ベルナベウでペップ・シティが逆転勝利! マドリーは主将退場で試練に《CL》

2020.02.27 06:59 Thu
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チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16、レアル・マドリーvsマンチェスター・シティの1stレグが26日にサンチャゴ・ベルナベウで行われ、1-2でシティが勝利した。

パリ・サンジェルマンとガラタサライ、クラブ・ブルージュと同居した2強2弱のグループAを2位通過したマドリーと、シャフタールやアタランタ、ディナモ・ザグレブの格下3チームと同居したグループCを4勝2分けの無敗で順当に首位通過したシティが激突。

マドリーは直近のレバンテ戦でリーグ戦では10月のマジョルカ戦以来の黒星を喫し、ここ2試合未勝利で首位の座をバルセロナに明け渡してしまった。一方、シティはリーグ2連勝中。しかし、首位のリバプールとの勝ち点差は「22」で優勝は実質不可能。さらに、FFP違反の発覚で今後2シーズンの間UEFA主要大会に参加出来なくなり、今季は是が非でも優勝を狙う。
序盤は[4-4-2]の布陣を敷くシティに対し、イスコがフリーマンのような役割で縦横無尽に動き回るマドリーがボールを持つ時間が続く。だが、シティの統率された守備、対するシティもマドリーの素早いチェックを前にカウンターにいけず、互いになかなかシュートシーンが作れない。

そんな中、先に決定機を迎えたのはアウェイのシティだった。21分、最前線でボールを持ったデ・ブライネからジェズスへスルーパス。左サイドから飛び出したジェズスは、ボックス左で相手を躱してシュートを放ったが、GKクルトワがビッグセーブを見せた。
マドリーも30分、ようやく決定機が訪れる。左サイドのF・メンディのクロスをベンゼマがヘディングシュート。だが、シティも守護神エデルソンがビッグセーブ。こぼれ球にヴィニシウスが詰めたがこちらは空振りに。

ハイレベルな攻守が続く中、30分過ぎにシティにアクシデント。ラポルテが足を痛めてフェルナンジーニョと負傷交代を強いられる。

その後も強度の高い内容が展開され、互いに最少チャンスで試合は推移。前半アディショナルのシティのCKでは、GKクルトワが弾いたところをジェズスがダイレクトで狙ったが、DFのブロックに遭いゴールならず。0-0で試合を折り返した。

後半最初のチャンスはシティ。50分、自陣でカゼミロのパスを奪いカウンターを発動。デ・ブライネが持ち上がり、最後はマフレズがカットインからシュートを放ったが枠を捉えることが出来なかった。56分にもマフレズがボックス右から狙うが、GKクルトワがここでもビッグセーブ。

すると60分、守護神の活躍に応えようと前からプレスをかけるマドリーは、オタメンディとロドリ間のパスをモドリッチがインターセプト。拾ったヴィニシウスがボックス左から折り返すと、イスコがワンタッチから流し込んで先制点を挙げた。

劣勢となったシティは73分にベルナウド・シルバを下げてスターリングを投入。マドリーも1アシストのヴィニシウスを下げてベイルをピッチへ送る。

この交代でポジションを前線に移したジェズスが試合を動かす。78分、スターリングからパスを受け、ボックス左から上げたデ・ブライネのクロスをジェズスが頭で合わせて同点に。セルヒオ・ラモスとのマッチアップだったが、上手く背後を突いてゴールを決めた。

さらに、投入されたスターリングが左サイドからドリブルを仕掛けると、カルバハルにスライディングで倒されPKを獲得。これをデ・ブライネが決めて、5分の間に試合をひっくり返した。

逆転を許したマドリーはさらなる窮地に立たされる。86分、カゼミロのバックパスがジェズスに奪われると、止めに入ったセルヒオ・ラモスが後ろから倒してしまい一発退場に。

これで数的にも不利となったマドリーはホームで逆転負け。シティは大きなアドバンテージを持ってホームに帰還することになった。

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憧れを前に大喜び…マルセロがマルディーニとの対面でほくほくの笑顔!

レアル・マドリーのブラジル代表DFマルセロが憧れの人物と対面した。 8日にミランとのプレシーズンマッチを行ったマドリー。その際に、今季からキャプテンを務めるマルセロが、自身と同じく左サイドバックとして活躍したレジェンド、現在はミランのテクニカル・ディレクター(TD)を務める元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏と対面した。その様子をマドリー公式ツイッターが投稿した。 マルディーニ氏を見つけ、興奮を隠しきれないマルセロ。満面の笑みで挨拶へ向かうと、肩を組んでのツーショットをねだる。自身のインスタグラムでも「最大のアイドル、ぼくはまだ緊張しています。マスター、どうもありがとうございました」とコメントした。 5年間にわたって主将を務めたスパイン代表DFセルヒオ・ラモスが去り、代わって新キャプテンに任命されたマルセロ。スペイン人以外が第一キャプテンを務めるのは1904年のイングランド人プレイヤーであるアーサー・ジョンソン氏以来、117年ぶりだという。 ミランで長らくキャプテンを務めた憧れの人物との対面は、今季へのモチベーションをより一層高めてくれるだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】マルセロは満面の笑み!“憧れ”マルディーニとのツーショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJMOTVxV3RUSyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.08.11 05:35 Wed
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終焉を迎えたレアル・マドリーのサイクル②~モウリーニョ体制プレイバック~

2018-19シーズン、レアル・マドリーは3月に入ると同時に全てのタイトルへの望みを絶たれた。2009年夏にフロレンティーノ・ペレス会長が2度目の就任を果たして以来、数々の栄光を手にしてきたクラブも、明確な後退を余儀なくされている。本稿では、このサイクルの軌跡を振り返っていく。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆ジョゼ・モウリーニョ体制/2010-13</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>モウリーニョ監督は、マドリーを指揮する前年、当時率いていたインテルでイタリア史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)、セリエA、コッパ・イタリアの三冠を達成。ポルトやチェルシーでの功績と合わせ、世界最高指揮官の1人として満を持して“新銀河系軍団”を率いることとなった。 前年には、ペレス会長がトップに返り咲き、マヌエル・ペジェグリーニ前監督の下でFWクリスティアーノ・ロナウドら大型補強を敢行していたマドリー。しかし、CLでは6シーズン連続のベスト16敗退、リーガエスパニョーラ、コパ・デル・レイでの優勝にも届かず。モウリーニョ監督には、初年度に何らかのタイトルを獲得した上で、クラブを世界最高峰に復権させる仕事が求められていた。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆基本フォーメーション[4-2-3-1]</span><div style="text-align:center;"><img src="http://ultra-soccer.jp/division_image/TOP/get20190309_23_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(c) CWS Brains, LTD.<hr></div>モウリーニョ監督は、FWクリスティアーノ・ロナウドやMFシャビ・アロンソら前年度に加入した選手を最大限生かせるよう、MFメスト・エジルやMFサミ・ケディラらを初年度に獲得。一方でFWラウールやMFグティら年齢を重ねていたスター選手たちを容赦なく切り捨てた。また、後に欠かせない選手となるMFルカ・モドリッチ、DFラファエル・ヴァランもモウリーニョ政権時に獲得している。 最前線のチョイスではFWベンゼマとFWイグアインに競争を強いていたが、その他はあまり変化させず。ベンゼマが落とし、エジルが前を向き、前線のC・ロナウドが電光石火のシュートを見舞う形は、“世界最高のカウンター”と評された。また、カバーリング範囲の広いDFペペと、インターセプトに優れるDFセルヒオ・ラモスの相性はすこぶる良く、指揮官の重視する守備戦術の根幹を担った。 <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">◆Turning Point!~レヴァンドフスキの悪夢~</span> “スペシャル・ワン”という代名詞を引っ提げてやってきたモウリーニョ監督は、初年度からコパ・デル・レイ決勝で宿敵バルセロナを撃破し、3年ぶりの主要タイトルをもたらした。そして、2年目にはリーガ史上最多勝ち点100、得点121でリーガを制覇。ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で史上最強とも呼ばれていたバルセロナと激しく火花を散らし、対等に渡り合った。 また、初年度からCLでも7シーズンぶりにベスト16を突破。3年連続でベスト4で終わってしまったものの、確実にクラブを前進させていた。しかし、指揮3年目にはロッカールーム内から不穏な空気が漏れ伝えられ、特にクラブのリビング・レジェンドでもあるGKカシージャスとの軋轢はモウリーニョ監督へのバッシングに繋がった。 そして、その2012-13シーズン、CL準決勝1stレグ・ドルトムント戦でFWロベルト・レヴァンドフスキに4得点を奪われて1-4と大敗。既にリーガではバルセロナの優勝が確実視されており、批判は加速することとなった。 結局、10度目の欧州制覇“デシマ”を達成できなかったモウリーニョ監督は、2013年5月に追われるようにして契約解除に同意している。<hr>▽ジョゼ・モウリーニョ 【在任期間】 3シーズン(2010-13) 【戦績】 [2010-11] 公式戦59試合44勝9分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点92) コパ・デル・レイ:優勝 [2011-12] 公式戦58試合45勝7分け6敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:優勝(勝ち点100) コパ・デル・レイ:ベスト8 [2012-13] 公式戦61試合38勝12分け12敗 チャンピオンズリーグ:ベスト4 リーガエスパニョーラ:2位(勝ち点85) コパ・デル・レイ:準優勝 [合計] 公式戦178試合127勝28分け23敗 【主な獲得選手】 MFアンヘル・ディ・マリア、MFメスト・エジル、MFサミ・ケディラ、MFルカ・モドリッチ、MFカゼミロ、DFラファエル・ヴァラン 【主な放出選手】 FWラウール、MFラファエル・ファン・デル・ファールト、MFグティ、MFフェルナンド・ガゴ、MFエステバン・グラネロ、MFラサナ・ディアッラ 2019.03.10 18:00 Sun
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ヴィニシウスがコケに「お前には何もない。俺はCLで2回勝った」 スペインメディアが報じる一部始終

スペイン『マルカ』がレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールとアトレティコ・マドリーのスペイン代表MFコケによるやり取りを報じた。 9月29日にアトレティコ・マドリーのホームで行われたラ・リーガ第8節で激突した両チーム。一部サポーターのベルギー代表GKティボー・クルトワに対する物の投げ込みで一時中断のハプニングもあったなか、1-1のドローに終わった。 この試合ではヴィニシウスがスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンとの接触で倒れ込み、ファウルを要求すると、主将のコケが「立てよ」と言い、一触即発のひと幕も。スペイン『Movistar+』のカメラにその一部始終が残るという。 ヴィニシウスは「お前には何もない。俺はチャンピオンズ(リーグ)で2回勝った」と罵ると、駆けつけたウルグアイ代表DFホセ・ヒメネスが仲裁に。コケはヴィニシウスに皮肉を込めて拍手し、「俺を退場させるんだろ」と返した。 それでも収まらないヴィニシウスはさらに「お前は2敗で、俺は2勝だ。もちろん、お前が下手だからだ。だから、俺はここ(レアル・マドリー)でプレーしている。マドリーでね」と言い放つと、コケは再び皮肉の拍手を送った。 その後、イングランド代表MFジュード・ベリンガムとクロアチア代表MFルカ・モドリッチがそれぞれ間に入り、2人を引き離し、乱闘には発展せず。ヴィニシウスは言葉だけでなく、二本指でCLタイトル数をアピールするなどの行為もあったようだ。 2024.10.01 16:45 Tue

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