マッチアップは長友か中山か?メキシコのトリックスター、ヘスス・マヌエル・コロナ

2020.11.17 20:20 Tue
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日本代表は17日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦する。メキシコはFIFAランキングでも日本よりはるか上位の11位に位置しており、今の日本代表の現在地を測るにはいい相手となってくれるはずだ。そんなメキシコ代表の中に生粋のドリブラーがいる。日本代表MF中島翔哉も在籍するポルトに所属するMFヘスス・マヌエル・コロナ(27)だ。

母国の名門モンテレイで育ったヘスス・コロナは、2013年にオランダのトゥベンテに加入。ウインガーの登竜門でもあるエールディビジを舞台にそのスキルを磨くと、2014-15シーズンにはレンタルで加入したFW宮市亮とのポジション争いも制し、2015年にポルトに引き抜かれた。
◆メキシコのトリックスター、ヘスス・コロナのテクニックを動画でチェック


ポルトでは移籍初年度から右ウイングを主戦場にレギュラーを獲得。足裏を使ったスキルや、相手の体重移動を上手く利用した緩急抜群のドリブル突破を武器に、攻撃の核として、在籍4シーズンで公式戦231試合に出場し31ゴール60アシストをマーク。今シーズンも公式戦全10試合に先発出場し、2ゴール6アシストを記録している。
2018年のロシア・ワールドカップ以降、代表から遠ざかる時期のあったヘスス・コロナだが、直近の親善試合3試合には右のウインガーとしていずれも先発出場。コンディションに問題がなければ、日本戦にも出場してくるはずだ。

パナマ戦では[3-4-2-1]のシステムで臨んだ日本代表だが、メキシコ代表戦では[4-2-3-1]のシステムで臨む可能性が高い。その場合、ヘスス・コロナと対峙するのは日本の左サイドバックということになるが、パナマ戦で左ウイングバックに入ったDF長友佑都(マルセイユ)、もしくはクラブで左サイドバックを担うMF中山雄太(ズヴォレ)のどちらかが担うことになるだろう。

今夏に加入したマルセイユでは未だ出場機会が少なく、ややコンディションに不安がある長友なのか、それともテストとしての意味合いもある中山が起用されるかは予測が分かれるところだが、いずれにせよワールドクラスと言って過言ではないドリブラーのヘスス・コロナとのマッチアップ次第では、試合運びにも大きな影響が出てくるはずだ。

日本代表vsメキシコ代表は、17日(火)の29時(18日午前5時)にキックオフを迎える。

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「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす

頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wed
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メキシコがサウジアラビアから今大会初勝利を挙げるも得失点差でGS敗退…《カタールW杯》

カタール・ワールドカップ(W杯)グループC最終節のサウジアラビア代表vsメキシコス代表が11月30日に行われ、1-2でメキシコが勝利した。 グループ3位のサウジアラビア(1勝1敗)と4位のメキシコ(1分け1敗)がグループステージ逆転突破をかけて臨んだ最終節。 初戦でアルゼンチン代表から大金星を挙げるも、前節のポーランド代表戦は完敗を喫したサウジアラビアは、その試合からスタメンを3人変更。アル・マルキやアル・ナジェイ、アル・ブレイクに代えてアル・ガーナム、アル・ハッサン、タンバクティをスタメンで起用した。 一方、4日前に行われたアルゼンチン戦で完敗したメキシコは、その試合からスタメンを4人変更。エレーラやグアルダード、アラウホらを代えてマルティン、エドソン・アルバレス、ホルヘ・サンチェスらをスタメンで起用した。 試合は開始早々の3分にメキシコにチャンスが訪れる。ロサーノのスルーパスからDFの裏に抜け出したベガがGKとの一対一を迎えたが、これは絶妙なタイミングで飛び出したGKアル・オワイスのブロックに阻まれた。 対するサウジアラビアは、13分にペナルティアーク左手前でアブドゥルハミドが倒されて獲得したFKからカンノが直接ゴールを狙ったが、これはわずかに枠の上に外れた。 その後はメキシコがポゼッションでサウジアラビアを上回ると27分、ロサーノの右クロスをゴールエリア左に走りこんだピネダがダイビングヘッドで合わせたが、これはアル・ガーナムのブロックに阻まれた。 ハーフタイムにかけてもメキシコが優位に試合を進めたが、自陣で集中した守りを見せるサウジアラビア守備陣の牙城を崩すことができず。前半はゴールレスで終了した。 迎えた後半、メキシコはベガを下げてアントゥナを投入。すると開始早々の47分、チャベスの左CKをニアのモンテスがフリックするとゴール前のマルティンがゴールに流し込んだ。 今大会初得点を挙げたメキシコは52分にも、バイタルエリア中央手前でマルティンがタンバクティに倒されてFKを獲得。すると左足で狙ったチャベスのFKが直接ゴール右に突き刺さった。 さらに56分には、ロサーノがバイタルエリア中央のマルティンとのパス交換でボックス内に侵入したゴール右隅へシュートを流し込んだが、マルティンのオフサイドと判定され、ゴールは取り消された。 3点目を狙うメキシコは、77分にマルティンとピネダを下げてヒメネスとカルロス・ロドリゲスを投入。すると直後の78分にボックス左から侵入したロサーノが飛び出したGKを引きつけて折り返すと、走りこんだアントゥナに決定機が訪れたが、シュートは相手DFのスライディングブロックに阻まれた。 攻め続けるメキシコは、87分にもC・ロドリゲスのロングスルーパスから相手DFの裏に抜け出したアントゥナが飛び出したGKの脇を抜くシュートでゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でノーゴールに。 その後、フネス・モリやケビン・アルバレスを投入しゴールを目指したメキシコだったが、試合終了間際の95分にナセル・アル・ドサリにゴールネットを揺らされ、痛恨の失点。 結局、試合はそのまま2-1でタイムアップ。最終戦で今大会初勝利を飾ったメキシコだが、得失点差でポーランドを上回ることができず。メキシコとサウジアラビアは揃ってグループステージ敗退となった。 サウジアラビア 1-2 メキシコ 【サウジアラビア】 ナセル・アル・ドサリ(後50) 【メキシコ】 マルティン(後3) チャベス(後7) 2022.12.01 06:10 Thu
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メキシコが最多9度目のCONCACAFゴールドカップ制覇! S・ヒメネスの土壇場弾でパナマとの接戦制す

16日、CONCACAFゴールドカップ決勝のメキシコ代表vsパナマ代表がカリフォルニアのSoFiスタジアムで行われ、1-0で勝利したメキシコが2大会ぶり最多9度目の優勝を果たした。 決勝トーナメントでコスタリカ代表、ジャマイカ代表を連破して決勝進出を決めたメキシコ。これに対し、パナマは招待国のカタール代表、準決勝では前大会王者のアメリカ代表をPK戦の末に破ってファイナル進出となった。 メキシコは最多優勝更新、パナマは大会初優勝を目指して高いモチベーションで試合に入った中、地力で勝るメキシコが試合の主導権を掌握。前半は惜しくもオフサイドで認められなかったFWエンリ・マルティンの幻のゴールを含め、メキシコが優位に試合を運んだ。 しかし、パナマも守勢が続きながらも粘り強い守備で失点を許さず、カウンターやセットプレーを軸にしっかりとフィニッシュまで持ち込む、堂々たる戦いぶりを見せた。 それでも、0-0のまま推移した後半終盤に最多優勝チームが底力を見せる。88分、自陣ボックス内でのボール奪取から自陣中央を持ち上がったMFオルベリン・ピネダからの正確な縦パスを前線で収めたFWサンティアゴ・ヒメネスが巧みなキープとステップワークで一気にDFを振り切ってボックス内まで運ぶと、最後は相手GKのポジションを見極めて正確な左足のシュートを流し込んだ。 そして、途中出場のサンティアゴ・ヒメネスの価千金の先制点を最後まで守り切ったメキシコが、2大会ぶり通算9度目のゴールドカップ制覇を成し遂げた。 メキシコ代表 1-0 パナマ代表 【メキシコ】 サンティアゴ・ヒメネス(88分) <span class="paragraph-title">【動画】S・ヒメネスが土壇場で圧巻の決勝点</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Tremendo contra golpe de Mexico con una gran jugada del bebote Santi Gimenez para marcar el gol para adelantar a Mexico 1-0 sobre Panama. <a href="https://t.co/hbiiY3GeN8">pic.twitter.com/hbiiY3GeN8</a></p>&mdash; Carlos Lamb (@CarlosLamb_) <a href="https://twitter.com/CarlosLamb_/status/1680758681212690435?ref_src=twsrc%5Etfw">July 17, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.07.17 14:49 Mon
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アメリカが2大会ぶり7度目の優勝! 前回大会と同じメキシコとの決勝制する《ゴールドカップ》

北中米カリブ海王者を決めるCONCACAFゴールドカップ2021の決勝が現地時間1日に開催され、アメリカ代表vsメキシコ代表の一戦は1-0でアメリカが勝利した。 アメリカは2大会ぶり、7度目の優勝を飾った。 準決勝で招待国のカタール代表を下したアメリカと、準決勝でカナダ代表をだ土壇場のゴールで下したメキシコの一戦。2年前の前回大会と同じ決勝カードとなった。 正守護神のGKギジェルモ・オチョアが東京オリンピックに参加しているメキシコ。試合は前半から違いが決定機を作っていく中、メキシコのGKアルフレド・タラベラが好セーブを連発する。 互いに決め手を欠いていた試合は90分を終えても0-0のゴールレスに。延長戦に入ると、117分についにスコアが動く。 左サイドでFKを得ると、ケリン・アコスタのクロスをマイルズ・ロビンソンがドンピシャヘッド。これが決まり、アメリカが先制する。 ついに均衡を破ったアメリカは、最後までメキシコの攻撃を凌ぎきりそのままタイムアップ。1-0で勝利し、7度目のゴールドカップ優勝を達成した。 アメリカ代表 1-0 メキシコ代表 【アメリカ】 マイルズ・ロビンソン(117分) 2021.08.02 20:05 Mon

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