アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

2024.06.15 22:04 Sat
54歳の若さで亡くなったキャンベル氏
Getty Images
54歳の若さで亡くなったキャンベル氏
15日、アーセナルエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。

ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。
その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。

エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。

引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。
エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。

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控えに回ったラムズデールの父、ライバルGKラヤは擁護もアーセナルには苦言 「あのやり方は間違っている」

アーセナルのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールの父親が息子の現状を嘆いた。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 2021年夏にアーセナルに加わり、2シーズンにわたってチームの守護神を務めてきたラムズデール。しかし、今シーズンはスペイン代表GKダビド・ラヤが加入したことによりベンチを温める日々が続いている。 そんな中、ラムズデールの父ニックさんが『Highbury Squad』というポッドキャスト番組に出演。主催のソフィー・ニコラウ氏と常駐スペシャルゲストの元アーセナルFWケビン・キャンベル氏に対し、親から見た息子の現状を伝えた。 「アーロンは今この瞬間、ボールを掴んでいた時の笑顔を失ってしまっている」 「難しいことだ。スタジアムで彼を見るのが本当につらいし、笑顔を絶やしてはいけないと皆で彼に言い続けているよ」 ニックさんは結果的にラムズデールから守護神の座を奪うことになったラヤについてもコメント。息子から良い評判を聞いているようだ。 「ダビド・ラヤは素晴らしいゴールキーパーだし、彼のせいではない。彼は加入したばかりで、アーロンが言うには愛すべき男であり、2人で一緒にハードワークしている。それにアーロンは彼がチームに馴染めるようできる限り手助けしようとしているよ」 その一方、ラムズデールと契約延長した直後の移籍市場でラヤの獲得に動いたクラブのやり方に、ニックさんは難色を示している。 「私は何も知らなかったし、家族も何も知らなかった。アーロンは自分がプレーを続られないことをわかっていなかったんだ」 「アーロンはカップ戦要員になるだろうし、ダビド・ラヤはケガや退場といったことがない限りメインになるだろう」 「そのことについて何か言われたわけでもないのに、アーロンはそれを受け入れなければならない。誰からも伝えられていないんだ」 また、ニックさんはラヤの活躍と同時に息子のチャンスが増えることを願っているが、少なくとも来シーズンまでは状況が変わらないとも覚悟しているようだ。 「頼むからチャンスを与えてやってほしい。私の目から見ればあのやり方は間違っているし、そのことについて話すこともできる。でも、それは決まったことだ」 「本当に心からダビド・ラヤを応援しなければならない。彼はもう家族の一員なんだ」 「この状況が続くのが来年の5月、6月までなのかどうか。そうではないはずだし、私の目にはもっと長く映っている。でもそれはまた別の話だ」 2023.11.14 21:09 Tue

器用貧乏はダメ?復活を目指すスミス・ロウにアーセナルOBが助言「1つのポジションにこだわらなければ」

アーセナルOBのケビン・キャンベル氏が、今季目立つことができていないイングランド代表MFエミール・スミス・ロウについて言及した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 昨季は主力の1人としてリーグ戦33試合に出場し、10ゴールを決める活躍を見せたスミス・ロウ。今季はシーズン序盤に鼠径部の手術を行ったことで離脱が続き、復帰したのは1月。しかし、それ以降も固まってしまった序列を覆すことができず、先発出場の機会も得ることができていない。 最近では、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスや、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドがアーセナルの新戦力候補に挙がっている。新たな中盤の選手の加入がスミス・ロウの退団に繋がる可能性もあると一部では考えられているようだが、キャンベル氏はそれを否定。来季は1つのポジションで戦うべきだという見解を示している。 「エミール・スミス・ロウは残留すると思う」 「スミス・ロウは1つのポジションにこだわらなければならないと思う。彼はいくつかのポジションをこなせるが、例えば『8番が良い』と言う必要があるし、それが彼のポジションになるべきだ」 「彼はここでも、あそこでも、どこでもプレーすることができる。でもスペシャリストを迎えてしまえば、彼らがそこでプレーすることになる」 「噂では(グラニト・)ジャカの役割を彼に教えているようだが、それが本当かはわからない。そんなシーズンだった」 スイス代表MFグラニト・ジャカはシーズン終了後のレバークーゼン移籍が近づいているようで、個人条件の部分ではほぼ合意したと報じられている。 2023.05.18 16:05 Thu

冨安健洋の移籍の噂にアーセナルOB「ただの推測だ。起こらない」、インテルのオランダ代表DFとのトレードが浮上

アーセナルのOBが、日本代表DF冨安健洋(24)の移籍の噂に関して完全否定した。イギリス『HITC』が伝えた。 カタール・ワールドカップ(W杯)に日本代表の一員として参加した冨安。W杯前に負傷したことで懸念されたコンディションも、終わってみれば3試合に出場。ラウンド16のクロアチア代表戦では120分間のフル出場を果たしていた。 右サイドバックや3バックの右など、W杯でもユーティリティ性を見せていた冨安。W杯終了後は、日本へと戻らずにUAEでトレーニングキャンプを行っているアーセナルに合流したと報じられている。 そんな中、イタリア『カルチョ・メルカート』は、アーセナルが1月の移籍市場でインテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(26)の獲得を目指していると報道した。 右サイドハーフや右サイドバックでプレーできるダンフリースだが、『カルチョ・メルカート』は代わりに冨安を差し出すことになると報じていた。 加入1年目の昨シーズンはアーセナルの右サイドバックで主軸を務めた冨安。シーズン終盤に負傷し離脱する期間も長かったなか、今シーズンは復帰後は左サイドバックとして起用されている状況だ。 右サイドバックにはイングランド代表DFベン・ホワイトがレギュラーとしてプレー。冨安はバックアッパーとなっており、左サイドバックにもウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーと本職の選手がいるため、難しい立場にあるのは事実だ。 しかし、アーセナルのOBで元イングランド代表FWケビン・キャンベル氏はYouTubeチャンネル『The Highbury Squad』でこの噂に言及。ダンフリース獲得のために冨安をクラブが手放すことなど考えられないとした。 「起こらない。次へ進もう。ただの推測だ。それだけだ。何も起こってない」 「それが起きるかって?恐らくノーだ」 「トミヤスは今シーズン、期待されたほどのプレーはしていない。ただ、それはミケル・アルテタが彼を突然必要としなくなったという意味ではない」 「ベン・ホワイトは8月以来、アーセナルの主要な右サイドバックとしての地位を確立している。ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスが、センターバックとして優れたコンビを見せている」 「ただ、トミヤスはそれでも依然としてエミレーツ・スタジアムにおける強力な選手であり、ダンフリースは優れたウインガーではあるが、オランダ代表との契約は完全に独立しているものだ。誰かが去る必要は全くない」 アルテタ監督も冨安への信頼を口にし、冨安もアーセナルでのプレーに満足感を示している状況。ダンフリースの獲得に手放すことは考えにくいが、1月の移籍市場が開いた時に何が起こるのか注目だ。 2022.12.12 11:30 Mon

「彼は良いDFじゃない」、グリーリッシュに翻弄されたベジェリンをアーセナルOBが酷評!

アーセナルのクラブOBであるケビン・キャンベル氏が、スペイン代表DFエクトル・ベジェリンを酷評している。イギリス『Football Insider』が伝えている。 アーセナルは8日にホームで行われたプレミアリーグ第8節のアストン・ビラ戦で0-3の完敗。リーグ15位の9得点という相変わらずの得点力不足に加え、この試合では安定傾向にあった守備でも低調なパフォーマンスに終始し、イングランド人FWオリー・ワトキンスに2ゴールを許すなど、リバプール戦と並ぶ今季最多失点となった。 この惨敗はチーム全体の低調なパフォーマンスが大きな原因だが、とりわけ守備面で足を引っ張ってしまったのが、右ウイングバックでプレーしたベジェリンだ。同選手はマッチアップしたイングランド代表MFジャック・グリーリッシュに翻弄される場面が多く、右センターバックに入ったイングランド人DFロブ・ホールディングと共に相手の攻めどころとなってしまった。 そのため、アーセナルの下部組織出身でトップチームやエバートンで活躍したストライカーのキャンベル氏は、ビラ戦でのベジェリンの守備に関して強い言葉で非難している。 「アルテタはチームのパフォーマンスと屈服ぶりにショックを受けたはずだ」 「ベジェリンは良いディフェンダーではない。そして、ジャック・グリーリッシュを相手にそのことを露呈した」 「グリーリッシュはエミレーツの左サイドを駆け回っていた。そういった中でディフェンスは相手のウイングに対して一対一で守れなければならない」 「とりわけ、グリーリッシュのようなボールプレーヤーに対しては自分の形に戻るだけでは十分ではない。ボールプレーヤーはディフェンスの周囲を動き回って常に出し抜こうとする。グリーリッシュやバークリーがやったようにね。したがって、ディフェンスはボールに対しても影響を与えていく必要がある」 「もちろん、ベジェリンは周囲の助けを得ることができなかった。多くの人はロブ・ホールディングにそれを期待していたが、彼は復帰したばかりだった。そして、オリー・ワトキンスはホールディングがまだまだ錆び付いていることを明らかにした」 2020.11.11 16:13 Wed

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ユナイテッドが獲得狙うブランスウェイト、売却望まぬエバートンは139億円以上を要求か

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エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

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ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

エバートン史上最多PL出場の主将DFコールマンが1年契約延長「貢献できると感じていなかったらサインしなかった」

エバートンは14日、アイルランド代表DFシェイマス・コールマン(35)との契約延長を発表した。 契約期間は2025年6月までの1年間。エバートンで16シーズン目を迎える。 コールマンは2009年1月に母国アイルランドのスライゴ・ローヴァーズから6万ポンド(約1200万円)でエバートンに加入。公式戦通算422試合で28ゴール29アシストを記録しており、プレミアリーグ通算364試合出場はクラブ史上最多記録となっている。 エバートンの象徴とも言える右サイドバックは、2019年からキャプテンも担当。2023年5月に負ったヒザの大ケガからの復帰を目指して始まった今シーズンは、公式戦15試合でプレーした。 ショーン・ダイチ監督の下でもう1年戦うことを決意したコールマンは、クラブメディアの『エバートンTV』でその喜びを語っている。 「エバートンが僕にとって何を意味するかは誰もが知っている。新しい契約にサインし、世界最高のリーグで戦うこの特別なクラブでプレーし続けられることがとても誇らしいし、光栄に思う」 「僕はこのサッカークラブのために全力を尽くす。ここでの時間を延長できることを本当に嬉しく思っている。全ての瞬間を大切にし、楽しんでいくつもりだ」 「僕にとって、そして全てのエバートンファンにとっての特別な場所であるグディソンでの最後のシーズン(2024-25シーズン限りで移転)になるなんて信じ難いことだ。もちろん僕はその一員でありたい」 「僕はまだピッチ内外でこのサッカークラブのために仕事ができると感じている。グディソンでの最後のシーズンとなれば良い形でシーズンに臨めると思うけど、チームに貢献できると感じていなかったら、契約にはサインしなかっただろう」 「母国のために2試合プレーしたばかりだ。調子は良いし、ピッチ上で選手たちを助けたい。まだ楽しんでいるし、それなら愛するクラブでプレーするのが一番だろう?」 「昨シーズンは監督が僕らのパフォーマンスと共にチームを大いに安定させたと思う。僕はその一員でありたいし、これからもこのサッカークラブの一員であり続けたい」 2024.06.14 20:31 Fri

CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri

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元イングランド代表DFバートランドが34歳で現役引退…1年間の無所属を経て

元イングランド代表DFライアン・バートランド(34)が18日、現役引退を表明した。 チェルシーのアカデミーからトップチームに上がった左サイドバックは下部リーグのチームをローンで転々した後、帰還。チェルシー復帰後にトップチームデビューを果たすなど、57試合に出場した。 だが、ポジションを掴み切れず、アストン・ビラやサウサンプトンにそれぞれローン移籍。その後、サウサンプトンに完全移籍でチェルシーに別れを告げ、2021年夏からスター・シティに移った。 サウサンプトンで通算240試合に出場数を積み上げ、即戦力として期待されてのレスター行きだったが、ケガに悩まされ、2年間トータルで11試合の出場のみに。2023年夏に契約満了で退団し、フリーだった。 代表では2012年8月にデビューし、19キャップを刻んだバートランドは無所属が続くなか、イギリス『スカイ・スポーツ』で「少し時間が経ち、『いつ復帰するの?』、『何しているの?』って質問をよく受ける。だから、正式に引退する。次のステップがすごく楽しみだ」と話した。 2024.06.18 21:20 Tue

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来季のプレミアリーグはユナイテッドvsフルアムで幕開け! 王者シティはチェルシー戦に

プレミアリーグは18日、2024-25シーズンのマッチスケジュールを発表した。 マンチェスター・シティの前人未到となる4連覇で閉幕した今季。引き続きストップ・ザ・シティが合言葉となってくる来季は8月16日(金)に開幕し、同日唯一の試合となるマンチェスター・ユナイテッドvsフルアムがオープニングマッチに決定した。 そのほかの開幕戦では王者シティがいきなりのビッグマッチで、チェルシーとのアウェイゲームに。冨安健洋が所属し、打倒シティのアーセナルはウォルバーハンプトンをホームに迎え撃ってのスタートになる。 また、アーセナル以外の日本人選手所属クラブでは遠藤航のリバプールが昇格組イプスウィッチ・タウン、三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがエバートンと対戦。鎌田大地の加入が噂されるクリスタル・パレスはブレントフォードが相手となる。 ちなみに、最終節は翌年5月25日。昇格組からは上述のイプスウィッチ、レスター・シティ、サウサンプトンだ。 ◆開幕カード一覧 ▽8/16(金) マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム ▽8/17(土) イプスウィッチ・タウン vs リバプール アーセナル vs ウォルバーハンプトン エバートン vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ニューカッスル・ユナイテッド vs サウサンプトン ノッティンガム・フォレスト vs ボーンマス ウェストハム vs アストン・ビラ ▽8/18(日) ブレントフォード vs クリスタル・パレス チェルシー vs マンチェスター・シティ ▽8/19(月) レスター・シティ vs トッテナム 2024.06.18 17:45 Tue

独代表グロスの母国復帰に向けた動きが着々…ドルトとの交渉が進む

ドイツ代表MFパスカル・グロス(33)の母国復帰に向けた動きが進むようだ。 2017年夏にブライトン&ホーヴ・アルビオン入りしてからイングランドでプレーを続けるグロス。中盤の複数エリアをカバーしながら、通算261試合の出場数を積み上げ、今季も公式戦47試合で5得点13アシストとケガ人続きのチーム下で稼働し続けた。 そうしたポリバレント性も生かしながらの継続的な活躍から、昨年9月に32歳で代表デビューし、ユーロ2024のメンバーに。スコットランド代表とのグループステージ初戦に途中から出場し、自国開催での優勝に奮闘中だが、以前から去就も注目される。 ブライトンとの契約が来季までのなか、フランクフルトの関心が浮かび、最近ではドルトムントの参戦報道も。そして、ドイツ国内の移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、ドルトムントとの交渉はより具体化しているという。 現時点でまだ口頭でも合意に至っていないが、極めて前向きに進み、移籍金額は契約が残り1年という状況も鑑みて、700万〜1000万ユーロ(約11億8000万〜16億9000万円)が予想されるそうだ。 2024.06.18 14:35 Tue

リンデロフにフェネルバフチェが興味…モウリーニョと再会か

マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(29)にトルコ行きの可能性が浮上している。 2017年夏にユナイテッド入りのリンデロフ。エリク・テン・ハグ監督になってからも戦力として計算される存在だが、センターバックとしての序列を下げ、売却候補の1人と目される。 契約が来季までのユナイテッドは売るなら今夏となるなか、ドイツ国内をはじめ、幅広く移籍に精通するフロリアン・プレッテンベルフ記者によると、フェネルバフチェが興味を示すという。 フェネルバフチェといえば、来季からジョゼ・モウリーニョ監督が指揮するクラブで、リンデロフにとってユナイテッド移籍時の指揮官。モウリーニョ監督はローマ時代も獲得話があった。 ユナイテッドではセンターバックの補強が取り沙汰されるなか、ラファエル・ヴァランの退団がすでに決定。リンデロフも去るなら、2選手の獲得を目指しうるそうだ。 一方、補強の動きとしてはジャラッド・ブランスウェイトを巡るクラブ間交渉が指摘されるが、移籍金額に溝。ほかにもマタイス・デ・リフトや、レニー・ヨロを注視している模様だ。 2024.06.18 13:55 Tue

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冨安健洋の移籍の噂にアーセナルOB「ただの推測だ。起こらない」、インテルのオランダ代表DFとのトレードが浮上

アーセナルのOBが、日本代表DF冨安健洋(24)の移籍の噂に関して完全否定した。イギリス『HITC』が伝えた。 カタール・ワールドカップ(W杯)に日本代表の一員として参加した冨安。W杯前に負傷したことで懸念されたコンディションも、終わってみれば3試合に出場。ラウンド16のクロアチア代表戦では120分間のフル出場を果たしていた。 右サイドバックや3バックの右など、W杯でもユーティリティ性を見せていた冨安。W杯終了後は、日本へと戻らずにUAEでトレーニングキャンプを行っているアーセナルに合流したと報じられている。 そんな中、イタリア『カルチョ・メルカート』は、アーセナルが1月の移籍市場でインテルのオランダ代表DFデンゼル・ダンフリース(26)の獲得を目指していると報道した。 右サイドハーフや右サイドバックでプレーできるダンフリースだが、『カルチョ・メルカート』は代わりに冨安を差し出すことになると報じていた。 加入1年目の昨シーズンはアーセナルの右サイドバックで主軸を務めた冨安。シーズン終盤に負傷し離脱する期間も長かったなか、今シーズンは復帰後は左サイドバックとして起用されている状況だ。 右サイドバックにはイングランド代表DFベン・ホワイトがレギュラーとしてプレー。冨安はバックアッパーとなっており、左サイドバックにもウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコ、スコットランド代表DFキーラン・ティアニーと本職の選手がいるため、難しい立場にあるのは事実だ。 しかし、アーセナルのOBで元イングランド代表FWケビン・キャンベル氏はYouTubeチャンネル『The Highbury Squad』でこの噂に言及。ダンフリース獲得のために冨安をクラブが手放すことなど考えられないとした。 「起こらない。次へ進もう。ただの推測だ。それだけだ。何も起こってない」 「それが起きるかって?恐らくノーだ」 「トミヤスは今シーズン、期待されたほどのプレーはしていない。ただ、それはミケル・アルテタが彼を突然必要としなくなったという意味ではない」 「ベン・ホワイトは8月以来、アーセナルの主要な右サイドバックとしての地位を確立している。ウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスが、センターバックとして優れたコンビを見せている」 「ただ、トミヤスはそれでも依然としてエミレーツ・スタジアムにおける強力な選手であり、ダンフリースは優れたウインガーではあるが、オランダ代表との契約は完全に独立しているものだ。誰かが去る必要は全くない」 アルテタ監督も冨安への信頼を口にし、冨安もアーセナルでのプレーに満足感を示している状況。ダンフリースの獲得に手放すことは考えにくいが、1月の移籍市場が開いた時に何が起こるのか注目だ。 2022.12.12 11:30 Mon
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「彼は良いDFじゃない」、グリーリッシュに翻弄されたベジェリンをアーセナルOBが酷評!

アーセナルのクラブOBであるケビン・キャンベル氏が、スペイン代表DFエクトル・ベジェリンを酷評している。イギリス『Football Insider』が伝えている。 アーセナルは8日にホームで行われたプレミアリーグ第8節のアストン・ビラ戦で0-3の完敗。リーグ15位の9得点という相変わらずの得点力不足に加え、この試合では安定傾向にあった守備でも低調なパフォーマンスに終始し、イングランド人FWオリー・ワトキンスに2ゴールを許すなど、リバプール戦と並ぶ今季最多失点となった。 この惨敗はチーム全体の低調なパフォーマンスが大きな原因だが、とりわけ守備面で足を引っ張ってしまったのが、右ウイングバックでプレーしたベジェリンだ。同選手はマッチアップしたイングランド代表MFジャック・グリーリッシュに翻弄される場面が多く、右センターバックに入ったイングランド人DFロブ・ホールディングと共に相手の攻めどころとなってしまった。 そのため、アーセナルの下部組織出身でトップチームやエバートンで活躍したストライカーのキャンベル氏は、ビラ戦でのベジェリンの守備に関して強い言葉で非難している。 「アルテタはチームのパフォーマンスと屈服ぶりにショックを受けたはずだ」 「ベジェリンは良いディフェンダーではない。そして、ジャック・グリーリッシュを相手にそのことを露呈した」 「グリーリッシュはエミレーツの左サイドを駆け回っていた。そういった中でディフェンスは相手のウイングに対して一対一で守れなければならない」 「とりわけ、グリーリッシュのようなボールプレーヤーに対しては自分の形に戻るだけでは十分ではない。ボールプレーヤーはディフェンスの周囲を動き回って常に出し抜こうとする。グリーリッシュやバークリーがやったようにね。したがって、ディフェンスはボールに対しても影響を与えていく必要がある」 「もちろん、ベジェリンは周囲の助けを得ることができなかった。多くの人はロブ・ホールディングにそれを期待していたが、彼は復帰したばかりだった。そして、オリー・ワトキンスはホールディングがまだまだ錆び付いていることを明らかにした」 2020.11.11 16:13 Wed

エバートンの記事ランキング

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat
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CB補強に動くユナイテッド、ブランスウェイトと個人合意? エバートンは160億円求む

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンとの交渉に入るようだ。 イギリス『BBC』が報じたところによると、ユナイテッドは選手の代理人と個人条件ですでに合意しているといい、14日イングランドの今夏移籍ウィンドーが開いてから、エバートンとの話し合う見込みだ。 ただ、エバートンは将来の代表でもレギュラーになるとの期待をかけるブランスウェイトを手放したくなく、移籍金もかつてのハリー・マグワイアやヨシュコ・グヴァルディオルと同じレベルを求めるという。 その額は最低でも8000万ポンド(約160億3000万円)。エバートンは今月末までにプレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)をクリアするために選手売却を迫られているとも報じられている。 ユナイテッドの方ではケガ人の多さが主因だが、今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣を補強ポイントの1つに。すでにラファエル・ヴァランの退団が決まっている。 2024.06.14 10:15 Fri
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ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat
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エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat
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ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

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