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セグンダB(スペイン3部)のコルネジャに所属するGKラモン・フアンが、偉業を達成していた。スペイン『アス』が報じた。
コルネジは21日、コパ・デル・レイ3回戦でバルセロナと対戦した。
圧倒的なバルセロナ有利との見方が強かったなか、コルネジャは試合中に2本のPKを与える状況。しかし、90分間はゴールレスで終え、延長戦の末に敗れていた。
2本のPK失敗には、バルセロナのロナルド・クーマン監督も「わけがわからない」と叱責していたが、ラモン・フアンの2つのセーブは偉業だった。
1本目は38分、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチがキッカーを務めるも、ラモン・フアンは完璧に読み切りセーブする。
そして2本目は79分、今度はフランス代表FWウスマーヌ・デンベレがキッカーを務めたが、股下を狙ったシュートを再びセーブし、得点を許さなかった。
バルセロナが1試合で2つのPKをセーブされたのは、なんとこれが初の出来事。さらに、自身としても2つのPKを止めたのは初めてだったようだ。
ラモン・フアンは「僕は自分のキャリアで2つのPKを止めたことはない。PK戦でもセーブしたことはないと思う」とコメント。「GKコーチと少し話したが、直感だった。ユベントス時代のピャニッチのPKを見たことはあるけど、よく右にシュートをしていた。デンベレは直感だった。僕の心が「真ん中にいろ」と言っていたし、運が良かったね」と語り、自分でも驚きのセーブだったようだ。
2021.01.22 13:05 Fri
バルセロナのロナルド・クーマン監督がおかんむりだ。スペイン『アス』が伝えた。
バルセロナは21日、コパ・デル・レイ3回戦でセグンダB(スペイン3部)に所属するコルネジャと対戦。延長戦まで縺れた試合は、0-2でバルセロナが勝利を収めた。
コパ・デル・レイでは、レアル・マドリーが前日に3部相手に敗れ敗退となるなど番狂わせが起きている中、バルセロナも苦戦を強いられた。
スーペル・コパ決勝でアスレティック・ビルバオに敗れてから中3日での試合。9人のメンバーを変更して臨んだ中、試合を支配するものの精度を欠いてしまう。
この試合では90分でゴールを挙げることができなかったバルセロナだが、クーマン監督が怒りをあらわにした理由は2つのPKだった。
バルセロナは38分と79分に2つのPKを獲得。しかし、MFミラレム・ピャニッチ、FWウスマーヌ・デンベレがキッカーを務めたが、どちらもGKラモン・フアンにセーブされ失敗。その結果、延長戦にまでもつれ込んでしまった。
現役時代はPKの名キッカーとしても知られたクーマン監督は、2本ともPKを失敗したことに怒りを露わに。「わけがわからない」と非難した。
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「2つのPKを失敗したが、多くのチャンスがあった。バルセロナのようなチームでそれが起こることはあり得ない。もっと早く、試合に勝つべきだった」
「わけがわからない。なぜなら、通常はPKで得点できる選手が多くいるからだ。恐怖からなのかもしれないが、私には理解できない」
「複数の選手がミスをしている。何よりも2つのPKのどちらかを決めれば、落ち着いたはずだ」
「繰り返しになるが、バルサの選手として2つのPKを失敗することはできない。ただ、深刻な話ではない」
2021.01.22 10:55 Fri