マルセイユが辞任表明のビラス=ボアス監督を更迭! 「やむを得ない決定」
2021.02.03 06:14 Wed
DF酒井宏樹とDF長友佑都が在籍するマルセイユは2日、アンドレ・ビラス=ボアス監督(43)の更迭を発表した。
ビラス=ボアス監督は2日に行われた記者会見で辞任の意向を表明。さらに、その辞任理由を巡ってクラブ首脳を痛烈に批判していた。
マルセイユは、今冬の移籍市場最終日にセルティックからフランス人MFオリヴィエ・エンチャム(24)を獲得していたが、ポルトガル人指揮官はその獲得を拒絶していた背景があり、それがここ最近の確執と重なり、辞任表明の引き金となった。
「マルセイユの監督を辞任したい。理事会にはこれ以上何も求めない。違約金もいらない」
「今のところ、この申し出に対する返答は受け取っていない」
この会見から数時間後、マルセイユはクラブ公式声明という形でビラス=ボアス監督の職務停止処分を発表した。
「オリンピック・ド・マルセイユとそれに日々身を捧げる従業員に深刻なダメージを与えている、最近の不適切な行動や態度を考えると、今回の決定はやむを得ないものとなった」
「本日の記者会見におけるフットボール・ゼネラルマネージャーのパブロ・ロンゴリアに関する発言は容認できない」
「ロンゴリアの卓越した業績は疑われるべきではなく、それどころか、未曾有の危機に見舞われたこの冬の移籍市場において誰もが歓迎すべき働きだった」
「今回の懲戒手続きを経て、アンドレ・ビラス=ボアスに対して制裁が科される可能性もある」
マルセイユは昨季、就任1年目となったビラス=ボアス監督の下、近年のリーグ・アン最高位の2位でフィニッシュし、待望のチャンピオンズリーグ(CL)復帰を果たした。
しかし、深刻な財政問題を抱えるクラブは昨夏に目立った補強を行うことができず、CLではグループステージ最下位で敗退する屈辱を味わった。また、リーグ・アンでも直近3連敗で4戦未勝利と低迷が続き、CL出場圏内の3位リールとは暫定で13ポイント差を付けられている。
そういった低迷を受けて、先日にはおよそ250人と言われるウルトラスがトレーニング施設を襲撃し、25名が逮捕される事件も起こっていた。
なお、フランス『レキップ』が伝えるところによれば、3日に行われるリーグ・アン第23節のRCランス戦はトレーニングセンターの責任者であるナセル・ラルゲ氏が暫定指揮官として率いることになるという。
ビラス=ボアス監督は2日に行われた記者会見で辞任の意向を表明。さらに、その辞任理由を巡ってクラブ首脳を痛烈に批判していた。
「マルセイユの監督を辞任したい。理事会にはこれ以上何も求めない。違約金もいらない」
「今のところ、この申し出に対する返答は受け取っていない」
「彼(エンチャム)は私がノーと言った選手だ。我々のリストに載っていない選手だった」
この会見から数時間後、マルセイユはクラブ公式声明という形でビラス=ボアス監督の職務停止処分を発表した。
「オリンピック・ド・マルセイユとそれに日々身を捧げる従業員に深刻なダメージを与えている、最近の不適切な行動や態度を考えると、今回の決定はやむを得ないものとなった」
「本日の記者会見におけるフットボール・ゼネラルマネージャーのパブロ・ロンゴリアに関する発言は容認できない」
「ロンゴリアの卓越した業績は疑われるべきではなく、それどころか、未曾有の危機に見舞われたこの冬の移籍市場において誰もが歓迎すべき働きだった」
「今回の懲戒手続きを経て、アンドレ・ビラス=ボアスに対して制裁が科される可能性もある」
マルセイユは昨季、就任1年目となったビラス=ボアス監督の下、近年のリーグ・アン最高位の2位でフィニッシュし、待望のチャンピオンズリーグ(CL)復帰を果たした。
しかし、深刻な財政問題を抱えるクラブは昨夏に目立った補強を行うことができず、CLではグループステージ最下位で敗退する屈辱を味わった。また、リーグ・アンでも直近3連敗で4戦未勝利と低迷が続き、CL出場圏内の3位リールとは暫定で13ポイント差を付けられている。
そういった低迷を受けて、先日にはおよそ250人と言われるウルトラスがトレーニング施設を襲撃し、25名が逮捕される事件も起こっていた。
なお、フランス『レキップ』が伝えるところによれば、3日に行われるリーグ・アン第23節のRCランス戦はトレーニングセンターの責任者であるナセル・ラルゲ氏が暫定指揮官として率いることになるという。
|
関連ニュース