ビラス=ボアスのマルセイユ指揮官辞任とエンチャム獲得は無関係!? 本人が証言

2021.02.10 13:57 Wed
Getty Images
アンドレ・ビラス=ボアス氏がマルセイユの監督を辞任した経緯について、話題に上ったフランス人MFオリヴィエ・エンチャム自身は無関係であると主張している。『Get French Football News』が伝えた。

今月2日、突如として辞任の意向を表明したビラス=ボアス氏。元々クラブ首脳陣との確執も噂されていたポルトガル人指揮官は、要求していない選手を獲得したことが引き金になったと、当時の会見で説明していた。

マルセイユはその会見の前日の移籍市場最終日にエンチャムの獲得を発表していたため、タイミング的に同選手を指していたのではないかと憶測が広まった。しかし、本人によれば、マルセイユが接触してきたのは2019年に行われたU-21欧州選手権直後だったため、ビラス=ボアス氏が知らなかったはずがないという。
「(ビラス=ボアスのコメントは)人から聞いて知ったよ。とても驚いた。だってマルセイユが僕に関心を示してくれたのはU-21のユーロが終わった直後だったからね。アンドニ・スビサレッタがコンタクトを取ってきたんだ」

「だからそれ(コメント)を聞いた時、思わず笑っちゃたよ。アンドレ・ビラス=ボアスは僕のことをよく知っていて、交渉が進んでいることを知っていたんだから」

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飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?

ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig&#39;s head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed

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