インテルに敗れたナポリ、ガットゥーゾは審判に怒りの矛先向ける 「本当に不条理な退場処分」
2020.12.17 13:48 Thu
ナポリのジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が審判のジャッジに怒りを露わにしている。クラブ公式サイトが伝えた。
セリエA4位のナポリは16日に行われた第12節で2位のインテルと対戦。スクデットを争うライバルとの直接対決はこう着した戦況が続いたが、70分にインテルがPKのチャンスを獲得して先制すると、そのまま0-1のスコアで敗戦した。
そのPK判定に納得がいかなかったキャプテンのFWロレンツォ・インシーニェは執拗な講義で退場処分に。ガットゥーゾ監督は試合後、審判に対する不満を表沙汰にした。
「私はまずインシーニェの退場の話がしたい。こうした判定が下されるのはイタリアだけだろう。本当に不条理な退場処分だったと思う。ハイレベルな審判であれば、こうしたことは起こらない」
「もし主審が(インシーニェの暴言を)退場に値すると判断したなら、それは彼が気難し過ぎることを意味している。ピッチで何が起こっているのか、状況を理解してほしいね。自分の機嫌が悪いから試合を整えられないなんて、他リーグなら考えられない」
また、ガットゥーゾ監督はインタビューのなかで試合結果についても触れており、「技術的な面では、我々は素晴らしい試合をしたと思う。インテルよりもはるかに多くのものに値した」と、結果と内容が釣り合っていないことを嘆いている。
セリエA4位のナポリは16日に行われた第12節で2位のインテルと対戦。スクデットを争うライバルとの直接対決はこう着した戦況が続いたが、70分にインテルがPKのチャンスを獲得して先制すると、そのまま0-1のスコアで敗戦した。
そのPK判定に納得がいかなかったキャプテンのFWロレンツォ・インシーニェは執拗な講義で退場処分に。ガットゥーゾ監督は試合後、審判に対する不満を表沙汰にした。
「もし主審が(インシーニェの暴言を)退場に値すると判断したなら、それは彼が気難し過ぎることを意味している。ピッチで何が起こっているのか、状況を理解してほしいね。自分の機嫌が悪いから試合を整えられないなんて、他リーグなら考えられない」
「審判というのは難しい仕事であり、デリケートな役割だともわかっている。だが、私でさえ選手から『Vaffa(くそったれ)』と言われたとしても、その緊張感を理解しているから目を逸らしているんだ」
また、ガットゥーゾ監督はインタビューのなかで試合結果についても触れており、「技術的な面では、我々は素晴らしい試合をしたと思う。インテルよりもはるかに多くのものに値した」と、結果と内容が釣り合っていないことを嘆いている。
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