メッシ放出のバルサにOBも落胆「彼らはとてつもないミスを冒した」

2021.10.11 17:09 Mon
Getty Images
かつてバルセロナでプレーした経歴を持つ元フランス代表DFのローラン・ブラン氏が、古巣の指揮官に就任する可能性があったことを明かした。スペイン『アス』が伝えている。

2016-17シーズンを最後にルイス・エンリケ監督(現スペイン代表監督)が退任した当時のバルセロナは、様々な候補があった中で、結果としてアスレティック・ビルバオで指揮をとっていたエルネスト・バルベルデ監督を招へい。ブラン氏にも指揮官就任の打診があったという。

同氏は2008-09シーズンにボルドーで2冠を達成した後、フランス代表やパリ・サンジェルマン(PSG)で指揮官を歴任。当時はフリーの状態で、バルセロナ行きにも前向きだったものの、スペイン『Panenka』のインタビューの中で、何らかの理由で実現しなかったと明かした。
「(当時バルセロナのフロントにいた)エリック・アビダルとは、2、3回話をしたよ。もちろん、バルサのような組織の監督になることは私にとっても夢だった。だが、さまざまな理由によってそれは実現しなかった。時期が悪かったのか、誰かが私にその準備ができていないと判断したのだろう。ただ、それが人生だ」

また、ブラン氏は財政難に苦しんでいたバルセロナが、今夏にリオネル・メッシと袂を分かつ決断をしたことにも言及。母国であるフランスのPSGにメッシが加入したことは喜びつつ、バルセロナは痛恨のミスを犯したと嘆いている。
「正直なところ、フランスのサッカー界にとってメッシ、ネイマール、(キリアン・)ムバッペが同じリーグに出場するなんて信じられないことだ。PSGは今別の次元にいるが、リーグ・アンにとってはこうした選手を毎日見られるのはとても良いことだね」

「バルセロナ側から見てみると、彼らはとてつもないミスを犯したと思う。本当にとてつもないミスをね。メッシだけでなく、この4、5年の間、バルセロナには余裕がなく何人も素晴らしい選手を失った。ネイマールやメッシを失うなんてことがあってはならない。彼らの代わりを努めるのは途方もない難しさだからね」

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大ケガから復帰のスペイン代表MFガビがバルセロナと2030年まで契約延長、ペドリに続く

FCバルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(20)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなる。 バルセロナのカンテラ育ちのガビは、2021年7月にファーストチームに昇格。当初はあまり出番がなかったが、スペイン代表を当時指揮していたルイス・エンリケ監督に見出され、スペイン代表で先に活躍を見せていった。 その後チームの中心人物となり、ペドリとともに中盤を支える存在となったが、2023-24シーズンにスペイン代表の活動で重傷。右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷の重傷となり、長期離脱となった。 今シーズンもシーズン序盤は欠場が続いたが、10月に復帰すると徐々に出場時間を伸ばしていき、ラ・リーガで11試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場するなど、復調しつつある状況だ。 バルセロナは30日にペドリとも2030年まで契約を延長しており、中盤を支えるカンテラーノを長期でチームに留まらせることに成功した。 2025.01.31 23:20 Fri

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