ナント、電撃就任のドメネク監督を解任へ…就任7戦未勝利
2021.02.10 22:50 Wed
ナントがレイモン・ドメネク監督(68)を解任することが決定的となった。フランス『レキップ』など複数メディアが数日中の解任の可能性を報じている。
ナントは今シーズン、リーグ・アン第16節消化時点で3勝7敗6分けの15位に低迷。この成績不振を受けてクラブは昨年12月8日に、2019年8月からチームを率いていたクリスティアン・グルキュフ前監督を解任していた。
そして、後任としてかつてフランス代表を率いていたドメネク監督を招へいした。
しかし、今シーズン終了までの契約で古豪立て直しを託された同監督だが、ここまで指揮した7試合で3敗4分けと一度も勝利を挙げられず、チームの順位も自動降格圏手前の18位に落としていた。
現役時代にフランス代表DFとして活躍したドメネク監督は、1990年代半ばから2000年代前半にかけてU-21フランス代表を指揮し、2004年から2010年まではフランス代表も指揮。
南アフリカW杯後に同国代表監督を退任以降はその強烈なキャラクターを武器に解説者などを務め現場から離れていたが、今回のナント指揮官就任によって1993年のリヨン時代以来となるクラブチームを率いることになる。
ナントは今シーズン、リーグ・アン第16節消化時点で3勝7敗6分けの15位に低迷。この成績不振を受けてクラブは昨年12月8日に、2019年8月からチームを率いていたクリスティアン・グルキュフ前監督を解任していた。
そして、後任としてかつてフランス代表を率いていたドメネク監督を招へいした。
現役時代にフランス代表DFとして活躍したドメネク監督は、1990年代半ばから2000年代前半にかけてU-21フランス代表を指揮し、2004年から2010年まではフランス代表も指揮。
2006年ドイツ・ワールドカップ(W杯)では準優勝に導いた一方、2010年南アフリカW杯ではニコラ・アネルカの代表追放をキッカケに選手たちがボイコット問題を起こす醜態を世界中に晒したことで、大きな批判を浴びた。
南アフリカW杯後に同国代表監督を退任以降はその強烈なキャラクターを武器に解説者などを務め現場から離れていたが、今回のナント指揮官就任によって1993年のリヨン時代以来となるクラブチームを率いることになる。
レイモン・ドメネクの関連記事
ナントの関連記事
リーグ・アンの関連記事
記事をさがす
|
|
レイモン・ドメネクの人気記事ランキング
1
元仏代表監督ドメネク氏、ケガ抱える選手のW杯行きに反対「私は希望的観測を抱いた」
元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏が、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む現在のフランス代表について考察している。 フランス代表の指揮官として2006年と2010年のW杯を経験したドメネク氏。06年は準優勝も、10年は自身の采配に端を発した内紛とボイコットでグループステージ敗退に終わるなど、波乱万丈の指導者キャリアを歩んできた。 そんなドメネク氏が、ディディエ・デシャン監督の下で連覇を目指す今大会のレ・ブルーについて、フランス『TFI INFO』のインタビューで言及。9日のメンバー発表を前に、コンディションが心配されるDFラファエル・ヴァランなどは招集すべきでないと断言した。 「今回は多くの疑いがある。2018年よりも盤石ではないのは明らかだ。私がかつて犯した過ちの1つは、負傷明けや復帰間近のプレーヤーが、開幕までに万全のコンディションに戻るだろうという希望的観測を抱いたことだ」 「02年はジネディーヌ・ジダン、04年のEUROはマルセル・デサイーがそうだった。私が率いた10年のW杯では? あの時は色々あったが、ウィリアム・ギャラスがケガを抱えていた」 「メディアはケガ人についてのみ話題にするが、肝心なのは万全な状態のプレーヤーの存在だ。大会中の練習でケガ人を別メニューで調整させる。これに複数のコーチを割かねばならず、決して良いことではない」 2022.11.09 15:43 Wedナントの人気記事ランキング
1
フランクフルト、東京五輪出場のフランス人FWコロ・ムアニを獲得
フランクフルトは4日、ナントのフランス人FWランダル・コロ・ムアニ(23)の来季加入を発表した。契約期間は2027年6月までの5年間となっている。ナントとの契約は今季で切れるため移籍金は発生しない。 ナントの下部組織出身で2018-19シーズンにトップチームデビューを飾ったコロ・ムアニは、スピードと身体能力に優れる187cmのストライカー。 昨シーズンのリーグ・アンで37試合9ゴール8アシストの数字を残してブレイクを果たすと、昨年行われた東京オリンピックではU-24フランス代表の主力としてグループステージ全3試合に出場していた。 今季はここまでリーグ・アン25試合に出場して9ゴール3アシストを記録。ミランやマルセイユ、ニューカッスルといったクラブも関心を示していたようだが、フランクフルトが争奪戦を制した。 2022.03.04 23:00 Fri2
競り勝ったトゥールーズがクラブ史上初の決勝進出! オナイウ阿道は途中出場で守備に奔走《クープ・ドゥ・フランス》
FWオナイウ阿道が所属するトゥールーズは6日、クープ・ドゥ・フランス準決勝でFCアヌシーと対戦し、2-1で勝利した。 今大会でACアジャクシオやスタッド・ランスを撃破し、2008-09シーズン以来3度目のベスト4進出を果たしたトゥールーズ。 クラブ史上初のファイナル進出を懸けた重要な一戦では、リーグ・ドゥ(フランス2部)でボトムハーフに沈みながらも、準々決勝でマルセイユ相手に大番狂わせを起こした難敵アヌシーと対戦。なお、オナイウはこの大一番でベンチスタートとなった。 立ち上がりからボールを握って左サイドのラファエル・ハットンを起点に攻め手を窺うトゥールーズ。だが、なかなか攻め切れない状況が続く。 すると、16分にはDFコスタの不用意な胸でのバックパスに反応したシャマルにゴール前で決定機を許すが、ここはGKハウグの身体を張ったプレーで何とか凌ぐ。さらに、20分にはボックス手前の危険な位置で与えたFKからデモンシーに鋭いシュートを右隅へ飛ばされるが、再びハウグの好守で事なきを得た。 前半半ばを過ぎてセットプレーからコスタのヘディングシュートで最初の決定機を作り出したトゥールーズは、ここから流れを掴む。そして、36分には右サイド深くに侵攻したファン・デン・ブーメンからの正確なクロスをニアに走り込んだアブクラルがうまく身体をかがめて頭で合わせ、待望の先制点を奪った。 このまま1点リードで前半を終えたいアウェイチームだったが、前半アディショナルタイムにはGKハウグのクロス対応のミスからDFスアソがボックス内で相手を倒してしまい痛恨のPK献上。これをキッカーのボセッティに決められた。 追いつかれて後半に臨んだトゥールーズは相手の勢いに晒されてなかなか効果的な攻めを見せられない。逆にサイドを起点に幾つか際どいシーンを作られる。 流れを変えたいベンチは64分にラファエル・ハットンを下げてチャイビ、71分にはデヤーゲレを下げてオナイウを右ウイングに投入。この交代直後の73分にはファン・デン・ブーメンのFKから決定機を作るが、ニコライセンのヘディングシュートは惜しくもクロスバーを叩いた。 後半終盤にかけても一進一退の攻防が続くが、相手のミスを突いたトゥールーズが土壇場で勝ち越す。85分、中盤でルーズボールに反応したファン・デン・ブーメンが相手の背後へ長いボールを入れると、相手DFのヘディングでのバックパスを狙っていたチャイビがGKの寸前でボールをかっさらって右足のループシュートを無人のゴールへ流し込んだ。 これで完全に逃げ切り態勢に入ったトゥールーズだが、後半アディショナルタイムには相手の猛攻に晒される。オナイウも自陣低い位置まで下がってサイドバックやセントラルMFの守備をサポートする場面が多くなかなか攻撃に出られない。 90分にはサイにエリア外から強烈なミドルシュートをゴールネットに突き刺されるが、VARによるオフサイド判定に救われた。そして、何とかこのまま2-1のスコアで試合を終えたトゥールーズがクラブ史上初の決勝進出を果たした。 なお、5日に行われた準決勝のもう1試合、ナントvsリヨンは前回大会王者のナントが1-0で勝利。2シーズン連続のファイナル進出を決めている。 そして、今季王者を決めるクープ・ドゥ・フランス決勝は今月29日にスタッド・ド・フランスで開催される。 ◆クープ・ドゥ・フランス準決勝 ▽4/6(木) FCアヌシー 1-2 トゥールーズ 【アヌシー】 ボセッティ(45分+4[PK]) 【トゥールーズ】 アブクラル(36分) チャイビ(85分) ▽4/5(水) ナント 1-0 リヨン 【ナント】 リュドヴィク・ブラ(57分) 2023.04.07 05:50 Fri3
パリ五輪のU-23フランス代表MFルプナンがリヨンからナントへ買取OP付きレンタル移籍、背番号は「8」
ナントは10日、リヨンのU-23フランス代表MFジョアン・ルプナン(21)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。なお、買い取りオプションも付いているという。 ルプナンは、今夏フランス代表FWキリアン・ムバッペが買収したカーンの下部組織出身。2020年10月にファーストチームに昇格すると、公式戦56試合で1アシストを記録。2022年7月にリヨンに完全移籍していた。 リヨンでは公式戦40試合で1ゴール2アシストを記録。アンカーやボランチとしてプレーする中、世代別のフランス代表にも招集。今夏のパリ・オリンピックにも出場していた。 バックアップメンバーとして登録されていたルプナンは、グループステージ最終節のU-23ニュージーランド代表戦のみ出場。その他の試合は、メンバー外だった。 なお、背番号は「8」に決定。パリ五輪を終えたばかりの中での移籍となったが、リーグ・アンでの活躍が期待される。 2024.08.11 10:05 Sun4
ジラール監督解任のナント、セルジオ・コンセイソン氏を新監督に招へい
▽ナントは8日、セルジオ・コンセイソン氏(42)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は2年間となる。 ▽先日、成績不振を理由にレネ・ジラール監督(62)を解任したナントは、その後任として、現役時代にインテルやラツィオ、ポルトなどで活躍した元ポルトガル代表MFを招へいした。 ▽セルジオ・コンセイソン氏は、2010年にPAOKで現役を引退した後は、母国のオルハネンセやアカデミカ、ブラガの監督を歴任。直近はヴィトーリア・ギマランエスを率いていた。 ▽現在、ナントはリーグ・アン第16節終了時点で3勝9敗4分けの19位に低迷している。 ※写真は現役時代のセルジオ・コンセイソン氏 2016.12.10 07:06 Sat5
