「勝ちながら修正する」スペイン戦勝利求めるDF酒井宏樹、本大会で対戦するフランスの警戒すべき選手は?

2021.07.16 18:35 Fri
©超ワールドサッカー
U-24日本代表のDF酒井宏樹(浦和レッズ)が、17日に控えるキリンチャレンジカップ2021のU-24スペイン代表戦に向けた前日記者会見に出席した。

12日にU-24ホンジュラス代表と対戦し、3-1で勝利した日本。東京オリンピック本大会前の最後の試合で、金メダル候補のスペインと対戦する。

先日閉幕したユーロ2020にスペイン代表として参加した6選手に加え、ヨーロッパのビッグクラブでプレーする選手たちを招集。最強メンバーと言っても過言では無い錚々たるメンバーが揃った。
酒井は17日のスペイン戦について「コンディションや試合勘を合わせるのには、良い親善試合だと思っています」とコメント。本番前の良いテストになると感じているようだ。

2012年のロンドン・オリンピックに次いで2度目のオリンピック出場となる酒井。ロンドンの際は、大会前の親善試合で連勝し、初戦のスペイン戦でも勝利を収めて最終的には4位となった。
スペイン戦で勝つことの重要性については「勝つことは自信になりますし、チームとして良い雰囲気で本大会に行けるので、勝つことは大前提として、その中でどういったものを得られるか。個人としてもチームとしてもです」とコメント。「このチームで練習試合を始めてから全て勝っているので、負けた方がいいんじゃないかという声もあるかもしれないですが、勝ちながら修正することが、上を目指すチームに求められると思います」と語り、本当に強いチームは負けなくても課題を解決していけるものだと語った。

これまで2度のワールドカップを経験している酒井。ロシア・ワールドカップではラウンド16で敗れたが、充実感も伴っていたという。東京オリンピックでもその点を期待していると言い「少なからずそこは影響していると思います。あのW杯で緊張感とスリルの中での勝ち上がり。その高揚感や興奮は非常に自分にとって忘れられないものになっているので、短期決戦や大会では得られる可能性が高いので期待してますし、それが得られるまで勝ち進めればと思います」と、勝ち進んで同じ気持ちを味わいたいと語った。

グループステージではよく知る選手が多いフランスと同居。オーバーエイジにはマルセイユでチームメイトだったMFフロリアン・トヴァン(ティグレス)が招集されている。

そのトヴァンとのやり取りについては「昨日、一昨日はずっとやり取りしていました」とコメント。「フランスは昨日韓国に入っていて、そこからやり取りはしていました」と、連絡を取り合っていると語った。

また、警戒すべきフランスの選手については「オーバーエイジのモンペリエの選手(テジ・サヴァニエ)は地味に見られがちですが、すごく良い選手でFKも蹴れて、潰せて、汚いプレーもできますし、誘ってくるプレーもできるので、試合を混雑させるのがうまいです」と語り、マルセイユ時代にとても嫌な相手だったと警戒した。

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かつてアーセナルでプレーした元スイス代表DFヨハン・ジュルー(34)が現役引退を発表した。 ジュルーは、スイス出身でエトワール・カルージュから2003年7月にアーセナルの下部組織に加入。2004年7月にファーストチームへと昇格を果たした。 将来が有望視されたジュルーだったが、若手時代にはアーセナルの守備陣の層も厚く、出場機会があまりないと、バーミンガムやハノーファーへとレンタル移籍を経験。ハノーファー時代には日本代表DF酒井宏樹ともプレーした。それでも、徐々に出場機会を得ることとなり、アーセナルでは公式戦144試合に出場し1ゴール6アシストを記録した。 下部組織時代から合計11年在籍したアーセナルを離れ、2014年7月にはハンブルガーSVへと完全移籍。ハンブルガーSVでは元日本代表DF酒井高徳(現ヴィッセル神戸)の後は、トルコのアンタルヤスポルやイタリアのSPALでプレー。2020年1月に16年半ぶりに母国へと戻り、シオンと契約した。 しかし、コロナ禍による財政難もあり、クラブが選手たちへと減給を要求。ジュルーはこれに応じずに契約を解除すると、2020年3月にザマックスへと移籍。2020年10月からはデンマークのノアシェランへと移籍していた。 ノアシェランでは、公式戦12試合に出場。しかし、シーズン終盤はメンバー外が続いており、そのままシーズン終了後に現役引退となった。 ジュルーは自身のSNSで引退を発表。「17年間プロサッカー選手として活動してきたが、プロサッカーからの引退を発表できてとても嬉しく、そして誇りに思う」と綴っている。 なお、スイス代表としては76試合に出場し2ゴールを記録。ワールドカップは2006年のドイツ、2014年のブラジル、2018年のロシアと3大会に出場していた。 <span class="paragraph-title">【SNS】ジュルーが自身のSNSで引退を報告する動画をアップ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/tv/CPs9fvIFWKN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/tv/CPs9fvIFWKN/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Johan Djourou(@johan_djourou)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.06.06 22:33 Sun
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日本代表、スペイン戦スタメン発表! 3バックで谷口彰悟が初出場、久保、鎌田に1トップは前田

カタール・ワールドカップ(W杯)グループE最終節のスペイン代表戦に臨む日本代表スターティングメンバーが発表された。 ここまで1勝1敗で勝ち点3、2位につける日本は、勝ち点4で首位に立つスペインと対戦。勝てばラウンド16に進出。引き分ければ、コスタリカ代表vsドイツ代表の結果次第という状況になっている。 コスタリカ戦を終え、MF遠藤航(シュツットガルト)、DF酒井宏樹(浦和レッズ)が負傷で別メニューとなった中、2人は欠場。また、ケガのDF 冨安健洋(アーセナル)も全体練習には合流したが、スターティングメンバーからは外れた。 GKには権田修一(清水エスパルス)が3試合連続で起用された他、最終ラインにはDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が初出場。また、DF吉田麻也(シャルケ)、DF板倉滉(ボルシアMG)も先発に名を連ね、3バックを採用するとみられる。 また、ボランチにはMF守田英正(スポルティングCP)とMF田中碧(デュッセルドルフ)が並ぶことに。右に伊東純也(スタッド・ランス)、左に長友佑都(FC東京)が入り、シャドーに久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田大地(フランクフルト)が入り、1トップに前田大然(セルティック)が起用された。 新しい景色であるベスト8以上を目指すには、勝利が必要な状況。試合はこの後、4時にキックオフ。フジテレビ、ABEMAで生中継される。 ◆日本代表スターティングメンバー GK:権田修一 DF:谷口彰悟、吉田麻也、板倉滉 MF:伊東純也、田中碧、守田英正、長友佑都 MF:鎌田大地、久保建英 FW:前田大然 2022.12.02 02:54 Fri

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20歳の誕生日を迎えた久保建英がFC東京・長谷川健太監督に感謝、20歳の意気込みは「大人のサッカー」

U-24日本代表は、5日に控えるU-24ガーナ代表戦に向けた前日練習に臨んだ。 3日、ジャマイカ代表の来日が遅れたことで、日本代表と急遽試合を行うこととなったU-24日本代表。中1日で福岡に移動し、ガーナ戦に備える中、北海道・東北地方での暴風雨により福岡への移動に支障が起きた。 U-24日本代表は急遽、札幌ドームのウォーミングアップ場でトレニングを実施。時間を遅らせてのフライトとなり、明日のガーナ戦の地である福岡へと向かった。 メディアのオンライン取材に応対したMF久保建英(ヘタフェ)は4日が20歳の誕生日。代表合宿ではチームメイトから手荒い祝福をされることが多いが「今のところ大丈夫です」とまだ被害を受けていないとコメントした。 今回は急な試合に始まり、この日は移動が予定通りにいかないこととなった。この状況については「ポジティブに捉えていると思います」と語り、「こういう状況に本番じゃなく、本番前に想定できることは自分たちにはポジティブに働くかなと。明日が大事なので、明日に向けて逆算していかに戦えるかが試されていると思います」と語り、不測の事態にどう対応できるかが測れる良い機会だとした。 改めて昨日のA代表との試合については「チームとしては急遽試合が決まって、明日も試合があるので、思ったようなスケジュールではないというか、過密日程のなかで1つ組み込まれてしまったという感じです」とコメント。それでも「自分たちもできる限りのコンディションで臨もうとしましたが、その中でやっぱり急遽決まった試合で、メンバーもあまり決められずにというか、5日をイメージした中でコンディションが良かったメンバーが試合に出たと思います」と語り、コンディションが優先されたと語った。 ただ、良い機会だったために悔しさも露わにし「その中では折角の対決だったので、しっかり準備して100%で臨みたかったという思いはあります」とコメント。自身のパフォーマンスについては「個人的には手応えもありましたし、全然やれていないということもなく、なんならいつも練習している人たちが相手だったので、自分が壁を感じることなくやれたと思いますけど、結果で3-0で負けたことは個人的には悔しかったです」と、個人のパフォーマンスには満足感を示すも、結果として負けたことを悔しがった。 明日はU-24ガーナ代表との試合。アフリカ勢との試合となるが「初戦の相手が南アフリカで、仮想ということで組んでもらっているので、しっかり自分たちがアフリカ勢にどう対応するかを含めて、本番が近づいているのでそれを想定しているのではないかなと思います」とコメント。アフリカ勢に対してのポイントは「最近はアフリカの選手も万能で、僕たちの上位互換のような選手が何人もいますが、全体的には飛び込んでくる選手が多いなと経験から感じています」と語り、「敢えてボールを晒したり、ワンフェイント多めに入れようかなと意識しています」と、攻略法も明かした。 また、メンバーにはヘタフェで共にプレーしたMFサビト・アブドゥライが招集されている。アブドゥライについては「さっきも連絡を取りました」と語り、「個人的に仲が良くて、彼が免許なくて僕が車で迎えに行ったりする仲です。来るなら連絡くれよと言っていて、連絡をもらいました」と、互いに意識する仲のようだ。 スタイルについては「謙遜していましたが、何試合か一緒にやって、メッシ選手を潰したり臆することなく、球際もすごく強いです、練習からもバチバチやっていました」と強度の高いプレーをする選手だとし、「ヘタフェを象徴するような選手です。臆することなく自分たちも正面からぶつかることが大事だと思います」と、しっかりと向き合わないと痛い目に遭う可能性が高い相手のようだ。 この日20歳になった久保。改めて20歳になったことについては「まだあまり実感ないですけど、明日の試合から20歳で1つギアを上げて。19歳ではないので、20歳なので大人な自分をピッチ内で見せられればと思います」と、20歳になってすぐの試合に意気込みを語った。 久保の言う大人のサッカーとは「簡単にいうと、経験だったりとか、昨日の試合を途中から見ていて遠藤選手が入って落ち着いたとか、自分ならここに1人入って欲しいなというところにスッと入って前を向いてくれて、つけてくれたり、しっかり試合でどういうプレーするのかを頭に入っていると思います」とオーバーエイジとしてプレーしたMF遠藤航のプレーを挙げ、「時間帯を考えたりチーム全体を俯瞰してゲームを見るとか、余裕を持ってプレーすると言っていますが、個人だけでなく、チームの流れや時間帯を考えた余裕が大人だと思いました」と、より俯瞰で試合に絡めるようになりたいと語った。 また、FC東京の長谷川健太監督が20歳を迎えた久保にエールを送っていたが、久保にとっての長谷川監督は「自分は健太さんに選手として大きくしてもらいました。辛いことも意見が食い違うことも、健太さんの要求に自分が応えられないこともありました」と、想いを語った。 さらに「自分は18歳の誕生日でヨーロッパに行きたいという考えがあって、そのためには18歳の年に出られなかった諦めようと考えていた中で、監督がプレシーズンでチャンスをくれて、プレシーズンで結果を出せば今シーズンは使ってやると言われて、それに自分が応える事ができて、そこから東京で成長できました」とFC東京時代を回想。「結果として東京のチームを離れることになりましたけど、感謝しかないですし、健太監督に自分は大きくしてもらったと思っています」と感謝の気持ちを述べ、「監督が喜んでくれるような選手になることが恩返しだと思います」と世界で活躍する事が恩返しになるとし、改めて意気込みを語った。 2021.06.04 21:35 Fri
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松木玖生の最適なポジションは?/六川亨の日本サッカーの歩み

今月16日、AFC U-23アジアカップ カタールの初戦、中国戦からパリ五輪出場権獲得のチャレンジが始まる。前回のコラムでも、DF陣の経験不足は否めないものの攻撃陣のタレントはバリエーションに富んでいて期待できるという原稿を書いた。そして先週と今週のJリーグを取材して、FC東京の松木玖生の新しい一面を見ることができて、その期待はさらに高まった。 松木といえば、青森山田高時代から、強靱なフィジカルと体幹の強さを生かした球際での勝負強さ、豊富な運動量と労を惜しまない献身的なプレーでチームに貢献してきたし、それはFC東京でも変わらない。そしてボランチのポジションから、時には意外性のある攻撃参加でゴールを決めたり、左足のロング、ミドルシュートで相手ゴールを脅かしたりしてきた。 そんな松木が、4月3日のJ1リーグ第6節の浦和戦では、荒木遼太郎と2トップに近い形で前線に起用された。すると、トップに張るのではなく変幻自在に左右に流れたり、落ちてきたりする荒木との絶妙のコンビネーションで攻撃陣をコントロール。とりわけ左サイドのFW俵積田晃太とSBバングーナガンデ佳史扶との相性は抜群で、意外性のあるパスで彼らの攻撃参加を引き出していた。 アウトサイドにかけたスペースへの絶妙なパスには「こんな技巧的なパスが出せるんだ」と感嘆してしまった。 試合は0-1とリードされた後半、左サイドで俵積田、佳史扶とつないだパスから荒木が同点弾。さらに松木のサイドチェンジを受けた俵積田のクロスをゴール前に走り込んだ松木がボレーで決めて逆転勝利を収めた。 そして4月7日の鹿島戦では、荒木がレンタル移籍のため起用できないものの、1トップに入った仲川輝人とトップ下の松木は好連係から難敵・鹿島に2-0の完勝を収めた。絶えずボールに触るわけではないが、効果的なサイドチェンジやスルーパスで味方を使う。これまでは、どちらかというと『使われる選手』と思っていたが、そのイメージは一新した。 先制点は左サイドからのふわりと浮かしたニアへのパスで仲川の今シーズン初ゴールを演出。そして後半アディショナルタイムにはMF原川力のヘッドによるインターセプトからのタテパスを簡単にさばいて2点目をお膳立てした。いずれも「肩の力の抜けた」ようなアシストに、松木の“変化"を感じずにはいられなかった。 彼をボランチからトップ下にコンバートし、前線には荒木を起用して松木の飛び出しを演出したピーター・クラモフスキー監督の采配は賞賛に値する。やっと1トップのドリブル突破任せのパターン化された攻撃スタイルから脱却できそうだ。 そんな松木を大岩剛監督はどのポジションで使うのか。攻守に効果的な選手だけに、使い出もあるだろうが、できれば攻撃的なポジションで使って欲しいところである。 2024.04.08 22:25 Mon
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日本代表対決のスタメン発表! OAの3名はベンチスタート

3日、日本代表vsU-24日本代表の一戦が札幌ドームで行われる。 キリンチャレンジカップ2021のジャマイカ代表戦が、ジャマイカ代表が来日できなかったことを受けて急遽中止に。その後、対戦相手にU-24日本代表を指名し、異例の日本代表対決が実現した。 カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表と、東京オリンピック出場に向けてメンバー選考を続けるU-24日本代表の一戦。互いに主力選手を起用して臨む。 日本代表はDF長友佑都(マルセイユ)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF南野拓実(サウサンプトン)、FW大迫勇也(ブレーメン)と日本代表の主軸を先発起用した。 一方のU-24日本代表はオーバーエイジの3名はベンチスタート。MF久保建英(ヘタフェ)、MF中山雄太(ズヴォレ)、MF板倉滉(フローニンヘン)らが起用された。 今回の試合は、フィールドプレーヤーが7名、GK1名が交代可能なレギュレーション。後半の交代枠は3回までとなるが、負傷交代の場合は含まれない。 ★日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:シュミット・ダニエル DF:室屋成、植田直通、谷口彰悟、長友佑都 MF:橋本拳人、守田英正 MF:原口元気、鎌田大地、南野拓実 FW:大迫勇也 監督:森保一 ★U-24日本代表スタメン[4-2-3-1] ※並びは予想 GK:大迫敬介 DF:菅原由勢、橋岡大樹、町田浩樹、旗手怜央 MF:中山雄太、板倉滉 MF:三好康児、久保建英、遠藤渓太 FW:田川亨介 監督:横内昭展 2021.06.03 18:42 Thu
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テレビ朝日がパリ五輪予選を地上波独占放送…中国、韓国、五輪出場が決定する準決勝を放送

8日、テレビ朝日がU-23日本代表のパリ・オリンピック アジア最終予選であるAFC U23アジアカップカタール2024の放送を発表した。 U-23日本代表は、パリ五輪を目指して4月にAFCU23アジアカップを戦うことに。U-23中国代表、U-23UAE代表、U-23韓国代表とグループステージで対戦する。 大会の上位3チームはパリ五輪の切符を掴むこととなり、4位はアフリカ予選の4位チームと対戦し、勝者が掴むこととなる。 テレビ朝日では、4月16日に行われる第1戦の中国戦、同22日に行われる第3戦の韓国戦、そして同29日には五輪出場が決まる準決勝の試合を地上波独占で放送する、 U-23日本代表は、22日にサンガスタジアム by KYOCERAでU-23マリ代表、25日に北九州スタジアムでU-23ウクライナ代表と対戦。U23アジアカップ前の最後の2試合となる。 2024.03.08 22:40 Fri
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東京五輪世代のキャプテンMF中山雄太、OAのDF吉田麻也に「学ぶ部分が多い」

東京オリンピックに臨むU-24日本代表が、31日にトレーニングキャンプをスタートさせた。 開幕まで約1カ月となった東京オリンピック。U-24日本代表は、3名のオーバーエイジ(OA)枠の選手を招集し、最後の選考の場を迎えた。 OAには、A代表でキャプテンを務めるDF吉田麻也(サンプドリア)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF遠藤航(シュツットガルト)と主力であり、ヨーロッパでの経験もある選手たちが名を連ね、世代の選手たちの競争が激化することとなった。 合宿初日、トレーニング前に選手たちがオンラインのメディア取材に応対。MF中山雄太(ズヴォレ)がOAや東京五輪について語った。 キャプテンとしてU-24日本代表を牽引してきた中山。今回のOA3名については「まずはオリンピック前にも試合はありますが、その前の活動として結果にこだわって、内容も含めてこだわりたいです」とコメント。「OAの3人ともすり合わせたりしていきたいと思います」とチームとしてすり合わせが必要だと語った。 OAの3人が補ってくれるものについては「幸い僕はA代表に何度か絡ませてもらって、考えを共有するアクションや自分たち発信の行動はより深いもの、数は大会まで日数がないので、多くなってくればと思います」と、コミュニケーションの部分を補ってくれると語った。 A代表のキャプテンである吉田が加わったことで、そのサポート役に回ることが予想される中山。「OAの3人についてはU-24の選手と全員が全員絡んでいるわけではないので、スムーズな関係性を取れるようなパイプ役をしっかりになっていきたいと思います」とコメント。「今までやってきたことは自分自身変わらないので、チームがしっかり良い方向に向かえるアクションをしっかり行っていきたいと思います」と語り、これまでと自分の役割は変わらないとした。 中山はボランチでの起用が多い中、センターバックやサイドバックでもプレーができる。ポジションについては「僕自身もそこはわからない状況ですし、この期間中に何が起こるかわからないですし、オリンピックでも色々なことが起こるかはわからないです」と予想外のことが起こる可能性があるとし、「ユーティリティ性は武器ですが、何が起こるかわからない中で、しっかりとどこのポジションでも入れるように準備していきたいと思います」と語り、どんなポジションでプレーすることになっても良い準備をするとした。 今回はU-24ガーナ代表と対戦するが、東京オリンピック本番では初戦で南アフリカ代表と対戦する。アフリカ勢との試合については「アフリカ勢のチームとはキャリアでもそんなに対戦していないので、ここで行えるということは非常に大きいと思います」と良い経験になるとコメント。「特徴はヨーロッパでやっていても身体能力の違いがあるので、ここでやれることはアドバンテージにしていきたいですし、結果的にアフリカ勢ですが、南アフリカとの試合になるので、初戦という設定でもアフリカ勢との経験がないので、ここで得られればと思います」と、本番を想定した形でガーナと戦いたいとした。 3月のアルゼンチンとの連戦は1勝1敗だったが「僕自身、アルゼンチン戦はあまり良くなかったのでしっかり見直してチームとして持ち帰りつつ、ユーティリティ性が発揮できたシーズンを終えたと思っているので、僕自身も代表で生かさないといけない観点で言えば、そこを強化できるようなシーズンだったと思います」とコメント。クラブで積み上げたものをしっかりと出したいとコメントした。 中山は今シーズンのエールディビジで32試合に出場し2ゴール1アシストを記録。ボランチ、左サイドバック、センターバックと様々なポジションでプレーしてきた。 「ただ、1つのポジションのクオリティをより上げなければいけないことはあると思います.。状況がどうなるかわからないので、しっかりと準備していきたいです」とコメント。ポジションに絞ってあげていくことも考える必要があるとした。 チームとしてはやはりコミュニケーションの部分が課題だと語る中山。「僕自身U-24はアンダー世代でよく見られるものだと思いますが、自分の意見、他の選手のアイデアを取り入れることで自分に返ってくるもの。自分たちが何を思っていて、どうしたいのかというアクション、コミュニケーションは少ないというか、増えてきてももっとあったほうが良いなと思っています」とコメント。A代表も見たからこそ感じる差をあげた。 その中ではA代表のキャプテンの吉田の存在は大きいだろう。中山はキャプテンについて「A代表のキャプテンが来るということで、僕より適役だと思っています。キャプテンマークを巻こうが巻かなかろうがやることは一緒です」と語り、「キャプテンマークを任されることは重要ですし、責任感もありますが、巻かないからといってやることが変わることはないです」と、自身の振る舞いや行動は変わることはないとした。 吉田のキャプテンシーについては「まずは僕よりも視野に入れているものが多く、そこから選択している行動は僕自身はA代表での姿を見て学ぶ部分が多いです」とコメント。「それをこっちでもやっていただいたら、変化や刺激がU-24の選手に与えられると思っているので、そこは還元されると思います」と、U-24世代の選手に見せることをしてほしいと語った。 2021.05.31 22:45 Mon

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