「わけがわからない」PKの名手・クーマン監督が2本のPK失敗に怒り「バルサではあり得ない」

2021.01.22 10:55 Fri
Getty Images
バルセロナロナルド・クーマン監督がおかんむりだ。スペイン『アス』が伝えた。バルセロナは21日、コパ・デル・レイ3回戦でセグンダB(スペイン3部)に所属するコルネジャと対戦。延長戦まで縺れた試合は、0-2でバルセロナが勝利を収めた。

コパ・デル・レイでは、レアル・マドリーが前日に3部相手に敗れ敗退となるなど番狂わせが起きている中、バルセロナも苦戦を強いられた。
スーペル・コパ決勝でアスレティック・ビルバオに敗れてから中3日での試合。9人のメンバーを変更して臨んだ中、試合を支配するものの精度を欠いてしまう。

この試合では90分でゴールを挙げることができなかったバルセロナだが、クーマン監督が怒りをあらわにした理由は2つのPKだった。
バルセロナは38分と79分に2つのPKを獲得。しかし、MFミラレム・ピャニッチ、FWウスマーヌ・デンベレがキッカーを務めたが、どちらもGKラモン・フアンにセーブされ失敗。その結果、延長戦にまでもつれ込んでしまった。

現役時代はPKの名キッカーとしても知られたクーマン監督は、2本ともPKを失敗したことに怒りを露わに。「わけがわからない」と非難した。

「2つのPKを失敗したが、多くのチャンスがあった。バルセロナのようなチームでそれが起こることはあり得ない。もっと早く、試合に勝つべきだった」

「わけがわからない。なぜなら、通常はPKで得点できる選手が多くいるからだ。恐怖からなのかもしれないが、私には理解できない」

「複数の選手がミスをしている。何よりも2つのPKのどちらかを決めれば、落ち着いたはずだ」

「繰り返しになるが、バルサの選手として2つのPKを失敗することはできない。ただ、深刻な話ではない」

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