってニコルッシが引き続き中盤アンカーで先発となった。 昨季シーズンダブルを食らった9位モンツァ(勝ち点18)に対し、キエーザとヴラホビッチの2トップで臨んだユベントスは9分にPKを獲得。ロングボールに抜け出したカンビアーゾがボックス内でキリアコプーロスに倒された。しかしキッカーのヴラホビッチはシュートを2度GKディ・グレゴリオに止められ、先制とはならない。 それでも直後のCKから先制する。ニコルッシの右CKをラビオがヘッドで叩き込んだ。先制後はモンツァにポゼッションを譲り自陣にユベントスが引いて対応する。 35分にはラビオのミドルシュートでGKを強襲して牽制した中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半も慎重に試合を進めたユベントスは徐々に押し込まれる展開に。最終ラインで凌ぐ中、70分に負傷明けのダニーロをニコルッシに代えて中盤アンカーに投入した。 5バックとして守り倒しにかかったユベントスだったが、追加タイム2分に追いつかれる。右サイドからV・カルボーニに上げられたインスウィングクロスがそのままゴールに吸い込まれた。 痛恨の被弾かと思われたユベントスだったが、2分後に勝ち越し弾。ラビオが右サイドを突破した流れから最後はゴール前に上がっていたガッティがねじ込んだ。 これが決勝点となってユベントスが曲者モンツァを退け、暫定首位に浮上している。 2023.12.02 06:52 Sat

ダニーロがモンツァ戦メンバー入り、約6週間ぶりに戦列復帰

ユベントスのブラジル代表DFダニーロが1日に行われるセリエA第14節モンツァ戦の招集メンバーに名を連ねた。 ダニーロは10月13日に行われたワールドカップ予選のベネズエラ代表戦に先発するも、左ハムストリングを痛めて交代していた。 その後、セリエA5試合を欠場したダニーロだが、約6週間ぶりに戦列復帰となる。 2ポイント差で首位インテルを追う2位ユベントス。主将ダニーロの復帰で昨季シーズンダブルを許したモンツァを下し、暫定首位に踊り出ることはできるか。 2023.12.01 23:45 Fri

移籍の噂もあったヴラホビッチ、契約延長交渉中と明かす… ユベントス愛も強調「僕はここで幸せ」

ユベントスのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチ(23)が契約延長へと向かっているようだ。 2022年1月にフィオレンティーナからユベントスへと加入したヴラホビッチ。昨シーズンは公式戦42試合で14ゴールを記録したこのストライカーは、今夏チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミアリーグのクラブへの移籍も取り沙汰された。 10月上旬のケガから復帰し、直近のインテル戦で約2カ月ぶりのゴールを決めたヴラホビッチは、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じる中で将来についてコメント。2026年6月までとなっている現行契約の延長に向け、スポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏との交渉が進んでいると明かした。 「契約はまだ2年半残っているし、急いでいるわけではないが、ジュントリと僕の代理人はすでに話し合っている。僕はここで幸せだ」 また、今夏流れた去就の噂にも言及。退団の意思はなかったと断言している。 「僕はずっとここに残りたいと思っていた。そういった声は常に存在するし、それもサッカーの一部だが、全ての声を聞いていたらおかしくなってしまう可能性もある」 「僕は自分を孤立させてピッチのことだけを考えていた。最終的に残留できてとても幸せだ。それが僕が望んでいたことだ」 2023.12.01 18:30 Fri

ベナティアが古巣マルセイユのスポーツアドバイザーに就任!

マルセイユは11月30日、元モロッコ代表DFのメディ・ベナティア氏(36)がクラブのスポーツアドバイザーに就任したことを発表した。 クラブの発表によれば、ベナティア氏はパブロ・ロンゴリア経営委員会会長やステファン・テシエ専務理事と密接に協力しながら、特に優秀な人材の獲得、育成、保持といった観点から、クラブのスポーツ戦略の立案と実行を支援する役割を担うとのこと。 また、相談役としての役割にとどまらず、プロチームのスカウト部長に昇格したロベルト・マルフィターノとともに、スカウティングや ミッションにも携わるとのことだ。 フランス屈指の育成機関クレールフォンテーヌ卒業後、マルセイユの下部組織で育ったベナティアは、2005年にファーストチームに昇格。その後、国内の幾つかのクラブへのレンタルを経て、ウディネーゼやローマ、バイエルン、ユベントスでプレー。バイエルンでは2度のブンデスリーガ優勝、ユベントスでは3度のセリエA優勝を経験した。 その後、カタールのアル・ドゥハイルを経て、2021年7月にファティ・カラギュムリュクに加入。しかし、慢性化していたケガの影響もあって同年12月に現役を引退。セカンドキャリアでは代理人に転身し、代表の後輩であるMFアゼディン・ウナイのマルセイユ入りをお膳立てしていた。 2023.11.30 23:45 Thu

ユベントス、ユナイテッド戦で劇的弾のコペンハーゲン18歳ルーニーを視察へ

ユベントスがコペンハーゲンのU-21スウェーデン代表MFルーニー・バルドグジ(18)の視察を行うようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 クウェート出身で右ウイングを主戦場とするアタッカーのバルドグジ。U-21スウェーデン代表に飛び級で選出されている将来有望なアタッカーは、今季ここまでデンマークの国内リーグであるスーペルリーガで16試合出場7ゴール、先のチャンピオンズリーグではマンチェスター・ユナイテッド相手に決勝点を奪うなど、注目が集まっている。 そんなバルドグジに対し、ユベントスは29日に行われるCLバイエルン戦にスカウトを派遣するとのこと。 コペンハーゲンとの契約は2025年6月で切れるため、移籍金は比較的安価と見られるが、ナポリでFWクヴィチャ・クワラツヘリアを発掘したクリスティアーノ・ジュントリSDのお眼鏡にかかった新ルーニーをユベントスは確保できるか。 2023.11.29 23:20 Wed
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly