ウルブス時代の愛弟子ドハーティがスパーズ新指揮官を語る 「成功を収められると確信」

2021.07.12 18:30 Mon
Getty Images
トッテナムに所属するアイルランド代表DFマット・ドハーティが、クラブの新指揮官に就任した恩師のヌーノ・エスピリト・サント監督について語った。

シーズン途中にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任し、ライアン・メイソン暫定監督の下で昨シーズンのプレミアリーグを7位でフィニッシュしたトッテナム。

その後、新シーズンに向けては新指揮官探しに難航した中、最終的に前ウォルバーハンプトン指揮官のヌーノ監督を招へいすることになった。
昨夏ウルブスからトッテナムに加入するまでヌーノ監督の下で3年間プレーしたドハーティは、現スカッドにおいて新指揮官を最もよく知る選手。そのため、クラブ公式サイトのインタビューでポルトガル人指揮官の人となりについて語ることになった。

「もちろん、僕らは一緒に仕事をしてきたし、彼のコーチングスタッフの中には、知っている顔が数人いるよ。僕らは良い関係を築いてきたし、ウルブスではヨーロッパに進出したり、上位に躍進したり、昇格も経験するなど成功を収めた」
「彼の仕事の仕方を知っているし、彼も僕の仕事の仕方を知っている。彼は現場においてとても良い監督なんだ」

「何年も前から言っているように、僕は彼を称賛する以外の言葉を持っていないよ。ワールドクラスの監督であり、彼のバックルームスタッフもワールドクラスさ。僕はその考えを変わらずに持っているよ。個人的に彼が来てくれたことをとても幸運だと思っているよ」

「彼はウルブスですぐに手腕を発揮したんだ。最初のシーズンで確か9ポイント差でリーグ優勝(チャンピオンシップ)を果たし、その後は2年連続で(プレミアリーグ)7位に入り、ヨーロッパにも進出した」

「彼はイングランドでこれまで成功を収めてきたし、ここにある設備やプレーヤーのクオリティを考えれば、彼が成功を収められると確信しているよ」

ヌーノ監督への変わらぬ信頼を口にしたドハーティは、ウルブス時代の恩師の下で復活を目指す新シーズンに向けて意気込みを語っている。

昨夏、右サイドバックのレギュラー候補として加入したドハーティだが、加入1年目はケガや新型コロナウイルス感染の影響などもあり、リーグ戦では17試合の出場に留まっていた。

「(新シーズンは)できるだけ多くの試合に出場したい。できる限りポジティブな形でチームに貢献したいと思っているよ」

「昨シーズンは、様々な理由で自分自身ベストを尽くせたとは思えなかったけど、今はかなり前向きな気持ちになっている。プレシーズンを十分に過ごし、自分に何ができるのか、そして新シーズンをどのような方向に持っていくことができるのかを確認したい」

「昨シーズンはチームに属していたけど、コロナウイルスに感染して離脱するというちょっとした問題があった。チームに戻るのに苦労したし、少し調子を崩してしまい、コンディションを取り戻すのに苦労したこともあったんだ」

「ちょっとしたことが自分の思い通りにならなかった。仕事に対する意欲は維持していて、おそらく昨年はこれまでにないほど努力したと思う。だけど、チャンスがあったときに、その仕事ぶりをピッチ上で発揮することができなかったんだ」

「自分でもパフォーマンス不足だったと思っている。だけど、今はプレシーズンに戻って、自分の調子を取り戻し、体力と自信をつけて、シーズンの初戦に備えたいと思っているよ」

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“左SBファン・デ・フェン”にオランダ各紙軒並み最高評価「僕は元々こっちだからね」

オランダ代表DFミッキー・ファン・デ・フェン(23)が、左サイドバック起用について好感触を語った。オランダ『Voetbal International』が伝える。 今季ヴォルフスブルクからプレミアリーグはトッテナムへ加入。すぐさま持ち前のアスリート能力、技術力を見せつけ、トップクラブの主軸センターバックとなったファン・デ・フェン。 それは結果的に、ヴィルヒル・ファン・ダイクやマタイス・デ・リフトなど、ただでさえ世界有数の選手層を誇るオランダ代表センターバック陣をさらにパワーアップさせることに。 しかし、その一方で左サイドバックは手薄。フランス同様、人材大国なだけに有望な選手は多いが、ナタン・アケやデイリー・ブリントなど中堅〜ベテランが占め、ユーロ2024に向けては22歳イアン・マートセンが落選だ。 そんななか、どうやらロナルド・クーマン監督は、分厚いセンターバック陣を考慮してか、今大会を境にファン・デ・フェンの本格コンバートを想定している模様。選手本人が今季終盤戦のトッテナムで起用された左サイドバックだ。 6日の国際親善試合・カナダ代表戦で左サイドバックとしてフル出場したファン・デ・フェンは、オランダ各紙から軒並み最高評価を与えられ、指揮官からは「私は要らぬ心配をしていた。十二分に満足だ」と褒めちぎられた。 試合後の本人も好感触。 「僕は元々左サイドバックだからね。ずっと昔のことで、プロレベルと比べちゃいけない世界だけど。今や僕のメインポジションじゃないけど、スパーズで何試合かやってみたし、今日も上手くいった」 「監督とはまだ話してない。まあでも、僕のところからラインを上げることができてたし、それこそ求められたことだった。僕は相手に自由を与えなかったよ」 「今後も左サイドバックで? いやいや、どちらのポジションでも集中力が必要だし、あんまり考えたくないな。オランダ代表ならクーマンが望む場所でプレーする。僕がどちらにも対応できるだろ?」 ミッキー・ファン・デ・フェン23歳。 センターバックも左サイドバックも高水準でこなす世界有数のディフェンダーとなる未来は、そう遠くないだろう。 2024.06.07 17:55 Fri

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