シント=トロイデンが2位アントワープに引き分け連敗ストップ、GKシュミットが躍動《ジュピラー・プロ・リーグ》
2021.02.22 11:25 Mon
21日、ベルギーのジュピラー・プロ・リーグ第27節のアントワープvsシント=トロイデンが行われ、0-0のゴールレスドローに終わった。
リーグ戦2連敗中のシント=トロイデンが、2位のアントワープのホームに乗り込んだ一戦。序盤はアントワープがボールを握る展開が続く。
5分、ラムケル・ゼが左サイドを抜け出すと、そのままボックス内に持ち込みシュート。しかし、これはGKシュミット・ダニエルがセーブする。
押し込まれ続けたシント=トロイデンは43分にチャンス。鈴木が敵陣でボールを持って攻め込むと、イロンベ・ムボヨからのパスに抜け出し、ボックス左からクロス。これをクリスティアン・ブルースがヘッドで合わせるが、枠を外れる。
前半アディショナルタイムにはアントワープが決定機。右サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだリッチー・デ・ラエトが合わせにいくも、GKシュミット・ダニエルがセーブする。
ゴールレスで迎えた後半、シント=トロイデンが攻め込む。66分にはFKからのクロスに対してボックス内に飛び込んだ鈴木がダイレクトでシュート。しかし、枠に飛ばせない。
直後にはアントワープが決定機。ボックス左からジョルダン・ルカクがクロスを上げると、ピーター・ゲルケンスがヘッド。しかし、これはわずかに枠の右に外れる。
82分には浮き球のボールをボックス中央でディミトリ・ラヴァレーがヘッド。シュートはネットを揺らすが、その前にファウルがありノーゴールとなる。
結局そのままスコアは動かずに試合終了。シント=トロイデンは上位相手のドローで連敗をストップした。
アントワープ 0-0 シント=トロイデン
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シント=トロイデンは、FW鈴木優磨と日本代表GKシュミット・ダニエルが先発出場。鈴木は88分までプレーした。また、DF松原后はベンチ入りも出場機会がなかった。一方で、アントワープのMF三好康児はベンチスタート。71分に途中出場を果たしている。5分、ラムケル・ゼが左サイドを抜け出すと、そのままボックス内に持ち込みシュート。しかし、これはGKシュミット・ダニエルがセーブする。
17分には右サイドからのクロスが流れるも、ラムケル・ゼが拾うとマイナスのパス。ボックス手前中央で受けたリオル・ラファエロフがコントロールから横パス。最後は、アブドゥライエ・セックがシュートも力なくシュミット・ダニエルがセーブする。
押し込まれ続けたシント=トロイデンは43分にチャンス。鈴木が敵陣でボールを持って攻め込むと、イロンベ・ムボヨからのパスに抜け出し、ボックス左からクロス。これをクリスティアン・ブルースがヘッドで合わせるが、枠を外れる。
前半アディショナルタイムにはアントワープが決定機。右サイドからのグラウンダーのクロスに走り込んだリッチー・デ・ラエトが合わせにいくも、GKシュミット・ダニエルがセーブする。
ゴールレスで迎えた後半、シント=トロイデンが攻め込む。66分にはFKからのクロスに対してボックス内に飛び込んだ鈴木がダイレクトでシュート。しかし、枠に飛ばせない。
直後にはアントワープが決定機。ボックス左からジョルダン・ルカクがクロスを上げると、ピーター・ゲルケンスがヘッド。しかし、これはわずかに枠の右に外れる。
82分には浮き球のボールをボックス中央でディミトリ・ラヴァレーがヘッド。シュートはネットを揺らすが、その前にファウルがありノーゴールとなる。
結局そのままスコアは動かずに試合終了。シント=トロイデンは上位相手のドローで連敗をストップした。
アントワープ 0-0 シント=トロイデン
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シント=トロイデンのFW原大智が、ベルギーでの生活などを語った。ベルギー『Het Belang van Limburg』が伝えた。 今夏の移籍市場で、ラ・リーガのアラベスからレンタル移籍で加入した原。昨シーズンはクロアチアのイストラでプレー。夏にアラベスへ加入したが、そのままレンタルとなった。 その原は、2日に行われたジュピラー・プロ・リーグ第10節のオーステンデ戦で加入後初ゴールを記録。徐々にチームに馴染み、先発の機会も得ている。 原はシント=トロイデンでの生活についてインタビューに応じ、日本人選手が大きな助けになっていると語った。 「多くの日本人チームメイトに感謝します。林(大地)と鈴木(優磨)は僕にとってのスポーツ面でのライバルかもしれないですが、彼らは僕を助けてくれます」 「僕たちはお互いに競争しているのではなく、チームのために協力し合っています。僕たちは自分たちの姿を監督に見せ、監督が誰をプレーさせるかを決めます、ピッチの外では仲良しです」 また、スペインから移籍してきたことで注目を集めている原だが、アラベスでのプレー機会はなし。そのため、なんとも言えないと語り、ベルギーでは厳しいマークに遭っていると語った。 「僕はまだスペインで公式戦を戦ったことがないので、何とも言えません。ベルギーの方が僕に適しているかもしれませんが、それを判断するのは時期尚早です」 「フィジカル面では、踏ん張らなければいけません。ストライカーなのでカバーされてしまいます。オーステンデ戦では、それを経験しました。何度か蹴られましたが、全体としてのダメージは大きくはありません」 ベルギーに来てから数カ月が経つ原だが、かつて鈴木優磨も口にしていた文化的な違いを感じていると明かした。 「ベルギーで最も不思議なことは、オランダ語、フランス語、そしてドイツ語が話されていることだと思います。小さな国で3つの言語、これをどう説明できますか?」 「あとは多くの税金を支払うことです。僕は初めてレストランに行った時に気がづきました。でも、僕はすでにベルギーステーキに行きました。多くの日本人が、外食のためにブリュッセルやデュッセルドルフに行きます。僕もです」 シント=トロイデンは今週末にアンデルレヒトと対戦。ベルギー屈指の強豪クラブとの対戦となるが、原は意気込みを見せた。 「僕は、アンデルレヒトについては、日本人の森岡亮太が所属したクラブとして知っています。いつも、アンデルレヒトと彼を追っていました。個人的に知り合いではありませんが」 「デュイスブルクとの親善試合は、僕を監督により見せるチャンスでした。彼が僕が再び先発できるかを決めるでしょう。アンデルレヒトに勝てれば、確かに良いことです」 <span class="paragraph-title">【動画】原大智がベルギー初ゴールを叩き込む!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%8E%9F%E5%A4%A7%E6%99%BA?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#原大智</a> 移籍後初ゴール<br>\<br><br>初のスタメン起用に一発回答<br><br>ベルギーリーグ第10節<br>シント=トロイデン×オーステンデ<br><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> 見逃し配信中<a href="https://twitter.com/STVV_JP?ref_src=twsrc%5Etfw">@STVV_JP</a> <a href="https://t.co/SUMG7rnZHl">pic.twitter.com/SUMG7rnZHl</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1444505258902818818?ref_src=twsrc%5Etfw">October 3, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.10.15 12:45 Fri3
シント=トロイデンの本拠地にアルデルヴァイレルトが不満「ここでプレーしないといけないのは残念」
ロイヤル・アントワープの元ベルギー代表DFトビー・アルデルヴァイレルトがシント=トロイデンの本拠地に不満を示している。ベルギー『Nieuwsblad』が伝えている。 ベルギー代表通算127キャップを誇るアルデルヴァイレルト。かつてアトレティコ・マドリーやトッテナムでもプレーした34歳は、昨シーズンから母国のアントワープに加入し、いきなりチームを66年ぶりのリーグ優勝へと導いた。 屈強なセンターバックは今季も健在で、公式戦22試合中20試合でスタメン出場し、トッテナム時代以来となるチャンピオンズリーグ(CL)にも参戦。24日には敵地でのリーグ戦第15節・シント=トロイデン戦にフル出場した。 ただ、1-1のドローに終わったこの一戦の終了後、アルデルヴァイレルトはシント=トロイデンの本拠地「大王わさびスタイエンスタジアム」、通称“スタイエン”に対する不満をあらわにした。 「今後の後半戦を見据えるなら、今日のドローもポジティブに考えることはできる。ゴール前でもう少し運があれば勝てただろう」 「けど、このスタジアムでプレーすることは非常に難しい。他のチームが通常の天然芝でプレーするなか、ここの1チーム(シント=トロイデン)だけが人工芝でプレーしている」 「慣れなければいけない、というのはもちろん正論だが、普段からここでプレーしているわけじゃないし、慣れる時間なんてない。個人的には、ここの人工芝でプレーしないといけないのが残念だ」 シント=トロイデンの本拠地“スタイエン”は1927年に開場後、2011年の大幅改修から人工芝を導入。サッカーにおける天然芝or人工芝の議論は、言わば100点の答えがない議論であり、ビジネス視点から見れば、スタジアムを二次利用するなら人工芝の方が適するという考え方もある。 ただ、選手視点だと人工芝はケガのリスクが増すことは明らか。アルデルヴァイレルトにもそういった意識があるはずだ。 2023.11.25 17:55 Sat4
パルマが日本代表GK鈴木彩艶の獲得を発表!2029年までの5年契約を締結
パルマは15日、シント=トロイデンから日本代表GK鈴木彩艶(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 日本代表デビューも果たし、2024年1月のアジアカップでもプレーした鈴木は、2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンにレンタル移籍。当時はマンチェスター・ユナイテッドも関心を寄せるなど、高く評価されていた。 海外挑戦1年目でジュピラー・プロ・リーグで32試合に出場し正守護神に君臨。その活躍を受けて、今夏再びユナイテッドも関心を寄せ、チェルシーも興味を持っていたが、セリエAに挑戦を決断した。 パルマへの移籍が決まった鈴木は、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「パルマの一員になれることを嬉しく思います。このクラブは素晴らしい歴史があり、世界中に多くのファンがいて、新シーズンをセリエAで戦います。そのために常にベストを尽くして、チームの成功のために全力で貢献したいと思っているよ」 なお、移籍金について詳細な契約は明かされていないが、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、移籍金は750万ユーロ(約13億円)に加え、ボーナスで250万ユーロ(4億3000万円)が支払われる総額1000万ユーロ(約17億3000万円)になると見られている。 また、シント=トロイデンには将来の移籍に関して、10%のマージンを得られる条項も含まれているとのことだ。 <span class="paragraph-title">【動画】日本人GK初のセリエA挑戦! 鈴木彩艷のセーブ集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tKjOOjbiQPs";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.16 06:00 Tue5