【プレイバック2020】シティがFFP違反!新型コロナの猛威でJリーグが中断《2020年2月》
2020.12.21 20:30 Mon
残すところあとわずかとなった2020年。今年は新型コロナウイルスの感染拡大による各リーグの延期や中止、さらには無観客試合など、サッカー界にとっても未曾有の1年となった。今年も様々な注目すべき出来事が起こった中、今回は「超ワールドサッカー」で人気があったトップニュースを1月~12月まで1カ月ごとにプレイバック。今年のサッカー界を振り返っていく。
◆メッシが珍しく反論 アビダルの発言に「名前を出せ」(2020/2/5)
当時バルセロナのスポーツ・ディレクターを務めていたエリック・アビダル氏が、インタビューのなかで、エルネスト・バルベルデ氏の解任理由としてドレッシングルームでの怠慢を挙げ、多くの選手が不満を抱き、内部のコミュニケーションも不十分だったと話した。
それに対し、自らの主張を大々的にする印象のないアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが反論した。
◆シティに衝撃! FFP違反で今後2季にわたってCL締め出しへ! (2020/2/15)
欧州サッカー連盟(UEFA)は、マンチェスター・シティがファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に関し、重大な違反を犯しているとして、今後2シーズンにわたって欧州の大会から締め出すことを発表した。また、2500万ポンド(約35億7000万円)の罰金も科された。
UEFAによると2012年から2016年にかけてのスポンサー収入を水増ししていたとのことだったが、これを不服とした同クラブは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てし、7月に出場禁止処分の撤回と罰金の減額が決まった。
◆Jリーグ、新型コロナウイルスの影響で3月15日までの公式戦全94試合の延期が決定(2020/2/25)
2月25日の午前中、Jリーグは26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ第2節の全7試合(1試合は元々3月開催予定)の延期を発表。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する策としての対応だと発表した。
その際、Jリーグは3月15日(日)までに開催予定のすべての公式戦の開催延期について理事会で起案すると発表。その起案が通り、3月15日までの公式戦を中止とし、日程を改めることが決まった。
結果的には、その後も新型コロナウイルスの猛威は収まらず、6月27日にJ2再開、J3開幕、7月4日にJ1が再開した。
他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。
・年間52億円も稼ぐ監督は誰だ? 2位とは24億円差とダントツ
・復帰間もないアザール、またも離脱…右足腓骨の亀裂骨折で今季のほとんどを欠場か
・トゥールーズ昌子 源がJリーグ復帰 “古巣”G大阪に電撃移籍
・ベルナベウでペップ・シティが逆転勝利! マドリーは主将退場で試練に《CL》
・リバプールが苦しみながらも逆転勝利で44戦無敗&18連勝!《プレミアリーグ》
2020年2月
◆メッシが珍しく反論 アビダルの発言に「名前を出せ」(2020/2/5)
それに対し、自らの主張を大々的にする印象のないアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが反論した。
「正直、こんなことをするのは好きじゃないけど、誰もが自らのタスクと上が下す決断に責任を負わなくちゃいけない。そのなかにピッチ上のことも含まれるけど、うまくプレーできていないとき、真っ先に非を認めるのは僕ら選手だ。上の人たちだって、自分たちが下す決断に対して、責任を負わないといけない。最後に、選手について話をするなら、名前を出すべきだ。そうじゃないと、ゴシップとして拡散されてしまう。その多くが真実じゃない」
◆シティに衝撃! FFP違反で今後2季にわたってCL締め出しへ! (2020/2/15)
欧州サッカー連盟(UEFA)は、マンチェスター・シティがファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に関し、重大な違反を犯しているとして、今後2シーズンにわたって欧州の大会から締め出すことを発表した。また、2500万ポンド(約35億7000万円)の罰金も科された。
UEFAによると2012年から2016年にかけてのスポンサー収入を水増ししていたとのことだったが、これを不服とした同クラブは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てし、7月に出場禁止処分の撤回と罰金の減額が決まった。
◆Jリーグ、新型コロナウイルスの影響で3月15日までの公式戦全94試合の延期が決定(2020/2/25)
2月25日の午前中、Jリーグは26日に開催予定だったYBCルヴァンカップ第2節の全7試合(1試合は元々3月開催予定)の延期を発表。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する策としての対応だと発表した。
その際、Jリーグは3月15日(日)までに開催予定のすべての公式戦の開催延期について理事会で起案すると発表。その起案が通り、3月15日までの公式戦を中止とし、日程を改めることが決まった。
結果的には、その後も新型コロナウイルスの猛威は収まらず、6月27日にJ2再開、J3開幕、7月4日にJ1が再開した。
他にも、注目を集めたニュースは国内外で様々。サポーターたちが一喜一憂する出来事が多く起こっている。
・年間52億円も稼ぐ監督は誰だ? 2位とは24億円差とダントツ
・復帰間もないアザール、またも離脱…右足腓骨の亀裂骨折で今季のほとんどを欠場か
・トゥールーズ昌子 源がJリーグ復帰 “古巣”G大阪に電撃移籍
・ベルナベウでペップ・シティが逆転勝利! マドリーは主将退場で試練に《CL》
・リバプールが苦しみながらも逆転勝利で44戦無敗&18連勝!《プレミアリーグ》
エリック・アビダルの関連記事
記事をさがす
|
エリック・アビダルの人気記事ランキング
1
「自分も選手だったなら分かるはず」ジョルディ・アルバが軽率発言のアビダル氏を糾弾
リオネル・メッシに続いて、スペイン代表DFジョルディ・アルバも物申したいようだ。スペイン『マルカ』が報じた。 バルセロナでもプレーし、フランス代表でも活躍したエリック・アビダル氏は、現在バルセロナの(スポーツ・ディレクター(SD)を務めている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJZMWNjalJUeiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> しかし、前監督エルネスト・バルベルデ氏の解任について、何人かの選手のパフォーマンスとモチベーションの低下を疑問視するコメントを出していた。 この件について、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが怒りを露わにし、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長はアビダル氏と緊急会談を行う事態に陥っていた。 6日、コパ・デル・レイ準々決勝でアスレティック・ビルバオに1-0で敗戦。試合後、ジョルディ・アルバが記者たちに向けて、この一件について語った。 「僕たちは、外部から十分すぎるほど謂れのない批判を受けている。だから、内部から自分たちに向けて謂れのない批判を浴びせるべきではない」 「アビダルは元々選手だったし、ファンからも愛されていた。だからこそロッカールーム内がどんな雰囲気で、選手たちがどのように感じるか分かるはずなんだ」 アビダル氏は現役時代2007年から2013年にかけてバルセロナでプレー。左SBとして公式戦125試合に出場している。 2011年に肝臓に腫瘍が発見され、闘病生活を余儀なくされたものの、ピッチに戻った際にはチームメイトから胴上げされ、ファンからも大声援を受けるなど、人格者としてチームメイトやファンから等しく愛されていた。 2020.02.08 07:30 Sat2
【スーパーゴール図鑑/バルセロナ編】3冠への布石!イニエスタがCL準決勝チェルシー戦で決めた起死回生の無回転ミドル
【得点者プロフィール】 アンドレス・イニエスタ(当時24歳) 国籍:スペイン 所属:バルセロナ ポジション:MF 身長:171cm 現在はヴィッセル神戸でプレーするイニエスタは、バルセロナで16シーズンを過ごし、公式戦600試合以上に出場。卓越したプレービジョンを武器に異彩を放ち続け、8度のリーガエスパニョーラ優勝や4度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇など、トータルで31個のタイトル獲得に貢献してきた。 【試合詳細】 日程:2009年5月6日 大会:チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ 対戦相手:チェルシー 時間:後半48分(0-1) <div id="cws_ad">◆全てをひっくり返したイニエスタの無回転シュート<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJrRmd5Vmt0byIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ゴールレスドローに終わった1stレグとは裏腹に、前半9分にMFマイケル・エッシェンのゴールでチェルシーが先制し、いきなり試合が動く。さらに後半21分にはDFエリック・アビダルが退場処分を受けて、追いかける立場のバルセロナがさらなる苦境に立たされた。 誰もがチェルシーの決勝進出を信じた後半48分、イニエスタの右足が輝きを放つ。右サイドを駆け上がったDFダニエウ・アウベスがゴール前にクロスを供給。このボールは相手DFジョン・テリーに当たってボックス内の逆サイドにいたFWサミュエル・エトーに渡ったが、エトーはとっさにきたボールに対してトラップが長くなってしまう。 しかし、エトーの後方にいたFWリオネル・メッシがボールをキープすると、ボックス外のゴール正面にいたイニエスタにパス。グラウンダーのパスに対してイニエスタは迷うことなく右足を一閃。無回転のボールはぐんぐん伸びていきゴール上段の右隅へ。名GKであるペトル・チェフが反応するも、ボールは右手をかすめて、ネットを揺らした。 このゴールで追いついたバルセロナはアウェイゴールの差でチェルシーを退けてファイナルへ進出すると、勢いそのままに決勝でマンチェスター・ユナイテッドを撃破し、ジョゼップ・グアルディオラ政権となった初めてのシーズンで3冠を達成。 まさに、このイニエスタのゴールこそが“バルセロナ時代の到来”を告げる始まりの鐘となった。あの時、イニエスタのゴールが決まっていなければ、その後のバルセロナの歴史は大きく変わっていたことだろう。 2020.12.15 17:00 Tue3