「彼は良いDFじゃない」、グリーリッシュに翻弄されたベジェリンをアーセナルOBが酷評!

2020.11.11 16:13 Wed
Getty Images
アーセナルのクラブOBであるケビン・キャンベル氏が、スペイン代表DFエクトル・ベジェリンを酷評している。イギリス『Football Insider』が伝えている。
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アーセナルは8日にホームで行われたプレミアリーグ第8節のアストン・ビラ戦で0-3の完敗。リーグ15位の9得点という相変わらずの得点力不足に加え、この試合では安定傾向にあった守備でも低調なパフォーマンスに終始し、イングランド人FWオリー・ワトキンスに2ゴールを許すなど、リバプール戦と並ぶ今季最多失点となった。この惨敗はチーム全体の低調なパフォーマンスが大きな原因だが、とりわけ守備面で足を引っ張ってしまったのが、右ウイングバックでプレーしたベジェリンだ。同選手はマッチアップしたイングランド代表MFジャック・グリーリッシュに翻弄される場面が多く、右センターバックに入ったイングランド人DFロブ・ホールディングと共に相手の攻めどころとなってしまった。
そのため、アーセナルの下部組織出身でトップチームやエバートンで活躍したストライカーのキャンベル氏は、ビラ戦でのベジェリンの守備に関して強い言葉で非難している。

「アルテタはチームのパフォーマンスと屈服ぶりにショックを受けたはずだ」
「ベジェリンは良いディフェンダーではない。そして、ジャック・グリーリッシュを相手にそのことを露呈した」

「グリーリッシュはエミレーツの左サイドを駆け回っていた。そういった中でディフェンスは相手のウイングに対して一対一で守れなければならない」

「とりわけ、グリーリッシュのようなボールプレーヤーに対しては自分の形に戻るだけでは十分ではない。ボールプレーヤーはディフェンスの周囲を動き回って常に出し抜こうとする。グリーリッシュやバークリーがやったようにね。したがって、ディフェンスはボールに対しても影響を与えていく必要がある」

「もちろん、ベジェリンは周囲の助けを得ることができなかった。多くの人はロブ・ホールディングにそれを期待していたが、彼は復帰したばかりだった。そして、オリー・ワトキンスはホールディングがまだまだ錆び付いていることを明らかにした」

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