インテルのリーグ優勝を称賛するイタリア代表指揮官「彼らはスクデットに相応しい」

2021.05.04 12:05 Tue
Getty Images
イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督がスクデットを獲得したインテルを称えている。『フットボール・イタリア』が伝えた。

1日に行われたセリエA第34節のクロトーネ戦で勝利を収めたインテルは翌日に2位アタランタが引き分けたことで、11年ぶり19回目の優勝が決定。ユベントスの連覇を「9」でストップさせての久々の戴冠に対しては、多くの称賛が寄せられている。

かつて2度に渡ってインテルを指揮し、3度のスクデット獲得を成し遂げたマンチーニ監督も古巣の栄冠を祝福。イタリア『Rai Parlamento』のインタビューに応じた際、特にアントニオ・コンテ監督の手腕を称えた。
「インテルはスクデットに相応しい。彼らは2位との差を大きく広げていたし、2021年には印象的な変化を見せた。アントニオ・コンテは選手たちが最高のパフォーマンスを発揮できるよう管理していたと思う。このような長いリーグ戦においては、それが重要な資質に繋がっていく」

また、マンチーニ監督はインテルに所属するイタリア人選手にも言及。若手の成長を喜びつつ、皆を代表に呼ぶことは難しいとも語っている。
「ニコロ・バレッラやアレッサンドロ・バストーニら若い選手には機会を与えることが必要不可欠だ。彼らにクオリティがあれば、大きなステップを踏み出せるだろう」

「残念ながら26人以上の選手は招集できない。多くの優秀な選手はユーロがあっても家にいなければならず、これはとても残念なことだ」

さらにマンチーニ監督はインタビューの中で、インテルが長い低迷から脱して偉業を達成した流れをイタリア代表にも持ち込みたいと意気込んだ。

「長い年月を経て勝利に戻ったインテルの歴史を、イタリアもユーロで繰り返せることを願っているよ。そのためには、しっかり物事をこなした上でチャンスを何も逃さないようにしなければならない。それは明らかだ」

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▽チェルシーを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、『BT Sport』のクリスマス企画として実施された特別インタビュー内で、インテル時代に教え子だったリバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリとのエピソードを明かした。 ▽2008年から2010年までインテルを指揮していた時に、バロテッリを指導していたモウリーニョ監督。同指揮官は数々の問題行動を起こす悪童として知られるバロテッリに、何度も手を焼いていたようだ。 ▽イギリス『デイリー・メール』がモウリーニョ監督のコメントを伝えた。 「我々は奇妙な関係だったね。私は、午後2時にミーティングがあるからと彼(バロテッリ)にオフィスへ来るように伝えた。だが、彼は日曜のF1の本戦と土曜日の予選を観に行った」 「そして、彼はこう言ったんだ。『あなたとのミーティングは毎日することができる。でも、F1を観られるのは年に1回だけなんだ』とね。私は笑うことしかできなかったよ」 ▽また『デイリー・メール』は、過去にモウリーニョ監督が語ったバロテッリとのエピソードを掲載。チャンピオンズリーグ(CL)グループステージのルビン・カザン戦での出来事を紹介した。 「我々がCLのルビン・カザンと対戦したときのことを憶えているよ。その試合、我々にはバロテッリ以外のストライカーがケガでいなかった。マリオただ1人しかいなかったんだ」 「マリオは42分にイエローカードを提示された。ハーフタイムのロッカールームでは、彼に『マリオ、私に君を変えることはできない。だが、ベンチにはストライカーがいない。誰とも衝突するな。ボールだけに集中するんだ』と言ったんだ。だが、彼は開始1分でレッドカードをもらってしまったんだよ(笑)」 2014.12.24 17:53 Wed
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10年前、当時21歳のベイルがCLで覚醒…!インテル相手に記録した衝撃のハットトリック【CL名場面プレイバック】

20日、遂に新シーズンの幕が上がったチャンピオンズリーグ(CL)。今まで数多くの名場面が生まれてきたが、その中でも選りすぐりの名場面を振り返る。今回は、トッテナム時代のウェールズ代表FWガレス・ベイルが今から10年前に見せた驚愕のハットトリックだ。 育成の名門サウサンプトンで育ったベイルは2007年夏にトッテナムに加入。当初は左サイドバックとしてプレーしていたが、2010-11シーズンに一列前で起用されるようになると、その攻撃力が爆発した。 <div id="cws_ad">◆10年前、伝説となったベイルのサン・シーロでの夜<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJiUGM1dHM4WSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ベイルがその才能を覚醒させるきっかけの1つとなった試合が、2010年10月20日にサン・シーロで行われたCLグループリーグのインテル戦だった。 試合は開始2分でインテルが先制すると、その後8分にはトッテナムのGKエウレリョ・ゴメスが一発退場。10人になったトッテナムは前半だけで4失点と数的不利を背負うという絶望的な状況に置かれた。 しかし後半、ベイルが覚醒する。52分に自陣でボールを持ったベイルがドリブルを開始。相手を寄せ付けない高速ドリブルでぐんぐん加速し、あっという間にボックス左に侵入すると、そのまま左足を振りぬいてシュートを放つ。ゴール右下の完璧なコースに鋭いシュートを突き刺して1点を返した。 その後は膠着状態が続いたものの90分、左サイドのスペースで味方からのボールを得たベイルが、またも高速ドリブルでボックス左に侵入。1点目とほぼ同じ位置からシュートを放つと、再びゴール右下のコースにシュートを突き刺して2点目を奪った。 直後の92分、中央突破に成功したMFアーロン・レノンがペナルティアーク内までボールを運ぶと、ボックス内のベイルにパスを送る。このパスを受けたベイルが再びゴール右下にシュートを突き刺し、1点差に迫る3点目を記録した。 トッテナムの反撃もここまでとなり、試合は4-3でインテルが制したが、当時世界最高のサイドバックの一人であった元ブラジル代表DFマイコンの守るインテルの右サイドを完全に圧倒してのハットトリックは世界に衝撃を与えた。 その後、天職とも言えるポジションを手にしたベイルは、トッテナムの攻撃を牽引し、ワールドクラスのアタッカーへと成長を遂げる。2013年夏にレアル・マドリーへ巨額の移籍金で加入し、数々のタイトルを勝ち取ったベイルは、今シーズンからブレイクを果たしたトッテナムに復帰した。ベイル擁するトッテナムは今季、CL出場を逃しているものの、チームを再びCLの舞台に導く活躍に期待だ。 2020.10.21 20:15 Wed

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