クルーゼがヴォルフスブルクに5年半ぶりの帰還! コーフェルト監督と再タッグ

2022.01.31 06:30 Mon
Getty Images
ヴォルフスブルクは30日、ウニオン・ベルリンから元ドイツ代表FWマックス・クルーゼ(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2023年6月30日までの1年半となる。

2015-16シーズンに1年間在籍した古巣に5年半ぶりの帰還を果たした国内屈指のセカンドストライカーは、短い言葉で意気込みを語っている。
「ヴォルフスブルクに戻る決断をしたのは、僕らの物語がまだ終わっていないからだ」

「ここで何が待ち受けているかも理解しているし、挑戦を受け入れる。チームに合流することを楽しみにしているし、クラブを助けるためにすべてを捧げたいと思っているよ」

ブレーメンでプロキャリアをスタートしたクルーゼは、ザンクトパウリ、フライブルク、ボルシアMGなどドイツのクラブを渡り歩いてきた。その後、2019年夏にフェネルバフチェへ移籍し、初の国外リーグへ挑戦したが、給与未払いなどピッチ外での問題を理由に契約を解消。そして、2020年夏にウニオンへ加入していた。
そのウニオンではシーズン途中に約2カ月の離脱を強いられながらも、ブンデスリーガ22試合11ゴール5アシストの見事な数字を残し、エースとしてクラブの7位フィニッシュに大きく貢献。クラブ史上初のヨーロッパ・カンファレンスリーグ出場をもたらした。

今シーズンもここまでリーグ戦16試合に出場し、5ゴール5アシストと安定した数字を残していた。

なお、現在ヴォルフスブルクを率いるフロリアン・コーフェルト監督は、ブレーメン時代の2017年から2019年までクルーゼを指導した旧知の間柄だ。

これまでブンデスリーガ通算288試合に出場し、90ゴールを挙げているベテランアタッカーは、300試合出場、100ゴールという2つの偉大な記録を視界に捉えており、5年半ぶりの帰還を果たしたヴォルフスブルクでの達成を目指す。
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