「手応えは全くない」先発フル出場もアルゼンチンとの差を痛感したMF渡辺皓太、要因は「飛び込んだら逆にやられる感覚があった」
2021.03.27 20:29 Sat
U-24日本代表は27日、29日に控えるSAISON CARD CUP 2021のU-24アルゼンチン代表戦に向けてトレーニングを再開した。
26日に行われたU-24アルゼンチン代表戦では、前半にFWアドルフォ・ガイチがヘディングで合わせて先制。後半に日本が盛り返すシーンもあったが、アルゼンチンにうまく試合を運ばれ、0-1で敗戦を喫した。
南米予選を1位で通過し、東京オリンピックにも出場するアルゼンチンに対して、なかなか良いところを出し切れなかった日本。今回の連戦での経験を本大会に繋げる必要がある。
その初戦に先発フル出場を果たしたMF渡辺皓太(横浜F・マリノス)がオンラインでのメディア取材に応対した。
まず、敗戦となったアルゼンチン戦から一夜明け、試合については「相手のレベルの高さは感じましたし、球際の部分だったり、奪えそうなところを奪えなかったりは感じました」とコメント。力の差を痛感したという。
そのアルゼンチン戦だが渡辺は「手応えは全くないというか、何もさせてもらえなかったという印象です」とコメント。その上で成長したい部分に関しては、「ポジショニングだったり、ボランチで出場した時にはより多くボールを触ったり、受けてから前につけるというのはこの前の試合の課題だったので、中継役としていっぱいボールを触って、パスを前方向の選手につけていければ、前の選手が活きると思います」とコメント。「守備に関しては、もっと予測だったり、球際の部分とかは伸ばさないといけないなと思います」と語り、攻守にわたって課題があるとした。
Jリーグでは横浜FMでも試合に出場し、アグレッシブなボール奪取などが見て取れるが「相手は自分が飛び込んだら逆にやられる感覚があって、なかなかボールを奪いに行けなかったですし、常に余裕を持ってプレーされてしまったので、もっと一歩早く寄せるところだったりは必要だと思いました」と語り、普段とは大きく勝手が違うことを感じたという。
また、アルゼンチンのしたたかさにも触れ、「明らかに難しいことはしてこなかったですし、守備でも持たされているという感覚がありました」と後半についてコメント。「前半よりはボールを持てましたけど、ビッグチャンスというところまで後半は行けなかったので、本当に試合の運び方が相手はうまいなと思いました」と、試合運びも参考になる部分があるとした。
ボランチのポジション争いは激しく、ここまでもあまり先発出場する機会がない中で、MF田中碧(川崎フロンターレ)が出場停止、MF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)がケガで起用できないこともあり先発フル出場の機会が回ってきた。
その点については「先発だろうが先発じゃなかろうが、代表戦ということでいつも通り気合は入っていましたし、この2試合が自分が最後のチャンスだと思って試合をしました」と語り、東京オリンピックに出場するためのラストチャンスという意気込みだったと明かした。
26日に行われたU-24アルゼンチン代表戦では、前半にFWアドルフォ・ガイチがヘディングで合わせて先制。後半に日本が盛り返すシーンもあったが、アルゼンチンにうまく試合を運ばれ、0-1で敗戦を喫した。
その初戦に先発フル出場を果たしたMF渡辺皓太(横浜F・マリノス)がオンラインでのメディア取材に応対した。
まず、敗戦となったアルゼンチン戦から一夜明け、試合については「相手のレベルの高さは感じましたし、球際の部分だったり、奪えそうなところを奪えなかったりは感じました」とコメント。力の差を痛感したという。
今日のトレーニング前には横内昭展監督と話をしていたが「ポジショニングに関してです」とコメント。「なかなか受けるポジションがよくなかったので、そこを修正するところを話しました」と語り、試合についての振り返りを行なったと明かした。
そのアルゼンチン戦だが渡辺は「手応えは全くないというか、何もさせてもらえなかったという印象です」とコメント。その上で成長したい部分に関しては、「ポジショニングだったり、ボランチで出場した時にはより多くボールを触ったり、受けてから前につけるというのはこの前の試合の課題だったので、中継役としていっぱいボールを触って、パスを前方向の選手につけていければ、前の選手が活きると思います」とコメント。「守備に関しては、もっと予測だったり、球際の部分とかは伸ばさないといけないなと思います」と語り、攻守にわたって課題があるとした。
Jリーグでは横浜FMでも試合に出場し、アグレッシブなボール奪取などが見て取れるが「相手は自分が飛び込んだら逆にやられる感覚があって、なかなかボールを奪いに行けなかったですし、常に余裕を持ってプレーされてしまったので、もっと一歩早く寄せるところだったりは必要だと思いました」と語り、普段とは大きく勝手が違うことを感じたという。
また、アルゼンチンのしたたかさにも触れ、「明らかに難しいことはしてこなかったですし、守備でも持たされているという感覚がありました」と後半についてコメント。「前半よりはボールを持てましたけど、ビッグチャンスというところまで後半は行けなかったので、本当に試合の運び方が相手はうまいなと思いました」と、試合運びも参考になる部分があるとした。
ボランチのポジション争いは激しく、ここまでもあまり先発出場する機会がない中で、MF田中碧(川崎フロンターレ)が出場停止、MF田中駿汰(北海道コンサドーレ札幌)がケガで起用できないこともあり先発フル出場の機会が回ってきた。
その点については「先発だろうが先発じゃなかろうが、代表戦ということでいつも通り気合は入っていましたし、この2試合が自分が最後のチャンスだと思って試合をしました」と語り、東京オリンピックに出場するためのラストチャンスという意気込みだったと明かした。
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