ボルシアMG、今季限りで退団のローゼ監督後任に4人をリストアップか
2021.02.17 22:40 Wed
ボルシアMGは今シーズン限りで退団するマルコ・ローゼ監督(44)の後任として4人の候補をリストアップしているようだ。ドイツ『ビルト』が報じている。
ボルシアMGは2019年にレッドブル・ザルツブルクの指揮官を務めていたローゼ監督を新指揮官に招へい。昨シーズンのブンデスリーガで4位フィニッシュを果たすと、今シーズンはリーグ戦ではトップ4圏内と6ポイント差の7位も、チャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントに進出している。
だが、ここまで見事な手腕を発揮してきたドイツ人指揮官は15日、今シーズン限りでの退団および、来シーズンのドルトムント新指揮官就任が内定した。
そのため、ボルシアMGは来シーズンに向けて新指揮官の招へいに向けた動きを見せ始めている。
ドイツ『ビルト』が報じるところによれば、スポーツ・ディレクターを務めるマックス・エベール氏は現時点で4人の後任候補をリストアップしているという。
2人目はローゼ監督の後任としてザルツブルクを率い、昨シーズンの国内2冠に導いたジェシー・マーシュ監督(47)。同監督はローゼ監督と同門ということもあり、スタイル継続という利点に加えて、RBライプツィヒでアシスタントコーチを務めてブンデスリーガを経験している点も優位に働くことが予想される。
3人目はアヤックスを率いるエリック・テン・ハグ監督(51)。2018-19シーズンにアヤックスで国内3冠に加え、CLベスト4進出に導いた戦術家は4人の候補で最も実績があり、過去にバイエルンⅡで2年間指揮を執ったことがある。
4人目はスイスの名門ヤング・ボーイズを率いるジェラルド・セオアネ監督(42)。スイス・スーパーリーグ2連覇中のスイス人指揮官は候補4名の中で知名度は劣るが、現在率いているチームの格を考えれば、コーフェルト監督と同様に最も引き抜きやすいはずだ。
なお、マーシュ監督とテン・ハグ監督は2022年、コーフェルト監督とセオアネ監督は2023年までクラブとの契約が残っており、引き抜きには違約金の支払いが生じる。ただ、ドルトムントから支払われるローゼ監督の高額な違約金を充てれば、その支払い自体に大きな問題はないようだ。
ボルシアMGは2019年にレッドブル・ザルツブルクの指揮官を務めていたローゼ監督を新指揮官に招へい。昨シーズンのブンデスリーガで4位フィニッシュを果たすと、今シーズンはリーグ戦ではトップ4圏内と6ポイント差の7位も、チャンピオンズリーグ(CL)で決勝トーナメントに進出している。
だが、ここまで見事な手腕を発揮してきたドイツ人指揮官は15日、今シーズン限りでの退団および、来シーズンのドルトムント新指揮官就任が内定した。
ドイツ『ビルト』が報じるところによれば、スポーツ・ディレクターを務めるマックス・エベール氏は現時点で4人の後任候補をリストアップしているという。
まず1人目はブンデスリーガで実績を積むブレーメン指揮官のフロリアン・コーフェルト監督(38)。2017年からブレーメンのトップチームを率いる青年指揮官は、近年チームは残留争いに巻き込まれているものの、2018年にはドイツサッカー連盟選出の年間最優秀監督賞を受賞するなど、伸びしろ十分の指揮官だ。
2人目はローゼ監督の後任としてザルツブルクを率い、昨シーズンの国内2冠に導いたジェシー・マーシュ監督(47)。同監督はローゼ監督と同門ということもあり、スタイル継続という利点に加えて、RBライプツィヒでアシスタントコーチを務めてブンデスリーガを経験している点も優位に働くことが予想される。
3人目はアヤックスを率いるエリック・テン・ハグ監督(51)。2018-19シーズンにアヤックスで国内3冠に加え、CLベスト4進出に導いた戦術家は4人の候補で最も実績があり、過去にバイエルンⅡで2年間指揮を執ったことがある。
4人目はスイスの名門ヤング・ボーイズを率いるジェラルド・セオアネ監督(42)。スイス・スーパーリーグ2連覇中のスイス人指揮官は候補4名の中で知名度は劣るが、現在率いているチームの格を考えれば、コーフェルト監督と同様に最も引き抜きやすいはずだ。
なお、マーシュ監督とテン・ハグ監督は2022年、コーフェルト監督とセオアネ監督は2023年までクラブとの契約が残っており、引き抜きには違約金の支払いが生じる。ただ、ドルトムントから支払われるローゼ監督の高額な違約金を充てれば、その支払い自体に大きな問題はないようだ。
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